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僕は考える。人はね、寂しくなると一様に海がみたくなる。また、どうしていいか分からないときもかな。そんなときとかに海が見たくなるものですね。人はいつも何かに許されていたいのです。だから海があります。許されるために生きてきた人々。そんな仲間になってください。だからいつも僕は「潮騒」に聞きます。いつも繰り返した過ちを。何度も繰りかえす過ちを。どうか許して。もうすぐ新年!全てを許して新しい新年を!人は許されるために海へ向かうのです。そんな僕の「潮騒」読んでくださいね。とっても素敵なBGMをお借りしてます。クリックしてくださいね。潮 騒 賑やかだった浜辺行過ぎる人達を見送りながら僕は琥珀に染まる空と海へ海面は涙のように銀に滲んでく潮騒はいにしえびとの叫びを運ぶ幾つも繰り返される過ちを幾つも繰り返してきた過ちをそのたび君が許してくれたように許されるためにここにたたずむ人人はなんて悲しいの僕はなんて無力なことだろう君よ懐かしい人よいま僕はどこにいるの潮騒よいにしえの心よ僕に力を与えてください幾つも繰り返される過ちを幾つも繰り返してきた過ちをそのたび君が許してくれたように両手を大きく広げて今日も潮騒を聞いていた独りの大晦日に。多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.12.31
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さて明日は大晦日ですねぇ。札幌はツルツルの路面でしたが、昨日仕事を納めた私は買い物と温泉と、食事と、たくさん楽しんできました。これは本日、私のお出かけスタイル!最近はテンガロンハット?にはまっています。だってとても温かく、雪から頭部を守ってくれるんです。カシミアのタートルネックに大好きなLeeのブーツカットジーンズ。米軍払い下げのブーツに軽いダウンジャケットを羽織れば薄着のように見えても防寒対策はバッチリ!マイナス9度のお出かけにもホカホカなんですよ。シンプルで活動的!軽く温かいのです。そうそう、冬には帽子をかぶりましょうね。昔から「肌着一枚違う」と言われていますが本当です。そして近場の温泉へ!冬の北海道はまさに温泉王国!日本一のその湯量はかけ流しを実現したうえ、さらに乾燥重量も(温泉を沸かして、蒸発させた残留成分)日本一!温まりますよ!「うぃーー!骨抜きじゃぁーー!」スチーム暖房を抱きながら至福のわたくし。背骨がもう溶けていませんか?気持ちよかったなぁ。************さてさて、大晦日と言えば除夜の鐘。人間の煩悩を108つとしてその駆除を目的として越年で叩かれるものですね。煩悩は人間の「業」によるもの。それは人生の苦悩を誘発してやみません。足踏みと周回を繰り返すのが人間の常だと言われています。そこで今日はその苦悩について私の考え方を書きますね。「人間は社会的動物である」これはアリストテレスの言葉。「人間は半ば社会的、半ば孤独な存在だ」これはラッセルの言葉。「人間は、どんなことにでも慣れる動物だ」これはドストエフスキーの言葉。そして、オランダの歴史家ホイジンガは「ホモ・ルーデンス」(遊ぶ人)と言いました。いったい人間とは、どのような存在なのでしょうか?私の好きな言葉があります。これは大いなる問題提起と言った方がいいのかもしれません。「人間は考える葦である」パスカルがいみじくも言った言葉です。私は思うのです。葦のようにひ弱で自然に翻弄される植物に「考える」をつけたこと。それは、人とは本来弱い生き物であるが、思考の力を身につけているから強い。逆に言うと、人の尊厳は思考する姿にこそあり、尊いものなのだと。それでは、考えること。思考すること。それはどんなことでしょう。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆私は比較的若い人たちからのメールで、たびたび質問されます。1、「多聞さんは一日にどのくらいの時間をかけて日記を書いているのですか?」2、「毎日、こんなにも文章を書くネタをどこから仕入れているの?」3、「どうしたらブログで興味深い内容がかけますか?」******お答えします。******まとめて答えますね。それは第一に、自分が苦悩して答えを探さなければならないときに、本をたくさん読みました。そして答えが見つからず、再び苦悩を繰り返す中で「思考の方法」を自分なりに見つけました。ここで、私の「一日分の日記」が出来るまでをドキュメントで紹介いたしますね。お昼を食べます。食べ終わると私は自分と話をします。今日の言葉を自分の心に探すのです。今日は「人は考える葦である」という言葉が浮びました。すると私はアリストテレスやドストエフスキーなどの偉人達も連想して浮んでくる。連想ゲームですね。すると考えることが偉大に思えてきて、出てくる単語をメモします。「悩み」、「苦しみ」、「解決」、「設計図」、「若者」、「ロダン」、「私」、「思考方法」、「脱出」、「伝える」、、、、これは、私が今日メモした半分です。それは2分のこと。それを今度は心の中で並び替えて「曼荼羅(まんだら)」みたくします。これが私のブログの設計図。立ち上がる建物が少し見えてきます。図や、箇条書きや絵にすると、自分の心は見えてくるもの。私は自分の心と対面して、それを説明しようとする「静の空間」を作るのです。周りがどんなに騒がしくとも可能です。これは、訓練によるものかな。そしてその図を見ながら題名を決めます。今日は「応答せよ!【苦悩からの脱出】」としました。帰宅する際、時間がかかります。大雪で時間がもっと掛かります。私はその時間の中で組み立てを考えています。「たくさんの人が読んでくれればいいなぁ。」家に着き、庵に篭り書きます。それは10分~30分。出来上がります。これが私の思考の方法。確立されていることに意義があるのです。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆「人間は考える葦である」考えない人には不幸が死神のようについてまわるのです。考え方の基本は「親から貰ったもの」。しかし、そうではない環境にあった君は本を読みなさい。私と同じです。絶対に大丈夫です。若き日私は、苦しみ死にたいとも思いました。そのときパスカルが私を救ってくれました。「お前はお前を考えたのか?お前はもう考えないのか?」私は悩み事を箇条書きにしてみました。そして、優先順位をつけて考えました。「僕などはたくさんのことをいっぺんに出来る人間ではない。死にたいぐらいの人間だ。」そして、箇条書きの最優先の事を少しづつがんばってみようと思ったのです。時間はかかったけど、その忍耐で解決の道が開いたよ。だって、か弱い人間の悩みなんて、省みるとちっぽけだった。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆悩み苦しむ人たちがいます。そこを脱出するためには、本人が本人のために行動するしかありません。みんながそう。でもそれを出来る人はね、自分では気がついていないけれど、自分を「大好き」な人なんだよ。乗越えてごらん。その時に分かるから。君はね、本当は偉大なんだよ。「蒼く蒼く染まれ」自分に幸福に。思考に。今日の私の「心の曼荼羅」は、私自身までも感動させていただける設計図でした。読んでくれて本当にありがとう。読んでくれた人には、必ず幸福が訪れてね、笑顔が似合う生活の設計図を描くことが出来る力が備わることでしょう。みんな!君が歩む地平線の先ににはね、必ず幸福が待っている。幸福をつかんだらね、その先にも地平線はある。蒼く蒼く輝いています。そしてそこに必ず心の世界は広がっているんだ。見てごらん。君の心の発露が君を彩ってくれるはずだ。蒼く蒼く宇宙のように染まって見てください。幸福が訪れるよ。僕はみんなに「蒼く蒼く染まれ」を。。。読んでみてくださいね。そして未知の新年が光り輝くものとなりますように。心から祈っています。BGMつき「蒼く蒼く染まれ」で楽しんでね。←クリック藍 く 藍 く 染 ま れ吹きぬける長き風の道君との出逢いのように白く白く澄み渡る地平線たじろいでいた僕の影この空は知っていたんだね遠いあの場所で僕らは繋がる平野を乗り越ヘ足跡を残し大地の果てにまた交わる夢を雪に煙る森林を抜ける道愛を知ったときのように広く広く大きな世界夢を追った藍き青年よあの人は天高く遠くとも見えない空間が阻んでも平野に残る足跡を知り遠くあの地に待っているしばれる果てしなき道生きていくことのように美しく輝きを増す大地夢に敗れた旅人たちよこの世界はいつまでもある届くことなき遙空の下にも青く広がる世界は見えるよ心は遠く結ばれる時がくる白く白く澄み渡る世界よあの藍を映しあの藍に染まれいつか僕らを包んでおくれ遠く地平に歩みゆく人達を詩作・松尾多聞さよううなら!2006!みなさん!良いお年を!ばいばい!ランキングに参加しました。たくさんの人に読んでいただきたいです。クリックしてね ドン!って。
2006.12.30
