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パパゴリラ! @ Re:三峡老街へ(11/27) New! 山峡街は日本統治時代の建物が並ぶとあり…
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ララキャット @ Re:烏来老街にいく(11/26) New! へえ、現地語で話しかけられましたか? …
Oct 12, 2024
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ネギ焼きと云ってもお好み焼きのことではありません。

非常にシンプルな料理なのに、ポン酢とかごま油と塩をつけて食べると、甘みがあって美味しいものです。
ネギの焼きびたしもオツなものです。


白ネギのことを関西では「東京ネギ」と呼んで、緑色の部分を食べる九条ネギなど葉ネギと区別する人も多いです。
と云っても日本三大ネギは群馬の「下仁田ネギ」と福岡の「博多万能ねぎ」とともに兵庫県朝来市の「岩津ネギ」もあって、岩津ネギはまんま東京ネギと一緒なんですけどねぇ(笑)
こんなシンプルな料理、日本独特かと思ったら世界は広いものです。
日本の他にもネギを同じように調理する国があったのですね。
それもアジア圏ではありません。

料理の名前は「カルスターダ(Calçotada)」。
カタルーニャ州タラゴナ県の冬から春に掛けての名物料理なんです。
この料理は新葱の採れる3月までしか食べることができません。

カルスターダの始まりは、19世紀末にシャット・ド・ベネージュと云う農民が、ネギのグリル料理を調理してたところ、仕上がりをちゃんと見てなかったため焦がしてしまった。
しかし勿体ないのオバケが出るってことで、焦げた皮をむいて味見したら中は柔らかくって風味満点!
ってことで、この料理が定着したと云う話です。
いまでは1月最後の週に「グラン・フェスタ・デ・ラ・カルスターダ(カルスターダ大祭り)」が開催されて、カタルーニャの名物になり、毎年多くの観光客が訪れます。
カルスターダで使われるネギは「カルソ」と呼ばれて、特にカルスターダ用に栽培されたものです。
このカルソの焼き加減ってのがハンパない!
ワインに使うブドウの剪定枝の上で真っ黒に焦げるまで焼くのですね。




火から降ろされたカルソは一旦新聞紙に包まれて30分ほど放置し粗熱をとります。

それでレストランなどではが用意されてるのですが、いい大人がよだれかけぶら下げてネギに食らいつく姿は滑稽でもあります。
焼けたカルソは「ロメスコソース(salsa romesco)」と云う、ナッツが入っててコクのある味わいが特徴のソースをつけて食べます。
このソースもよく垂れるので、これが着ている衣服を汚す原因にもなり、よだれかけが必要になるのですね。
スペインには市販のロメスコソースも数多く売られてます。



このボティファッラに赤ワインの組み合わせが定番なんですね。
最近ではバルセロナのお店なかでもカルスターダを出してるみたいです。





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Last updated  Oct 12, 2024 05:04:46 AM
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