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観音山 普門院
本尊:釈迦如来
札所本尊:聖観音(聖徳太子御作)
観音山 普門院の創建は不詳ですが江戸時代以前は弘前城普門院(弘前市)の南側にある重森山山頂にあった観音堂だったと言われています。重森山は弘前城を見下ろす高台だった為、慶長16年(1611年)弘前城が完成すると、城の防衛上問題視され元和元年(1615年)には重森山頂上が切り崩され、観音堂は金沢の地に移されました。
歴代弘前藩主から庇護され、延宝6年(1678年)には四代藩主津軽信政が観音堂を再建し、別当を蘭庭院と定めると、蘭庭院を菩提寺とした久祥院(信政の生母)から閻浮檀金観世音像が寄進されています。
現在の観音堂は享保3年(1718年)の火災焼失後に再建されたもので、寄棟、鉄板葺、桁行三間、正面一間切妻向拝付、境内には鐘楼や閻魔堂、延命地蔵堂などが建立されています。
寛永年間(1748~1751年)には津軽三十三観音霊場の結願所に定められ広く信仰を集め寺運も隆盛しました(当初は四番札所)。大正7年(1918年)に寺院の格式を得て寺号を普門院に改称しています。
普門院の寺宝である十一面観音像は寛文年間(1661~1672年)に円空和尚によって制作されたものと伝えられる仏像で像高175.3㎝、幅46.0㎝、厚さ14.6㎝、一木造、ヒバ材、円空独特の作風を持ち、古くから信仰の対象になった経緯などから昭和59年(1984年)に弘前市指定有形文化財に指定されています。
又、境内にあるスギ林は弘前市の保存樹に指定されています。





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