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鑑賞日:2016年6月19日(日)14:00開演入場料:¥5,000 (B席:2階G列) 【主催】日生劇場(公益財団法人ニッセイ文化振興財団)NISSAY OPERA 2016オペラ「セビリアの理髪師」ロッシーニ作曲全2幕(イタリア語上演/字幕付)会場:日生劇場指 揮:園田 隆一郎演 出:粟國 淳管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団合 唱:C.ヴィレッジシンガーズ装 置:横田 あつみ照 明:大島 祐夫衣 裳:増田 恵美振 付:伊藤 範子舞台監督:幸泉 浩司演出助手:上原 真希、奥村 啓吾合唱指揮:及川 貢副指揮:大川 修司、鈴木 恵理奈、石崎 真弥奈コレペティトゥア:星 和代、平塚 洋子、河原 義出演:アルマヴィーヴァ伯爵:山本 康寛 ロジーナ :中島 郁子 バルトロ :久保田 真澄フィガロ :上江 隼人 ドン・バジリオ:デニス・ビシュニャ ベルタ :藤谷 佳奈枝 フィオレッロ:清水 勇磨 士 官 :妹尾 寿佳アンブロージョ:木谷 圭嗣公証人 :及川 貢感想: 日生劇場主催のオペラ公演。「セビリアの理髪師」とのことで、時々雨粒が降る梅雨の曇り空の下、有楽町まで出掛けた。 オケピット中央にはチェンバロが指揮者側に鍵盤が向けられ置かれ、弾き振りでの演奏。園田隆一郎は欧州で活動中の指揮者で、昨年より藤沢市民オペラ芸術監督にも就任している。序曲から軽快なテンポで、期待が膨らむ。 舞台は中央が高くなった部分の前後中央が高い壁(幕の絵が書かれている)で隔てられている。舞台の両脇には高い木枠の塔があり、その下部の歯車を出演者が回すと舞台が回転して場面転換となる。中央の高い壁は場面に合わせ開閉し、バルトロ邸前広場、街並み、バルトロ家室内、入り口やバルコニーに瞬時に転換する。衣装も原作のイメージ通りで違和感なし。 フィガロのアリア「町のなんでも屋」ではデフォルメされ絵に書かれた街並みが現れ、ドン・バジリオのアリア「中傷とはそよ風です」では噂を広める影武者たちが踊ったり、フィガロとアロンゾに化けた伯爵がバルトロを布でぐるぐる巻きにしたりと解りやすい演技が入る。 客席の子供たちの笑い声も多く聞かれ、親子連れにも配慮された演出で好感が持てる。 歌手は、ベテランのフィガロ役の上江隼人、バルトロ役の久保田真澄、ドン・バジリオ役のデニス・ビシュニャが表情豊かな歌声と演技でオペラ・ブッファらしい作品を楽しむことが出来た。 ロジーナ役の中島郁子は、カヴァティーナ「ある声が今しがた」始めよく歌えていた。 アルマヴィーヴァ伯爵役の山本康寛は装飾音符を丁寧に歌っているのだが、テンポが緩み盛り上がりに欠けてしまう。最後のアリアは省略しても良かったのでは。 全体としてまとまっており、解りやすい演出、ホールの大きさも作品に合っており、ロッシーニらしいオペラを楽しむことが出来た。アリアでは歌手に合わせたテンポ、盛り上がる重唱部分では全体を引っ張って行くスピード感を維持しており、指揮者の功績でしょう。 ロッシーニオペラは10月びわこホール「ドン・パスクワーレ」を確保しており、今から楽しみ。End
2016.06.19
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公式HPには約42万9千人の記載のみだが、なぜかフレンズ専用HPには過去同様の結果が報告されており、これまで11回の比較表に追加。年 回期間テーマ来場者数 フォーラム 全体チケット 販売数 有料/無料 公演数2005年 第1回4/29 -5/1ベートーヴェン と仲間たち306千人 324千人109千枚120/2092006年 第2回5/3 -5/6モーツァルトと 仲間たち490千人 695千人160千枚145/3772007年 第3回5/2 -5/6民族の ハーモニー660千人 1,060千人200千枚181/4732008年 第4回 5/2 -5/6シューベルトと ウィーン640千人 1,004千人182千枚221/5292009年 第5回5/3 -5/5バッハと ヨーロッパ411千人 711千人137千枚168/4192010年 第6回5/2 -5/4ショパンの 宇宙420千人 808千人141千枚175/3582011年 第7回5/3 -5/5とどけ!音楽の力 広がれ!