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『ルネッサンス・デ・アペラシオン』の試飲会場で、一番の人だかりができていたのは、やっぱりルロワのブース。当主のラルー・ビーズ・ルロワさんがみえていたこともあり、異様な熱気であふれていた。当然試飲をするのも大変である。もともと人垣ができているうえに、注いでもらったワインをゆっくり味わう人ばかりで、なかなか人が動かないのだ。そんな中、あちらこちらが赤ワインの2番目を試飲させてもらおうと待っていると、なんとルロワ女史自らボトルを手に取り、試飲グラスに注いでくれたのだ。もう、ビックリするやらうれしいやら。普通、試飲ではワインは飲み込まずに吐き出してしまうものだが、これは吐き出せません!そして、赤ワインの3番目を試飲しようとブースに戻ると、ルロワ女史の手があちらこちらのグラスに伸び、ひょいと掴み取ると、『これにそのワインを入れて』とか言って、まわりのスタッフにワインを入れさせて、『はい、どうぞ』という感じで、あちらこちらに差し出してくれたのだ!マダム・ルロワと真直ぐに向き合い目が合った。高鳴る鼓動、高揚する気分… 『こっ、これが恋というものなのね…』 (んなワケないやろ!!)すみません、興奮しすぎました。興奮してワインの味もあまり覚えておりません。ただ、マダムのまなざしは、とても澄んでいてやさしかったです。
November 30, 2007
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試飲会の最初に訪れたのは、イタリア・アブルッツオのワイナリー 『エミデイオ・ペペ EMIDIO PEPE』ココファームの醸造スタッフY野氏から、『ここはブルースさんがお気に入りなんですよ』と聞き、Y野氏と一緒にブースを訪ねた。先ずは白の『トレヴィアーノ・ダブルッツォTrebbiano d'Abruzzo』ん、色が濃いですね。香や味わいからは、ぶどうの皮由来と思われる要素があります。『これ、醸しじゃないですか?』とY野氏と話合い、質問してみました。『いや、醸しやスキンコンタクトはしていませんよ、 収穫したぶどうを直ぐにプレスしています。 しかし…』ここからが、驚きの連続です!『しかし、プレスに機械は使用していなくて、 人間の足が私達のプレスマシーンなのです。 こちらをご覧下さい』 足??パソコンのモニターに写しだされたのは、木の枠の中にぶどうを放り込み、人間がその中に入って足で踏んで潰している様子。赤ワインのぶどうを足で踏む話は聞いたことがあるが、白ワイン用で足で踏んでいるなんて初めて聴く話だ。こんな荒っぽい潰し方では皮の要素もたっぷりあるのも納得。さらに、赤ワイン(モンテプルチアーノ・ダブルッツオ)は、ぶどうの房を目の粗い金網にこすり付けて梗と実を分離している。それらをタンクに移すのは、バケツを使い人の手で行う。ボトルに詰める時もポンプは使わず人力で行うそうです。Y野氏はすかさず、搾汁率はどれくらいなのか質問。難しい内容なので、ブースにいたインポーターの人では手に負えず、近くのブースからイタリア語の堪能な人を呼び寄せて、話を聞きます。結果、搾汁率は70%とのこと。1トンのぶどうから700リットルの果汁を得ている。発酵や熟成には木の樽は一切使用していなくて、セメントタンクを使用。その理由は、セメントタンクは厚みがあるので、発酵中の温度変化も穏やかで、何か問題があった時にも余裕を持って対処することができるから。ステンレスタンクは薄くて、発酵中のワインの温度変化も急激になるし、タンクの外の温度や振動もすぐに伝わってしまうので良くないのだそうです。また、木の樽は空気との接触があるので、酸化が早く進むので問題があるとのこと。とにかく、ワインそのものを大切にしているので、その他の要素の影響は極力排したいのだという。このワイナリーでは、熟成は普通のボトルの中で行っていて、古いワインの注文が入ると寝かせてあったボトルを立てて熟成中に生じたオリを底に集めてからコルクを抜き、ボトルからボトルへデキャンタージュしているのでそう。その様子の画像では、ボトルとボトルの間には漏斗のようなものは使わずその間隔は5センチくらい離れています。 神業かもしれませんその古いワインも試飲させていただく。(75年のもの赤)おぉ!まるで森のたくさんの花から集めたハチミツのような複雑な香りまろやかに熟成していながら、老化という感じはなく、まさに円熟の味わい。『ワインが本来持っているものをなるべく妨げないことが 長く熟成させるために重要』という言葉の意味をしみじみと感じさせる。このワイナリーのHPはこちら ↓↓http://www.emidiopepe.com/驚きの画像の一部も見ることができます。 ↓↓http://www.emidiopepe.com/ElementiVP/vendemmiaUsa.wmv(赤品種は棚栽培という発見もあります)さすがブルースさん、凄いとこ押さえてますね!