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今晩は!今日は二つ目のブログだよ。私は明日から再び始まる「北海道温泉探検隊」の活動に備えて、自宅の雪かきしてました。って、ただ温泉にいくだけだけどね。←おおげさ大好き。今日のテーマはね、喜怒哀楽について少し書きたいのです。。。感情があることは人間にとってとても大切なマテリア。この重要性に気がついて欲しいのです。この感情について少しでも理解できることは、貴方の人生さえも変えてくれることになりますよ。********まずね、感情は自分で押さえつけるものではありません。感情はね、自分でコントロールしなければならないもの。ここで感情を出してはいけない!出ますけれどね。そんなことはありますね。そこで出さないで正解です。ここで涙なんか見せないんだ!そんなこともありますね。それも貴方のためで正解。しかし、貴方は自分をその後にメンテナンスしていることでしょうか。泣きたいことがあります。貴方は我慢します。でも、どこかで思いっきり泣きましょう。心配なことがあります。「私は大人だから」って人の迷惑を考えていいませせんか?周りの大切な人々は貴方の心配までしたいんだよ。自分には荷が重いから「涙」となり「心配」となります。泣いちゃいましょうよ。訴えましょうよ!それが出来ないと、体に変調をきたします。これは、回復に時間がかかるもの。だって、まだ我慢している貴方がいるから。人は、弱いものです。貴方でさえ寂しいのです。では、自分の感情をコントロールするには?ゲーテは語ります。「世界中のあらゆることを知るよりも、自分を知ることのほうが難しい」だからね、僕は思うのです。自分のね、そのときの感情を知るためには、感情を思いっきり出して見ないと解らないんだ。出してはいけない場所で出してしまってはいけないけれど、出す場所はね、必ず貴方が持っていますよ。友達でもいい。趣味でもいい。家族でも、自然でも、一人でもいいよ。泣きたいときには泣けばいい。すがりついて泣いてもいいんだ。あまりにも簡単で申し訳ないけれど、これが感情のコントロールの基本です。我慢だけはしてはならないよ。僕は思うんです。ストレスは活動にも変えられるもの。ゲーテは自分のことを知ることは難しいといったけれど、階段を登るように見えてきます。それはね、感情をコントロールする素直な人になれたらさ、他の人が見えてくること。他の人への心配が増すとね、自分の心配が消えてゆくこと。そしたらね、貴方は山にまでも登っています。山には登らなければ見えない景色が広がっていて、貴方は自分を感動して迎えるのです。自分を知ることは、省みると人を幸福に導くこと。だからね、我慢してはいけないんだ。大笑いしたり、泣いたりする場所を作ろうね。そんな仲間を求めようね。そんな普遍的な考えが貴方をゲーテの世界にいざなってくれるんだ。たくさんの大家があらゆる世界にいます。皆が孤独なんだよ。貴方と同じだね。だから克服しようと普遍性を養うんだ。泣いてください。笑ってください。それが自分自身を知ることに繋がってゆきます。我慢はいけないよ。今日はね泣きたい人を泣かせてあげる。そしてすばらしい新年を迎えてくださいね。みんなを知らなかった自分の我慢から開放してあげるね。人生の節目。苦悩や心配はね、一揆に押し寄せるものです。それこそが「試される」とき。我慢しないで泣いたらね、いいや泣ける場所が貴方にあれば乗越えられるんです。僕の「なみだ」でお別れです。リクエストをいただいたゲストのかたがた。ありがとう。BGMつきの「なみだ」でさようなら。な み だ その胸にそっと力をためて君は笑顔を見せている時雨が窓を叩いて濡らすように心の内側が曇っている君がいるぬぐう窓には秋の雨冷たい時雨に曇る窓涙を流していいのにね偽らなくていいのにね優しい君はいなくても今は泣いてもいいのにね君の季節は涙が迎えて君の季節は涙と別れて人はみな錬金術師みたいだ思い通りにいかないからねそおして自分を見つけるよ泣きながら見つけていくよ泣いた分だけ発見をするよいま月に光り野で鳴く虫達一生をかけて儚い夜に鳴く僕は泣くことはしないけれど心の涙を止めることがないよ涙を流していいのにね偽らなくていいのにね今は泣いてもいいのにね人は孤独に涙して人は見つけるために涙する人は愛することに涙して人は後悔の涙を美しく流す涙を流していいのにね偽らなくていいのにね今は泣いてもいいんだよ涙を流して君を見つめて思いっきり涙をながしてね心から君を愛しているんだよ詩作・松尾多聞関連日記「ゲーテが見つけた幸福の島」はこちらです。ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.12.29
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とっても温暖な冬を迎えている札幌。私の仕事も本日が仕事納め。さぁーーー!温泉いこうっと!あした!。でも、一年って早いよねぇ。ますます加速してくるよう。まるで泡沫ですわ。「うたかた」そうだ!今日はそんな話題でね!人生とは「無常」といわれます。「常(つね)ならず」ということ。返せば「激動である」ということなのかな。一喜一憂する人間の業(ごう)がもたらす人生。それは「泡沫(うたかた)」生まれては散ってしまうしまう桜の花に似て、一瞬の出来事。でも、僕は思うんだ。その一度しかない、そんな一瞬に「どんなに心を砕けるか」。そして、その一瞬の一生の中で、どんなに人ヲ愛することができて、そして、忘れることがないか。僕はそう思うんだ。人生にはほんとうは無駄がないんです。それを知り、実戦できることは、自分を知らずしらずに大切にしていること。泡沫の人生は儚く、そして悲しいけれど、その人生を謳歌しようとする、「積み重ね」を知る人は、死も困難をも恐れない理性がついてきます。僕はね、嫌われたって、命を失うことがあったって、自分が信じた「愛」に生きてみたいです。これがね、悲しく、辛い「愛」であっても。いつも愛した人を慕い、そして笑顔に戻ることを信じていたいです。そしてたくさんの人を愛していたいと想う。それは、まぎれもなく自分をそのように「生きさせる」方程式だと思うから。苦悩すること。それは苦悩からの脱出でもあるからです。失恋も、別れも、喧嘩にも、そんな方程式が生きていてさ、心をもった貴方を成長させてくれる「泡沫」なのです。たったひとつの泡に翻弄されることなく。人生に意義ある「泡沫」してくださいね。今日は私の「泡沫(うたかた)の舞」でお別れ。今日は、是非に!読んでくださいね。bgmつきは最高ですよ。←クリック泡沫(うたかた)の舞 暗く沈む雪の防波堤耳に刺さる風は鳴る塩辛き飛沫をおくる泡沫は舞い踊る光りに踊る走馬灯に似て幾度も寄せては離れるよシベリアへ向かう船霧笛を残すまま遠く輪郭の思い出となる暗く沈む吐息を吐いて悲しき自由をもてあそぶ心は海へ落ちていくようたかたの恋は消ゆ儚き人の世に輝いて流れいった願い星よ僕はどうして生きていこう貴方を想うまま焦がれ貴方の形をしまっておこう詩作/松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.12.29
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複雑なミキサーの奥にある「防音室」で詩を朗読している男。これは私です。北海道テレビ放送から依頼を受けて「凍笛が鳴る道」の朗読をしています。初めてテレビに出た時の模様です。「北の詩」。番組のプロデューサーが驚いていた。プロみたいだと。私は、この作品を初めて書いた時、涙が止まらなかった。自分で隠していた心を自分で発見した喜びと、自分が感動できた喜びと。だから、カメラを向けられて朗読しても、なにも緊張はしませんでした。自分でも驚くくらいに冷静で自信に溢れていたことを思い出します。きっとそれは、自分の感動をたくさんの人達にも伝えたかったから。今ではそう感じています。この画像はラジオに初めて出演した時のもの。肢体障がいの仲間達が働く「ワープロフロアー」に、取材班が来てくれました。大好きな飲み仲間、よっち君のために書いた「TOMODATI」を朗読しましたが、ここのみなさんの現状を伝えるために一生懸命で、やはり緊張はしていませんでした。私は理工学の学生で、しかもスキーの全日本選手。文学や文章には、とても縁のない存在でした。しかし、手前味噌ではありますが、正義感だけは異常に強く、大きな利益誘導型の世の中にあって、より優れている人々や、より斬新なアイディアを持つ若者達が阻害されている現状を許せずに、損を承知で挑んでいました。きっと、ただのばかだったのかな。そこらへんのお兄ちゃんが挑める問題ではなかったのです。でも私は、私なりの居場所を作って戦争を続けてきました。しかし、限界が訪れたのです。既存の方法では「自己能力に限界がある」と知りました。そして、私は詩を書いてネットで発表する事にしました。ここまでの葛藤を書くことは、今は出来ませんが、長い時間が掛かりました。私は、詩を書いて人々の「つながり」を忘れて、利権のみに流されることは本来の人間の姿ではないと「訴える」ことにしました。長い苦悩の中から「ヒューマニズム」こそが、哲学こそが現代人に欠けている心の病である!と思ったからです。時代はマスからパーソナルへ!国家が行ってきた護送船団方式は崩壊しました。精神的需要は製品やサービスにまでも繁栄し、多種多様の社会形態が誕生しています。個人主義のありがたみは選ぶ楽しさを私達に教えてくれます。それは、塊(かたまり)で生きていた時代よりもたいそう自由であり、人生を謳歌できるからなのです。