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カテゴリ: お気に入りの話
ポール・マッカートニーの新譜を買いました。

この頃、テレビ番組のBGMなどで、シングルカットされた「DANCE TONIGHT」を盛んに耳にします。
弾むようなマンドリンの音色が心地よく、印象的で、その1曲が気に入ったばかりに買い求めたCDでしたが、大正解。
大好きな1枚になりました。



私とビートルズの音楽との本格的な出会いは、テレビ東京系で放映されていた 「アニメ・ザ・ビートルズ」 という輸入アニメ番組がきっかけでした。
(製作されてから十数年経っていたはずですが、なぜか夕方の時間帯に毎日やっていたのです)

たしか、ジョンの吹き替えは伊武雅刀がやっていたような…
毎回のエピソードで、当然のごとく(?)リンゴが絶妙なボケ役でおかしかった。


beatles-10.jpg

そのせいか、数ある名曲の中でも(順位づけなんて難しいけれど)その番組の主題歌だった「And Your Bird Can Sing」が大好きです。

考えてみたら、私が学校帰りにアニメを見ていたのは80年代ポップス華やかなりし頃。
その当時もポールは、マイケルやマドンナに混じって新曲をチャートの上位に載せていたりしたのだから、すごいなあ。

このCDのタイトル「memory almost full」は、ポールが自分の携帯電話に表れたメッセージからとった言葉らしい。
要するに「メモリーがもうすぐ一杯です」ということだけれど(「追憶の彼方に」という邦題はどうにかならないものか)…

還暦を過ぎて、その人生の殆どを注目されて生きてきた人から出てくる「almost full」という言葉には、一瞬こちらをたじろがせる深い含みを感じてしまう。
「EVER PRESENT PAST」
「THAT WAS ME」
「THE END OF THE END」
…なんて収録曲の数々に、“円熟”という言葉のさらに先にある、酸いも甘いもかみ分けた枯れた味わいが伝わってくるようにも思いました。

とは言え、サウンドもメロディも耳に心地よい楽曲の数々は、雨の日にも梅雨の晴れ間にもよく似合い、ただいまヘビロテ中です。






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最終更新日  2007.07.04 13:08:29
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