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その胸にね、そっと力を溜めて、いつも笑ってくれる人がいるよ。泣いてもいいのに。泣いてもいいよ。血潮が絞られて涙は生まれるから。君は正しかった。そんな日が来る。たった一人に愛される人でもいいよ。下の画像をクリックしてください。↓なにもいらない。みんな泣いていいよ。「な み だ」 その胸にそっと力をためて君は笑顔を見せている時雨が窓を叩いて濡らすように心の内側が曇っている君がいるぬぐう窓には秋の雨冷たい時雨に曇る窓涙を流していいのにね偽らなくていいのにね優しい君はいなくても今は泣いてもいいのにね君の季節は涙が迎えて君の季節は涙と別れて人はみな錬金術師みたいだ思い通りにいかないからねそおして自分を見つけるよ泣きながら見つけていくよ泣いた分だけ発見をするよいま月に光り野で鳴く虫達一生をかけて儚い夜に鳴く僕は泣くことはしないけれど心の涙を止めることがないよ涙を流していいのにね偽らなくていいのにね今は泣いてもいいのにね人は孤独に涙して人は見つけるために涙する人は愛することに涙して人は後悔の涙を美しく流す涙を流していいのにね偽らなくていいのにね今は泣いてもいいんだよ涙を流して君を見つめて思いっきり涙をながしてね心から君を愛しているんだよ詩作・鉛筆画像/松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.10.31
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「私を北海道に連れてって!」わかりました!連れて行きましょうかぁ!では!今日は、私の「抱雪庵」で北海道!アウトドアの旅に皆さんをご招待いたします。さぁ!出かけますよ!【走る】北海道の直線道路。そして壮観な景色!悠々と流れる時間!さぁ。高速走行でアウトドアにでかけましょう!北海道の国道は、まるでフリーウェイ。200キロも3時間。どこにだってでかけます。流れる自然と時間に期待感が爆発するようです。【採る・釣る】北海道は天然自然の食材の宝庫!採らなきゃ損です!山菜、魚、そしておいしい空気!とっちゃいましょうね。【集まる】アウトドアの楽しいのは一緒に行く仲間もさることながら、そこで待っている人に合うこと!集まる事!最高のドサンコ仲間が語らいの時間をくれます。北海道の優しい大地に乾杯です!【温泉】北海道は日本一の温泉王国!もちろん!私は秘湯にしかいきません!泉質も最高!くつろぎの旅です。今日はここまでかな。明日はもっとすごいですよ!「食べる」、「くつろぐ」、「堪能する」!北海道のアウトドアの素晴らしさを写真集で再びアップしますね!目を閉じて。疲れた心を癒して見てください。ほらね。あなたの未来が見えてきますよ。そんな空間をあなたも作ることができるんです。「くべられた光」今日もBGMつきでどうぞ。じゃね、あした。バイバイ 。くべられた光り 疲れた心を癒していこう目を閉じるとね ほらねどこまでも続くようあの散歩道が伸びているなぐさめあってもとめあっていた空間が広がりだすそこに包まれていたいあの人は遠い街へいったでもそのままだよ ほらね見えてくるだろういつもの笑顔を溢しているくべられた光りしみわたる温度に想い出が広がりだす君はいまそこにいるよ広がる瞳を放っていこう目をあけるとね ほらねいつでも愛は注ぐようそこにも空間は広がっている悲しみのために苦しみを照らして空は教えているんだね君は空のしたの人君のために回る世界はある永遠はいつも待っているここにも透き通る緑の生命にも詩作/松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.10.31
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「この愛をこめて」 もしも貴方が先に星となったらその微笑を花にたとえて飾ろう苦難も喜びもたくさんを摘んで清楚な美しさで飾ってあげよう癒しの空間はやがて未来と共にほらどこにいたって大丈夫だよもしも私が先に星となったならそんな未来を貴方へ連れてくるもしも二人に子供が生まれたらこの約束を詩に込めて教えよう 松尾多聞画像をクリックしてくださいね。↓音楽が流れます。ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.10.30
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現在の「北海道大学」は、1876年設立の札幌農学校が起源。前身は北海道帝国大学。初代教頭!マサチューセッツ農科大学前学長クラーク博士が米国帰国にあたり、馬上からこの言葉を叫んだという名言、「少年よ、大志を抱け (Boys, be ambitious)」は、あまりにも有名ですね。ほんのわずかの期間でしたがクラーク博士は人間の尊厳と、ヒューマニズムを北の大地に残してくれました。命がけの船旅の後、北海道の学校に赴任した先生は驚いたことでしょう。人々のみすぼらしい姿に貧困。未開地のような原野とバラックの家屋。明治の札幌中心部。遠くには手稲山が見えるしかし、先生は生徒達と熱く向き合いました。草履をはいた生徒達も、先生の言葉の一文一句に目を輝かせていたに違いありません。きっと、砂が水を吸収する如くの必死を先生は汲み取ってくれたことでしょう。札幌を離れることになった先生はこの生徒達に馬上から叫びました。Boys, be ambitiousもう、会うことはない、しかし、素晴らしい私の子供達よ!先生は言葉に魂を載せて、渾身で叫んだことでしょう。翻訳して「大志」としたかたにも頭がさがりますが、この言葉は現在の北海道を作り上げる原動力となった命の言葉でした。札幌農学校「演武場」。今は移転して「札幌時計台」志。夢。希望。これは単語ではありますが、とても貴重な意味を包含している言葉だと私は感じてなりません。私が学生の頃、仲良くしてくださった先生がいいました。「君は北海道から来たのでしょ。ならば、クラーク先生の意思を思いなさい。大きな大きな夢を持つのです。」と。「夢は持たなければ実現などしないのです。」19歳。漫画に熱中する多聞私は「ハッ」としました。そして、自分はなんと抽象的な生き方をしてきたのかと、自分を猛省したことを思い出します。きっと、クラーク先生もこの大切なことを北海道に教えてくれたのだと、私は信じて止まぬ男になりました。自分が見えていなかったこと。いいえ、見ようとしなかったこと。未だ見えないもの。しかし、見えないものこそ大切だということを。札幌駅JRタワーより札幌を望む。バラックの変容。いま、札幌は190万人が生活する大都市に変容しました。世界に冠たる文化の街です。私のふるさと。私はこの札幌を愛してやみません。優しく、美しく、勇気をくれる希望の街。私は時折この街の宝石箱のような夜景を観に出かけることがあります。そして、我が心のクラーク先生に問いかけてみます。「先生!夢はどこにあることでしょうか?大志とはどこに隠れているのでしょうか?生きるとは何を求めていればいいのでしょうか?」と。すると、先生は札幌の街を抱擁するように私に答えてくれるようです。羊が丘展望台の先生の像すべては君の中にあるものです。観ようとしなさい。見つけにいきなさい。そして、自ら苦難に立ち向かいなさい。それが夢であり「大志」の源なのだと。見えないものこそ大切なのだと。札幌の朝晩はとても冷え込んでいます。「しばれる。」という言葉も使われるのは、もう少しですね。札幌は白い街。思い出が優しく積もる街。そしてフロンティア精神に満ちた街。訪れてみてくださいね。きっと見えなかったこと。新しい君を発見して帰ることができるでしょう。クラーク先生に今日のブログを捧げます。今日はも一度、世界で一番素敵な「恋の街」へ私が贈った詩を書かせてください。「思い出が積もる街」です。BGMつき「思い出が積もる街」でお楽しみを。あなたの思いでが白く白く降り積もります。***************想い出が積もる街ふるさと札幌は遠い街風が行き交う白い街人が落とした想い出がとても優しく積もる街一人きりでもかまわない心が悲しく痛んだらいってご覧よあの街へ涙が小さく消える街風に心をなびかせて暮れゆく街を覗いてごらんふるさと札幌は僕の街夢が行き交う光りの街心を覆う寂しさをとても優しく包む街思い出してもかまわない貴方は貴方でいるように歩いて生きたいあの街をたたずむ人を照らす街いまマフラーをなびかせて自分を見つけてみてごらん通りすぎたもののなか笑顔は再びよみがえるふるさと札幌は遠い街風が行き交う白い街人が落とした想い出がとても優しく積もる街詩作/松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.10.30
