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夕方散歩に出た。やはり富士が気になるのでいつもの場所春日原へ行ってみる。しかし全然見えない。昨日の朝も写しているし、今日は別段写さなくてもいいだろうということにして家路につく。ところがところが半分ほど家に近づいたとき西の空が真っ赤に染まっているのが見えた。これならひょっとして富士が姿を見せているかもしれない。そう思って今来た道を戻る。な!なんと! 夕焼け空を突き抜けて富士が姿を現していた。
2007.01.31
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富士を写しての帰り道、畑の隅からのっそり現れた白猫。畑に立っている丸太で爪研ぎをした後、何処かへ行く様子。子供達が少さかった頃飼っていた、「チーコ」という名前の真っ白猫によく似ていたので、ハイ、パチリ!
2007.01.30
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今朝の富士もちょっと薄め。暖かい朝なのでやはり霞がかかっている。最近はすきっと遠望の利く日が少ない。午前9時40分神奈川県綾瀬市からの富士の姿だった。
2007.01.30
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横浜にあるアマチュアのオーケストラ 八景フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会が横浜市にある神奈川県立音楽堂で行われた。前回はみなとみらい大ホールで大曲サンサーンスのオルガン付き交響曲を演奏した。その時は招待券を頂いて最高の席で聴かせて頂いた。素晴らしい演奏だった。今回は県立音楽堂。みなとみらい大ホールとはJR線を挟んで丁度対称の位置関係にあるホール。みなとみらいは海側、県立音楽堂は山側。山とは「掃部山」。音楽堂のそばの掃部山公園に井伊掃部の銅像がある。この音楽堂は戦後神奈川県で初めて作られた本格的な演奏会場だ。木で造られ、木のぬくもりのある響きの良い音楽堂として有名だ。私も独身時代良くここへ聴きに来た。もう半世紀以上も前に遡る。聴いたのは主にピアノ。リフテルの初来日の時は何時間も並んで切符を買って聴いた。何か前評判ばかり良くてがっかりしたのを覚えている。アルゲリッチも聴いた。シューマンの第2番のピアノソナタをすごくエキセントリックに弾いたなという印象が強かった。その後また横浜に来るというので切符を買って待っていたが、夫婦喧嘩が原因で演奏会はキャンセルとなりがっかりしたことがある。その喧嘩相手とは実はシャルル・デュトワで、その後二人は離婚した。一番印象に残っているのはサンソン・フランソア。最初はシューマンの「子供の情景」だったが、なにかつまらない演奏だなと思っていた。しかし、その後ショパンに移ってから段々と興が乗り出し、最後のプロコフィエフのソナタはあっけにとられるくらい物凄い演奏に変わった。未だもってこのような凄い演奏に出会ったことは不幸にしてない。それと面白かったのはフリードリッヒ・グルダ。この人のモーツアルトのピアノソナタは面白かった。彼はジャズも弾く。それゆえインプロビセーションは得意中の得意。その時のモーツアルトも絶妙の装飾音を随所に入れて弾いた。そうしては客席の方に眼をやり、ニヤッと笑うのだ。「どうだ、面白いだろ」と言わんばかりの表情なのだった。私はそれ以来、ピアノと言えば鍵盤側ではなく、必ず演奏者の顔が見える方に席を取ることにしている。演奏家によってさまざまな表情をするものだ。可愛い顔・セクシーな顔で印象に残っているのは仲道郁代。ファンクラブがあるわけだ。しかし、前出のサンソン・フランソアとフリードリッヒ・グルダはすでに故人になられている。最近の音楽堂で印象に残っている演奏はクイケン・アンサンブルの「音楽の捧げもの」。バルトルド・クイケンのトラベルソや寺神戸のバイオリンなどで雅で上品な演奏を聴かせてくれた。そのときは思わず会場でCDを買い、そのCDに直接そのときの全員にサインをして貰った。皆さんとても気さくな人ばかり。クイケンとは簡単なフランス語で話(挨拶?)をした。このようなミーハーをしたのは、我が愛するイングリッド・へブラーが来日したとき。私の好きなモーツアルトのハ短調幻想曲とソナタの入ったレコード・ジャケット持って行ってサイン(autograph)をお願いしたとき以来だ。話がだいぶ寄り道してしまったが、その想い出のある県立音楽堂にほぼ3年ぶり位で出掛けた。今日の八景フィルの演奏曲目は「モルダウ」、「胡桃割り組曲」そしてベートーベンの「第5交響曲」。アマチュアのオケながら素晴らしい演奏だった。皆一生懸命の演奏で、実に良く鳴っていた。指揮者もノン・タクトで張り切って全身で指揮をし、大汗を掻いていたようだった。楽章の合間に青ならぬ白のハンケチを出し、眼鏡をそして顔を拭っていた。まさに「ハンカチ王子指揮者」だった。次回の定期演奏会が楽しみだ。
