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保険の異端児・オサメ
保険って、思ったように保障してもらうためのもの。でも、思ったように保障してくれません。それは、普通に考えれば保障されると思われる言葉に「からくり」が仕込まれているからです。そのからくりを暴くのが私の役目です。
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2007/10/20
テーマ： ニュース(95919)
カテゴリ： カテゴリ未分類
朝日新聞ニュースより
公取委によると、
不当な表示があったのは、
アリコの医療保険「元気によくばり保険」の新聞広告と資料請求者に送るパンフレット。
「上皮内新生物」と診断されれば、一時金６０万円を支払うと受け取れる記述があったが、
実際には、診断だけでなく入院して手術を受けることも支払いの条件だった。
新聞広告にはそうした条件の記載がなく、
パンフレットでも後半の欄外などに小さく記載しただけだった。
今回、公取委が排除命令を出したのは
景品表示法違反「優良誤認」にあたるということです。
今回公取委が指摘されていることはごもっともですが
指摘すべきことが、本質から間違っているのではと思われます。
保険とは
保障しますと約束された保障に該当したら
保障されなければなりません。
しかし、今回の件でも、他の保障条件と同様に
消費者が知り得ないことを逆手にとっていることです。
保障条件は
上皮内新生物と診断され、
入院、手術をしたときに保障 されます。
２００７／１０／２０、日経新聞、社会に記載されている内容から
上皮内新生物は移転などの恐れが少ない早期ガンの一種。
入院の必要はないことが多く
一時金を受け取れないケースが多数あるとみられる。
一般消費者は
手術を受けるということは入院すると思っている方が
少なくないと思われます。
ここでも
思いこみと現実が違う
消費者の無知を逆手にとっているのです。
このような条件を満たして保障される確率が高くないと思われる
商品として
販売される最低限の条件とは
その商品を買った人全員が
平等に利用出来る、もしくは
権利を行使できる状態になっていることです。
反対に
買った人の内
数パーセントの確率しか
利用出来ない条件になっているのであれば
商品として成り立たないものであり
販売してはいけないものであると思います。
保険
保障なのです。
そのために保険料を支払うのです。
私は
何度も申し上げていますが
欠陥商品を
あれがよい
これが良いと
見比べているのです。
消費者が知り得ないことを
告知せずに
契約することを騙すというのです。
騙している契約は
本来成立できないのです。
そこを
改善命令してほしかったと思います。
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