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今年のはじめ、北海道から日本海側は大雪に見舞われました。毎朝、家の屋根や生活道路に心を馳せる生活は大変な苦労です。独居のお年寄り、そして障がいを持つ皆さんは、私達以上の苦しみを味わったことでしょう。道を歩く事もままならないのです。尋常な生活が出来ないのです。そこで、私はボランティアをつのって「札幌豪雪救援隊」を結成しました。隊長の私は、町内会や当事者のご老人からたくさんのお言葉をいただきました。そしてある日の作業が終わったとき、当事者のご老人が私達に話しかけてくれました。「何にもすることないから、いっつもテレビ観てるのさ、でもな人殺しとか汚職とか、あんまりひどいんでないかい。」「わしゃ、日本の国がどうかしたと思っとるのさ。心配でしょうがないのさ。」「でもな、あんたがのような人たちがな、まだこの国にいるんだな。それだらな、日本はな、まだ大丈夫と思ったよ。」横で聞いていた隊員達。男泣きに泣いていました。報われたのです。ありがとうの、そんな言葉もいらない!やりたいからやる!そんな仲間達が、本当に泣いていました。「やって良かった!」って。花は咲く。どんな時であっても。それはたくさんの環境を自ら受け入れて止まないから。でも、この日本はどうでしょう。私達はどうでしょう。この社会はどうでしょう。人間なんて植物よりもはかない存在なのかもしれません。留めて、繋いで、かばい合う心があって、はじめて正常な社会が構築されるのではないでしょうか。かばう人。かばわれる人。それは入れ替わりながら、人生を歩んでは普遍的社会の一員に成長していくものだと信じています。***********************************今日は私の作品「僕の風船」でお別れ。手を述べる人々は、人々に昇華していただける日が来る。そんなこと信じて。BGMの素敵なピアノで読んでください。***********************************「僕の風船」 僕の風船は気まぐれ秋の空にフワフワリ僕の貴方は天衣無縫膨れて見せたりちぢんだり赤くなったり青くなったり舞いあがっては落ちてくる九月の風に飛ばされぬよういつも僕が繋ぎとめている松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.10.29
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嗚呼!それは今年の春。雪解けが終わりを告げる早春の北海道。そこには幻の山菜が出現すると聞く!ここは北海道のワイルダーが憧れの積丹半島!ここにその食材が眠っていると聞いた。そう!「アイヌねぎ」だ!本州では「行者ニンニク」とか「ヒトビロ」と呼ばれ、保護植物となっているとか。まさに幻の食材なのだ。行者ニンニクは癌予防、コレステロールの抑制、動脈硬化予防に効くユリ科の山菜。食べなければドサンコでないしょ! 4月17日午前10時に山を愛する仲間が集まった。 ○○ホーム社長 千葉ちゃんビュティー婦人 山ちゃん悪人顔の愛仙人 六ちゃんアウトドアラー 多聞これから案内人の大社長の下へはせ参じるのだ。霧雨けむる春の道を一路イワナイへ!これは某社長に伝授していただいた宝の山へアイヌネギを採取に行く旅である。イワナイに到着し、いこいの家で名物のかしわそばを食べる。 そこに↓いた!!某、○田社長!「なんも!どっさり取れるって!♪」がはははは!「よっしゃ!一緒にいってやる!敷かさってるって!♪」「おい!食堂閉めれ!ママも一緒にいくぞぉ!」 いんですか?仕事もご商売も、、、店までも閉めて、、、いんですか?ああ、神様。。。後ろで千葉ちゃんもノリノリだし。。。いんですね。。。。やったーーーーー!!向かった先は積丹半島に中ぐらいの場所!←秘密です さて、こっからがわたしたち6人の仕事だぜ!! 「ここだ」!○田社長が指差す場所は見上げるような場所。悪人顔の六さんも足が笑い、四つんばいになって日ごろの運動不足を後悔。。。