Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2006/07/19
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カテゴリ: BAR
 神戸・元町駅で降り、海側へ足を向ける。夕方というにはまだ早い日暮れどき。いつもの道。いつものビル。そして、いつものBARのドアを押す。Abuはち

 「いらっしゃい」とマスターが小さな声で一言。いつもと変わらぬ柔和な表情。店が開いて早々、すでに常連客が1人、2人。テレビを観ながら、マスターと談笑中だ。

 このBARとの付き合いも長い。もう20年以上にはなる。神戸で仕事をしていた頃、まともなオーセンティックBARなどまだ少なかった。そんな時代に出合った、オアシスのような存在だった。

 「Abuはち」。昭和30年(1955)のオープン。今年で、もう52年目になる老舗だが、老舗にありがちな、重苦しさ、堅苦しさは、ない。赤レンガの内壁が温かい雰囲気を生み、むしろ、家庭的な心地よさすら感じられる。Abuはち3

 三代目のマスターのHさんとの付き合いも長いが、実はいまだに、お互い一度もきちんと自己紹介すらしたことはない。「そんな堅苦しいことは抜きで」とマスターが言った訳ではないが、そのまま20年余が過ぎた。

 もっとも、元来、口数の少ないマスターは客にあまり話しかけない。一人で静かに飲みたいときは、そっとしておいてくれる。客との距離感の保ち方がちょうどいい。

 どこがどうというBARではない、シンプルな酒場。「売りは何か」と尋ねられたら困ってしまうほど。バック・バーにオールド・ボトルは山ほどあるが、マスターがそのことを話題にしたのは記憶にないし、オールド・ボトル愛好家が集まるBARでもない。Abuはち2

 集まる客はほとんどが、シンプルな水割りやハイボールを味わっている。名物はカウンターに置かれたオリジナル・ブレンドの樽のウイスキーだが、銘柄はいまだ謎だ。マスターに聞いても、おそらくは笑って、答えない。

 久しぶりに「Abuはち」のカウンターに座ると、この空間は、この空気は20年前とほとんど変わっていないことに気づく。変わったのは、僕とマスターが、お互い齢を重ねたことだけ。



 さぁ、今夜も「Abuはち」という港を出て、神戸の「酔夜の海」に漕ぎ出そうか。

【Abuはち】 神戸市中央区元町通2丁目7-8 電話078-31-2798 午後5時~11時半 日祝休 ノー・チャージが嬉しい。

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Last updated  2006/07/19 09:44:45 AM
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Re:Abuはち:気どらない老舗/7月19日(水)(07/19)  
うらんかんろさんは20年前からBARホッパーだったんですね。たくさんの寄港先があってうらやましいです。 (2006/07/19 11:05:24 AM)

パブデ・ピカソさんへ  
 パブデ・ピカソさん、こんばんはー。

>うらんかんろさんは20年前からBARホッパーだったんですね。たくさんの寄港先があってうらやましいです。

 20代前半の頃は、そんなにはしごするタイプじゃなかったんですが、
神戸で仕事をする機会を得て、当時まだ数多くあった「外人BAR」巡りをするうち、
BARにはまってしまいました。寄港先は多い方が楽しいですよね。

 47都道府県すべてで(少なくとも1軒の)BARに足を踏み入れるのが夢ですが、
さて、人生の残り時間で実現するでしょうか…? (2006/07/19 11:14:44 PM)

良いバー  
カピタン さん
お客さんとのお喋りも接客のうちですが、喋らないのも接客です。

こういうバーって、喋らなくても静かに飲める人間じゃないと一人で行けないんですよね。ある意味大人限定の本当のバーかもしれません。

徳島では「UEDA」さんが喋らない接客で好きでしたが、お店が変わってからはあんまり行ってないなあ。 (2006/07/20 11:59:24 PM)

カピタンさんへ  
 カピタンさん、こんにちはー。

>お客さんとのお喋りも接客のうちですが、喋らないのも接客です。こういうバーって、喋らなくても静かに飲める人間じゃないと一人で行けないんですよね。ある意味大人限定の本当のバーかもしれません。徳島では「UEDA」さんが喋らない接客で好きでしたが、お店が変わってからはあんまり行ってないなあ。

 飲みに行く時は、多くても2~3人でということが多い僕は、
一人で飲みに行くことも珍しくありません。一人で静かに飲みたい時ってありますよね。
そんな時、カウンターでそっとしておいてくれるバーテンダーは大好きですね。

 ただし、客と少しくらい小粋な会話が出来なくては、バーテンダーとしては問題でしょうし、
あまりに寡黙なバーテンダーも、ちょっと困りますけど…。

 「UEDA」さんは、徳島時代には一度くらいしか行かなかった気がします。
どんなBARだったか、今では記憶も薄らいで思い出せません(ごめん!)。
(2006/07/21 07:59:36 AM)

Re:Abuはち:気どらない老舗/7月19日(水)(07/19)  
始めまして、ピカソさんのところから遊びに来ました。

Abuはちさんの常連さんだった様で、色々お話を伺っていて
いつか行ってみたいバーだったんです。その写真が見れて嬉しくて思わず
書き込んでしまいました。素敵なブログですね!
またお邪魔します。 (2006/07/27 01:02:25 AM)

エストレア☆さんへ  
 エストレア☆さん、初めましてー。ご訪問&書き込み有難うございました。

>初めまして、ピカソさんのところから遊びに来ました。私は千葉でバーをやっていますが、転勤で神戸からこちらに来ていたお客様も、Abuはちさんの常連さんだった様で、色々お話を伺っていて、いつか行ってみたいバーだったんです。その写真が見られて、嬉しくて思わず書き込んでしまいました。素敵なブログですね! またお邪魔します。

 東京に出張で行った際には、時間を惜しんでBAR巡りをする僕ですが、残念ながら、千葉のBARはまだ足を踏み入れたことがありません。

 Abuはちが取り持つ不思議な縁で、ブログでお知り合いになれたことを嬉しく思います。こういう「出逢い」があることが、ブログの大きな魅力ですよね。

 女性バーテンダーの方も、最近増えましたね。男性に比べて、優秀な方の比率が多いと思うのは僕だけ? 「男社会の業界」ですから、いろいろと苦労も多いかと思いますが、頑張ってくださいねー。エストレアさんのお店に、いつかお邪魔してみたいです。

 ご覧のように、趣味的なことばかり好き勝手に書いているページですが、お時間がありましたら、また遊びに来て、お気軽に書き込みなどしていってください。今後ともよろしくお願いいたします(勝手にリンクもさせてもらいました。すみません)。
(2006/07/27 08:15:35 AM)

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kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
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