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鑑賞日:2019年5月28日(火)19:00開演入場料:15,000円(B席2階Q列) 【主催】(財)水戸市芸術振興財団水戸室内管弦楽団・別府アルゲリッチ音楽祭共同制作水戸室内管弦楽団第103回定期演奏会会場:水戸芸術館コンサートホールATM曲目:<第1部>指揮者なし ハイドン:交響曲 第6番 ニ長調 Hob.I-6〈朝〉 (コンミス:田中直子) ウェーベルン:弦楽のための5つの楽章 作品5<第2部>指揮:小澤征爾、ピアノ:マルタ・アルゲリッチ ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品19 (コンマス:豊嶋泰嗣)<アンコール> ピアノ:マルタ・アルゲリッチ、 ホルン:ラデク・バボラーク シューマン:幻想小曲集op.73 出演:ヴァイオリン:安芸晶子、植村太郎、小栗まち絵、佐分利恭子、島田真千子、 瀬川祥子、双紙正哉、竹澤恭子、田中直子、豊嶋泰嗣、 中村静香、三上 亮、依田真宣、渡辺實和子ヴィオラ :川崎雅夫、川本嘉子、鈴木 学、店村眞積チェロ :上村 昇、辻本 玲、原田禎夫、宮田 大コントラバス:池松 宏、助川 龍フルート :アルベルト・アクーニャオーボエ :アーメル・デスコット、南方総子ファゴット :マーク・ゴールドバーグ、鹿野智子ホルン :ラデク・バボラーク、猶井正幸チェンバロ :小林万里子感想: 有名な水戸芸術館専属の水戸室内管弦楽団の演奏会を聞きに、仕事後、霧雨の中、五軒町の水戸芸術館まで出掛た。 開演15分前に到着、パイプオルガンが設置されているロビーを抜け、ホール入口でプログラムをもらい客席へ。当芸術館は先日「プリツカ―賞」受賞した磯崎新氏の設計で音楽ホール、演劇劇場、美術ギャラリーに加え中央に広場、そして100mの塔まである複合施設で来年3月で竣工30周年とのこと。 客席は満席、と言っても約620席。今回舞台裏の2階席となってしまったが、よく響くホールで、問題なく聞こえる。 第1部1曲目はハイドンの交響曲第6番〈朝〉。ステージ中央にチェンバロが置かれ、指揮者なしで演奏される。4楽章構成で、各楽器にソロパートがあり、皆さん上手い。 一度メンバー全員が退場し、次は弦楽のみが入場。 2曲目は最近演奏される機会が多いウェーベルン作品から「弦楽のための5つの楽章」。もともと弦楽四重奏の作品を弦楽合奏へ編曲されたもの。現代音楽で、不協和音で不気味さを漂わせ、特殊な奏法があったりで、それなりに楽しめました。 休憩を挟んで、第2部はベートーヴェン「ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品19」。ピアノが舞台前方中央に置かれ、管弦楽が登場。コントラバス2本も加わる。そしてアルゲリッチ(77才)に手を引かれ、小澤征爾(83才)が登場。今回の演目は5/24(金)東京オペラシティーホール、5/26(日)・28(火)水戸芸術館で演奏されたが、5/26(日)は体調不良で小澤征爾が降板となり指揮者無しで演奏となったとのこと。 小澤征爾は客席へ挨拶の後、指揮台に置かれた椅子に着席。今回譜面台も置かれ、指揮棒は持たず、楽譜を見ながらの指揮となった。 第1部と違い、楽団員の緊張が伝わってくるが、指揮に合わせゆったりとしたテンポでの演奏。 何と言ってもアルゲリッチのピアノの音色が素晴らしい。フォルテでも濁らず、音の粒が浮き出て、管弦楽の中でも全て聞こえて来る。今回舞台裏席なので、指揮者、ピアニストの手元がよく見える。テンポを合わせる小澤征爾の息(唸り声)も聞こえて来た。 演奏が終わると、客席はスタンディングオベーションで指揮者、ピアニストを称える。 カーテンコールが何度も続き、アンコールはシューマン「幻想小曲集op.73」がアルゲリッチのピアノ、ラデク・バボラークのホルンで演奏された。 「幻想小曲集op.73」はクラリネットとピアノとの室内楽曲のようで、クラリネットパートをホルンで吹くとは驚き。 購入時は日本の管弦楽にしては料金を高く感じたが、素晴らしい演奏とホールの音響で幸せな時間を過ごすことが出来て、相応の料金であったことを納得。 次回定演は10月に予定されており、今から楽しみだ。End
2019.05.28