しかし、はやい!○田社長の体力はまさにボブサップか?ママさんのピースが昭和を感じさせてくれた。 山にはいってすぐ、「コジャク」の大群! なにかコソコソと一人。。。山さーーーん!呼んで見ると!なんと!我慢が切れて、生で山菜の試食会である!本人は照れていたが、山菜にかける貪欲な姿勢を痛いほど感じる。 「おいおい!そんなとこで取るな!」○田社長「だってこんなにあるから採らせて・・・」我々 「いいからこい!」だって、こんなにあるのに??↓ この程度の場所では採ってはいけないらしい、千葉ちゃんも立ったまま、いまだ動きを見せない。「もう採りたいのぉーーー!」六ちゃん。 あああああああああああ!あったぁ!これを採れというんだなぁーーー! わかりました。すいません。○田社長の言っている意味がわかりました。あるものを採るのではなく、あるものの中からいいものを採れる場所を教えてくれていたのですね・・・・ 悪人顔の六ちゃんの顔も柔和に変わったから不思議です!これはすごい量だ! 太い!長い!やわい!あまい!私も真剣に採取だ! 野生のアイヌネギ!吉野家の三拍子を抜きさる4拍子なのだ!座って採れるこの醍醐味!!すごすぎる! 天婦羅、すみそ、醤油漬け、おしたし、ミソ漬け、卵とじ、冷凍。さぁーて楽しみだ! 車の中は野生の匂いで鼻がまがるほど、でも、美味しく一年はたべられます。 仲間のみなさん!ありがとう!北海道の自然!すごいっしょ!最高ですよ!仲間とのフィールドが、用意されていますね。今日の積丹半島の海は絶景です。これが潮騒!今日は私の作品「潮騒」でお別れです。BGMつき「潮騒」でお楽しみください。波があなたをタイムマシーンに乗せてくれるよ。潮 騒 賑やかだった浜辺行過ぎる人達を見送りながら僕は琥珀に染まる空と海へ海面は涙のように銀に滲んでく潮騒はいにしえびとの叫びを運ぶ幾つも繰り返される過ちを幾つも繰り返してきた過ちをそのたび君が許してくれたように許されるためにここにたたずむ人人はなんて悲しいの僕はなんて無力なことだろう君よ懐かしい人よいま僕はどこにいるの潮騒よいにしえの心よ僕に力を与えてください幾つも繰り返される過ちを幾つも繰り返してきた過ちをそのたび君が許してくれたように両手を大きく広げて今日も潮騒を聞いていた 松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.10.29
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「そりゃぁあなた。太りますわなぁ。」 という記事を2006年10月14日に書かせていただきました。これは、どうして現代人はこんなに太りやすいのか?その歴史的、生理学的観点を書かせていただいたものです。ダイエットも大切どこもかしこもダイエットの時代。しかし、これは重要で生活習慣病の予防やボケ防止、意欲の増進に帰するものでありますので見逃せません。私が思うにダイエット方法には次のような代表的なものがありますね。1、食事の全体量を減らすダイエット。2、運動でのカロリー消費によるダイエット。3、特定の食材によるダイエット。4、西洋医療や漢方によるダイエット。5、その他(たくさんあります)。それぞれの方法には個性があり、とても留意しなければ生活にまで影響を及ぼしたり、経済的な負担を余儀なくされたり、身体にキズをつけてしまうものまでありますね。しかし私は、誰も気がついていないけれど、素晴らしく健康的で、しかも知的で効果的なダイエット知っています。 皆様。脳はすごく大喰らいであることを知っていますか?平凡で刺激の少ない生活の中でも、貴方が消費するエネルギーの20%を脳が使っているのです。そう、血液も酸素も、脳がどの器官よりも消費しています。そこで、芸術家を思い出してください。あなたの知っている有名な人でもテレビで見た人でもいいのです。楽器を奏でる音楽家。陶芸家。画家。斬新な作品を発表し続けるアーティスト達。その人を一人でも思い出してください。肥満の人はいますか?(めったにいませんね、たまにいるけど。。。)そう、創作はとても脳を働かせる作業です。数々の分野で機械的に仕事をすることはない、本当の芸術家は太らないのです。(評論家はデブが多い)脳を真剣に働かせる環境を作ったとしましょう。