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事故から7年を迎えるのを前に、
8日は有志が大分市内で集会を開きました。
(郁香さんの母・林香織さん)
「郁香が『ママ』と呼んだあと私が
『用事はなあに?』
と聞くと
必ず『好き好き』と答えてくれました。
気持ちというものを伝えることは難しかったので、
その言葉も会話支援アプリに録音している言葉ですが、
それが郁香が唯一言葉で伝えてくれた郁香の気持ちでした。
もう一度聞きたいと何度も思いました」
集まった支援者ら40人の前で
母親の香織さんが郁香さんの障害や事故当時の状況、
その後の学校や県の対応について語りました。
特に教職員の応急措置が不適切だったことや、
県教委が事故当時の対応、
郁香さんの障害への認識を
嘘をついて説明されたことに憤りを感じています。
(郁香さんの母・林香織さん)
「大分県の事故後の対応、訴訟対応は非常に悪く、
もう信じることも許すこともできない
というのが私たちの気持ちです。
元気に学校に送り出したわが子が亡くなって帰ってくる、
こんな悲しい事故が二度と起こらないことを心から願っています」
当時の教職員4人は事故当時の過失を認め、
先日両親らと和解しました。
県も裁判所の和解勧告に応じる姿勢を見せていますが、
不信感を拭えない両親らは「決して応じない」として、
判決を求めて闘い続けることを選択しました。