私もいろいろなことがあってから心の幸せを望むようになりました。
日本のようにあまり無意味に便利になるのもどうかな・・・と時々考えます。
私もイギリスに住んでいたとき時刻表なんて全然あってないようなものでした。みんなゆったりしていて。だから時間通りに発車したら残される人の多いこと。でもみんな焦ってないんです。
いつもこれが日本だったら大変だなーって思っていました。

今回の事故は心のゆとりがあれば防げたと思います。もう運転手さんを追い詰めないで欲しいです。 (2005/06/21 12:12:58 PM)

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2005/06/21
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カテゴリ: エトセトラ
 梅雨入りしたというのに、雨はほとんど降らない。雨が降らないのは、JRの脱線事故で家族や友人をなくした人たちが、「涙の雨を、もう枯れて出なくなるまで降らせてしまったから…」と言う人がいたが、それほど、事故後の関西は悲しい、重苦しい日々が続いた。JR Takaraduka Line:05.6.19

 皆さんもご存じのように、脱線事故で107人もの犠牲者を出したJR宝塚線(福知山線)が55日ぶりに、19日(日)から運転を再開した。新聞やテレビのニュースによれば、事故現場を通る際、窓に向かって手を合わせる乗客の姿が目立ったという( 写真左 (C ) Asahi Shimbun )。

 かけがえのない家族をなくした遺族にとっては、運転再開は、悪夢を思い出させる節目に映るかもしれない。第1回の遺族説明会も始まり、これから補償交渉は本格化するが、遺族にとっては「お金よりも家族を返してー」という思いが、いまさらながら募るだろう。

 僕は同じJRの神戸線で通勤しているので、尼崎駅は通過するか、乗り換えの駅として使うだけだった。だからこの55日間、直接、通勤で迷惑を被ることはなかった(ただ帰りは、尼崎止まりの列車が増えて、乗り換える回数が増えたのは面倒だったが…)。( 写真右 =事故現場を通過する運転再開の電車  (C ) Kyodo News )。JR Takarazuka Line at The Scene

 それはともかく、この事故で改めて思ったことは、効率とか便利とかスピードをただ追い求めることのむなしさだ。別にダイヤ通りでなくても安全であることの方が、非効率であっても環境にやさしいことの方が、競争よりも助け合いの方が大切ではないのかということを、気づかせてくれたのもこの惨事だった。



 昔、ニューヨークから列車に乗り、コネチカット方面の電車に乗ったときのこと。列車の発車時刻は一応、印刷されたものはある。だが、現地の人から「ダイヤはあてにならないよ」と聞いていたので、時間の余裕を持って、マンハッタンのグランド・セントラル駅へ向かった。Ajisai in full bloom

 驚いたことに改札口がなく、切符を買って、そのままホームへ行って乗るだけ。列車は案の定、約10分遅れで発車したが、発車の合図(ベル)もまったくなし。「次は**駅ー」というアナウンスも途中、あったり、なかったり。要するに、自己責任の世界と言えばいいのか?(車内検札は一応あったように記憶しているが…)。

 フランスでパリ市内の駅から、ヴェルサイユ行きの列車に乗った際も、改札口はなく、車内検札もなかった。日本のような、ホームや車内での過剰なアナウンスも一切ない。終点のヴェルサイユ駅では、改札口にある箱に切符を入れるだけ。「これじゃ、キセルしてもばれないねー」なんて、連れ合いと話していたのを覚えている。

 それに比べて、日本ほど便利で効率的で、何事にも時間の正確さを求める国は、おそらく世界中探してもないだろう。うちの近所には、歩いて数分の圏内に24時間開いているコンビニやスーパーが計3軒もある。

 だが、そんなにたくさんコンビニがあっても、深夜、買いに来る人の数はしれている。明日の昼頃には、また、弁当や生鮮食品などが「賞味期限切れ」を理由に、大量に廃棄されるのだろう。無駄な生産がなんと多いことだろうか。

 今年は、身近な生活を一つひとつ見直していこうと思う。他人と競争することには、甲状腺がんの手術をしてから、ほとんど興味はなくなった。無駄なモノを買ったり、環境に優しくないことをしたり、そんなことをしていないかどうか、もう一度、一つひとつ自分に問い直していこう。

 水無月。我が家のアジサイも、見頃の季節になった( 写真左下 )。季節季節の花たちを、普通に、当たり前に愛(め)でられる、ささやかな幸せがいま一番うれしい。





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Last updated  2005/06/21 11:18:22 AM
コメント(13) | コメントを書く


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ささやかな幸せがいいですね  
pattie  さん

Re:非効率でもいい、便利でなくてもいい…/6月21日(火)(06/21)  
ステラビア  さん
世界で比較すると、交通機関の運行時間は間違いなく日本が一番正確ですね。1分を争ったその先に待っているものは何だろう・・?この事故により、ふと立ち止まって考えた人はたくさんいると思います。
私の乗っている電車は以前から、東京なのにも関わらず走って来る人のために待ってくれたりしますよ。同じ車両にいる人も誰も文句言わないです。世の中どんどん自動化になりますが、動かしているのは人間なのですから、尾もやる暖かい気持ちを大事にしたいですよね。 (2005/06/21 02:54:21 PM)

Re:非効率でもいい、便利でなくてもいい…/6月21日(火)(06/21)  
久里風  さん
私も同様な体験しています。日本ほど時間どおりに動く国はないと思います。
この日本人独特のPunctualiyの気質は日本の過去を紐解いていかないとわからないのですが、おそらく戦後、先進国に追いつけ追い越せの時代から宿ってきたのではないかと思います。
工場生産の品質でミクロの誤差も許さない品質管理とか、詰込み教育での時間/分刻みのカリキュラム構成とか、これらの成果を最善化するため従業員が行ってきたQC活動の実践とか数えればいろいろ出てきます。
当然鉄道ダイヤの過密もこの生産性を良くするための一環からきていると思います。
ですから日本人のこの気質は日本がここまで先進国になる過程の根幹から来ている産物なのです。
それがNegativeな面に出てしまったのが今回のJR宝塚線の事故だと思います。
根が深いんですね、これ解くには。
かといって日本人の気質をそう簡単に変えることは出来ませんから、
安全管理をもっと徹底してやっていかなければならないと思っています。 (2005/06/21 03:45:28 PM)

Re:非効率でもいい、便利でなくてもいい…/6月21日(火)(06/21)  
毎年ロンドンからウチに遊びに来る友人(日本人)がいつも電車に乗るたび「日本の電車は正確だよね~」「車内放送、ホント親切だよね~」と感心しきりです。↑のpattieさんのおっしゃるとーり、かなりのんびりしたお国なんだそうで年1帰国し、それもいちばんせっかちな大阪なんかに1週間ほど居たら初日は目が回るそうです(笑)しかし逆に彼女と一緒に1週間過ごすといつもこんな暮らしぶりでいいのか?日本人???と考えさせてくれます。
日記の最後のほうにさりげなく書かれた一文が気になりました。うらんかんろさんも生死の際にたたされた経験があってこそ一文への重みもひときわ沁みてきます・・・。 (2005/06/21 03:50:34 PM)

Pattieさんへ  
 pattieさん、こんばんはー。ロンドンでは電車に乗りませんでしたが、
おそらくはアメリカやフランスと似たようなものだったんでしょうね。
僕も、亡くなった運転士は、JRの効率至上主義の犠牲者だったと思います。
「心のゆとり」は、何よりも大切ですね。人生、何ごとも、
「ゆっくり、のんびり」が一番だと思うよう歳になりました。

(2005/06/21 10:51:53 PM)

ステラビアさんへ  
 ステラビアさん、こんばんはー。

>私の乗っている電車は以前から、東京なのにも関わらず走って来る人のために待ってくれたりしますよ。

 えーっ、東京でそんな親切な私鉄があったんですねー。それは嬉しいですね。

>世の中どんどん自動化になりますが、動かしているのは人間なのですから、思いやる温かい気持ちを大事にしたいですよね。

 そうそう、しょせん動かしているのは人間なんですよねー。そう言えば関西でも、
走ってくる乗客の顔を見て、待っていてくれる車掌さんが増えたような気がします。
(2005/06/21 11:01:22 PM)

