能登の手染め日記

能登の手染め日記

Sep 30, 2021
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カテゴリ: 染色
黒の染めは化学染料でも天然染料でも難しいが、工房では茶色味のヤシャブシと紫味のゴバイシを混合して染め重ね濃度と色調調整を行っている。他にはザクロの果皮やシャリンバイ、ヤマモモなどを使うことによって色合いを変えることができる。

草木染めの黒はタンニンと鉄イオンの結合によって顔料化した色となる。それによって色の厚みや深みが感じられることもあり、今でもログウッドを使った三度黒と呼ばれる黒染めが着物で好まれることもある。

ここではゴバイシの染め色を確認して、タンニンの鉄媒染の発色に注目してみる。

ゴバイシの絹染め・左からアルミ媒染・銅媒染・鉄媒染・5工程鉄媒染


木綿染め・左からアルミ媒染・銅媒染・鉄媒染・5工程鉄媒染(他は媒染+染めの4工程)


ヌルデの木に付くヌルデシロアブラムシの虫こぶ(乾燥品)を煮出して染め液にする


ゴバイシの使い方で、タンニン地入れを活用した草木染め、手絞り技法


アルミ媒染ではあまりゴバイシの影響が出ないが、鉄媒染が濃く黒っぽく発色する

工房で開発したタンニン成分の鉄媒染による発色を利用した染色技法。ここにゴバイシの秘密の一端があるが、さらに有効な使い方を見つけたい。しかし、私のゴバイシの使い方には、2つの罠が潜んでいた・・・?(^^;

能登ではゴバイシ(ヌルデの木に付くアブラムシの殻)が採取できない。少なくとも工房の近くの山では見かけない。日本の山でも採れる所があるようだが、市販の中国産が安く手に入るので使っている。

ヌルデの木に付く虫こぶ、国産のゴバイシの生も見てみたい、使ってみたい・・・・ゴバイシが採れる場所をご存じの方、教えてください・・・・m(_ _)m

ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。

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Last updated  Oct 1, 2021 04:33:35 PM
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