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さえママ1107
さえりんの部屋へ来ていただいてありがとうございます 2019年6月、長女を突然交通事故で亡くした母親です 娘を想いながら日々を一生懸命生きています
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2023年02月06日
カテゴリ： 子供を亡くした親
昨日は急に哀しみのツボにはまってしまい一日落ち込んで何も出来ませんでした。
先日の
じゅんさんのブログにも
「グリーフの不意打ちが・・・」
の中
「１７年経っても動揺する自分が愛おしくなってきました。ゆらぎながら、行きつ戻りつ、でも突然引き戻される、何でもありなんですよね」
と書いてみえました
が尊敬する大先輩のじゅんさんでもそうなんだから、 さえりんと突然死別したった３年８ヵ月の私には当然のことだと思います。
昨日哀しみのツボにはまってしまった引き金になったのは、多分ですが「最後の写真」だったのではないかと思います。 そして Facebookに書いてしまった「もしもこれが最後だとわかっていたのなら・・・」という言葉に自分で書いておきながら、自分で悲しみの闇に落ちてしまいました(>_<)
ある交通事故ご遺族の方が「最後だとわかっていたなら」という本をリンクしてご紹介くださいましたが、私もこの本のことはずっと前から知っていました。「世界中が涙した感動の詩」だそうですが、 私も自分が遺族の立場になるまでは、きっとこの本を読んで感動しあらためて娘たちのことを大切にしようと素直に涙を流せたと思いますが、 今の私にはとてもリアルで辛すぎるのです。 さえパパも私と同じ思いでした「この本は今の俺たちには過酷すぎるよ。だから読めない」と。
きっと哀しみのツボは人それぞれ違うし、その時々のタイミングやコンディションや置かれた状況によっても違うんだと思います。昨年１１月３日に刈谷ハイウェイオアシスで特設テントで 「生命のミニメッセージ展」 が行われた時、春日井支部のＯさんが立ち寄って下さいましたが 「私にはメッセンジャーを見るのが辛い」 と言ってみえました。きっと卓巳君のことを想って、子供さんのメッセンジャーが心に突き刺さるのかもしれません。その日たまたま通りかかって見に来て下さった方の中にも、メッセンジャーを見ながら号泣していらっしゃる若い女性がいました。話を伺うと 「子どもの頃に姉を交通事故で亡くしました」 と話してみえました。きっとお辛い想いが蘇ってしまったのだと思います。 私達はメッセンジャーには特別な深い想い入れがあり今では悲しみのツボにはなりませんが人それぞれ違うんだと思いました。
大切なご家族やご友人を亡くされた悲しみはそれがどんな亡くなり方だとしても、ずっと心の中に深い悲嘆となって残ってしまうのです。時間薬と言いますが、時間がどれだけ経っても消えて無くなることなんてありません。時間が経つと共に悲嘆の状態の緩和と哀しみのツボが減っていくだけなのかなと思うんです。
ご病気でお子様やご家族を亡くされた方は闘病中の不安な想いや辛さがたくさんあると思います。最近特に増えている自死でお子様やご家族を亡くされた方は「どうして気が付いてあげられなかったんだろうか」と深い深い後悔と無念が残ると思います。私たちのような 交通事故や不慮の事故や災害でお子様やご家族を亡くされた方は、本当に突然何の前触れもなく起きることなので、何一つ大切な人とお別れする心の準備や覚悟ができていないため、その後の喪失感や焦燥感が酷くなるような気がします。 実際に私も、実家の父が癌で余命宣告をされて亡くなった時と、さえりんの時では随分悲嘆の状態が違います。順縁と逆縁の違いもありますが。
朝いつものように「いってきまーす」と元気に仕事へ行ったさえりんがもう二度と「ただいまー」と帰って来なくなってしまったショックは相当酷く、今でも夕方になると哀しみと焦燥感に襲われることがよくあります。 これは突然の別れが来てしまった人の特徴なのだと思います。
昨日のさえりん写真は２０１９年５月８日の朝の日常の光景。
これが生きている紗愛理の最後の写真となってしまいました。さえりんはその約１ヵ月後に、たった一人あの世へ旅立ってしまったのです。
