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能登半島 は我が家から富山湾の向こうに見えます。
要するに、皆さんにいつもご紹介している 北アルプスの山々は南の方向 で、反対の 北の方向にこの能登半島 が見えるという事ですね。
お天気の良い日は半島の端の珠洲までがはっきり見えますし、私たち富山県の東部に住むものにとったら、南のアルプス連峰と、北の能登半島の二つはごく当たり前の “ある景色” ということになっていると思います。
今回、1泊2日の小旅行を計画した時、その行先をここ能登半島にするに、それほど時間はかかりませんでした。
例年はこの1月の第2土日は 東京に春高バレーを観戦に 行っていました。
今回はAさんの予定がはっきりしなく、またりえばぁにも土曜日に予定が入ったため、 今年は行くのをやめて、どこか温泉にでも行こうかという事になったのです。
雪の心配のないところと、まず一番にそれを考えて、輪島市を選んだわけです。
行きは氷見市から七尾市まで山越えし、道中も楽しみながら一般道をとことこ走る事に しました。
わが県の氷見市は海に面していますが、能登半島の中にありますから 背中は山 というところ。
山道は進むに連れ、いつしか雪深くなり、運転には要注意というところでした。
輪島市までは予定していた時間にほぼ近く、無事に到着できました。
旅館の部屋でゆっくり休み、 その後は夕食までの間にと 千枚田のイルミネーション を見に行って来ました。
日没を感知して点灯するというその場所は、行った時はまだ明るく、しばらく待機。
全て自然エネルギーによるイルミネーションイベントだそうで、冬期間毎晩 日没から4時間だけ この景観を訪れる人たちに見せてくれるという。
ところで、この千枚田を守るためには、当然ながら稲作の継続が必要であり、そのためにこちらではオーナー制度(年会費必要)を設けて全国の方々に協力してもらっているそうです。
1、田起こし 2、畦塗り 3、田植え 4、草刈 5、稲刈り・はさ掛け・落穂拾いなど。
ただ作業は義務ではなく、本人の都合の良い時に参加してもらうということです。
この白米(しらよね=町名)千枚田の田んぼの枚数は1,004枚、面積は40,051平方メートルあるそうです。
オーナー制度特別名誉会員(任期3年)には、安部首相の夫人の昭恵さん、小泉元首相、小泉進次郎衆議院議員さんや漫画家のちばてつやさん、歌手の水木一郎さんなどもいるそうです。
日本の美しい景観を守っていくためには、大勢の人の理解と協力、そして大変な努力が必要なのですね。