しかし、心の自立が間に合わない人々が現われます。引きこもり。老人。子供達。障がい者。投げ捨てられた心の貧困。余暇と楽しみに生きている「飽食の人々」は「心が痩せた社会」に翻弄される人々を無視してきました。だから私は詩を書こうと思いました。誰にも相手にはされないかもしれない。でも、私には言いたい事がたくさんある。私は書き続けてゆくよ。あきらめないよ。私は詩人になるまで、あるいは詩人になっても書く。なにがなんでも詩を書いて、私の心を伝えていくんだ!誰も相手なんかしてくれませんでした。私の批判サイトまで出来る始末。傷つきボロボロにもなりました。私の評論家までも現われました。決して良い事は書かないよ。でもね、私は自分の信じたことを続けるのみでした。やがて、雑誌や地方紙までも応援していただけるまでになりました。いまね、思います。くじけずによかった。自分に負けないでよかった。続けてよかった。だから、もっとやろう!って。そしていま、yahooカテゴリー「オンライン詩人」人気日本一になりました。涙「石の上にも3年」って言葉があります。これは周りが見えてきて最低限の自分を分析できる期間ですね。この期間にくじけたならば、人間的に得るものが少ないと言う意味。ですから、自分が少しでも見えてこないと社会性はつきませんし、自分の置かれている「こだわり」と言う不幸が見えてこないのです。私の友人で、優しく素敵なヒトがいます。優しい為に人間関係という「こだわり」を捨てる事が出来なくて、人生を遅らせてしまった。とっても可哀相です。いくら世間体を重んじていても、一番困った時には世間は何もしてはくれません。ただ、時々に便利にされるだけです。そうならないためには自分に一貫性を持つことが「石の上にも。。」なのかな?見てください!これはね、私の故郷「石狩平野」を手稲山から見下ろした画像。貴方の家がここのどこかにあるとしましょうね。探しますよねみなさん。でも知っていますか?「木を見て森を知らず」そんな言葉が浮んでくるではありませんか。小さく生きて、大きく悩むのはやめようよ。大きく生きてこまごまと悩んだ方がいいよ。継続は命です。今日は私の一番の生き方でお別れします。いいえ、わたしの夢なのかもしれませんね。「美しが丘」でさようなら。素敵な明日を♪じゃね。多聞でした。バイバイ。BGMつきで読んでくださいね。きっとあなたも大きな視点で自分を観察できるよ。----------美 し が 丘 言葉でも心でもなく生きてゆきたいなぁ誰もいない道を吹き流れていく風に乗り葉を散らし虫を転がせて野に咲く花をなでながらそんなふうにいたいと思う恋をした丘のうえでは何度も回って微笑んで新たな風に溶け込んで命になってゆくように大きな自然になりたいないつまでも優しい世界に私はそんなふうになりたいよ ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.12.26
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以前参加した「お絵かきさんの休日」は楽しかった!ニセコの素敵なペンション「アイ・ニセコ」のオーナーのご好意により北海道の芸術家たちが集まってきました。私も参加してきました。羊蹄山が目前。きれいです。早速!キャンピングトレーラーにハンモックを吊るしてみたところ、集まるあつまる!大人も子供も、おおはしゃぎ!ですよ。「誰でも一度はハンモックに揺られてみたいのです。」口々にお絵かきさんたちが言っていました。私は思うのですが、大昔からの人間のDNAに情報がインプットされていて、ハンモックを見ると人は横になりたい衝動に駆られるのではないのかな?とにかくすごい人気。このハンモック。縦に寝るのではなく、横や斜めに寝る大型のもの。私のキャンピングトレーラーに吊るしてます。座れば子供なら5人。大人でも3人が休めるんです。車のキャリーや木立など、片一方を結べば、写真のように私特製の木脚にロープをつなげてアンカーを打てばね、ほら!どこでもハンモックになります。素敵な休日でした。バーべQをたらふくご馳走になり、帰りにはみんなでニセコの絵を描いて置いてきました。ゲストに誘っていただいた偉大な!奥村さーーん!ありがとう!下の写真は当日の模様を彼女が描いてくれたものです。中央のサングラス熊が私だよ。この日の模様はの奥村さんのページ「イベント」からもご覧になれますよ♪世界に諍いが無くなるといいね。そして個人や家庭にも無くなるといいね。それは、少しだけ相手のコトを考える「想像」で、成しえるコトができる「愛情」だと心から思いマス。愛とは思いやる「想像の力」僕は、諍いが何よりも嫌いです。でもね諍いは教養の乏しい所から。そう、世界に全部に小学校があればいいのに。平和とは押し付けではなく、誰でもが学べる環境から始まるのです。今日は世界の平和を願っています。悲しみは同じなのに、、、諍いは人を隔てるよ。私の「春一番」でお別れします。何度も読んでしまえる作品です。平和を考える「きっかけに」してくださいね。「春一番」は音楽と聞くと10回も読めるよ。↑クリック今日はここまで。みんな健康で平和がいいね。バイバイ。春 一 番 戦争だった頃の願いを悲しい少女が書きあげた殺さないで憎まないで許しあって元に戻って紙飛行機に想いを託して高い高い空のうえ文字は空気に滲んでいった春を告げる風地球を何周しただろう今年もここに春がきた君の庭にも僕の家にもとても綺麗に花咲いた季節の風が歌ってた多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.12.25
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イブ。それは愛から生まれる物語一人のイブに、さまざまなことを考え、思い出していました。私の両親はいつも喧嘩していました。今では分かるのですが、小学生の私には、とても苦痛でした。しかし!オヤジが素晴らしいことを発見したのです!ケースバイケースですが、「夫婦喧嘩は犬も食わない」とあるように、たいした原因ではないコトが多いのですね。女は「クドクド」男は「うるさい!」から。ある日のこと。いつもどうりに喧嘩が始まります。しかし、その日のオヤジは声を一度だけ荒げたと思うと、今度は黙り込みました。これ幸いと、オフクロはしゃべるしゃべる!だんだん良く鳴る法華の太鼓!オフクロは言葉を極めてオヤジを罵倒するではありませんか!オヤジといえば、黙ったまま新聞を読んだふり。子供の私はどうなることだろうとドキドキしていましたが。。。10分も経過した時でしょうか?オヤジが動いた!読んでいた(読むふりしていた)新聞をパタンと畳んだかと思うと、ニタァっと気持ち悪く笑い(私はそう見えた)オフクロを一括しました。「おい!おまえなぁ。さっきから黙って聴いていたけど!」オフクロは今度は身を構えたぁ!「なにさ!文句があるんならいいなさいよ!」オヤジはなんのためらいもなく、次の言葉を言い放ったではないか!「さてはっ!おまえ!俺に惚れてるなぁ!」子供の私は、この展開が予想できず、しかもすごい展開に目を離せなくなっていた。するとオフクロは「なにいってるのよ!ばか!」と叫び、キッチンへ走っていった。しかし、驚くのはこれからだった。3分もしないうちに、あれだけ鬼のように怒っていたオフクロが鼻歌をルンルン唄っているではないかぁ!幼い私は思ったのです。「愛だよなぁ。愛なんだなぁ」と「私なんて自分が嫌いです。私なんて幸せになれないよ。」そんな女性がいました。私の青春時代の友人でした。私は、彼女のことが心配です。そして思いっきり勇気を出していいました。「君は君のこと嫌いなのはいいよ。だってそれは感情だからね。でも、僕は君のコトが世界一好きだよ。だからね、僕に愛されている君のコトは好きになってください。」彼女は、それから一生懸命に勉強する人になり、資格をとって、今では素晴らしい人生を歩んでいます。いまでもお付き合いがありますが、私の尊敬する女性です。-------------学校で「問題児」とされる女の子がいました。小学校の3年生でした。母親は悩み苦しみ教師に相談します。教師はいいました。「貴方がお子様を愛しているのなら、それを伝えてください。」その夜。クリスマスに母親は子供にいいました。「生まれてきてくれてありがとう!ママは本当はあなたが大好きだよ。」そのお子さんは、堰を切ったように泣き出したかと思うと、母親に走りより叫びました。「そうでしょ!ママ!そうでしょ!」----------愛にはたくさんの形があります。しかし、私は思うのです。愛は降り注ぐもの。しかし、それは知った者にしか降るコトのないもの。愛は受け入れる勇気。しかし、それは愛を教えて貰わなければわからない。「君がいま愛のとき。」それは、愛を語るコトです。すぐにでも語ること。それこそが愛のとき!なのです。愛しているコトを伝えるコトの出来る人は、愛を受け入れる勇気がある人です。そして、愛はお互いの人生の羅針盤となり人生を幸福へと導くコトでしょう。Love me like I love you・そう、愛とは「私が貴方を愛すように愛して!」ではなく!「私は、ただ、愛しているのです。」から始まるのです。さぁ。貴方は愛されています。だからこそ、いま!すぐに電話を、メールを、手紙を、相手に伝えてください。I love you・と。-----------------札幌は大雪のイブになりました。寒いし、雪かきも親のとこと、自宅と、、、たいへんでしたよ。一人のイブを過ごす私にもたくさんの心が降ります。今日はブログにあわせて私の作品を。「愛を語っていよう」でお別れです。いつも読んでくれてありがとう。貴方にも私からI love you・BGMつき「愛を語っていよう」←クリック愛を語っていよう 切なくなるような愛を語っていよう野に咲く花は枯れ散ってしまっても限りなく生きているから知っていることはほんのわずかでも見つめているのは偶然の出来事でも何かを説明できるから寂しさに包まれて愛を望むのならば野に咲く花のように愛を好きになろう永遠を信じていけるから切なくなるような愛を語っていよう人は大地に倒れても繋がりに起きあがるいつか自分を愛せるのだからランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.12.24
