老父のつぶやき

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2022年03月09日

特別支援とは

テーマ：仕事しごとシゴト(24510)

カテゴリ：自閉症と共に

このところの報道で「特別支援学校・学級での暴言・不適切指導」と言うタイトルを見る機会が増えてきたように思う。実際のところは調べてみないと分からないと思うが、私の子供が在学した頃に比べると20倍以上にも生徒数が増えていると言う話だ。

自閉症に限って言えば1万人に3人くらいの発現と当時聞いたように思うが、当然脳の発達の障害の発生率が劇的に増える訳はない。教師の忙しさは前から言われていることだが、そのことが「扱いにくいのは特別支援学級へ」更に扱いにくいのは「特別支援学校へ」などと言う流れが出来ているのではないかと危惧する。

教員の勤務評定は私の在学時にもしばしば取り上げられたが、「問題を起こさない子供を育てる」のが教員の仕事だろうか。問題を解決できる子供に育つことが求められているのではないだろうか。特に子供の時に「暴力はいけない」「自分がされていやなことを人にしてはいけない」などということを教える、理解しにくい子供に刷り込んでいく方法を考えるのが教師の仕事でかつ醍醐味ではないかと思う。

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