2007.01.28
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いつものようにスケールから始める。ハ長調の1往復(C→上のF→最低音のF→最初のC)してきて注意されたのは、「もっと音を低くとって」と言うことだった。以前よりはだいぶ良くなったがまだ途中で音がうわずるところがあるとのこと。途中で気を抜くところがあり、そこで息が薄くなって音がうわずってしまうようだ。気を抜かずに細心の注意を払ってその他の音階を吹く。まあそれが当たり前なのだが。それと全音階をシングルタンギングでの限界と思える速さで吹く。そうするとまた指がもつれてくる。特にニ長調が難しかった。テレマンのヘ長調ソナタに入る。第1楽章を一通り演奏。13小節目頭のCの音、ここは頭なので音価通り長めに吹いたが短くスタカト気味の方がよいとのこと。したがって第1楽章前半は全体を通して跳躍感を利かせた演奏となった。また、第8小節から第9小節にある16分音符のところはもっと軽やかに今吹いている半分ぐらいの軽さで演奏するようにとのこと。これは後半に出てくる同じような音型のところも全く同じ要領になる。笛のコントロールがなかなか難しい。そして後半の面白いところは、音価を十分取るところと、スタカト気味に行くところとの対比だ。今回はよく指摘される4分音符の音価を、楽章全体を通してたっぷりと演奏するよう心がけた点は良かった。次回は第2,3楽章へ入る予定。
2007.01.27
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昨晩の雨で空気が綺麗なり富士も良く見えるかなと思ったのだが、今朝は気温も上がり春のような感じ。富士ももやに覆われ、ごく薄い姿だった。丹沢山塊もやはり薄めながら、丹沢山や蛭が岳には雪がうっすらとかかっているのが見えた。右端に見える蛭が岳は頂上付近の雪が多いようだ。
2007.01.27
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一日机にしがみついていたので、夕方1時間半ばかり散歩に出た。出たのが遅かったので、いつも富士を見る定点の春日原に着いたときはもう薄暗くなりかけていた。富士はごく薄く裾野がかろうじて見えるくらいだった。眼を右に転ずると大山、その後に塔の岳から始まる丹沢主脈が夕暮れの中に浮かんでいた。 薄くて良く見えないがこれらの山々は雪がうっすらと付いているようだ(写真中央の白く明るい中の右側に見えるなだらかな丸みのある山が丹沢山、そのすぐ右にある丸く尖った山が主脈最高峰の蛭が岳)。神奈川県の屋根になっているこれらの山々は今異変が起きているとのキャンペーンが毎日新聞でなされている(「丹沢が泣いている」)。山を覆う豊富なブナ林。縦走路にも大きなブナが沢山並びそれは見事な景観を呈していて、丹沢の尾根歩きの醍醐味を味わせてくれていたものだ。それが何と今立ち枯れが進んでいるという。一説には首都圏の排気ガスによる汚染大気が相模湾に一旦運ばれたのち丹沢山塊に向かい尾根をなでて行くようなので、それが影響しているのではないかという。また、野生の鹿が増えて下草の笹の一種であるスズタケを食べ荒らし、それによって植生が変化し、昆虫の生態も変わってきているとのこと。従来多く見られた「ヒメキマダラヒカゲ」という蝶が激減しているようだ。この幼虫がスズタケを食草としているため大きく影響を受けているらしい。その代わり鹿が食べない「タンザワイケマ」という蔓性の植物が全山に繁茂し始め、それを食べる「ホソリンゴカミキリ」も稜線近くまで分布を拡大して来ているとのこと。また地球温暖化の影響で従来は熱帯地方にいた「ツマグロヒョウモン」が塔の岳や丹沢山頂で発見されたとのこと。この蝶は私が住んでいるところでも近年増えて来ているが、標高1000mを越す地点でも活動しているのだから驚きだ。もっとも今冬のニューヨークの気温が何と22℃というTV報道もされているのだから地球も狂っている。今一番寒い時期のニューヨークがそんな気温なんて信じられな~い!丹沢にはここ20年ほど行っていないが、今行ったらがっかりするような姿になっていなければ良いが。やはりかけがえない自然は守っていきたいものだ。帰り際、箱根方面もとっぷりと暮れかけていた。なにか雲行きが怪しい。
2007.01.26
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昨日今日は仕事で残念ながら富士を写しに行くことは出来なかった。特に今朝は快晴でバス停から富士が良く見えていた。数日前バス停からの富士を写してUPしたので、今日はバスの中から富士を狙うことにした。ただ、今日のバスは富士の撮影ポイントのところを可成りのスピードで通り抜けたのでピンぼけの写真を何枚か写しただけだった。使ったカメラはコンパクト・デジカメだが、一眼レフのデジカメを使いつけているとこの手のカメラはとても使いづらい。一眼レフだとファインダーを覗いてズームして構図を決め狙った被写体にピントを合わせてシャッターボタンを押す。これを実に早く行うことが出来る。ところがコンパクト・デジカメの場合は、液晶画面にまず被写体を捉えなければならないがこれがレンズの向きをいろいろ変えてみるなどしなければならないので時間がかかる。また被写体を捉えてもピントが合うまでに結構時間がかかる。これらの動作が動いて揺れているバスの中でやるのはなかなか至難の業。特に今日のように揺れが大きいときはなかなか被写体を捉え続けてピントを合わせることが難しい。そんなことで今日はピントの甘い富士の写真を1枚だけブログにUPすることにした。
2007.01.25
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今朝はすっかり寝坊してしまった。そして富士に気が回ったのはすでに10時半。偵察点へ行って富士を見る。出ているじゃない。でもちょっと薄いな。おっとりカメラで撮影定点の春日原へ駆けつける。この間20分ぐらい。富士はさっきよりさらに薄くなっていた。う~ん、写るかなぁ?やはり山の写真はもっと早く起きて写さないとダメだ。
2007.01.23
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アスワンからアブシンベルへ行く途中、乗っていたバスが砂漠のまん中で停車した。治安のために設けられたチェックポイントだったのか、1車線になる手前で対向車が通過するのを待っていたのか分からないが、結構長い時間停車していた。するとバスの隣にすっと入ってきて停車したのがベンツのトラックだった。このトラックは後にも荷台をつなげたタンデムというのか、あるいはリモルケというのか輸送量を増強したダンプトラックだった。ところがその車は凄く派手。 車の上には鷲のマークのペナント。前部にはパイプで補強したバンパー。車体の下まで垂れ下がった飾り。皆赤系統で装飾してある。サイドミラーにも彩色してある。道を走っている馬車やロバ車やぼろの自家用車から比べると破格に豪華な綺麗な車だ。金持ちトラック野郎なのだろう。エジプトにもやはりトラック野郎はいるのだ!!室内には八代亜紀ライクなエジプトの歌手のポスターとか写真とかも貼ってあるのだろうか? まぁ、そこまで確認出来なかったが。
2007.01.22
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このところ1ヶ月近く発声練習をしていなかったせいか、トレーニング・プログラムを消化するに従い、またぞろ喉の奥が痛くなってきた。喉を守るためか唾が口の中を充満し始める。我慢しきれなくなって唾をごくんと飲む。すると次の発声開始に間に合わず、遅れる。これで先生も気がつき、ちょっと休憩に入る。この後、プログラムが変わり、今までの「ラ、ア、ア、・・・」を「ハァ、ハァ、ハァ、・・・」の発声シラブルに変更となる。これはきつい、そして、難しい。発声がスタッカートのようになってしまう。レガートに発声しなければいけないのに。ブレスを深く取ってたっぷり息を使わないと、なかなかレガートにならない。この発声を練習してから、従来の「ラ、ア、ア、・・・」に変えると何と楽なことか。今回の注意も発声のポイントを思い切って下げ、もっと下の方から声を出すようにせよとのことだった。