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今日は私の作品「つながり」からはじまります。←クリック(写真は昨年の札幌ホワイトイルミネーション)メリーメリークリスマスイロイロなクリスマスがあるでしょう。家族の愛に包まれたそんな素晴らしいクリスマス。最愛の恋人と夢のように過ごすクリスマス。帰る家も無く星空を眺めての路上のクリスマス。たった一人でワインを空け、ため息をついてしまうクリスマス。仕事をこなして忙しさで忘れてしまうクリスマス。戦火に追われて、逃げ回っているクリスマス。食べるケーキも買えずに子供を思いやるクリスマス。様様な夜です。そんな、そんな みんなへ、心をこめてメリークリスマス!************私はこの日に思うのです。浮かれることも苦悩することも人生のそのひと場面は一瞬。人間の歴史からすれば瞬きほどのこと。だからこそ、こんな日には優しくなりたいものですね。優しさ。そう、優しさとはなんだろう?きっとね、相手を思うことなのかも知れません。でも、もと踏み込んだならね、「相手に優しくする人は自分」なんだものね。だったら優しくなりたいと願う心があるのならば、その一瞬、刹那にも、自分を省みる努力が必要とされるはずだよ。愛とは相手や対象(万物)を想う想像力。そして、それは常に自分を省みる求心力。私の尊敬する先輩がいました。彼女の食事中に突然の来客があったのですが、その先輩はあろうことか、食べていた口内のものを即座に吐き出して、そして来客に対応したことを思い出します。私は想うのです。心とは、優しさとは相手の気持ちと一体になり「たったのひとつ」に向かうことではないでしょうか。人は極めて社会的な生き物ではありますが、本来は孤独にさいなまれる宿命を持っています。ならば、優しくなって生きていたいと想うのです。今日はクリスマスに、私の作品を敬愛する女性とその母上に贈ります。松尾多聞の代表作「たったのひとつ」BGMつきで読んでくださいね。た っ た の ひ と つ ただ寂しさに微笑む人よ傾げた首を戻してごらん顔を上げれば世界が見える刹那に君を迎えてくれるよ願いは夢に祈りは時に心の色を変えてくれるあの星も海もこの大地も両手広げて待っているよそれを信じるだけでいいその寂しさに微笑む人よ本当の笑顔が輝く場所へ両手広げて君をいだいて繋がる空へ連れてゆくよこの世界に微笑んだなら君も僕もたったのひとつ2006・04・18 TAMON 君もあなたも、いつも読んでくれてありがとう!感謝。みんな幸せになってね。バイバイ。ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.12.23
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柄ではないのです。しかし、今日は「あなたへ」ラブレターを書くことにしました。男性の方も是非!読んで見てくださいね。面白いですよ。------------------「君はドロドロ」君のザラザラした髪とギラギラした瞳が僕をバラバラにするよ君のおかげだね僕の心はズルズルとドロドロになるんだ-----------------------ありゃ!?ほんの少し間違えて書いてしまったようです!!すいません。。。こんどは濁点を取り除いて書きますので、出来ればもう一度読んでくださいね。------------------------「君はトロトロ」君のサラサラした髪とキラキラした瞳が僕をハラハラにするよ君のおかげだね僕の心はスルスルとトロトロになるんだ------------------------今度はちゃんと書けました。擬音をかえると心が通じるかもしれませんね。言葉は「イメージ」です。ですから、ほんの少しの違いでも相手が抱くイメージが変わってくるから恐ろしいもの。話すときは自身で一度噛み砕いて考えることを習慣としたいものです。そして、ここから今日の話は始まるんです。「多聞君。濁音(濁った音)を使って美しい詩を書きなさい!」って、言われたとしましょう。出来なくもないが難しい。そしてきっと出来栄えは悪くなることでしょう。そう、濁音は美しいものを表現するには、とても不向きなのです。そしてここに心があります。心は幸福を願っています。一生懸命に・・・しかし、人は一番大切なことに気がつきはしないのです。心に濁点が付いていることに気が付きません。心に濁点が付いたままで人生の素晴らしい「歌」を謳歌しようとがんばりますが、なかなか思いどうりには行かないのです。私の濁点詩と同じですね。それでは心の濁点(濁り)とは何だろう?それはね、迷いやこだわりです。皆はここまでしか教えてくれませんが、私はそれを求め発見しました。それは「自己の矛盾」なのです。-------------------------------------------む‐じゅん【矛盾・矛楯】[名](スル)1 ほことたて。2 《昔、中国の楚の国で、矛(ほこ)(←やりのこと)と盾(たて)とを売っていた者が、「この矛はどんなかたい盾をも突き通すことができ、この盾はどんな矛でも突き通すことができない」と誇ったが、「それではお前の矛でお前の盾を突けばどうなるか」と尋ねられて答えることができなかったという「韓非子」難一の故事から》大辞泉より-------------------------------------------自己に矛盾を抱く人が多いのですね。「私はこの会社にずっと勤めたい。でも、あんな上司がいるからやめたい。」「僕は勉強が出来るようになりたい。でも、勉強したくない。」「彼のことが大好きだけど、仕事をしようとしない彼が大嫌い。」すべて矛盾した人生ですね。幸福がバラバラと崩れていくようです。心の濁点。(濁り)は自己矛盾から始まり、そこから逃げたくなるのが人間です。そんな人は今度は「心の選択」を行います。それは、「見て見ないふり」を自分に決め込むこと。選択性の精神の病です。逃避規制で生きている親。それを見て育つ子供達!大きなことは言いたくありませんが、日本の国はどうなることでしょうか?ここに回答はあるのです。忍耐と希望は人を変えます。-------------------------------------------「私はこの会社にずっと勤めたい。でも、あんな上司がいるからやめたい。」そんな君は、仕事がはかどらない地獄に生きています。上司と地獄に落ちるのがいやなら、上司を乗越えるほどの成果をだしてごらん。-------------------------------------------「僕は勉強が出来るようになりたい。でも、勉強したくない。」そんな君なら素晴らしいと思うよ。何で勉強が出来るようになりたいのか?遠くを見て考えてごらん。-------------------------------------------「彼のことが大好きだけど、仕事をしようとしない彼が大嫌い。」仕事をしたくないのか?仕事がないのか?問い詰めてごらん。いつも「死にたいよ」って男はダメだね。--------------------------------------------心の濁点を掃うことは、人にとっては戦いなのです。たくさんの皆さんが、それに気が付いてさ、「スルスルと幸福の入り口に立って欲しい」酒を飲んで書いていました。もうすぐヘロヘロになってさ、ベロベロになる多聞でした。********もうすぐクリスマスですね。私の想いでは現場で働いたあとに彼女とデートしたこと。貧乏すぎる学生だったんだ。汚い顔や手を駅のトイレで洗っていました。辛かった。そして今は家族があいまいになり、またも辛いクリスマス。でも、こんな私にもね、、クリスマスはやってきます。想いでのクリスマス。「白いクリスマスイブ」を皆様に贈ります。青春を思い出してね!BGMがね、とっても素敵ですよ。font>いつも読んでくれてありがとう!バイバイ。白いクリスマスイブ 貧しさの中で想いを馳せる苦しさの中でも夢を追った時は残酷なもの時は優しきもの君に逢いたいと想っていた君の笑顔が僕を支えていた君は残酷なひと君は優しいひと爪の間の泥を洗う僕がいたでも綺麗に取れないんだよ駅の汚れたトイレの中ではいやな顔をして爪を見ないで精一杯の僕を見つめないでよ一生懸命なんだよ本当なんだそしてクリスマスが今年もきた寒い寒い僕の庭で弾けるよう僕の子供達が雪達磨を作るよ時は残酷なもの君は残酷なひと移ろう時間の中にある君今はどんな聖夜でしょう時は優しきもの君は優しきひと君のおかげだよなにもかも君がいたから幸いがあるよ熱く澄んだ思い出のなか美しき貴方よそのままでいまの私を知らぬままに時は今人々と想いでと僕と君を一つに飾るよ心に輝きをもたらすよそしてクリスマスがやって来る松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.12.22