November 28, 2007
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個別のワイナリーについては、 後で書きます きっと書きます 書くつもりです つもりはあるんです午前11時から試飲をスタートし時間いっぱいの午後5時まで居ましたが、やっぱり時間が全然足りません。60のワイナリーのうち試飲できたのは20くらいのものかもしれません。会場中人がいっぱいで身動きとれないし、いやぁ疲れました。個人的には、一昨年のイベントの時と比べて、今回の方がそれぞれのワインの特徴を捕まえやすかったように思います。多分、この2年間の間に自然派のワインにたくさん触れあうことができ、その味わいに大分馴れてきたのかもしれません。はっきり言って2年前は、茫洋とする自然派独特の味わいにつつまれて、ワインごとの個性の違いまで見えてませんでした。今回は前半にオーストリアとアルザス地方のワイナリーを集中して試飲したので、同じ地方でありながら、ワイナリーごとにどれほど個性が違うのか、また、同じワイナリーの中の個別のワインの個性の違いもはっきりと感じることができました。まぁ、あちらこちらもこの2年間の間にちょっとは進歩していたと言うことでしょうか?
November 27, 2007
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『ルネッサンス・ド・アペラシオン』という60の、多くはビオディナミ農法に取り組む生産者たちが来日してのイベント。最寄りの飯田橋駅に降立つと『おはようございます!』と声をかけられた。振りかえると、ココファームワイナリーのスタッフの皆さんたち。しかも、たくさん…。まだ開場もだいぶ前だというのに、皆さん気合い入ってますねー。せっかくなので、ココファーム軍団に混ぜていただいたあちらこちらでした。ココファームからは、なんと11名がやって来ていた。画像:神楽坂の有名な肉まんを購入中 ココファームワイナリーのみなさん (ある人は朝ごはん、ある人は昼ごはんとして…) つづく
November 27, 2007
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先日訪問した 機山洋酒工業 『キザンワイン赤』2006年を飲んでみた。品種は、ブラッククイーン100%赤と言うよりは、紫色系。スパイシーな香りで、開けたては、フレッシュな黒果実系。翌日には、少しシラーのような印象も感じる。しっかりとフレッシュな酸味があり、 ボディは軽めで、余韻はシンプルながら、酸味の中に渋味が顔を出し、その中に極自然な立ち姿。1200円と手ごろな価格ながら、味わいは本格派。お惣菜のコロッケと抜群の相性。生鮭のポワレ、『旬三郎』でフランベし、バジルペーストと『ルミエール』のワインビネガーで味を整えたものとの相性も素晴らしかったです。機山洋酒のある塩山周辺では、以前、某メーカーの『ポート』の名を冠した甘口赤ワイン(もちろん今では『ポート』の名前は使えませんが)の原料用としてこのブラッククイーン種が盛んに栽培されていて、また、先代が仕込んだ古酒を飲んでみて、その独特な『コンソメのような旨み』を体験し、このブラッククイーンの可能性を感じたと言う話をうかがうことができました。ちなみに、前年2005年は非常に濃厚な味わいとなり、インクのような閉じた香りのワインとなったのだそうです。
November 24, 2007
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今回の山梨ワイナリー巡りでは、山梨県北西部の北杜市明野町にある 『ミサワワイナリー』に行ってきました。晩秋の夕暮れ迫る中、ワイナリーの売店とカフェはあちらこちら一行の姿だけ。試飲では『ミサワ 茅ヶ岳 白』 甲州種のフリーラン果汁から造られた、 非常にクリーンな味わいが特徴のワイン。 とても繊細で爽やかな辛口。『ミサワ 甲州蔵印 白』 こちらはプレスワインも使われる甲州種のワインで、 上のものより渋味などの味わいも感じられ、厚みもある。 いかにも甲州ワインといった味わい。『ミサワ あけさくら ロゼ』 甲州とカベルネ・ソーヴィニョン、メルロから造られる やや辛口くらいのロゼで、 甲州的特長と赤品種(セニエによる)のほど良いコクの バランス感がなかなかいい感じ。