次はコンコーネ50番の第12番。ハ長調で始まり途中変イ長調に転調した後またハ長調に戻る。曲の特徴としては4分の4拍子で2分付点音符と4分音符、4分複付点音符と16分音符と4分音符そして4分休止符のパターンからなるリズムだ。そして最高音はFまで行く。自信なくすこし遠慮気味に歌うと、先生から「バリトンの人だったらこういう風に歌わなくっちゃ、特にFまで上がるのだから」と歌って見せてくれた。息をたっぷり使い、最初から最後までffでの歌唱だ。こうしないと上のFが響かない。相当体力を使わないとこの曲は歌えない。しかし歌い終わったときの満足感は一入(ひとしお)だった。次は「冬の旅」の第2曲目「風見の旗」。この曲は難しい。伴奏付きで仕上げのつもりで歌う。コンコーネで受けた指摘をそのままこの曲にも適用し、思い切ってたっぷりの声で歌う。ほぼ暗譜したつもりだが、歌っていてまだ歌詞に自信のないところが出てきてテキストを見る。それとフェルマータで引っ張ったあと息が足りなくなり、最後の子音が発声できない。ドイツ語の最後の子音は息に相当余裕がないとなかなか発音できないのものだ。次回完全暗譜でまた挑戦することとなった。
2007.01.20
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エジプトでは大都市の郊外や小都市では、自動車や自転車に混じって馬力(馬車)やロバや牛が運搬手段として未だに活用されている。特にロバが多く眼についた。子供の頃、街中を行く馬力(馬に荷車を引かせ、物を運搬するもの)の後に近所のガキ共とぶら下がり、よく馬力の親方に怒鳴られ怒られたものだ。私にとってはこのエジプトの風景は戦前や戦中・終戦直後の日本の姿と重なってとても懐かしく、またのんびりした様子に思わず微笑み、心を和ませてくれたものだ。それと農家の人が遠くから町へ牛車に野菜や果物を積んで売りに来ていたのも思い出す。それがエジプトでは現実に行われていた。また子供達はロバにまたがり、実際に仕事を手伝っている様子だ。遊びではなく仕事の手段として使っているのが、我々の子供の時と違う。また、そのロバの表情が面白い。いやいや引っ張っている顔をしているもの、嬉々として笑っているような表情のもの、無表情で引っ張っているもの、堂々としているもの、など様々な姿が見れて面白かった。そして仕事が終わった後、帰りの交通手段としてロバがまた使われる。大人も子供もロバの背中に乗って帰ってくるのだ。ロバのパカパカと小走りに走る姿はとても滑稽だった。ただ高速で走っているバスの中からすれ違いざまや追い越しの時に振り返って見るのでロバの表情までカメラに納めるのは難しかった。写真に写したのは離れたところにいるものなので、表情はあまりよく分からないのが残念。しかし、昔の古い日本の風景を知らない私達より若い人たちは私が抱いたような感慨は理解できないらしい。原風景が違うのだ。なんと非効率な! なんと汚い! 子供達は学校に行かないで働いているのかしら? そのような考えがすぐ浮かぶらしく、とても「のんびりした」などという感じは受け取れないらしい。私としては日常若い人を理解し、なるべく話を合わせるように努力をしているつもりなのだが、やはり世代間のギャップは拭うべくもないという当たり前の事実を突きつけられた旅行でもあった。でも楽しい旅行だったな。強行軍だったが!
2007.01.19
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エジプトのルクソールで「王家の谷」の見学の後、現地ガイドの案内で大理石店に立ち寄った。そこでは原石を磨いて花瓶を作る実演の販促後、いろいろなお土産を売るわけだが帰り際に青い石のチューブを細かく切って糸でつないだネックレスをツアー客全員にプレゼントしてくれた。臭いを嗅ぐとちょっと油臭い。多分チューブを切断するときにカッターに付けた油が切断面に浸み込んでいるのだろうと思っていた。そこで帰国してからその油を洗い取ろうと思って、中性洗剤を入れた洗い桶にいれて掻き回したところ、なんとそれがどろどろに溶け、青い泥に変わってしまった。なんのことはない。石の粉を水で練って型に入れ、そのまま固まらせたものだったのだ。良かった。このネックレスをやって雨にでも当たったら折角の服が台無しになってしまうところだった。皆さん! エジプトで貰った石様のネックレスは一応の注意が必要ですぞ!「只より高い物はない」の典型かも?