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今日の日記は、北海道の「カムイ達」があなたへ微笑みます。 積丹半島の先端、チャレンカの小道(神威岬自然遊歩道)を登りきると海の中央に浮んでいるかのような神威岬に立つ。 北へと逃れたとされる悲運の公達、源義経を強く慕うアイヌ人首長の娘チャレンカ。義経を追って、乙女がやっとたどりついた神威岬、しかし、義経は旅立った後であった。 日本海で最大の難所といわれた神威岬。潮騒がとどろく、その岬までの歩道がチャレンカの小道。野生のハマナスと百合の貴重な群生地でもあり、1日中激しく移ろう壮大さはその風景を見るものを圧倒して止みません。私のキャンプ生活は、毎年この場所から始まる。陽は日本海の地平に近づき、海は眩しい銀幕へと。海はやがては紅に燃えて、終息を思わせた刹那、漁火へと移行する芸術。厳しさと、人の営みが景色を演出して、最後のカーテンコールには降り注ぐ天の川が応えてくれる。ああ、北海道の自然よ。そして人々よ。私は、何度もこの場面に出会い。そして何度も泣いてしまいます。あけみ様が名づけてくれた私の移動する庵(いおり)「雪抱庵(ほうせつあん)」これを引っ張って、来春にはまた積丹半島へ!2007キャンプ生活の始まりです。来年は、どんな美味しい物を採取しようか。どんなに素敵な人々と出会うコトができるだろう。どんなに自然と語りあい、自分を見つめることができるだろう。どんな仲間が、この素晴らしい時間を共有してくれるかな。どんな作品を大自然の中で書くコトができるだろうか。私の「抱雪庵」は無限に心を運んでくれるのです。私はこの大自然の時空を感じ。そして、その場所に私の部屋を置かせていただく。窓が大自然のスクリーンとなる。私はこの瞬間が大好きだ。そして、自分から遠く離れて自分を見つめる。その不可解な状況を楽しむすべを知っているんだ。このキッチン。この部屋は私を幻想へと誘う。そして自然との対話の繰り返しに自分を何度でも見つけるコトが可能なのだ。皆様。北海道は素晴らしいく優しく夢が溢れる大地です。もし、私に出合ったなら声を掛けてくださいね。私は北海道のファンであり、幸せの案内人。同じ気持ちにさせてあげるね。神威岬。北海道を代表する素敵な場所です。今日はその幻想を描いた私の作品でお別れします。「神の岬」をBGMつきで読んでくださいね。神 の 岬 丘陵の小道を登る二人に岬の風は色合いを変えた影を連れては海は燃える難海の灯台を染めながら残り灯が漁り火に変わる星を招いて伝説を奏でる恋に破れ立ち続ける人よわたしは見守っていよう紅き百合は今年も咲いた遠い幻を信じ続けるからいま君よ振り向かないで多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.12.20
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北海道は冷蔵庫の中。しばれています。嗚呼、。春が待ち遠しい!花に囲まれて、太陽を追いかけて、写真なんかたくさん写して、アウトドアに出かけて。。。でも、北海道の冬はこれからが本番ですねぇ。寒い。ツルツルピカピカの路面と格闘の毎日です。皆様。転んで怪我なんてしないでくださいね。ってことで、今日はとっても温まる「糠ニシンの三平汁」作ってましたよ。そして、この冬至が近い時節には、私はどうしても初恋の人を思い出してしまいます。丸顔で色白で、ほっぺが赤いカワイイ人でした。いつも遠くから見つめていた気がします。実らぬ恋ではありましたが思い出すと今でも胸が「キュン!」ってします。あの人はいま、どこで何をしていることでしょう。。。。降りしきるボタン雪。今日はそんな空を見つめながら初恋を思い出していました。今日は私の初恋「冬の人」でお楽しみくださいませ。とてもすばらしいBGMがついています。←クリック今夜あなたにも素敵な初恋が舞い降りてきますよ。冬 の 人 想い出詰まった綿帽子春待つぼたん雪が降る大好きだった貴方を想う終わることなき囁きで心の中に広がった白く綺麗な綿帽子いつも夢見るぼたん雪僕は貴方を追っていたふわふわ輝くぼたん雪ホタルのような綿帽子貴方をそっと触れてみた知らなかったよ冷たいよにわかにそれは溶け消えた松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.12.18
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忘年会のシーズンですね。みなさん!お体には十分ご自愛ください。私も仲間とたくさん飲んで最前列右から二番目でピースサインしてます。笑完全に酔っ払いですな。ここは札幌の観光名所「狸小路」素敵な飲食店がたくさんあります。そしてしばれるこの季節に、私は忘れられない想い出があるんですよ。そもそも私がアウトドアに傾向した原点は「釣り」と「山菜」が好きだったこと。そして、それは小さな頃から培われた想い出がそうさせたのかもしれません。「おばあちゃん」もう、亡くなって長い年月がたちましたが、彼女にたくさんの「生きるすべ」を教えていただいたからこそ、今の私がいるのだと感じています。その彼女の一番の思い出が、私が7歳の頃、ニシン漬けを漬けている彼女の姿。どうしてもこの季節、亡くなった祖母がいっていた言葉を思い出す。「多聞!貴方はまだ小さいからわからないけれど、教えておきます。お嫁さんをもらったなら、漬物に使う大根は鉈(なた)で断ち切るように教え てあげなさい。包丁で丁寧に切ると味がしない、しみない失敗の漬物が出きるんだよ。 多聞。漬物は北海道に暮らす私達の命なんだよ。多聞。漬物 は北海道の女の宝物なんだ。いいかい、こうやって断ち切る漬け方をおまえのお嫁さんに教えてあげるんだよ。そして今年も美味しい漬物が浸かるように気にして祈るような嫁をもらいなさい。おばあちゃんはこうして何度も漬物を漬けてきたんだよ。これはね、おばあちゃんのおばあちゃんがいっていたんだよ。うちには女の孫がいない。だからネ。おまえに教えるんだよ。 多聞。人はねたくさん働いて、たくさん美味しくたべて幸せになるんだよ。おばあちゃんも腰が曲がるまで働いてきたけれどね、漬物はその家の思いやりが現われる食べ物なんだよ。 ニシン漬けのキャベツは一番硬くて安いやつを選ぶんだよ。寒い冬にしばれてしまっても甘くって疲れを取ってくれるんだよ。たくあんは少ししょっぱく漬けて塩からくしなさい。そしたら春にタンポポを食べる時期までもつんだよ。したら病気しなくなる。 水出しでいつでも食べれるんだよ。すっぱくなったら投げないで(捨てないで)細かく切って油で炒めて食べなさい。目を丈夫にするんだよ。大根の葉っぱを捨ててはなんもならんよ一番栄養があるんだよ。なんにでも漬けて納豆に混ぜた りそのままお湯に溶いて汁で飲みなさい。冬に足先が温かくなるからな。」 おばあちゃん。今年も僕が貴方の漬物を漬けます。 ニシン漬けの具は貴方と同じく特大にして、鉈で断ち切るように作ります。そして、、、そして僕は、、、この漬物に味が染みて、北海道の真冬がきたなら、、、毎日かみ締めながら、いつも貴方を思います。ありがとう。おばあちゃん。今夜もしばれる北海道!サムサム。。。早く夏が来て裸で暮らしたい私です。さて、放浪する心。流浪の人生。私達の人生はいったいどんなものなのでしょう。暖炉の前で考えながら今日も哲学していました。今日は私の作品「流 浪 の 旅 人」でお別れします。貴方にも大きな凍裂がこだましてくることでしょう。BGMつきでね。※凍裂とは冬期の低温により、樹幹が材内部から外周部に向かって縦長の割裂を生じる現象をいいます。それは大音響を放ち、大地を揺るがすようです。流 浪 の 旅 人 言葉が凍えて消える道マイナスの空に弾けて君の顔が壊れてゆくよ不凍の森のカムイ達よ我をいま見おろし給へ雪原を歩む流離い人を大きな凍裂を響かせてうつろなひとに覚醒を北の空へいま導き給へ帰る場所を失った者よ北を目指して歩けよと幻想を求めんがためと白銀に征服された世界よここにも命は生きている遥かな春を待っているよ涙が凍てつくほどに身体が火照いる幻よ吐く息をも轟かせよ生きることのすべてを人の悲しみのまことを再生の時に託す如くに不凍の森のカムイ達よ凍てついた心を暖めよ流浪の孤独なるものをしばれる夜に。松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.12.14