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鑑賞日:2019年5月12日(日)17:00開演入場料:9,500円(注釈付指定席:一塁側A42ブロック16列) 【主催】キョードー横浜サザンオールスターズ LIVE TOUR 2019「“キミは見てくれが悪いんだから、 アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!」会場:埼玉 メットライフドーム(旧西武球場ドーム)出演:サザンオールスターズ ボーカル、ギター:桑田佳祐 ベース:関口和之 ドラム:松田弘 キーボード、ボーカル:原由子 パーカッション:野沢秀行感想: 山の神から「サザンのコンサートに行きたい」とのリクエストでダメ元でローソン先行抽選に申し込むも、もちろん外れ。 どうせ無理と思いつつも、少々不便な西武ドームの最後の一般発売で奇跡的にWebに繋がり、「注釈付」なるもチケットが取れてしまったので、山の神と所沢のメットライフドーム向かった。 開演1時間前に着くように出掛けたが、まず西武池袋駅で予定の準急が満員で乗れず。1本遅らし西所沢駅に着くも、ホーム向かいの西武球場前行が満員でまた乗れず。ホーム渡って、次の当駅始発各駅でどうにか約30分遅れで西武球場前に到着。そこから人の波に連れられて並び、身分証明書による本人確認後に座席チケットを発券。荷物検査はなし。 さらに球場内の人の列に付い行き、どうにか開演15分前に座席に辿り着いた。 「注釈付指定席」なので、両脇か、機材で正面が見えないだろうと予想したが、一塁側前側のAブロック16列目。確かにスピーカー・照明用の鉄塔があるものの、4本の細い鉄骨のみで、ステージ正面を直接見ることが出来る、なかなかの良席。 サザンは転売対策もありファンクラブ枠含め、全席が当日のランダム座席指定としており、最終申込みでも良い席なる可能性があり、今回はラッキーな方だった。 客席は年齢層が幅広く、当方も違和感なし、バンドの歴史を感じさせる。 約5分押しでアナウンスが入り、開演。今回デビュー40週年とのことで、ヒット曲はほとんど演奏されず、新旧取り混ぜての演奏。MCはなくどんどん演奏される。 途中のメンバー紹介MCだけは時間を取り、メンバー毎にネタが入り、客席の爆笑を取っていた。 全曲、歌詞が大型ビジョンに流れるので、よく分かる。日本語、英語取り混ぜ、日本語も古語や方言もあり多様。音楽も、ロック調、昭和歌謡曲風、サンバ、島唄風など多種多彩で、この音楽に多様な歌詞を乗せて歌えるのは、桑田佳祐のみでしょう。 歌詞に合わせダンスが入ったり、大型ビジョンもステージだけでなく、歌詞に合わせた色々な映像が入り楽しめる。また入場しにLEDリストバンドが配られ、曲に合わせて色が変わり、球場内が盛り上がる。 過度にならない色々な演出でコアなファンでなくても楽しませる所は40年の蓄積でしょう。 本当はアンコールまで居たかったものの、行きの交通機関や入場時の混雑から開演から2時間超えた所で退席、おかげでスムーズに帰宅できた。 山の神は、西武ドームは遠いので、次回は横浜か東京を希望とのこと。End
2019.05.12
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鑑賞日:2019年5月5日(日)ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2019Carnets de voyage-ボヤージュ 旅から生まれた音楽(ものがたり) 【主催】東京国際フォーラム昨年はイタリア旅行と重なりパスした5月GW恒例のラ・フォル・ジュルネ、今年のテーマは「ボヤージュ 旅から生まれた音楽(ものがたり)」。「さまざまな時代の作曲家たちが旅先で得た刺激の下に書き上げた名作の数々が主役となって、音楽祭を華やかに彩るのです。」とのことで、ある程度『旅』に関連した作品や作曲家を取り上げているが、縛りすぎないのがLFJの良いところか。これまで毎年参加していたローザンヌ声楽アンサンブルの来日もなく、余り興味持てる公演もないため、最終日の5/5の2公演のみチケットを確保し、山の神と東京国際フォーラムまで出掛た。ガラス棟に入ると、第15回のモニュメントあり。これまであったガラス棟天井中央の大きなポスターはなく、青い帯が数本吊るされているのみ。グッズ売り場も種類が少なく、これまでの売れ残りもちらほらで寂しい気もする。