2007.01.18
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エジプトの郊外では犬が放ち飼いというのか、野良犬というのか首輪のない犬がうろうろゴミのところを歩き回って食べ物を漁っているのを良く見かけた。ネコは観光地の事務所などにたむろしているのが多かった。その猫たちは going my way というのか、全然愛嬌がない。呼びかけても知らんぷり、もっとも日本語が分からないのかも知れないが、ネコ本来の気ままさを十分発揮しているようだった。幸せなネコたちなのだろう。それと全然人を恐れない。喧嘩しているネコがいたが、そばによっても知らん顔。そしてギャオギャオ顔をつきあわせて、ここは俺(私?)の縄張りだとお互いに主張して譲ろうとしない。そのうち取っ組み合いをするでもなく、何となく分かれていってしまったが話し合いがついたのだろうか?子猫もおすましを決め込んでいた。ただこのネコは写真を写してから気がついたのだが、目の下の線が黒いように思う。いかにもエジプト女性の目のお化粧をそのまま頂いたような、エジプトっぽい眼だと思うのだがちょっとひいき目かな?
2007.01.17
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1月5日から12日までエジプト・ツアーに参加した。1日目、羽田→関空→カタールのドーハ→エジプトのルクソールとカタール航空を乗り継いでエジプトに入る。ドーハといえばかの「ドーハの悲劇」のドーハ。日本のサッカーファンにとってワールドカップ初出場の夢を、オフタイム最後の1分のところでイラクに破られた悔しい思いのあるあのドーハだ。そのドーハからルクソールへ行く途中、下を見ると砂漠のまっただ中に丸い形のものが沢山視界に入ってきた。何だろう? 石油タンクか? それにしては円弧状のものもある。まさかUFOの基地ではあるまい。分からない。 分からないときは知っている人に訊くしかない。機の後方で休憩に入っている客室乗務員のところへ行って尋ねた。最初は私の言っていることが分からないらしく戸惑っていたが、外の景色のことだがとあらためて言うと窓から外を見下ろし、「あれは新方式の農場です。トマトなどのいろいろな野菜を作っています。緑色に見えるのは今栽培している新しい農場。茶色のは収穫が終わったものです」との明快な答えが返ってきた。やはりUFOの基地ではなかったのだ!!
2007.01.16
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昨晩は今年初めてのリコーダー・レッスン。一昨日夜、強行軍のエジプト・ツアーから帰ったばかりだったが、好きなことをやるのだから疲れも何のその。旅行中にcherryさんのところで調整して頂いておいた愛器を持参して、いそいそと出掛けた。ひとしきりエジプトの話をして、レッスンに入る。まずはスケール。ちょっと音が上ずっているので、もっと低めに音をとるようにとの注意。疲れからか吹き込む息の量が少ないようだ。たっぷりめの息で吹く。するとどうだろう、下のG、Fが実に良く響く。先生も驚いて「いい音になったね~」と。ところがところが、いつも楽に吹いているスケールが途中でつっかってしまい、初めからやり直す始末。先生いわく、「以前と音が変わったのでそうなるのですよ。そういうのを克服して上手になっていくのです」と。 なかなか初心者の心理は微妙なものだ。テレマンのヘ長調ソナタに移る。まずは第1楽章。今まで省略していたトリルを入れるよう指示される。難しかったのはGのトリル。バロックのトリルは通常2度上の音から始める。変え指のAから変え指のGと左の薬指を使ってのトリル。しかも、終わりはGなので指を放す。いつものトリルとは終わり方が逆。しかも息を調整しないとGのピッチにならない。ちょっとしたことなのだが慣れないと難しい。このあと第2楽章の装飾を見て貰って、今回は終了。先生も私の疲れを見てとったのであろう、軽めのレッスンで終わった。帰宅して復習もせずに、バタン・キュー。
2007.01.14
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1月5日から8日間の日程でエジプトツアーに参加してきた。今日はその最終日、帰国の日だ。カイロ→カタールのドーハ→関空→羽田とカタール航空を乗り継いできた。ただし関空→羽田は全日空のオペレーション。その羽田への途中富士が見えるかもしれない、一縷の望みを託してカメラを構えていた。しかし、もくもくした厚い雲が多く、雲の間から真下は見えるのだが残念ながら富士の姿を確認することは出来なかった。がっかりする間もなく西の空が真っ赤に焼け始めた。いましも雲海の彼方に太陽が沈もうとしている。日輪が雲の上で丸く赤く輝き、そしてその輝きの輪は大きく大きく広がって行った。やがて周囲は漆黒の闇へと誘われる。
2007.01.12
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昨夕は西方に雲が多く、富士は全然見えなかった。今朝はうって変わって全くの快晴。全天に雲はなし。富士が端麗な姿を見せてくれていた。7時半の富士。
2007.01.05
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夕方郵便局へ年賀葉書を買いに行った。その道すがら新しく建った住宅に夕日が当たり、その上空にはなんともいえず穏やかな、たおやかな雲がおっとりと青空に流れていた。思わず心がなごむ平和な風景だった。
2007.01.04
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今日は暮に続いて人間シュレッダー。たまった資料や封書を開いてはビリビリ、チョキチョキ。特に個人情報に注意して裁断。年末中に全部出来るとふんでいたのだが、「へぇ~、こんなのあったのだ!」と中身を読むから時間が掛かって新年持ち越し。その間を縫ってリコーダーの練習をする。今日は昨日のお吹き初めの時つっかかったテレマン ハ長調ソナタの第4楽章を弔い合戦。お正月から弔いはないか?う~ん、何とか切り抜ける。やはり卒業した曲でもちょっとサボって吹かないとダメだなぁとしきりに反省。全楽章をあらためて吹く。次はヘ長調ソナタ。これはメトロノームを使ってゆっくりテンポで機械的にリズムをとってじっくり全楽章を数回練習してみた。特に終楽章はとても練習しやすかった。今日はこれで練習はおしまい。楽器はメック ロッテンブルグのメープルを使ったが、これは水分の吸収が悪く、音が詰まりやすいな。やはりまだパラフィン漬けの影響が残っているのだろうか。 だいぶ表面は乾いてきてはいるのだが。また人間シュレッダーに戻ってビリビリ、チョキチョキが始まった。ビリビリ、チョキチョキ、ビリビリ、チョキチョキ、・・・・・・
2007.01.03
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今日1月2日はお書き初めの日。小学生の頃は硯(すずり)で墨(すみ)をすり、半紙に「お正月」とか「新年」とか親に言われるままに毛筆で書いたものだ。この日はこのように手習いを始める1年で最初の日となっている。中高生の時、横浜の磯子にピアノを習いに行っていたが(ちっとも上手くならなかったが)、この日は先生のお宅に全お弟子さんが集まり、お弾き初めをする習わしがあった。一人一人簡単な曲を皆の前で披露する。そしてこのあとお茶とお菓子が出てそれを食べながら歓談する。高校生以上は別の部屋でレコードを聴いたり、ゲームなどして遊んだものだが、そうこうするうちにビールが出てきたりして、結構話の分かる開けた女の先生(講道館柔道の有段者でしかもモガだった柘植先生)だった。戦後間もなくのテレビなどない時代だった。我々男性陣はフェリス女学院などの生徒たちと他愛のないゲームなどして結構楽しい時を過ごしたものだ。以前は偶然に会ったことなどあったのだが、最近はトンと音沙汰がない。皆元気でいるのだろうか。そんなことを想い出しながら、今日は自宅でリコーダーのお吹き初めをした。まずはスケールから。そしてギースベルトの毎日の練習曲から数曲。そしてテレマンの「音楽の師」の方のハ長調とヘ長調ソナタの2曲。うーん、ハ長調の第4楽章でちょっとつっかかってしまうところがあったが、なんとか気持ちよく吹けた。ヘ長調ソナタは今レッスンを受けている曲。さぁ~とさらってみた。約1時間のお吹き初めだった。
2007.01.02
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謹賀新年今日元旦は一片の雲もない快晴。穏やかな朝を迎えた。早速、といっても寝坊で7時半を回っていたが、いつもの富士を撮る場所へ駆けつけた。この場所は神奈川県綾瀬市の春日原というところ。名前の由来は江戸時代春日局(かすがのつぼね)の領地だったことから付けられたようだ。広大な原っぱだが今はほとんどが畑となっている。ここは富士を見渡せる格好の場所。私が好んで行くところだ。今朝の富士はやはり霞が薄くかかっていた。朝8時の富士。いつもお正月には来る娘一家が子供の大学受験準備で忙しくて来られず、我々二人だけのひっそりとした元旦の食卓だ。そこで賑やかしに私の好きな盃を出してきて、お屠蘇がわりのお酒を頂く。この盃はニュージーランドへ行ったとき、ウエリントンの民族博物館の売店に展示されていたもの。日本で陶芸の勉強をしたニュージーランドの作家の作品。現在活躍している一人とか。この活き活きとした魚、そして彩色。一目で気に入ってしまった。今ほろ酔い機嫌でこのブログを書いている。このような平和が長く長く続くことを!
2007.01.01
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