能登の手染め日記

能登の手染め日記

May 22, 2010
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カテゴリ: 絵・美術について
絵画教室のメンバー2人がF60号に挑戦することになった。

F60号は趣味で描いている人にとっては、なかなかの大きさで、ぶっつけで描くことは容易ではない。60号を描く前に『描きたいイメージをまとめるため』に、実物のスケッチや写真など資料を用意して一度エスキース(小下絵:こじたえ)を描いてもらう。

エスキースを描く中で『何を描きたいのか?』という問いに対する答えを明確にしたらいい。漠然と描くと絵は何時までも漠然としたままになる。自分が描きたい人物の、静物の、風景のなかで『私は、いったい何を描きたかったのか?』を、もっと掘り下げればいい。



0522-絵画教室

絵を描くときに写真を参考にすることも多くあるが、実は写真そのまま描いたのではデッサンが狂ってしまう。特に人物ではカメラのレンズの種類によってプロポーションが大きく狂う。もっとも、そういう形にデフォルメをしたいのなら話は別(笑

『デフォルメするのは形ではなく、自問して見つけた意識』なのだが。

・・・この説明では少し分かりにくい?・・・例をあげると、具体的に『人物画で優しさを描きたい』とする。だが、それでは曖昧すぎる。優しさにも様々な優しさがある。

人への優しさそのものの場合もあるし、対個人、親への優しさ、子供への、孫への、絵の中のシチュエーションによって優しさの内容を具体的な言葉にできる筈。

その、どれを描きたいのか?どう表現したいのか?どう、表現できるのか?
具体的に、描く人自身の中で明確になっているかが絵に現れる。

作者が明確にしていない意識の絵を、観た人が明確に受け止めることはできないだろう。いや、曖昧な意識であれば、曖昧にしか受け止められないって!(笑

私(観た人)と同じような内容であって共有するのも良いが、作者独自の感覚であれば尚良い。自問し見つけた内容を自分の言葉にするといい。自分自身を掘り下げたところに他人とは違う個性もあるはず。

と・・・言葉では、こういう説明しかできない。
作者は自問して見つけた意識をキャンバスの上で色と形で表すために格闘することになる。実は、『絵も格闘技』なのだ(笑

ともかく、月に1回で2時間の教室では、この大きさの絵を仕上げるのは困難だ。メンバーの皆さんが、家で描く時間をどれだけ持てるか、どれだけ格闘して『見つけた自分の意識を実現できるのか』が課題になる。

そして『格闘しない私=実際には描かない私は、いつものように口先で言うだけ~。頑張って描きましょう。ファイトぉ!って・・・(^^ゞ

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