気ままなデジカメ片手の散歩路

気ままなデジカメ片手の散歩路

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

伸助0123

伸助0123

カレンダー

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

フリーページ

BOOK&Photo


本の旅 インターネットカフェから


●笑いながら 歌いながら


●三月二十三日<晴れ> 「関屋の里」


浅草 火事 蔵 そしてギャラリー


課外授業 子供たちの目 灰谷健次郎


古地図で散策する・真田太平記


池波正太郎の館で 山本一力が語る


半村良 かかし長屋 蔵前


池波正太郎の 万年筆に さわった


浅田次郎 井戸から幸福へ


終戦記念日 ?は軍需品


アイヌ 萱野茂 伝承


浅草 江戸 せんすのある話


「無名」沢木耕太郎 そして


今夜は春の嵐


伊集院 静 「岬へ」


06・01・02 今日は読書の日


街と散歩道


今の 浅草六区は?   変わった!


●墨田公園の桜 八分咲き


●銀座のしだれ桜 別れと 出会いと


かっぱ橋から 池波正太郎さんにあって


「小林古径展」から 北の丸公園


神田界隈 お玉が池


両国東詰 Part-1 相撲


両国東詰 Part-2 江戸の相撲取り


両国東詰 Part-3 吉良邸跡


■浅草の おたぬきさま


清澄庭園は 清く 澄んでいた


銭湯の横綱 北千住の「大黒湯」へ


蟲聞きの会 向島


06年12月18日■銭湯で おじいさんと孫?


『かついだ! 感激の 三社の神輿』


春の宵  そして 酔い


谷中でランチ そして トンネル発見!



秋の 世界遺産


韓国の世界遺産 慶州


韓国の世界遺産 慶州 仏国寺


韓国世界遺産の旅 ソウルへ


ソウルの散策


浅草 鳴子 銀山 そして汐入


06.01.22. 雪の隅田川貨物駅


スポーツたち


快勝! どこまでつづく夕凪の躍進


夕凪OB ついに 力尽く


日本ハム 関西 札幌


「八重山商工」 惜しかった 夏に期待


期待する八重山商工高校


映画と音楽たち


色のある映画 グラン・ブルー


西郷どん「北の零年」にも登場


映画「赤い月」


わが子を亡くした 母たちの想い


勝又富美子さんのエッセイ


花たち


06年05月21日 あじさい 草野球


異常? 正常? どっちなの?


06年04・22上野・東照宮「ぼたん苑」


東照宮の左甚五郎 そして西郷隆盛


隅田川の橋


隅田川の橋めぐり


06年03月19日 いきかう船


友たち そして雑感


発信は 自分から。


友人・先輩 そして親族から


憲法記念日に「共謀罪」を考える


ほぼ1年ぶりに 親友たちと再会


「アートディレクター:佐藤可士和」氏


コメント新着

伸助0123 @ Re[1]:アスファルトの下に歴史が見える(09/04) 田舎暮らしの素浪人さん ニンニクとイチ…
田舎暮らしの素浪人@ Re:アスファルトの下に歴史が見える(09/04) 8月に何度か訪問させて戴きましたが、お…
伸助0123 @ Re[3]:船戸与一「満州国演義」最終9巻に突入(02/02) 碁奇振(ゴーキシン=ごきぶり)こと那須乃…
碁奇振(ゴーキシン=ごきぶり)こと那須乃ヘタ碁@ Re[2]:船戸与一「満州国演義」最終9巻に突入(02/02) ヤッパな、男は次郎だよな。この先どうな…
伸助0123 @ Re[1]:船戸与一「満州国演義」最終9巻に突入(02/02) 三条人麻呂こと尾崎枕こと那須乃猿碁さん …
2016年06月25日
XML
カテゴリ: 写真散歩
ブログの更新が
ふた月近く ご無沙汰してしまいました・・・


私事ですが
熊本の親族の震災後の 日常が気がかりであったり
5月に母の法事で 老いた兄弟親族と会うことを図ったり
今月始め 娘に待望の第一子が誕生したり・・・

まさしく生と死が 身近に感じられて・・・
そんなこんなで 筆が滞りました

なのに 時々ブログをチェックすると なんと



      ○      ○      ○


しようぶ01

梅雨まっただ中の 東京下町
雨合羽を持参して 出来るだけチャリ通勤をしています
でも 雨の日は気になっていた 本を読むができる
電車通勤と夜を 楽しみに過ごしていました

しようぶ02


      *      *      *

たとえば 吉村昭の一冊


川路聖謨


「勘定奉行川路聖謨 落日の宴」

幕末 優秀な頭脳と交渉力を認められた幕史
川路聖謨(としあきら)は軽輩から出世を重ね
官僚の最高峰ともいえる 勘定奉行となる。


通商問題から 樺太・千島の国境設定まで
実に多くの課題を 通訳をとおし粘り強く
お互いの名誉は 傷付けぬよう慎重に重ねて行く。

吉村昭は ここでも豊富な記録を調べ上げ
さらに 長崎や下田はじめ 各地を取材し

少しずつ 小説がリアルに 体感しているようになる
他に例のない 独特な文体となっていく。


川路聖謨は
勘定奉行の筆頭にのぼりつめた際
日記に次のような趣旨の自戒を書き留めていたそうだ。

『人と議論におよんで、相手の意見に反論する時は
つとめておだやかな言葉を使い、決して憎しみを
いだいてはならない。相手が道理に反したことを
口にしても、職務を損なうものでないものなら
少しも心にとどめてはならない。
このような心掛けでなければ、枝葉末節のことに
こだわるようになり、役職をおろそかにするようになる』

『合議するにあたって、まず確固とした自分の意見をもち、
その上で多くの意見を聞くべきで、いたずらに衆議に身を
任せるべきでない。ただし、いったん衆議にしたがった上は
自分の意見は忘れ、それに固執するべきではない』

      *      *      *

幕末に徳川幕府の高級官僚として 文字通り命をかけ
職務を全うし 江戸が明け渡せられた日に
ピストル自殺をした 川路聖謨を詳しく知らなかった。

上野池之端の大正寺に 墓があるそうだ。

散歩道のひとつに 入れるとしよう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年06月26日 00時35分45秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: