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2005.01.01
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カテゴリ: 発想の小転換
 あけましておめでとうございます、かもしだ(元夜鳴き蕎麦屋)です。えーん。

 今日から日記のタイトルにカテゴリを書くことにしました。

 のんびりとTVを見て、雪片づけをし、年賀状の返事を書き過ごした元旦でした。キタラダス派なので、今日だけで60枚書きました。普段、会えない人でも年賀状の端っこの私信でほっとします。あくせくしない一年のスタートが切れました。

 さて、主人公。

 ヒーローとか、小説の中心となる人物を指すことがほとんどで、主人公のないTV番組は見ていて苦しくなっちゃうほどドラマには主人公が不可欠になっています。決してTV教養講座の解説者を主人公とは呼びませんので、あくまでも物語の中心事物を現在は指してるわけですが、本来の意味は若干違うようです。

 禅の教義の中に、自己を見つめる、自分に嘘がないか内側に向かって問いただすことなどを「主人公」というのだそうです。勉強して調べたわけではなく、詳しくはわかりませんが、他との関係ばかりに辟易としている現代人にとっては、自己を見つめ直す手段として必要な素養なのかもしれません。

 ま、毎日やってたら疲れちまいます、というかきちんと目標を持って禅の修行しているヒトじゃないと、苦しくてしょうがないでしょう、きっと。

 今、教育界では多様性を求めています。多様な人材が将来の経済界が必要だからです。その流れで、一つの価値基準で子どもたちを序列化するのをよしとはしていません。
槇原敬之の考える「オンリーワン」という考えが教員に広く浸透しつつあります。



 現実社会は、100万人いれば100万の仕事があるわけではなく、必ずと言っていいほど誰かと同じ職業に就くことになります。その時点でもはやオンリーワンでは無いんですが、その先の生活には必ず競争が付いてきます。日本は資本主義ですので。

 ちっちゃい頃はそれでもいいでしょう。

 でも、段階的にオンリーワンを「誰かと同じ可能性のある」ものである現実を教える必要があるとおもいます。

 他との関わりによって自己の変革を迫られる時、ヒトは大きな力を発揮しますが、自分の中の都合だけで、安定した自分から自己変革を推し進めようとするのはずいぶんと力がいるものです。

 だから、学校があるんですが。

 オンリーワンを唱う教育をコドモに投げかける時は、必ず「主人公」としての内向きの自己との対峙の訓練をする必要性があり、そのコト無しにオンリーワンを進める危険はものすごく高い気がしてしょうがありません。

 発達段階から考えると、自己中心的な考えから周りとの関係を構築していく小学校4,5年あたりから真の意味の方の「主人公」をやっていかなきゃならんと思います。

 「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」

 このことは、文科省の推進する多様化の許容と相まって、オンリーワンを見つけるコトを強要しているようにも捉えられます。クラスで一番とった子には、競争を挑んではいけない、というニュアンスも生まれかねません。

 ニートを増殖させたのは、少年前期からの教育による、このような無競争一億総「ぼくはぼくの生きる方向がある。口出ししないでくれ。でも、認めてくれ。」主義によるのかもしれません。

 もし、オンリーワンが見つからなくても、踏まれたり蹴られたり、楽しかったりまあそうでもなかったり、普通に稼いで、それなりの人生を歩んでいく「普通の人生の歩き方」をそろそろ義務教育で教えませんか?















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最終更新日  2005.01.01 21:53:33
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