昨日の私は本当に物凄い脱力感と哀しみが襲ってきて、何にもやる気が起きず何も出来ずの悶々とやり過ごしました。そして哀しみを少しでも外に逃がすため、たくさん泣きました。これくらいしか自己対処法はありませんから。
そして今日からは、さえりんが産まれた日の人生最初の写真から始まります。
テレビドラマ「ブラッシュアップライフ」ではないですが、 もう一度生まれ変わってこの時から２周目の人生をスタートできないかなっと思ってしまうんです。
今度はたった２０年１１か月でトラックに轢かれて亡くなることのない人生を！！
そして、さえりんが一番充実して楽しく幸せに送れる人生を！！
（さえりん誕生！！１９９８年７月５日午後１２時４０分 ３３８４g）
(さえりん人生最後の写真 この時、坂田紗愛理は２０歳１０ヵ月）
ご訪問いただきありがとうございます！！
いつも温かいコメントありがとうございます
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昨日哀しみのツボにはまってしまった引き金になったのは、多分ですが「最後の写真」だったのではないかと思います。 そして Facebookに書いてしまった「もしもこれが最後だとわかっていたのなら・・・」という言葉に自分で書いておきながら、自分で悲しみの闇に落ちてしまいました(>_<)
ある交通事故ご遺族の方が「最後だとわかっていたなら」という本をリンクしてご紹介くださいましたが、私もこの本のことはずっと前から知っていました。「世界中が涙した感動の詩」だそうですが、 私も自分が遺族の立場になるまでは、きっとこの本を読んで感動しあらためて娘たちのことを大切にしようと素直に涙を流せたと思いますが、 今の私にはとてもリアルで辛すぎるのです。 さえパパも私と同じ思いでした「この本は今の俺たちには過酷すぎるよ。だから読めない」と。
きっと哀しみのツボは人それぞれ違うし、その時々のタイミングやコンディションや置かれた状況によっても違うんだと思います。昨年１１月３日に刈谷ハイウェイオアシスで特設テントで 「生命のミニメッセージ展」 が行われた時、春日井支部のＯさんが立ち寄って下さいましたが 「私にはメッセンジャーを見るのが辛い」 と言ってみえました。きっと卓巳君のことを想って、子供さんのメッセンジャーが心に突き刺さるのかもしれません。その日たまたま通りかかって見に来て下さった方の中にも、メッセンジャーを見ながら号泣していらっしゃる若い女性がいました。話を伺うと 「子どもの頃に姉を交通事故で亡くしました」 と話してみえました。きっとお辛い想いが蘇ってしまったのだと思います。 私達はメッセンジャーには特別な深い想い入れがあり今では悲しみのツボにはなりませんが人それぞれ違うんだと思いました。
大切なご家族やご友人を亡くされた悲しみはそれがどんな亡くなり方だとしても、ずっと心の中に深い悲嘆となって残ってしまうのです。時間薬と言いますが、時間がどれだけ経っても消えて無くなることなんてありません。時間が経つと共に悲嘆の状態の緩和と哀しみのツボが減っていくだけなのかなと思うんです。
ご病気でお子様やご家族を亡くされた方は闘病中の不安な想いや辛さがたくさんあると思います。最近特に増えている自死でお子様やご家族を亡くされた方は「どうして気が付いてあげられなかったんだろうか」と深い深い後悔と無念が残ると思います。私たちのような 交通事故や不慮の事故や災害でお子様やご家族を亡くされた方は、本当に突然何の前触れもなく起きることなので、何一つ大切な人とお別れする心の準備や覚悟ができていないため、その後の喪失感や焦燥感が酷くなるような気がします。 実際に私も、実家の父が癌で余命宣告をされて亡くなった時と、さえりんの時では随分悲嘆の状態が違います。順縁と逆縁の違いもありますが。
朝いつものように「いってきまーす」と元気に仕事へ行ったさえりんがもう二度と「ただいまー」と帰って来なくなってしまったショックは相当酷く、今でも夕方になると哀しみと焦燥感に襲われることがよくあります。 これは突然の別れが来てしまった人の特徴なのだと思います。
昨日のさえりん写真は２０１９年５月８日の朝の日常の光景。
これが生きている紗愛理の最後の写真となってしまいました。さえりんはその約１ヵ月後に、たった一人あの世へ旅立ってしまったのです。
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