音楽の輪 タイタンたち146千人 ・・・・人45千枚90/1752012年 第8回5/3 -5/5サクル・リュス ロシアの祭典360千人 460千人123千枚159/1922013年 第9回5/3 -5/5パリ、 至福の時414千人 516千人138千枚135/2092014年 第10回5/3 -5/510回記念 祝祭の日431千人 612千人151千枚147/3662015年 第11回5/2 -5/4PASSIONS パシオン367千人 427千人122千枚135/3952016年 第12回5/3 -5/5ナチュール 自然と音楽366千人 429千人114千枚126/340 フォーラム来場者数366千人は、昨年比-1千人で3日間公演9回の中で下から3番目、来場者数は429千人と昨年比+2千人で、5/3,4訪場時の会場周辺の空き具合の状況に合っている数値。 今年は有料公演会場からよみうりホールがなくなり、少し離れた日比谷野音4回だけの追加で現状維持が出来た結果。 大手町周辺エリアの来場者もほぼ昨年通りの63千人で数字的には、昨年度と同等な結果と言えるでしょう。 「自然と音楽」のテーマで、昨年の「パシオン」よりは興味が湧き、家族連れが増えたかな? 5/4聞いた小曽根真たちの「動物の謝肉祭」やローザンヌ声楽アンサンブル「天地造像」の演奏は素晴らしかったが、公演は1回のみ。1回/日の公演があれば、そう少し集客できたのでは? スタッフの方はボランティアがなくなり特に問題は感じなかったが、ボランティアの手作り感がアルバイト的になって少々残念。 来年のテーマは「ダンス」とのことで、舞踊曲は無論のこと、バレー、ワルツ、タンゴ、サンバ、アイリッシュ等、どこまで広げるのか? 屋外でマーチング+チアリーダーなんてのも盛り上がりそう。 それから、毎年書いているように、本家ナント同様に公演直後のコンサート生録音CD、スマホ用音楽ファイル購入を出来るようにして欲しいのだが。End
2016.06.15
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鑑賞日:2016年6月5日(日)10:00開演入場料:¥3,600 (スクリーン5・J列) 【制作・配給】松竹(株) METライブ・ビューイング2015-16R.シュトラウス作曲歌劇「エレクトラ」(全1幕、ドイツ語/日本語字幕付)会場:名古屋ミッドランドスクエアシネマ(スクリーン5) (MET上演日 2016年4月30日)指揮:エサ=ペッカ・サロネン演出:パトリス・シェロー管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団出演:エレクトラ:ニーナ・ステンメクリテムネストラ: ヴァルトラウト・マイヤークリソテミス:エイドリアン・ピエチョンカエギスト:ブルクハルト・ウルリヒオレスト:エリック・オーウェンズ他感想: METライブ・ビューイングの今シーズンラスト公演を観に、小雨の中、名古屋駅近くのミッドランドスクエアまで出掛けた。 演目は初めて見るR.シュトラウス「エレクトラ」。歌劇としては「サロメ」の次の作品であり、1幕もので女性主人公のタイトルロールなど共通点が多い。「ばらの騎士」や「ナクソス島のアリアドネ」等の脚本を手がけたホーフマンスタールとの共同第1作目でもある。 冒頭フレミングの作品紹介の後、ステンメ、サロネン、ゲルプ総裁との対談が5分程あり、開演。 幕が上がると宮殿の庭だが、灰色の壁に囲まれた暗い場所。衣装は時代設定とは無関係な現代衣装で黒や灰色中心の薄汚れた色合い。下女たちが掃除していると、突然大音量のオケが鳴る。オーケストラの構成は譜面指定通りなら、116名必要とのことで、ワーグナーの指輪の108人を超えるとのこと。 このすさまじい音量の中でもタイトルロールのニーナ・ステンメの声は飛び出て聞こえてくる。1幕と言えども約100分ほとんど出ずっぱりで歌い続け、連続する高音も最後まで歌いきり素晴らしい。 本作品がほとんど上演されないのは、これだけ歌言える歌手が希薄なためでしょう。 他の出演者も皆さんオケに負けな声量で、クリテムネストラ役のヴァルトラウト・マイヤーもメゾとは思えない高音を楽々、思いを込めた歌唱だった。 100分間大音量の緊張感が続くため客席側も疲れる作品。客席は5割程度の入りで少な目で珍しい演目の影響でしょうが、このような素晴らしいマイナー作品を取り上げるのも流石MET。 既に来シーズンの公演紹介があり、本タイトルロールのニーナ・ステンメがイゾルデを歌うラトル指揮「トリスタンとイゾルデ」やフレミングが元帥夫人、ガランチャがオクタヴィアンの「ばらの騎士」等、素晴らしい演目が予定されており、今から楽しみだ。End
2016.06.05
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