黙祷  
カピタン さん
 甲状腺癌のシリツをしていたなんて知りませんでした。でもこのHPにあるように飲み歩いておられるのだったら大丈夫?
 でも今回の事故は効率を追い求め過ぎて起こってしまったのは確かですね。でもその効率を追い求めてきたために日本も高度成長出来たのだと思います。
 また関西は競合路線が多くお客の取り合いになるのは否めませんが、JRは以前の国鉄の体質が残っていたのがいけないのではないのでしょうか。従来の私鉄は民間企業だけに無理に運営をすすめると破綻してしまうことを知っているのしょう。実際無理をしてきた企業が大小関わりなく破綻してますよねえ。
 JRも今やただの大手私鉄なので利益を上げないといけないのは分かりますが、何ごともバランスってことでしょうかねえ。
 でも兎に角このような事故が再び起きないようにしてもらわなければ、死んでしまった人たちが浮かばれません。合掌。 (2005/06/21 11:13:51 PM)

久里風さんへ  
 久里風さん、こんばんはー。

>鉄道ダイヤの過密もこの生産性を良くするための一環からきていると思います。日本人のこの気質は日本がここまで先進国になる過程の根幹から来ている産物なのです。それがNegativeな面に出てしまったのが今回のJR宝塚線の事故だと思います。根が深いんですね、これ解くには。

 そうですね。この日本病の根を解くのはなかなか難しいですねー。でも、災い転じて、
効率を追い求める日本人の意識が、少しでも変わってくれたらいいなぁ、と思います。
(2005/06/21 11:16:48 PM)

すまいりぃNORIさんへ  
 すまいりぃNORIさん、こんばんはー。
海外に旅行すると、一番感じるのが人生にとって、何が豊かなのかという観念の違いですね。
僕は学生時代に、米国のコネチカット州に半年ホームステイをした経験があるのですが、
一番感じたのが、「あくせくしない」「シンプルに暮らす」という生き方です。
ホスト・ファミリーはそう貧乏な家庭でもなく、家のメンテには結構お金をかけていましたが、
「衣食」はとても質素で(外食はほとんどしない)、
マイカーも、結構ぼこぼこの古い車を大事に乗っていました。

>日記の最後のほうにさりげなく書かれた一文が気になりました。うらんかんろさんも生死の際にたたされた経験があってこそ一文への重みもひときわ沁みてきます・・・。

 あまり深刻に受け取らないでくださいねー。
今のところ再発もなく、元気にしてますしー。お酒も普通に飲んでますし…。
誰にも、それなりに病気との付き合いはあるものだと思っています。
病気は自分の運命だと思って、仲良く付き合って、長生きしたいと思ってます。
(2005/06/21 11:33:45 PM)

カピタンさんへ  
 カピタンさん、こんばんはー。
高度成長した功績は認めるにしても、今回の事故が起こった背景に、
効率を追い求め過ぎてしまったのことがあるのは確かでしょうね。
そういう意味では、我々1人ひとりが、自分に問い直す必要があるかなと思います。

 JRは「今やただの大手私鉄になった」とは言っても、関西の他の私鉄と格が違い、
私鉄のリーダー的な存在です。今回のような事故が、再び起きないことを、
ただ祈るばかりです。JRの職員の皆さんの応対が事故前と比べると、
とても親切になったのと、一番感じます。 (2005/06/21 11:48:17 PM)

うらんかんろさんへ  
カピタン さん
 企業もお客さんとの信頼関係あってこそです。やっと分かったのでしょうか。人の輸送なんて僕に言わせれば接客業ですよ。
 でもおっしゃるとおり我々一人一人の認識が一番大事なんでしょうね。
 優しい想像力をお互い鍛えましょう! (2005/06/22 12:21:18 AM)

こんばんは  
武則天  さん
うらんかんろさん、大変な手術をされたんですね。

日記を読むと毎日を大事にされてるのがよっくわかります。

何か最近バタバタしてて余裕ないです。反省です。 (2005/06/22 09:40:17 PM)

武則天さんへ  
 武則天さん、こんばんはー。
コメントへの返事が遅くなって、すみませーん。
事情は、2日後の日記にある通りです。ようやく9割方、復活しました。

 「毎日を大事にされてるのがよっくわかります」なんてコメントには、
(あぁ、お恥ずかしい…)返す言葉がありませーんm(__)m
健康であってこその人生ですよね。もう一度、生活を一から反省でーす。
(2005/06/25 01:40:52 AM)

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