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1、【天と地、大河と海のこと】中国古代文明発祥の地。黄河。長さ5464キロメートル。青海省の崑崙山脈東部に発源して東流し、大湾曲してオルドスの三方をめぐり、中原地帯を流れて山東省で渤海に注ぐ。川海豚を養い、数億の人々の糧を供する母なる大河。古来より詩を育み文明を興し、その身のごとく人の世、常ならざるを示す。 と、私がちょっと難しく書いてみたのには深い訳があります。それは、黄河は(黄河にかぎらず)源からはじまり何処までが川であり何処からが渤海であるのか。類じて、空は私達の掌より成層圏に至るあいだ、何処からが「空」であるのか。詩を究明する上ではとても重要な提起であるからなのです。理系出身の私は、どうしても物理的な例えで提起してしまいます。 この命題解明に、最も早い解決の糸口があるとするならば、まず、川や海。また、大地と空の定義を知り、我が物としていなければならぬことは、火を見るより明らかなのです。多聞流詩作論「詩的感性編」も、ここから始めて見ようと考えています。2、【1枚の写真のこと】 ここに絵があります。木炭で描かれたデッサンなのですが、白と黒の2次元の描写の中に美しい自然と踊る光りが描かれて、作者の自然に対する愛着と彼の(または彼女の)優しい視線までも感じることができます。 1枚の写真があります。採光に満ちてアングルが巧みにして、これも心を和ませてくれると共に、一見してあるレベル以上の芸術家が心の一瞬を納めたものだと感じることができるのです。 両者は同じ2次元の平たんに奥行きの深い空間を顕しつつも、作者の心や、読み取る側によっては信念や哲学までも感知させてくれます。 もしも暗く沈んだ心の人が撮影したり絵を書いたとしたら、それは不思議と作品の表情に表れ、見る方にも必ずや伝わっていくことでしょう。ここが、芸術が芸術たる所以であり、芸術は、だからこそ人の心に浸透して感動を呼ぶものです。共通する芸術の要素は限られた空間に何を、どれだけ表現できるか。そこにあると私は考えます。3、【文章と17字の空間のこと】 17字といえばお馴染みの5・7・5つまり伝統の芸術「俳句」・「川柳」ですね。 「あけまして、おめでとうございます。」と書いても句読点を入れると17字なのです。ここで小林一茶さんが描いた句を例にして、味わってみましょう。私は俳人ではありませんので至らないところは目をつぶっていただきたいと思いますが。 やれ打つな 蝿が手を擦る 足を擦る 小林 一茶 蝿は邪魔臭い、不衛生な生き物。夏の汗がしたたれるセミの声がこだまする昼下がりに、のんびり団扇を仰ぐ一茶の前に飛び回っては休みしていたのでしょう。一茶は別にすることも無いので、蝿の動きを見ているうちに、観察者となり、そして、小さな命の尊厳にまでも思いを膨らませていったに違いありません。 そこに、お茶でも持ってきた人が「ありゃ!」と言って、奥からホウキでも持ち出して、一茶のためを思い、蝿を打ちやろうとしました。「あっあぁー!!まって」 蝿も生きている。人のする仕草の如くに生きているよ。私の友を殺さないでください。お気持ちは嬉しいのですが、やっと心が通い始めたのです。生きていると言うことはすばらしいことなのです。今だけは、そっとしておいてあげましょ。 環境と生き様と慈悲深い作者の心の流れまでも読み取ることができます。これは僕が勝手に作った物語ですが一つの俳句で、こんなにも楽しむことができますね。音や汗や温度までもが、時代を大きく超越しながら響いてきます。 1枚の絵よりも写真よりも情報の少ない17字。JPEGでもGIFでもないテキストです。なんたる世界でしょう。この中に、こんなにも情報を凝縮しているからこそ語り継がれる芸術なのです。 文章は物事に対する洞察を淡々と説明する威力があります。蝿の生態と習性。熱さと動きの関連から人や社会に及ぼす影響の可能性等、これはとても重要な知識であり、必要で疎かにはできない情報です。また、物事を説明したり、ありのままを伝えることの繰り返しや積み重ね等を通じて感銘や共感を誘います。 天と地、黄河と渤海、俳句と文章。境界はどこにあるのか。私は、それぞれの要素や摘要を説明することができるのだと思います。対比して性格の違いを把握することも可能です。4、【歴史に息づく生命の哲学のこと】 仏典を紐解くと「偈」という教理を説く詩が美しく描かれています。いわゆる雪山童子の物語に使われる「諸行無常、是生滅法、生滅滅已、寂滅為楽」(生滅を超越してしまえば、一切の迷い、悩みがなくなり真実を得られる。)などが有名です。とても説得に満ちた哲学が生きている上に美しいのです。 また、シルクロードに生きたアラブの詩人たちも「如何にして真実を説得を持って、しかも美しく語ることができるか」を目途していたと思われる作品を多く輩出しています。 中世に至ると哲学のみにこだわることのない、人の基本的な情念であり心の支えである「至純の愛」をトルバドゥール(宮廷詩人兼作曲家達)が詩として詠い。後に各地を旅する芸人(ジョングルール=吟遊詩人)の庶民文化に昇華され各地に広がりって、ルネッサンスの礎の一部を担っています。 詩における歴史を紐解くと幾つかの事実と特徴が目に止まります。それは、重要な哲学を伝えるための手段であり、しかも、美しく、無駄がなく、人々の心に染みる魅力を有しているのです。またあるときは、心の姿を言葉に変えて見せる手段であり、すばらしい文化として「語り次がれている」ことが特出すべき点です。 いうなれば、美しい言葉。心の発露。無駄のない言葉。だから語り次がれてきたと言っても過言ではないのです。真実や我が心の姿を詩にした哲学者は「それ」自体が説明であり結論である未曾有の宝物を人類に残したのです。5、【芸術に生きる人類の夢のこと】 私、多聞は絵画や写真、文書や俳句について述べて来ました。そして、詩の歴史。しからば詩とは。となりますが、2次元の芸術も俳句も完成度の高い文章にもそれぞれに特徴があるように心に及ぼす感性の入り口が異なります。 人類は芸術と文化の子であると言えるほどたくさんの芸術が存在しています。しかし、それらの最終目的は、あるひとつの世界に向かっているような気がしています。それは人間が通る道の違いによって歩きかたが変わる、同じ山に登る複数の登山道に例えることができるのではないでしょうか。 感動があります。その奥底にはそこから導き出される心と精神の昇華であります。私達は詩という登山道を撰びゆく同志です。ですから詩を自分なりに定義しなければ高見を見ることが困難になることは明らかです。しかし、ここで最も注意しなければならない重要なことがあります。それは、道の右を歩く決まりを作ったり、歩きかた、登りか方のルールを作ってはいけないと言うことです。 決まりや、スタイルを固定することは「否定」を招き、それはやがて芸術ではなく「否定し合うことからはじまる」言葉のパズルになってしまうからです。頂上に登らなければ見えない景色がそこには広がっています。その感動を共有し、融合させてからの論議が一番有意義なものです。 しかし、反面、詩などの芸術は言語を通してのみ伝えることが可能な文化でもあります。例えば、美しい日本語が多様に存在しそれを苦悩の中で芸術に変換してきた先人の歴史を知りながら、記号などで「味」や「響き」をごまかしてしまうのは、詩人のあるべき姿ではありませんし、言葉を余白に頼ってしまうことも、慎むべき最低限の倫理であると感じます。6、【空間に生きる詩のシネマのこと】 文。俳句。絵。写真。詩などは、集合体としてみた場合同じような性格を有しています。他の芸術もこの集合体を包含してはいるものの、一別すべき事柄があります。 それは、俳句は17字の空間。写真は印画紙1枚の空間。文も限られた枚数の空間。絵も1枚のキャンバスの空間。詩も語り継ぐことが可能な空間。 それぞれが、限られた空間の中に、「伝えたいこと」、「訴えたいこと」を「どのように」相手に感知していただけるかの勝負であるからです。 詩はその1行、一連、一遍の限られた空間に情報を美しく納める芸術です。説明をつけたり、あるいは同意を繰り返すことが可能であるならば小説で表現すべきものだと感じます。韻は決して同意でもなければ説明でもありません。 俳句が1枚の写真だとしてみましょう。作者の心や情景、季節感が3次元で大きく広がっていくことは既に述べさせていただきました。それでは詩は。決まりが全く無いのが詩の魅力でもあります。句の世界でも「自由句」が頭角をあらわし、人々に歓迎されています。しかし、詩は決まりが無い以上、情景や心情の連続、もしくは深みを表現しなければならないシネマであるべきものです。 一茶の情景写真。しかし、詩は何枚かの写真をリンクさせながら読者に見せることにより、より深い共感と納得。そこから得られる感動を引き出すことが可能な心の交流に他ならないと私は感じます。だから、語り継がれるべきものなのです。何度も読みたくなる作品。憶えたくなる作品は音楽にもにて、素晴らしいものです。7、【境界のありかを探ること】 天と地、黄河と渤海の境目は、未だ私には決めることができません。しかし天を指せといわれるならば迷うことなく指すことができます。地を見よといわれるならば視線を落として見つめることも可能です。 重要なことはそれぞれを把握しようと心を巡らせ、探求した上で境界を探すことではないでしょうか。どのような登山道であろうと頂上に広がる景色の壮大は同じく広がることでしょう。また、わたしたちが何時の日にか探求しなければならない境界線は等しく地球の上に存在しています。札幌は寒い毎日が続いています。今日は雪かきに汗を流していました。見上げると北極星。ああ、名古屋のそれより高くたかく輝いています。学生のころ、この星を見上げて泣いたことを思い出しました。今日は私の作品「北極星」でお別れです。BGMつきで読んでね。ばいばい!
