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2024.08.18
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〇NHK大河ドラマ「光る君」が現代人に解り易い
ようなタッチでお茶の間に届けられているので、

往時にも女性が職業婦人として活躍しておられた
史実が生ま生ましく感じ取れますね。

​文学にみる「日本女性の歴史」(吉川弘文館)の
中の
、​​


​​ ​​ 黒田弘子さんの「女性職人の活躍」七十一番職人
歌合の​​
​論評を見ると、 ​​



​「 職人歌合」なる史料が鎌倉期に二点、戦国期が
二点残​
されていて、
​戦国時代の七十一番職人歌合には、​​


​​ 右:ー紺掻 koukaki 
壺こうの只一しほのそら色に ​​

​光そへたる秋の夜の月​
          shikama
​​ 左ー機織h ataori  飾磨川逢瀬もいつとちぎらぬに ​​
あながち人の恋しかるらん

前者の歌意~一度だけ染汁に浸して染める一しお染


後者の歌意~いつ逢いましょうと約束したわけでは
      ないのに、何故あの人が恋しいの?
​​​ これらは働く女性を観て 貴族たちが詠んだ歌なの
です。
​​​ 男女比は男百三人、
女性はその約四分の一の三十四人。
​​​


第一グループに



   魚売、米売、豆腐売、素麺売など食品関係

第三グループには
   炭売(大原女)、灯芯売などの日常生活物資

第四グループは
白物売などの化粧関係

第五には、
白拍子や巫などの芸能関係

​さてさて驚くなかれ、亀屋五位女という女性は帯
座の​​
座頭職というトップの座に居ましたし

​布袋屋玄了尼という後家さんは、扇の販売の専売
権の半​
分を掌握していたという事です。

更に宣教師ルイス・フロイスは、日本では妻が夫
に金を
貸して利息を取っていると記述していて、

中世の女性たちが自己の労働の主人公であり得たことを
証しているのです。





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Last updated  2024.08.18 08:34:08
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