『ミサワ 茅ヶ岳 赤』 カベルネ・ソーヴィニョンと マスカット・ベリーAから造られた赤ワイン。 こちらもきれいな造りで、 ほどほどの果実味ミディアム・ボディ。 しかし、新樽100%とのことで、 あまり強く焼いていない樽のようなのが救いだが、 かなり樽の風味が強く感じられてしまう。その他、本家の中央葡萄酒のワインもあり、『グレイス・ヴィンテージ甲州2007』 色合いにも、新酒らしい非常に淡いグリーン。 爽やかな柑橘系(ライムのような) 少しコクのある柑橘系(オレンジのような) と二つの柑橘系の香りを持ち、 すっきりとした酸味のある、 クリーンな味わいのとても軽い辛口の白。『グレイス・ヴィンテージ・マスカット・ベリーA2007』 らしいベリー系の香りが愛らしく、 こちらも軽い味わいで、繊細できれいな造り。8ヘクタールの自社畑はワイナリーから少し離れていて、今回は見学できなかったが、今度は、ワイナリーツアーを申し込んで来てみようと思う。
November 21, 2007
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今回は、3軒のワイナリーに立ち寄り、 昇仙峡の紅葉を見に行き、 (ちょっと遅かったのか、あまり綺麗でなかった…) 滝の近くにあった 『ワイン王国』 というところで、 観光客相手に、怪しい外人さんが試飲をさせていたので、 混じって試飲して 『はぁ~そうなんですかぁ~』 とか言って来ました。
November 19, 2007
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今日は、 旭洋酒『三郎の葡萄酒』旬バージョンを飲む。このワイン、旭洋酒で以前醸造をしていた方のスタイルを継承したワインで、その方の名前を頂いて名づけられたもの。で、今回は《旬》バージョンこちらは、昨年醸造したものを、すぐに一升瓶に保存しておいたもの。このワインの通常バージョンはタンク保存しておき、在庫がなくなると順次ビン詰めするため、時期により微妙に味わいが異なり、また、独特のコクもこの保存による微妙な酸化熟成が寄与しているものと思われる。(酸化熟成を前提に造られているので、この味わいは大いにアリ)日本酒で言うところの『瓶取り』つまり、醸造直後から味わいの変化の少ない状態のワインであり、『三郎の葡萄酒』の新たな一面だ。色合いは、『三郎』特有のやや濃い感じ。香りは原料の甲州らしい少しオレンジのような柑橘系を感じ、『三郎』らしい、少しアルコールの高さを感じさせるニュアンス。(アルコール度数13度)独特の厚みはあるものの、通常バージョンよりすっきりとした味わいが特徴だ。『三郎』は開栓後しばらくたってからベストの味わいになることでも知られているが、この《旬》は何日後にベストになるのだろう?(と言いつつ、すでに1/3ほど飲んでしまった…)
November 16, 2007
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今日は、このブログを開設してから799日目明日、11月15日で区切りの800日。そして、明日はボジョレー・ヌーボーの解禁日。あと1時間半くらいですが…もしかしたら、もう味わっている人もいるのかもね。今年の出来具合はどうなんでしょう?あちらこちらは飲んでないですよ。まだ、11月11日解禁のオーストリアの新酒『ホイリゲ』も飲んでません。
November 14, 2007
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オーストリア・ワインのインポーターA社の社長さんから伺った話。オーストリア・ミッテルブルゲンラント地方でワインを造っていた当時。ハンガリーとの国境線から50メートルくらいのところにあるぶどう畑で、作業をしていると、国境の向こうでは、馬に乗った兵士が行ったり来たり。監視小屋の上では、マシンガンを持った兵士がにらみを利かせていたという。旧西側世界と旧東側世界の最前線を日々体験されていたようです。東側体制を崩壊させるきっかけとなったのはこの近くの国境を、主に旧東ドイツ人たちが『ピクニック』と称して越え始めたのが始まりではなかったかな?