一時間その状況を作るとします。するとテニスを全力で30分闘ったエネルギーと同等のカロリーを消費します。いいえ、大丈夫よ。あなたにも出来るのです。それはね、初めは「読書」です。「読書」は貴方の知らない世界を見せてくれますね。それが想像や夢となり、必ず脳を活性化させてくれます。これは幾つになっても大切なこと。生活に潤いが生まれます。そしてね、「今」を言葉にする生活が素敵なんです。創造のはじまり。ダイエットの秘儀。散歩していても、仕事をしていても一瞬でも自分の空間を作り「きれいなもの。感動する場面」を見たら心の中で言葉にしましょう。それは紛れもなく創作であり芸術なのですよ。誰にでも出来ます。そして、身近な創作が習慣になったとしましょう。驚きます!身近な自分の心の「なんちゃって」創作でもね、心が広がってね、ストレスが消えていくのが分かるようになります。創作は心の妙薬。そんな貴方には磁石が鉄を吸う如く幸せの友人が増えて行くから不思議です。苦しむ必要はありません。人生が広がるダイエット!私は詩を真剣に書くようになってから、とてもスリムになりました。少しいいなぁ。って思える詩や論文を書いた時には風呂上りの疲労がありますよ。始まりはお金の掛からない俳句や短歌をご自分なりにメモしてもいいなぁ。頭だけ使っても体力が減退してはいけませんので運動と文化をご自分の中で調和させてくださいね。あなたはもう、太りませんね。「文武両道」この言葉は健康の源かもしれませんね。あなたの心の中には言葉に出来ないたくさんの想いが詰まっています。未だに気がついてはいない感動なのかも知れないよ。それをね、人には見せることはなくても、言葉に出来たときには、必ず涙が流れます。それが生きていることだよ。知的ダイエット。貴方も少しずつはじめませんか?-------------------------------------------今日の札幌は小春日和。温泉やドライブには最高の一日になりました。出かけて思いっきり季節を楽しむのもいいですね。今日は私の作品「うたた寝」でお別れです。BGMつき「うたた寝」でくつろいでください。バイバイ。画像・詩作/多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.10.29
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お金持ちに成りたい人がいました。お金持ちを見ると悔しく、妬ましい心が湧いてきて、憎しみまでも感じていました。「私もお金持ちになってやる!」でも、考えて見ましょう。その人が憎んでいるのは「お金を持っている人」でしょうか?そうです、その人が持っているお金に嫉妬し、憎しみまでも感じているのかもしれません。相手の持っているお金が憎いのです。大嫌いな知り合いが居ました。とっても嫌いで顔も見たくありませんが、ある日のこと、仕事の都合で共同作業をすることになります。しかし、相手は協力的ではありませんでした。そうです、相手を嫌うと相手の心は離れていってしまいます。お金もそう!お金を憎んでしまうことは、お金が逃げていくということ。仕事もしない、なにもしない若者達がいます。では、ニートと呼ばれている彼らは何を嫌ってそうなったのでしょう。昭和の終わりごろ「新人類」と呼ばれる人たちがいました。「関係ないよ。」「うるさいよ。」「勝手にすれば。」そのように、利己的で集団から距離を置いた若者達です。しかし、人間とは極めて社会的な生き物。独りでは生きていけません。彼らが嫌ったのは社会性や、そこに生きる大人たち。社会を嫌えば、社会から嫌われます。言うなれば居場所が無くなってしまうのは当然です。誘拐やストーカーを繰り返す犯罪者は30代後半その前後の年齢が多く捕まっていますね。かつて「新人類」と呼ばれた人たちです。ニートの若者たちもそれに続いて見えます。価値観や思考が似ているのです。全部が人のせい。居場所を守るために自己弁護を繰り返します。そう、相手が答えられそうもない理論をぶつけては自己実現に躍起になっていますが、人間としての内容が全然ありません。私知り合いにも似たようなのがいますよ。あなたの傍にも。これは「迂回ノイローゼ」という病なのです。育った環境がそうします。親が悪いのです。甘やかして、子供とは戦ったことがないのです。