それは邦訳タイトルで、原題は『The Dharma Bums』ですね。『On the Road』の続編みたいなもので、相変わらずケルアックとその仲間たちがあっちへ行った、こっちへ行った、というような話ですが、四半世紀前に読んだものですっかり忘れちゃった。確かゲイリー・スナイダーが『Howl』を読んだポエトリー・リーディングの様子が描かれているのではなかったかと・・・。
私の師匠は反骨の人でしたから、ビートを高く評価していたのですが、私はどうもいま一つよく分かりません。カポーティがかつて『On the Road』を評して、「あれは作品を書いたというより、タイプを打っただけだろ」と言ったそうですが、私もちょっとそんな感じがしてしまいます。
(January 26, 2008 04:51:40 PM)