2006.12.11
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難病で幼いお孫さんを亡くされた方からメールが来ました。わたしには何もできませんでした。しかし、とても辛く、悲しい気持ちで「愛と生」について何日も考えさせられました。今日は、そんな悲しい彼女へ宛てたわたしのメールを抜粋してみました。わたしの供養でもありますので、みなさんも読んでいただいて、何かを考えるきっかけになれば幸いです。------ ----- ----- ■敬愛するT様■ 松尾多聞 Kちゃん。きっと皆様の心を抱いて心を大きく膨らませて、次ぎに生まれてくる場所を約束されて、すぐに生まれてくることでしょう。愛とはなんでしょうか。私は詩の事しかかけません。だから、こんなことを考えています。 詩は心象風景を描くものでは決してありません。それは大切なものを表現するための道具であり舞台の一部だと感じます。 愛情があり広げようとできるからこそ、そこには心の探求が生まれてきます。愛とは探求であり、相手に対する想像力でもあります。 これには、訓練が必要です。さぁ、愛を知りなさいと言葉にしても無理なことです。 「繋がり」 そう、人は繋がりにきずき、その糸を辿ります。どこまでもどこまでも。愛とはその先にある大きく広く深い、未知の世界を知ろうとする想像力と、辿りつこうとする血の滲むような戦いの中にあるのではないでしょうか。 愛別離苦。たくさんの苦しみの中で、最愛のものとの別れほど深きものはありません。しかし、それは自分の中の苦しみや悲しみなのです。 亡くなっていった人は、どんな使命をもっってこの世界に生まれてきたことでしょう。 「人身は受けがたし、爪の上の土」 たくさんの生命が息づいています。その中にあって、人間に生まれ来る確立を解いた言葉なのだそうです。大きな砂浜の砂の数が、生命の数だとするならば、それをつまんで爪の上に落とします。そしてさらに、その爪の上にわずかに残った砂の数しか人間には生まれてくることができないと聞きました。 あなたの大切なKちゃんもまた、大きな大きな使命を抱いて生まれてきました。そして、自分の幼い力のすべてを掛けて、命を賭して、大切な、何よりも大切な愛を教えてくれたのですね。そして、繋がりを、家族の、人と社会と世界の繋がりを残してくれたことでしょう。 彼女は、それをみんなが、家族が知ったときに速やかに生まれ変わって、素晴らしい人生を築き上げるに決まっているのではないかと、私は感じます。 命をかけて、自分を犠牲にしてまでも、小さな命を燃やしてくれる「愛」がここにありました。彼女の「愛」をみんなが信じ、そして伝えてください。とても優しさに溢れて、元気なかただと想うので、本当に心配していました。再び歩み出すことは、別れいったKちゃんが望んでいることだと感じます。がんばって、彼女のために復活してくださいね。 いつかね、彼女が再び姿を変えて貴方のもとにやってきます。近所のお孫さんでも介護の若者でもいいじゃありませんか。かならず、いつか必ず貴方のもとに来てくれますよ。元気でいて、一生懸命な、いつもの貴方でいないとね。必ず「こうしてがんばっているよ」ってね来てくれます。必ず来ることでしょう。 貴方へ僕が書いた詩を送りますね。僕はね、なにもできなかった。本当に知らなかった。ごめんなさい。克服してっていえませんが、早く、いつもの貴方へ戻って、そして、お父さんとお母さんを励ましてあげてくださいね。心から御願いします。この世界は優しさに満ちているのですから。聖 夜 の 祈 り さらなる祈りに溢れ想いだしてみる面影別れていった人々よ微笑みだけを残して想えばあの時に私は抱きしめたかったよ想えば最後に貴方へ優しくしたかったよ面影浮ぶ愛しい人よ我が胸を押して願うこの世界を巡る幸よいつも貴方へ届けと永遠に笑顔のままで 多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.12.09
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グローリアは二十歳になる米国の人で、絹のようなブロンドが美しくブルーサファイアの瞳をキラキラ輝かせた素敵な天使でした。私も二十歳。ある熱い夏に偶然出会ったのです。 当時、名古屋の極貧学生だった私は伏見のレストランでアルバイトをしていました。バイト料が出ると栄(繁華街)に繰り出し、パブで生演奏のジャズを聞きに通いました。黒人バンドに招かれたgesutボーカルが彼女でした。 Are also you a student?(貴方も学生ですか?) ロビーで出会った彼女に声を掛けられたのが二人の出会いでした。お互いに仕事に疲れた学生同志、それから私達はバイトが終わった深夜喫茶で時々会うようになりました。当時、いまだ英語が苦手な私は同級生でサウジアラビアからの留学生アレン(アルアライアン)を伴い、たった一杯のコヒーで何時間も将来の夢を語り合いました。彼女も苦学生で、本国から奨学金を貰いながら得意な歌でアルバイトをしていたのです。アレンはサウジアラビア石油極東の社員で月給取りの学生でした。 アレンは「サウジは今、豊かな国だけど限りある資源に依存していて、みんなが一生懸命に働かない。僕は新しい産業を本国で起こして人材を輩出することが夢で・・」話は止まりませんでした。グローリアは「同じ人間でありながら貧富の格差に疑問を感じるの。でも、そんな国だからしょうがなけれど・・・でも、教育の格差は許せないの。私はアメリカの教育を改革して見せる。」明るくなっても話が終わることはありませんでした。彼女はピザが好物でしたが貧しい学生ゆえ、結局いっしょに食べたことはありません。しかし、グローリアとアレン、誠実で最高に熱い友人だったのです。 二人はいつも私に激を飛ばしました。「多聞! 貴方は自分の考えをもっとしっかり持つべきよ! だって、自分の人生でしょう?」「日本人はとても保守的(Conservative)なのよ!」「貴方は戦うことがないのね!」・・・私も、もちろん反論したのですが、普段から考えたことのない問題ばかりで躊躇してしまい、やられっぱなしでした。 私の住む北海道はパイオニアの大地です。ヒット曲も商業製品も北海道でヒットすれば全国展開できると、試験販売が盛んに行なわれていました。なんでも受け入れてみるドサンコ根性があるのでしょう。しかし、経済に視点を移すと状況は逆転してしまいます。大型の公共工事、農業対策予算、国庫補助金、、中央におんぶに抱っこではありませんか。大自然のロケーションは素晴らしいが、サービスは最低とまで言われている裏には大枚を叩いた、大きな補助に原因があるのだと私は感じています。 援助の過多は人間を、社会を変えてしまいます。アレンが言った現象が利益誘導型の社会には必ず起こるのです。人間は棚から落ちてきた宝物に群がりそして拾う順番を決めようと躍起になるものです。その社会は保守的に変容して副産物の保身が生まれます。保守的な社会のしくみは新しいものや、より優れているものを排除してしまいます。社会全体の成長が止まってしまうだけにとどまらず、素晴らしい人材を組織ぐるみで抹殺していくことでしょう。 暗黙のタブーに仕立て上げられましたが日本にも素晴らしい革命がありました。20代の若者達が命を賭して幕府を倒した明治維新です。彼らは腐敗と利益誘導のみに取り憑かれて民衆のことを省みない幕府を倒したのです。 坂本竜馬、西郷隆盛、高杉晋作・・近代社会を作った人々ですが決して高級武士ではありませんでした。長州藩士「奇兵隊長」高杉晋作は20代の若さで結核により夢半ばで他界しましたが、その辞世を次のように残しました。「面白き ことも無き世を 面白く」 私はいま、グローリアの言っていた意味を少し理解できるようになりました。社会人も中高年になると保身の影が見え隠れしてくるものです。前進の無い組織や個人に獲りつきます。嫌いな上司や政治家を思い浮かべてください。話す内容のほとんどが自己の保身に結びついています。 出会ってから1年後に私達は空港で別れました。黙ったまま、3人で泣いて別れました。グローリア! アレン! いま、君達にもう一度逢いたいです。 君達はいま、何をしていますか? 今度はコーヒーだけじゃなくてピザも食べましょう。そして、たくさんの積み重ねてきた経験を語り合いましょう。そして、いつまでも僕の心に生きていてくれる親友よ。ありがとう!今日はここまで。いつも読んでくれてありがとう。どうやら札幌は寝雪になってしまったよう。寒い毎日が続いています。ぶるぶる、、、、、、情熱とは憧れ。僕はこの仲間達の「あこがれ」を忘れることができないのです。今夜は私の「あこがれ」でお別れいたします。優しいピアノ演奏でお楽しみくださいね。貴方のあこがれが、そっと歩み寄ってきます。あ こ が れ そう君は夢見ていたね優しい母となることをいつも話してくれたねどんな子供を育てるかそう君は願っていたねみんなが幸福であれと誰でも夢は持てるって恥じらいと情熱の中で人はみなどこかで繋がって人はみな同じ夢を追うのよだのにみんながしらんぷりそこにだけほとばしる夢にそこだけにすこし風が散る平凡で幸福をつかみたいのそれはたいへんなことでも心が繋がる家族がほしいの海原がうねり続けるように風がいつも吹き続くように太陽はまた登りくるようにわたしは憧れを忘れないわたしは夢を見つづけるけっして私ははなれない僕もいま夢見ていますみんなの心が繋がっていつか大きくなれるよ僕もいましがみついているボロボロになった夢でもね忘れない言葉を宝物にしてみんなが本当はのぞんでいるこころの時代を待っているよ松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.12.08
