Pascalのブログ

先日、有名投資家さんとお話をさせていただく機会がありました。

その方のお話の中で、賃貸需要はあるが、物件がない地域を狙うという話が何度も出てきました。

ブラックオーシャン ( 独占エリア ) 狙いですね。

ブルーオーシャンという言葉はよく使いますが、ブラックオーシャン ( 独占エリア ) という言葉は聞きなれない言葉ですよね。

① レッドオーシャン

過当競争

ハイリスク、ローリターン

②ブルーオーシャン

競争がない又は少ない

ローリスク、ミドルリターン（ハイリターン？）

③ ​ ​ ブラックオーシャン ​

競争がない

未開エリアの開拓

独占エリア

ほぼノーリスク、ハイリターン（ミドルリターン）

（ブラックというとマイナスなイメージですが、地下に埋もれていて、まだだれも手を付けていないというイメージのようです。）

ブラックオーシャンは、未開のエリア、独占エリアという意味ですが、賃貸経営ですから、全く賃貸物件がない未開エリアは存在しないし、ひとつの地域全体を完全に独占的にすることはできないと思います。

でも、未開エリア、独占エリアみたいなエリアはあります。

言いかえると、賃貸物件の供給がなく、賃貸物件が足りない地域は局所的にあります。

よく調査すれば、アパートや貸し戸建がほとんどなく、需要が多く賃貸物件が全く不足している地域は必ずあります。

以外に身近なところにあります。

そんなエリアにアパートを建てるのもいいし、賃貸用に戸建を買い進めるのもいいと思います。

わたくしのすむ長野県にもブラックオーシャン ( 独占エリア ) はあります。

そんな賃貸物件の供給がほとんどないけど需要があるエリアに物件を持っていると非常に楽です。

空室期間が短く、家賃は高めです。

​ 人口が多く、街が発展していて、需給関係が崩れていないブルーオーシャンという考え方も大切ですが、ブラックオーシャンを楽しんで探してみるのもいいと思います。

話はやや変わります。

レッドオーシャンにも触れてみます。

レッドオーシャンエリアにセルフリフォームと値下げ以外のノウハウを持たずに飛び込んで、リフォームして、 AD たくさん積んで満室にして、

​ ​「 ​ セルフリフォームだから安くできた。 ​ 地域 最 ​​ 安 ​​ 値 だ！満室だ！」​ と言っていたら、どう思いますか？​

値下げ競争を仕掛けているだけじゃないでしょうか？

​お金と労働力をかけて、 血で血を洗うような値下げ競争を仕掛けても仕方がないように思います。

レッドオーシャンでも、独自のノウハウを持って、必要なリフォームをして、 ADは1 ヶ月分で満室にして

​ ​「地域 最 ​ 高 ​ 値 だ！でも満室だ！」​ ​

と、言えるだけのノウハウを身につけることは大切です。