大人たちはどうでしょう。子供を見るとわかりますね。私がキャンプ指導などに出かけて子供と接しているときに、ゴミが落ちていました。たまたま通りかかった参加者の女の子にいいました。「ちょっと、そこのゴミ拾ってくれる?」急に血相を変えて私に講義します!「どうして?私が捨てたゴミじゃない。なんで私が拾わなくっちゃいけないんですか?」私は、そんなとき、こう諭します。「このゴミは君が捨てたものではないですが、これはチャンスなんだ!」「????」「いいか、このゴミを拾うと、いっぺんに3つのものが美しくなります」「まず、この場所が綺麗になるね。」「そして、ここを使う人の気持ちも綺麗になる!」「そして、何よりも、君の心が美しくなるんだよ」その女の子は、黙ったまま、急いでゴミを拾って走って行きました。日本の国では、知識は教えても知恵を教えてくれないようになって来ました。知恵とは知識の集まりを社会に生かす行動を促すものです。そして、これは生活の経験の中でしか培われないものではないでしょうか。大人は知っています。本当は知っていても、その行動を伴った知恵の伝達を拒んでいるのかもしれません。しかし、もう一度考えて見ましょう。お金を嫌うこと。社会を嫌うことの結末を。私はその反対のことを考えてみたいな。人を好きになる努力。社会を好きになる努力。大切なのは努力なんですね。だって、努力を続ければ習慣になり、いつかその習慣は、その人の本質になるからです。愛情とは相手を想う想像力。その努力を続ければ、磁石が鉄を吸うごとくに、たくさんの愛が、貴方をいつか包んでくれることでしょう。そして、その足跡を たくさんの子供達が辿ってくれることでしょう。この、病んだ世の中の原因も、私たちの大人の病が心の中にあると私は想っています。********************今日はここまで。私の大好きな作品をお届けします。「愛を語っていよう」BGMつきで読むと、愛が燦燦と降ってきますよ。では、明日。さようなら。BGMつき「愛を語っていよう」です。愛を語っていよう 切なくなるような愛を語っていよう野に咲く花は枯れ散ってしまっても限りなく生きているから知っていることはほんのわずかでも見つめているのは偶然の出来事でも何かを説明できるから寂しさに包まれて愛を望むのならば野に咲く花のように愛を好きになろう永遠を信じていけるから切なくなるような愛を語っていよう人は大地に倒れても繋がりに起きあがるいつか自分を愛せるのだから松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.10.28
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じつは、わたくし。食にはこだわりを持っています。「リン酸塩や添加物を極力摂らない」添加物は体からミネラルを奪い、成長期のお子様の精神不安定を招きます。加工食品。インスタント食品やレトルト食品。さらにはソルビン酸が入った練り物系のハムやチクワ、漬物やお見上げ品の食材は、絶対に食べないでくださいね。かまぼこの有名な産地は、ガンの発症率が高いのです。「旬の食材を旬に食べる」旬の食材にはミネラルとビタミンが豊富に含まれています。いつでも、何処でも売っている食材は怪しいのです。季節の物を季節に食べる事は、まちがいなく!成人病や「ガン」の予防になるのです。「高たんぱく低脂肪を心がける」これは、魚がいいですね。旬の魚はね、その油性で人を健康にします。また、そのたんぱく質は、内臓を助けて「やる気!」を起こさせてくれる幸福の栄養なんだね。「ビタミンやミネラル摂取を心がける」完全な食材とは「豆」かもしれません。そして青い野菜。全部を食べる事ができます。そのまま完全に生きている物を食べるのですから完全な食材だね。特にね。腰の悪い方、一日に豆腐を一丁食べてくださいね。そのミネラルカルシュームが背骨の弾力を助けてさ、一ヶ月で回復しますよ。お酒のみのお父さん!肝臓にも効きます!って感じで生きていますよ。そこで今日は私が作った晩御飯を公開させていただきますね。左上は私の釣ってきた「タラ」の香草ムニエル。右上は玉ねぎとカボチャと自然食チクワの雑煮。右下が今年の春摂ってきた山菜「アイヌネギ」の卵とじ。急速冷凍のおしたしだねそして胚芽米ですわね。