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August 29, 2005
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カテゴリ: 今日もいい日だ
昨夜は夜の9時から友人ご夫妻と中国茶専門の喫茶店で深夜のおしゃべりを楽しんできました。

この喫茶店、家から車でほんの5分ほどのところにある「碧落」というお店です。住宅地の中にあるのですが、付近はまだ造成地のような状態で他に建物もなく、そんな何もないところに忽然とモダンな佇まいの中国茶の専門店が姿を現すのですから、なんかちょっと不思議な感じ。前にこのあたりを散歩していた時に見つけ、気になっていたのですが、昨夜、ついに初見参となったわけ。驚いたことにこの店は夜中の3時まで営業していますので、夜遅く語らいのひと時を持つにはうってつけの場所です。

この土地自体がかなり小高いところにありますし、また周囲にはほとんど建物がありませんから、お店の窓からは周辺の町の灯が一望できるようになっている。店内はしっとりとした照明が用いられているので、なかなか雰囲気のある落ち着いた大人の空間という感じかな。週末最後の夜ということもあってか、9時過ぎだというのにほぼ満席。ま、もともとそんなに大人数が入れるお店ではありませんが。

で、このお店のメニューは完全に中国茶のみ。種類は、そうですね、30種類ほどはあるでしょうか。安いもので1300円ほど、高いもので1800円くらいかな? これだけでもお菓子つきですが、300円足すと7種くらいのスイーツがつく豪華版になります。

で、お茶は中国風の茶道の道具一式と共に運ばれてきて、初めての場合はお店の方がお茶の淹れ方を指導してくださいます。中国風の小さな急須をまず熱湯で温め、そこに茶葉を入れて溢れるまでお湯を注ぎ、蓋をしてさらに急須に熱湯を回しかけて温め・・・というような奴ですね。しかも、お茶そのものを飲む前に、香りだけを楽しむプロセスがあったりして。私はこういうのを初めて体験ましたが、先生の手順を一生懸命真似る小学生みたいな感じで、お茶を入れる儀式そのものが楽しかった。

ちなみに私が飲んだお茶は、「蜜の味にも似た芳醇な香りと味」みたいなものでしたが、確かに「蜜の味」というのは当たっていましたね。決してお茶そのものは甘くなく、むしろ苦いくらいなものですが、一口飲んだ時の風味がまるで蜂蜜のようで、またお茶を飲んだ後、口の中に残る味にも蜜のような甘味がある。いや、なかなかおいしいお茶でしたね。4人、それぞれ別のお茶を頼み、それぞれおいしかったですが、友人の奥様が注文なさった「マスカットの風味」のお茶もおいしかった。

で、また、お茶とともにいただいたスイーツが面白かった。たとえば「トマトの甘煮ゼリー寄せ」とか、「生姜のシャーベット」なんて、ちょっと食べたことがない味でおいしかった。また「杏仁豆腐」もついてきたのですが、これが今まで食べたことのないようなもっちりとしたもので、一体どうやって作ったのか? と思わせるようなおいしさでした。このお店で出されるお菓子はすべて自家製なのだそうです。とにかく、お店の立地といい、また中国茶専門店であることといい、お菓子がおいしいことといい、「大人が夜、遊べるお店」としておすすめです。お店のホームページがありますので、興味のある方は検索エンジンに「日進市 碧落」と打ち込んで見て下さい。

ところで、昨夜お会いした友人ご夫妻というのは、私の家の近所でギャラリーを開いていらっしゃいます。正確には、ギャラリーを開いているのは奥様の方で、ご主人は会社勤めをなさっているのですけどね。で、このギャラリー、そんなに大きなものではないのですが毎回趣味のいい展示をなさっていて、私も何度か絵を買わせていただき、そんなことが縁で今では夫婦そろってお付き合いさせていただいています。ギャラリーを開いている奥様も面白い方ですが、ご主人も相当ユニークな方でね。しかも、そういうユニークなご夫妻のまわりに集まってくるご友人の方たちやアーチストの方たちがまたそれぞれ面白い方ばかりで、このギャラリーに出入りするようになって私もお付き合いの幅が随分広がりました。

で、このご夫妻、少し前にトルコのイスタンブールにご旅行されたのですが、以前からそのご旅行の顛末を伺うお約束になっていたんですね。で、そのこともあって、昨夜の深夜の茶会が催されたわけ。



しかし、イスタンブールそのものは、予想していたよりもよほどきれいな、安全な町だったとのこと。写真も随分見せていただきましたが、確かにきれいなところです。特にモスクを始め、町のいたるところを飾るモザイクの美しさは凄い! またトルコ料理もお店を選べば、かなり安くおいしいのが食べられるのだとか。

それからトルコの子供たちとの交流の話も面白かった。あるところで向こうの小学生たちに囲まれてしまったのですが、彼らはご夫妻が日本人だと知って興味津々で、言葉が通じるかどうかなんてことはまるでお構いなしに話かけてくるのだそうです。しかも、ませた男の子はさっと野の花を摘んできて、奥様に差し出したり。その子供たちの写真も見せていただきましたが、まあホントに子供らしい、無邪気な可愛い笑顔ばかりで、こんな子供たちに会えるなら、私もそこに行ってみたいなと思ったほどでした。トルコというのは昔から親日だとは聞いていましたが、本当なんですね。日本もそういう親日の国と、もっと交流を深めればいいのに。

とまあ、そんな感じで、夜9時から深夜12時過ぎまで、「碧落」の中国茶を楽しみつつ、愉快なお話しを堪能することができたのでした。私よりも若干年長のご夫妻を友人と呼ばせていただくことが許されるのなら、いい友人を持ち、いいお店を知っているというのは、これは人生における醍醐味の一つですね。今日も、いい日だ。じゃなくて、昨夜もいい夜だった。

さて、ここ数日連載しているロマンス小説談義については、また夜にでも再度更新します。ではまた後ほど!





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Last updated  August 29, 2005 03:14:45 PM
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深夜の茶会  
そういう交際方法もあるんですね。早朝ファミレス会もありかも。 (August 30, 2005 01:19:53 AM)

こういう近所づきあいなら  
釈迦楽  さん
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釈迦楽@ Re[3]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  ああ、やっぱり。同世代…
丘の子@ Re[2]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 釈迦楽さんへ そのはしくれです。きれいな…
釈迦楽@ Re[1]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  その見栄を張るところが…
丘の子@ Re:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 知らなくても、わからなくても、無理して…
釈迦楽 @ Re[1]:京都を満喫! でも京都は終わっていた・・・(09/07) ゆりんいたりあさんへ  え、白内障手術…

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