能登の手染め日記

Jul 11, 2008

私が私であることは？

(6)

テーマ：今日のこと★☆(110119)

カテゴリ：日々

最近、困ったな～と思うのが、いくつかの会の事務や会計など数字や書類をまとめる役割が回ってくること。

私はもともと1人で仕事をしている人間だから、自分のペースで動いていることが多い。
それが組織や集会の事務の係りが回ってきて、全体の組み立てとか流れとか裏方の書類作りとか数字の計算とか、物事の細かい部分をキッチリ行なわないとイケナイ立場になる。

仕事で０,何ミリ単位の絵柄を描く日常で、目が見えないと嘆いている人間が細かい書類や数字とにらめっこし、全体の配慮を行なうなどというのは、本当は勘弁して欲しいというのが私の主張だ（笑
とは言うものの、受けてしまったからにはやるしかない。

そして、挙句の果てに進行の係り。
言っちゃあなんだが、私の仕事は「ものも言わず集中して絵柄に向かうこと」。
若いころは「口を動かさず手を動かせ！」と先輩から怒鳴られ、一日中一言も喋らないで仕事をしていたものだ。それが身に付いていたから、近所でもあまり話をしない人、と思われていたようだ。

だが、最近違うタイプになっている。
今日は、とある会の事務局として資料を作り報告をし、会議と宴会の進行を行なった。これって････もしかして修行か？と思うわ（--;

私らしくあるのは、そういう会議では「たまに一言、私の意見を言う。突っ込みをする」のが私らしい筈だったのに、なんとなく話をまとめてみたり、時間と内容を見計らって進行する。それが係りのために、私らしい突っ込みの意見を言い切れない。･･･いや、それでも言おうとするので無理もあるのだが（笑

こういう時というのは気持ちが消化不良を起こすのだが、それでも午後４時から９時半ころまで３つの会の進行を終えた。殆ど台本どおりだが、その資料も昨日の真夜中に自分で修正していたものだ。（笑
なんとか周囲の声を聞いて会を終えると、たいした進行ではないのだがエネルギーを消費しているな～と思うわ。

う～～ん、この自分の意見を言い切れなかった消化不良さと、不十分な進行の申し訳なさと、
会議を無事に終わらせた開放感とが妙な感じで交錯する。

内容は問わないことにしよう。無事終わっただけで良いと言い聞かせてみる（笑
う～～、正直、私が私であるのが分からなくなる感じでもあるのだ。

たぶん、こういうことも含めで、早く仙人の世界に生きたいのだと思うのだわ。あぁ・・・何時のことなんだろう？（--;

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