まずはホールB7へ公演番号:325/ La Nuit devoilee ヴェールを剥がれた夜 日時:2019年5月5日(日・祝) 17:00~18:00 会場:東京国際フォーラム ホールB7 入場料:¥2,800(指定席2列目)曲目<第1部:暗闇にシューシューいうもの・・・・・> タルボット:「レオン」より モンク:ベスト プーランク:「人間の顔」より ラーシェン:黄昏のハリング スローリーエン:イエンデの子守唄<第2部:夜は影の中で、輝きと結婚する> モンク:ユダヤ人の物語/ダンス/夢 マンデュヤルヴィ:子どもの声 ペーデシェン:晩祷<第3部:・・・・・ヴェール、声、ルーン・・・・・> タルボット:「レオン」より ルボフ:黒は色だ トルミス:波のうねり グリーグ:「抒情小曲集」op.71から ソンメロー/ベーデシェン:結婚行進曲 出演 ミクロコスモス室内合唱団 指揮:ロイック・ピエール感想 今回LFJの合唱関係は3団体。その中でLFJ初登場でフランス・ナントでの公演でも好評だったミクロコスモス室内合唱団を選択。 1989年に指揮者でもあるロイック・ピエールがフランス・トゥールを拠点に創立し、台本・演出も手掛けているとのこと。 時間となり会場内が暗転、客席後ろのドアから入場し、トーンチャイムの音と共にハミング、歌声を重ね舞台へ。男女30人で各パート7~8人の構成。 衣装は上は黒色に柄の入ったスカーフを襟に被せ、下は男女ともヒダのある黒スカートで、民族衣装的でもあり近未来的にも感じる。 演奏は3部構成となっているが、プーランク以降のフランス、北欧、米国等の現代作曲家の曲を組み合わせて、連続して演奏する。 舞台上では歌いながら位置を変え、歩きながら歌ったり、小太鼓が入ったりと演劇的になっている。特に客席に散らばってのアンサンブルでは、多くの音階を重ね、立体的に聴かせる。合唱演奏として、動きを入れたり、客席で歌うことも間々見られるが、1時間の全ステージで行なうのは珍しい。 今回会場入口で配布されたのは曲目プログラムだけで、訳詞は無し。おそらくは曲の詩にも意味を持たせていると思われるが、出来れば訳詞も配布して欲しいところ。 一番残念だったのは、会場の音響が最もデッドなB7ホールであったこと。発売されているCDを見ると教会で録音されてものもあり、ぜひ残響の長いホールで聞いてみたい。 公演終了後、地下Eホールどうにか空席を見つけで帝国ホテルの(ビーフシチューがメニューに無く)チキンカレーを食べ、ホールAへ。 公演番号:315/アメリカ ~JAZZ meetsクラシック 日時:2019年5月5日(日・祝) 19:00~20:00 会場:東京国際フォーラム ホールA 入場料:¥3,000(S席12列目)曲目 ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調出演 ピアノ:小曽根真 ピアノ:フランク・ブラレイ 管弦楽:シンフォニア・ヴァルソヴィア 指 揮:ミハイル・ゲルツ感想 小曽根真の唯一の出演公演で、ラプソディ・イン・ブルーに加えラヴェルのピアノ協奏曲ト長調があったため聞きに行くことに。 当初ピアニストは小曽根真のみの表記でラヴェルを弾くのか?と思ったが、チケット発売時にはもう一人ピアニストが加わり、やはりラプソディ・イン・ブルーのみ。 プログラムにも記載あったが、アメリカ訪問中のラヴェルのパーティーにガーシュインが招かれ面識があったとのことでこの選曲になったとのこと。 一般チケット発売後ホールAで最初に売り切れた公演で、客席は満席、小曽根真人気はさすが。 時間となりオーケストラ登場、そして曲名に因んでか青いシャツの小曽根真とタキシードの指揮者登場。 ホールAでもピアノの音はよく聞こえる。オケはLFJ常連のシンフォニア・ヴァルソヴィアで安定した演奏で、個々のパートソロも上手い。 途中、ホルンとトランペットとのアドリブ演奏を加えるところがいかにも。質の高い演奏で楽しめた。 小曽根真、指揮者退場後にピアノが入れ替えられ、フランク・ブラレイと指揮者登場。 ラヴェル「ピアノ協奏曲 ト長調」をLFJで聞くのは2回目。2013年「パリ、至福の時」にピアノ清水和音、香港シンフォニエッタの演奏だったが、オケが危なっかしい演奏でそちらに気を取られ楽しめなかった思い出あり。 今回はオケが安定した演奏で、ダイナミズム、テンポ変化も大きく、ピアノ演奏含め曲全体を十分に楽しめた。1曲目のアドリブ等もあり15分伸びの1時間の公演となった。 大型ポスターやグッズなど初期の規模を思うと寂しい気もするが、屋台のある地上広場や地下ホールはほとんど空き席なく、人も出ており、これだけの規模のクラシック音楽の公演としては、日本唯一であることは違いない。 今後もぜひ継続してほしい。End
2019.05.05
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