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本当は私は花が好き。私の花は桔梗なのです。同じ「花は桔梗」の女性にであったとき。とても嬉しかったなぁ。僕の大好きなあけみさんでした。でもね、北海道のどさんこにとって、雪解けに春を伝えてくれる「さくら」は夢の花です。花が咲くと人間が豊かになるような気がします。その風流は何事にも換えられないもの。北海道の5月末は一斉に花が咲く季節。私はこの冬に、春を待ちます。待ちきれない作品をどうぞ。舞 姫 春に目覚めし花のごと散るは我身の夢の舞い夜をきわめしおぼろ月浅きめまいと匂い立つさだめ儚きひとの世を今宵の薄月に献じなんせめて一夜の夢ならばいと絢爛と散りゆかん添えど悲しき人なれどこの身を焦がす弥生花さくら さくら 落として初めて気がついた優しかった貴方のぬくもり見上げる私に季節の風花頬にたくさん貼りついた弥生のにおいが染み渡りほんのりほんのり歩いてたこ ぶ し の 花 なんど祈りをかさねたら貴方は戻ってくるでしょう好きだったよの言葉があればこんなに耳を澄ませはしない私は散る華枯れる華音をたてて落ちる花いつか羅刹に変わっても土になっても待っている耳を澄ませて足音を近づいたなら離さない貴方の心の曼荼羅に寄り添うために生きるため夢 の 花 び ら 黄昏はわたしを急がせる散る花は想い出を遠ざける賑わい飛び交う声の中で抱いた夢は私を追い越して夕陽に揺れながら薄れゆく舞い散る時の流れの中であの春にこの同じ場所で愛しいひとを抱きしめた旅立ちに燃えた夢の中で黄昏はわたしを急がせる薄れ行く想い出を追っていつの日にか再び逢いたい春の桜の花びらに揺れて夢 想 花 愛しているの言葉ならもう何度でも聞いている行き違いの出来事なら心を濡らし忘れているさやか雲は知っている私はここに生きている愛しているの言葉だけいつもいつも聞いていよう貴方の涙が枯れ果てていつか立ちあがるまで遠い運命は知っている私は貴方と生きていこう渡る風に季節を感じて想いを結ぶ花でいようさくら。その下で酒を飲む!なんて素敵な人生でしょうか。いいなぁ。早く雪が解けてくれることを楽しみに、花を待つ私です。今日はここまで。いつも読んでいただいてありがとうございます。感謝。詩作・松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.12.03
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スキーの全日本選手だった私が、現役を引退したとたんです!驚きました!太りました。173センチ、63キロだった体が、どんどん膨張を続け、最盛期には78キロまで太りました。ひどい有様。。。。そりゃ、どんぶり飯、3杯も食べていた生活を、それでも続けたんですからあたりまえか?自分では許していました、ずっと、でも年齢を重ねると。。。疲れるし、気力も減退するし、なにより見栄えが悪い。(これって痩せて初めて分かる)いろいろやって、ついに写真のようにお腹の肉を落としましたが(今年の4月の写真)、どんなにあがいても現役時代より4キロ多い67キロから先、減らないのです。食事を少し減らして、清涼飲料水を断ち、以前紹介した「詩人の秘法【知的ダイエット】のすすめ♪」生活も行いそこまで行きましたが、もう一歩が踏み出せません。こりゃいかん!なにか考えなくては!そんなある日、私にリンクしてくださったehimexさんが韓国雑貨「辛FULL PPEPPER(カラフルペッパー)」というネット販売サイトを運営されていることを知ります。偶然にもキムチ大好きな私は早速!釜山直送の本場キムチをメールで注文させていただきましたが、とても親切な対応と、その旨さにびっくりしてしまいました。「いままで食べていたものはなんだったのかぁ!!??」っていう感じで、甘く上品で、低塩のパリパリしたハーモニーの虜になりました。なにより、普通のものを食べても気がつかなかった真実がありました。次の日に、とっても体調がいいのです。(驚き!)(新婚さんにはお勧めですがな。)そこで私はサイトをくまなく探索して美味しい物を探したのです。「すると!」こんな文章を発見したではありませんか!ご本人のサイト掲載メッセージが次のようにありました。----------------この「えごま油」。私(店主)は半年で12kg自然に痩せました。「おお!これだ!使ってみよう!」私は是非もなく、すぐに注文メールを送らせていただいたことは言うまでもありません!店主として自ら自分の商品をダイエット目的ではなく、美味しいと思って、色んなお料理にかけておりました。 結構たっぷりめに一日摂取していました。 油なのに、太らないどころか、自然にやせている。中性脂肪を溶かす作用が非常に高いようです。 血液がサラサラしたせいか、体があまり辛くない・・ダイエットで、なにをしてもやせなかった方へ、健康的に痩せる絶対のオススメ品です!! 近年増加し続ける乳ガンや大腸ガンなどの欧米型ガン、及びアトピー 性皮膚炎や花粉症などのアレルギー、その他生活習慣病の多くが、天ぷら油やマ ーガリンに含まれるリノール酸によって促進されていると言われています。 これを抑制するのが、シソ油に多く含まれるα-リノレン酸です。 ・ 体ですばやく燃えて蓄積脂肪・体脂肪になりにくいから、過剰な 皮下脂肪の増加を防ぎます。 ・ 余分な油を分解し、脂肪をたまりにくくします。・ 体内に吸収されると、サラサラ血液の元「EPA」や脳神経の発育・ 維持に欠かせない「DHA」に変化して体質改善や 生活習慣病の予防に 役立つとも言われています。 日本でも古来より栽培されていた植物ですが、 TBS系列の某番組でエゴマ油に含まれる必須脂肪酸であるαーリノ レン酸の優秀性が放映されてからあっという間に人気商品となりました。アルファリノレン酸は人間が体内で作ることのできない必須脂肪酸で 体内でEPA・DHAという脂肪酸に変換され、健康維持に大切な役 割を果たします。αーリノレン酸の不足分をエゴマ油で補う時は、個人差はありますが 一日あたり約5gをご利用下さい。」 「ダイエットなにをしてもやせなかった方へ!」-------------------おお!これは!悉く!全く私のことだ!そして私はお願いして注文をとっていただき!毎日一回、この油を何にでもかけて食べることにしたんです!そして、納豆にかけたり、温野菜にかけたり、ドレッシングにしたり。。。「痩せました!」たった二ヶ月で目標の4キロ!驚きました!お腹の中が痩せた感じってわかりますか?そして今まで以上に元気ハツラツなんですね。メールの親切な御説明によると、韓国ではとってもポピュラーな食材だそうです。だから、コリアン女性にはスリムな美人が多いのかもしれないと勝手に考えている私です。韓国雑貨「辛FULL PPEPPER(カラフルペッパー)」には、すでに感謝の言葉もありません。ありがとうございます。これからは目標を達成した私は、健康のために「じか」に香ばしいオイルを少しづつ飲ませていただきますね。ぐうたら詩人の、ぐうたらダイエット!絶対に成功しますよ。皆さんに教えてあげたくなるのはあたりまえですよね。私は自分で良かった!ってこころから思いマス。そして感謝の気持ちでいっぱいです。本当にすごい!簡単なダイエットだったしょ。ナイスバディを標榜する皆さん!試してくださいね。効きます。多聞がハンコを押してあげるよ。結果!私の場合!「強い選手は赤が似合う!」ってことが言われていたんで・・・この年齢でも赤いジャージきて生きていようと思いマス。↓笑(へんなオヤジですいません。でも、譲れないのよ。。。)現在は身長173.5 体重61 ウエスト73なんです。感謝感激!でも、顔の大きいのは。。。同じかぁ。。。でも、これ本当にききますよ!なにより体調がよくなります。一度だけ試してみてはいかがでしょうか。今日の札幌は真冬日。最高気温がマイナスでしたなぁ。しばれる季節。「しばれる」を使う季節がやってきたよ。今日はね、私の朗読でお楽しみくださいね。人生の寒さに縛られても必ず解かれるそんな素晴らしい人生。「雪原の陽炎(かげろう)」でお別れ。スタートをクリックしてくださいね。(音量には注意してね。)ばいばい。多聞の朗読スタート雪 原 の 陽 炎 吹雪に目覚めても身体がしばれても温もりを想うからわたしはほどかれる息づける木々たちは季節の通う道にある氷に枝を折られても蒼き若葉の春を知る幾度も目覚めてもわたしは流されてそれでも泣きながらあなたにほどかれる縛られた恋たちもいつか命を放たれる儚き夢を削がれてもこの永遠を思い知る吹雪に目覚めても身体がしばれてもあなたを想うからわたしは生きられるあなたと生きたからわたしはむくわれる 詩作・朗読/松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.12.01
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