翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

2025.06.02
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

笑顔がつなぐ、商いの道
雨のち、心晴れやかに







5
29 日から
6
1 日までの
3
日間にわたる道の駅常総での出店が、昨日、無事に幕を閉じました。

29日、30日は、大雨状態でした。
特に、29日の金曜日は、お客様も、ずぶ濡れ状態でした。

ご利用を心から、
感謝します。


最終日の日曜日、私はその夜は、
21 時を過ぎる頃にはもう眠っていました。
心地よい疲れでした。

この日、道の駅には 50 人を超える大行列ができました。

キッチンカーの前で一人ひとりにお声をかけながら、笑顔で接客。
それは単なる販売ではなく、人と人が向き合う ご縁 の時間でした。

13
30 分頃、油の状態を見て、営業を一時中断するという苦渋の決断をしました。
40
分もの間、お客様をお待たせしてしまう ……
私の胸に、申し訳なさと不安が広がりました。
「申し訳、ございません。行列をいったん中止にして、
  再度、点検をします」と皆さんの前に、
  ご案内しました。


けれど、その時 ――

「大丈夫だよ!待ってるからね」
「栃木から来たんだけど、また寄りたいと思える場所だね」
「千葉から。楽しみにしてたのよ」
「神奈川から来ました。こういう人との出会いが旅の楽しみなの」

悦んで、悦んで、待ちます。・・・と言うのです。


そんな温かいお言葉が、次々と届いたのです。

中断中にもかかわらず、誰一人文句を言わず、ただ静かに、笑顔で待っていてくださいました。

その姿に、私は胸が熱くなりました。
おもてなしの心とは、お客様に届ける一方通行のものではなく、
こうして 返して いただけるものなのだと、改めて気づかされたのです。

その後、私自身もキッチンカーの中に入り、
レジを担当しながら 伎芸(ぎげい)型おもてなし商売道 を実践してみました。
今の自分には、キッチンカー内での伎芸は、
まだ 20% しかできていないかもしれない。
けれど、その 20% の中に、確かに「つながり」があると感じました。

ふと目をやると ――

何度も足を運んでくださっている、推定 50 代のご夫婦が、
「このコロッケ、本当に美味しいね」とにっこり微笑んでくださっていました。



そして、
40
才前後のご夫婦様の小さな男の子が列の途中でこう言いました。

「ボク、このコロッケ大好きなんだよ!だから並んだ方がいいよ!」

その言葉に、まわりの大人たちも思わず笑顔に。



たとえ行列でも、そこに 笑人(わらびと) がいれば、
そこはもう、幸せの場になるのです。

16
時過ぎ。
すべて完売。
でも、この日の「完売」は、品物がなくなったこと以上に、
「心が満たされた」という意味での だったのかもしれません。

商人とは、笑人(しょうにん)であること。
お客様から、そして小さな子どもからも、
その原点を学ばせていただいた一日でした。

私は、失礼ながらも、お客様をまるで家族のように感じています。
なぜなら、心から交わす「ありがとう」は、
どこか血のつながりを超えた、魂のつながりだからです。

皆さん、本当にありがとうございました。
また次回も、笑顔でお会いできますように。



​​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.06.02 08:58:37
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: