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2024.10.17
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生白庵行風が編んだ『後撰夷曲集』から百人一
首の本歌取り。

巻三・秋歌 秋茄子嫁不喰といふ世話を

  ちぎり置し秋茄子をば姑か
    あはれことしも嫁にくはせず

本歌<契りをきしさせもが露を命にてあはれ今年
の秋もいぬめり>(藤原基俊)



 月見にはちゝと酒こそのみたけれ

    我身ひとつもなるにはあらねど

本歌<月みればちぢに物こそ悲しけれわが身ひと
つの秋にはあらねど>(大江千里)


 淡路島通ふ千鳥を肴にて
    いく夜ね酒をすまの関守

本歌<・・・千鳥の鳴く声にいく夜ねざめぬ須磨
の関守>(左京大夫顕輔)



 忍れば白もやせけり我恋は
    物やくはぬと人のとふまで

本歌<忍ぶれど色にいでにけりわが恋は物や思ふ
と人の問ふまで>(平兼盛)


有名な曰く付きの歌合戦。壬生忠見の

<恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこ
そ思ひそめしか>が負けまし
た。


 鼻の穴はつまりにけりなかみいたう

    我身よるひる咳気せしまに

世界3美人の一人小野小町の

<花のいろはうつりにけりないたづらにわが身世
にふるながめせしまに>も形無しですね。



 ながらへば又新発意や忍ばれん
    しらがあたまぞ今は悲しき

父顕輔と不和で、沈みがちな心境を詠んだ清輔の

<長らへばまたこのころやしのばれむ憂しと見し
世ぞ今は恋しき>が本歌。

「新発意」は、しんぼっちと読み、出家して間も
ない僧のこ
と。白髪頭が悲しいと。








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Last updated  2024.10.17 12:13:33
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