新 緑仙の日々是好日

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R.咲くや姫

R.咲くや姫

2023.03.22
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カテゴリ: 学ぶこと



西洋史における時代区分の一つです。
西ローマ帝国の崩壊から、
ルネサンスや宗教改革に
至るまでを指し、
5世紀から15世紀までの
約1千年の期間です。

1千年もありますから
今、現在の私たちの暮らしに欠かせない
様々のものの原型が
生み出された時代とも言えます。



例えば、どんなものの原型?

それは
都市の成り立ち、国の成り立ち
銀行、大学、宗教の拡大。
今とは違うのは
主君と臣下という封建的主従関係、
農奴、領主、荘園、貴族、騎士など
そういったものが確立し
システム化していった時代でもある。





新しい時代へ突入する時には
何か一つの大きなきっかけがある。

日本では
磐井の乱、儒教、仏教、蘇我氏と物部氏の対立
神仏習合、大和政権などの頃。


中世のヨーロッパの社会のしくみは
封建制度が基本であり

国王→司教→バロン→領主→農民と
階級がしっかりと分かれており
封建制度は社会の頂点から底辺にまで
及んだが、実際に大地を耕し
働くのは農民であった。
彼らには、なんの権利も財産もなく
家来も持たなかった。




田舎の人々の多くは
荘園に住んでいた。
荘園は集落であり、領主の城や邸宅、
教会、周囲の農地からできていた。


領主は住民全体を支配し
農民がそれぞれの義務を果たすように
荘園役人に監督させた。


「私見」
中世ヨーロッパの歴史を
学ぶ時にいつも感じることは
と〜っても嫌な時代だなぁ〜ってこと。
深く根付いている歪んだ宗教の
悪影響もすご〜く嫌であるが
歴史を学ぶ時には
嫌でも一応、それを読み解かなくては
いけないのが苦だと思っている。


さて、話を戻そう。



中世の頃には
夕食は大事な食事であった。

ディナーには「客」が来る。
そこで、このテーブルに
上座と下座というしきたりが生まれてくる。


上座、下座は
どこの国でも大事な場所として
21世紀でも重要視されている。

だれがどこに座るか‥
その座る位置で自分がどのように
評価されているかが
明らかになるからである。





「宮廷」というものは
王国の中心であり
王国を象徴するところである。
王は、壮大な儀式、宴会を行なって権力を
誇示し、税を徴収し、争いを裁き
法律をつくった。


現在では世界中に王国は27ある。



教会、大聖堂の建設。


10~11世紀には
大きな教会は古代ローマ風に建てられ、
これをロマネスク様式と呼んでいる。

12世紀になると
暗いイメージのある教会から
ゴシック様式に変わり
巡礼者の目が天井に向くように
聖堂の中に光を溢れるように
作られていった。




中世の人たちは
一生に一度は聖地への巡礼に
出かけたいと考えていたようである。

神への献身の証として
自分の罪への償いとして
病気の治癒を願ってとして
理由は様々である。

特に聖地エルサレムは人気の高い巡礼地である。


ここでエルサレムの紹介。

エルサレムは、
イスラエル国の東部に位置する都市。
その長い歴史から、
世界最古の都市のひとつであるといわれている。

エルサレムが世界から注目される理由は、
その異様な?特殊性です。

ユダヤ教の聖地「嘆きの壁」、
キリスト教の聖地「聖墳墓教会」、
イスラム教の聖地「岩のドーム」がある。

3つの宗教の聖地は、
城壁に囲まれた0.9平方キロメートルの
旧市街区の中に共存している。

不思議に感じますが
それは、この3つの宗教が
同一の神を信仰しており、
根本は同じであるためである。
歴史的には、
ユダヤ教の経典であるタナハ(旧約聖書)から
キリスト教の新約聖書や
イスラム教のコーランが生まれたといわれている。


イスラム教の開祖ムハンマドは
632年に没している。
今ではキリスト教に次ぐ2番目に多い
信者を獲得しているが
今世紀末には
キリスト教を超える最大勢力になると
いわれている。




中世の時代も15世紀になると
科学と芸術に対する関心が復活してくる。

「ルネッサンス」と呼ばれる動きである。

ヨーロッパでは1453年、
オスマン帝国により東ローマ帝国が滅ぼされ、
古代から続いてきたローマ帝国は完全に滅亡した。

そして、世界は「大航海時代」へと
入ってゆくである。




「図鑑から学ぶ」はこれにて終了です。

全25巻、改めての世界観を
学ぶことが出来ました。

歴史は世界史でも日本史でも
知っている方が人生に奥行きと幅が出来ます。

何故、今、世界が分裂を起こしているのか?
この根源は各国の歴史の中に
内包されていることも
なんとなく分かってくるものです。


平和が一番に決まっていますが
なかなかそうはいかない世界情勢です。






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Last updated  2023.03.22 11:50:53
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