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鑑賞日:2019年11月24(日)14:00開演入場料:9,000円(B席 2階H列) 【主催】(財)東京二期会東京二期会オペラ劇場NISSAY OPERA 2019提携ジャック・オッフェンバック生誕200周年記念オペレッタ「天国と地獄」オッフェンバック作曲全2幕(日本語上演/日本語字幕付)会場:日生劇場指 揮 :大植英次演 出 :鵜山 仁装 置 :乘峯雅寛衣 裳 :原 まさみ照 明 :古宮俊昭振 付 :新海絵理子合唱指揮:根本卓也演出助手:上原真希舞台監督:菅原多敢弘公演監督:加賀清孝合 唱 :二期会合唱団管弦楽 :東京フィルハーモニー交響楽団出演:プルート :渡邉公威ジュピター :三戸大久オルフェ :山本耕平ジョン・スティクス:相山潤平マーキュリー:児玉和弘バッカス :志村文彦マルス :的場正剛ユリディス :高橋 維ダイアナ :廣森 彩世 論 :塩崎めぐみヴィーナス :中野瑠璃子キューピッド:熊田アルベルト彩乃ジュノー :三本久美子ミネルヴァ :吉田愼知子感想: 東京二期会の秋公演は、オペレッタやモーツアルト作品が多いが、今年はオッフェンバック生誕200周年で「天国と地獄」を上演とのことで、寒くなって来た秋空の下、日比谷まで出かけた。 「天国と地獄」は2007年東京二期会、2011年名古屋二期会の公演を鑑賞しており3度目。 原作がギリシャ神話のパロディであるわけで演出が重要。 今回舞台装置は大掛かりなものはなく、舞台中央に半円形の壁が途中切られた状態で並べられ、表が天国、裏が地獄を表している。出演者が麦畑を運んだり、ユリディスが地獄で囚われている小部屋が赤い箱状などチープな出来にしてある所が如何にも庶民オペレッタの雰囲気が出て面白い。 テンポの良いセリフのやり取りと舞台転換でどんどん進んでいく。最後は運動会で有名な地獄のギャロップでカンカンが入り大盛り上がりに。 歌手の皆さんは、役に合わせ誇張した歌い方で、特にプルート役の渡邉公威、ジュピター役の三戸大久が大声量で面白い。ユリディス役の高橋維のコロラトゥーラも良かった。 今回、セリフと歌とも日本語、歌には日本語の字幕も入っていたが、全体的に日本語がよく聞き取れる歌唱の方が多く、これまで聞いた中では一番よく分かった。ホールの大きさも適しているのでしょう。 管弦楽も、場面に合わせたダイナミズムやソロ、テンポも上がっていき、浅草オペラを思わせるような演奏で指揮者の功績でしょう。 このようなオペレッタ公演は少なく、来年は「メリー・ウィドウ」が予定されており、今から楽しみ。 End
2019.11.24
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鑑賞日:2019年11月17(日)14:00開演入場料:4,860円(D席4階2列) 【主催】新国立劇場2019/2020シーズンオペラ「ドン・パスクワーレ」ドニゼッティ作曲全3幕(イタリア語上演/日本語及び英語字幕付)会場:新国立劇場オペラパレス指 揮 :コッラード・ロヴァーリス演 出 :ステファノ・ヴィツィオーリ美 術 :スザンナ・ロッシ・ヨスト衣 裳 :ロベルタ・グイディ・ディ・バーニョ照 明 :フランコ・マッリ演出助手:ロレンツォ・ネンチーニ合唱指揮:三澤洋史合 唱 :新国立劇場合唱団管弦楽 :東京フィルハーモニー交響楽団出演:ドン・パスクワーレ:ロベルト・スカンディウッツィマラテスタ:ビアジオ・ピッツーティエルネスト:マキシム・ミロノフノリーナ :ニエル・ドゥ・ニース→ハスミック・トロシャン公証人 :千葉裕一感想: ドニゼッティ作品の中で日本で比較的上演回数が少ない作品、新国立劇場初登場。当方は3年前にびわ湖ホールで聞いて以来となり、ようやく秋らしくなった空の下、初台まで出かけた。 演出は、イタリアはじめ世界の劇場で上演されたステファノ・ヴィツィオーリのものを持って来たもの。今回1,2幕は連続で上演されたが、新国立の舞台装置を活かし、左右に別れた舞台装置を回転させ、屋敷室内、屋敷外、庭を瞬時に切り替える。原作通りの時代設定で、18世紀から19世紀にかけてのフランス第1帝政の衣装設定とのこと。 3幕の結婚式の準備では、舞台左右一杯に調理用テーブルを並ばせ、大勢で料理をしている場面は、スピーディな展開に驚かされた。 歌手はタイトルロールはじめ、役にピッタリの歌声。重唱でのバランスも良い。3幕のパスクワーレとマラテスタとのすごい早口の応酬はピッタリで客席から拍手喝采。皆さん演技、表情も素晴らしく、場面に合わせて歌声も変えて、オペラ・ブッファの楽しさを十分に伝えていた。特に当初のノリーナ役ニエル・ドゥ・ニースから代わったハスミック・トロシャンは、最近欧州の劇場で主役を歌っており、今回の役にピッタリの容姿で、装飾音符満載のアリアをキッチリと歌っていた。エルネスト役マキシム・ミロノフは、びわ湖ホールで聞いたシラクーザと比較すると声量が少々物足りないが、高音まで声が届き、色男でこれまた役にピッタリ。 合唱もいつもの様に完璧だった。 演出、歌手、演奏が揃うと、こんなにもオペラが楽しいことを再認識出来た公演だった。End
2019.11.17
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