PR
カレンダー
キーワードサーチ
サイド自由欄
カテゴリ
コメント新着





巌谷山 如意輪寺
真言宗智山派
中興開山:性空僧都
本尊:如意輪観音
歴代住職
- 江戸期不明
- 中興十四世:白井永雅
- 十五世 白井憲阿
- 十六世:千田実昌
- 十七世:菊地英良
霊場札所
- 十八世:菊地英寛
- 新江刺八十八ヶ所十九番札所
- 江刺三十三ヶ所二十八番札所
- 陸中十三佛三番札所
如意輪寺は、数多い極楽寺の塔頭の中の中畑坊が独立して寺院となったものであり、寺院内には古代からの優れた仏像が安置されております。
天安元年(857年)大和朝廷から準官寺として指定された極楽寺には、別当坊・北乃坊・東乃坊・大井坊・額頭坊など36の塔頭があったと伝えられています。そのうち 如意輪寺が建っている場所には、これら坊舎の中心をなす中畑坊があったと伝えられ、当時では金堂に匹敵する重要な堂宇ではなかったかと考えられています。
そこに応永5年(1398年)に性空僧都が寺院を再興しました。また一説には大平山と呼ぶ近郊の山の麓にあった如意輪坊を移したとも伝えます。
寛永7年(1640年)、伊達藩の一家で重臣だった中目長次が江刺郡上門岡村(現江刺市)に封じられたとき、如意輪寺と改めて中目侯の菩提寺となり、仙台の龍宝寺末寺となりました。しかし間もなく山火事で類焼し寺宝や古記録も失いましたが、幸い本尊の如意輪観音は難を逃れたと伝えています。しかし、最近の発掘では火事の跡が出てこないともいいます。
いずれ本堂棟札に元禄8年(1695年)広栄法印の代に大檀那 伊達二十代綱村公で再建したとありますから、現在の本堂はそれ以来火災に遭っていないことになります。
説法釈迦如来坐像を中心に、右側には獅子に乗った文殊菩薩、左側には象に乗った普賢菩薩が安置されています。いずれも鎌倉時代初期の作で、宋の彫刻様式をもつ優れた仏像です。宋様式の仏像は関東以北ではこの仏像以外に全くなく、しかも説法の姿をしている釈迦如来を中心とした文殊・普賢の釈迦三尊像は、同一人の作ではないかと考えられ、岩手県の指定文化財です。
なお、普賢菩薩の胎内に木彫の長足五輪塔が祀られていて、これは岩手県最古のものです。








三十一番札所:如意山 眞行寺 観音堂 疫… 2026年05月15日
三十二番札所:岩谷堂山 多聞寺 人首川の… 2026年03月21日
二十八番札所:東光山 醫王寺 岩手最南端… 2026年02月08日