November 13, 2007
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オーストリア・ワインの新酒『ホイリゲ』の解禁シーズンですが、解禁日に大きな意味を感じないあちらこちらは赤ワインを開けました。 ↓↓『ホイリゲ』その他の新酒ワインは、醸造後、しばらく置いたほうが、経験上あきらかに美味しいので…で、本日のワインは、 ザーヘル『サンクト・ローラント・レゼルヴェ』2004年首都ウィーン南部のマウアー地区のワイナリーのもの。収穫から3年を経て、このワインは飲み頃に入ったみたい。色合いには、未だ紫を少し残すが、少し薄い色合いに変化しつつあるところか?もともと『濃い』という感じではなかったし、ピノ・ノワールに近しい品種であると信じられているサンクト・ローラントらしい色合いかも。一方、香りはかつての閉じこもったものから、少しずつ開いて来たものの、どうも、この子はピノのような妖艶さではなく、ぶどうの持つ自然な姿に戻りつつあるようだ。口に含むと、明確な酸味が芯にあり、しなやかな味わいの中にもスパイシーさがあり、独特の個性を持ったワイン。そのスパイシーさは、シラーのワインの(ボデイーは別として)輪郭を彷彿させるものがあります。明日は、都内でオーストリアワインの小さな試飲会に行く予定で、今日は、オーストリアの赤ワインの復習もかねて飲んでみました。
November 11, 2007
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北海道ワイン株式会社の 『おたる・ヴィラージュ・ヌーヴォー』2007年浦臼町鶴沼産ぶどう100%で、使用品種は『ミューラー・トゥルガウ』日本では珍しい品種ですが、ドイツやオーストリアでは割りあいポピュラーな品種です。以前は リースリングとシルヴァーナーの交配によるぶどうと言われていましたが、最近になり違う品種であったと確認されたのではなかったかな?ほとんど色づきのない透明な感じ。香りは控えめながら、フラッシュなライムのような爽やかな感じ。ほんの少しミネラルもしくは白い花のような香りがあり、味わいにもそれらの爽やかなイメージがあり、ほんの少しオレンジやみかんのような柑橘の雰囲気。フレッシュな酸味が小粋な感じを演出するシンプルでクリーンな味わい。気軽に楽しめるタイプのワインと言えましょう。その特徴から、やや冷やしめにして爽やかな味わいを楽しむワインだと思います。
November 7, 2007
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今回は、新酒の赤ワインを飲みました。 サントネージュ『しぼりたて山形・メルロ』2007年山形県蔵王山麓産メルロー種などを使用し、酸化防止剤無添加で造られたワイン。最初は、酵母の影響か?少し漬物のような香りがあり、だんだんとメルローらしい香りがはっきりと現れてくる。ダークチェリー・ブルーベリーのような香りもあり、ボディーは軽く、しなやか。少し酸味が際立つのがいかにも山形らしい味わいですね。メルロー以外はブラッククイーンも使われているのでないでしょうか?(勝手な想像です)酸化防止剤無添加ながら、開栓後のみの冷蔵保管をうたってあるのは、フィルターによる酵母の除去をしているのかもしれませんね。生カキを二杯酢+柚子 にも十分対応できました。
November 6, 2007
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今日飲んだのは… 金井醸造場 『キャネー・デラウェア・万力プラス』2007年金井さんの育てたデラウェアと以前、勝沼の某ワイナリーで栽培を担当されていた小林剛士さんが栽培したのデラウェアを『プラス』して自然発酵に造られた白ワイン。色合いは、けっこう濃い目で、トップノーズは、新鮮な青りんごのような爽やかで清潔な香り。グラスの中でしばらく置くと、ぶどうからワインになるには酵母が必要、ということを、あらためて気付かせてくれる香り。しっかりと醸された日本酒(純米酒)のような印象も…。口の中に含んだときは、スッと身体に馴染むさりげない存在ながら、次第にじんわりと綺麗な酸味が押し寄せ、その酸味を愛でている間に、青りんごの繊細な果実味から、透明な美味しい水のような素直な引き際を見せてくれる。今年の金井さんのデラの特徴は、 『綺麗な酸味』の存在収穫時期の早いデラウェアだけに、梅雨明けが遅く日照が不足気味だった今年の7月の天候の影響を受け、ぶどうの熟すのが遅れたとのことですが、自然でキレイな酸味の存在は、決して嫌いじゃありません。いや、あちらこちらはかなり積極的に好きです。このワイン、かつての同じようなワインは、確か1600円だったような気がしますが、今年のワインは、なぜか1300円になりました。今日は、スーパーで日本の新酒ワインを2種類購入。オーストリア・ウィーンの新酒『ホイリゲ』も火曜日くらいには入荷してくるようで、しばらくは新酒三昧かな?
November 4, 2007
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