能登の手染め日記

能登の手染め日記

Feb 10, 2010
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カテゴリ: 染色
木綿布に椿の花のミニタペストリー完成。

ローで描いた部分は染まらないので模様になる。そこに顔料で葉脈を入れて布の周囲を縫ってアイロンを掛ける。

藍染 椿01.jpg

液状に溶かしたローの濃淡が、白から藍色の地色に溶け込むように階調をつける。花や葉の形とともに、その濃淡の加減によって遠近や立体感を表現する。

ローケツ染と言うとヒビ割れた模様のイメージがあるけれど、この場合はローの液体を筆で描きあげるから墨絵を描く感じに近い。上の画像の色調を反転すると白い紙の上に墨の濃淡で描いた絵のようになる。この階調のバランスをローで表現すれば良い。

と、言葉で説明してみるが分かりにくいかも(^^
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Last updated  Feb 10, 2010 10:00:21 PM
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