胚芽のビタミンは老齢する細胞を助けるだけではなく、肌や粘膜に潤いをもたらし、風や病気を寄せ付けない体を作るんだよ!添加物や化学調味料は使っていません!とっても自然な味がしますよ。あじも最高に美味しいの。私はおもいます。肉から、魚中心の生活へ。そして、色も大切。多色の食卓には多くのビタミンが含まれることを忘れてはなりませんね。そして、野菜。根と茎と葉と。バランスよく配合された食卓には完全に近い栄養が含まれるんです。そして、一定の年齢になられたら、意識して「たまねぎ」を。高血圧の方。 疲れ気味の方。 不眠症の方 。てきめんな効果が期待できますよ。肩こりなんて怖くなくなるのです。寿命は定めだからいいさ。でもね、生きている間はね、健康で人や皆のために役立つ体でいないといけないよ。そんな考え方が出来る人にはね、必ず幸福が「磁石が鉄をすう如く」集まってきます。本当ですよ。*******************今日の札幌は小春日和。温泉に行きたかったけど、友達にドタキャンされたのね。寂しい一日でした。でも、明日もきっと晴れるね。楽しみが増してきますよ。今日はね、私の作品「恋のカマイタチ」でお別れです。きっと、誰も知らない傷が皆にはあるんです。それに気がつける人になれたらね、ストレスを自在に調整できる人になれるんだ。「恋のカマイタチ」秋の空っ風。 ←クリック画像・詩作/松尾多聞かまいたち 3】 【▼鎌▼鼬】 体を物にぶつけても触れてもいないのに、鎌で切ったような切り傷ができる現象。厳寒時小さな旋風の中心に生じた真空に人体が触れて起こるといわれる。かつては、イタチのような魔獣の仕業とされた。鎌風。[季]冬。《―萱負ふ人の倒れけり/水原秋桜子》三省堂提供「大辞林 第二版」より ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.10.28
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もう、雪の季節が目前の札幌。 北海道の内陸部ではすでに氷点下を記録しています。そして、これからシベリアからの低気圧を迎える氷の大地はマイナス30度を下回ることもあるのです。マイナス30度。経験したことありますか?顔を露出すると凍傷にかかります。鼻は息でピッタンコに張り付き、瞬きするとまつげがネッパリます。喉は痛み、頬が腫れ、しびれるよりも痛いのです。スキー選手だった私も耳や手、足を何度も凍らせてしまった経験を持っています。腫れあがり、腫れが引くと耳は垂れ下がり、手足の爪は全部剥がれ落ちました。大変な痛みに悩まされた思いでがあります。眠る木々たちも樹内部の水分が凍結膨張し、大地が引き裂かれるような大音響で爆発することがあります。「凍裂(トウレツ)」です。私が体験したのは上川管内の朝日町。夜中に大音響が幾つも響き、飛び起きて聞きました。私は自衛隊の戦車演習を拝見した事がありますが、その大砲の放出音なんて問題にならない音です。「今晩はしばれるから、表に出るんでないよ。」「はやくジョッピンかって寝なさい!」私は大学生でしたが、ドサンコです。地元のかあさん達の優しい言葉にたくさんのこと、考えてしまいました。北海道に開拓に来た人々は、どんなに苦労を重ねたことでしょう。当時の貧困や寒さと戦い。家族をどのように守りながら、今のふるさとを創ったのでしょうか。先達に思いを馳せずにはいられません。北への旅路。それぞれの理由があったのでしょう。「駆け落ち、食い詰め、流れ者。」そんなふうに悪く言われたパイオニア達。いいえ、違います!新たな開拓を人生にも行い、後世の人々を、そして私を育んでくれました。私の祖父も鎌倉時代から続く有名な刀鍛冶の長男。農家の娘さんとの恋を貫くために北海道に駆け落ちしました。私のおばあちゃんです。とっても誇りに思います。北海道には断然O形が多いのはなぜでしょうか。私にはわかりませんが、きっとおおらかな優しい人ばかりなので、そうなのでしょうね。原始の昔から人は何故に北へ向かうのでしょう。私は、そんなことを考えていました。いたたまれない人生に、希望の灯火を探す旅。人や社会の醜さに旅立った人々。そんなパイオニアの大地が北海道なのかもしれません。そこには夢と希望を「自分の力で実現できる」自由がありました。おじいちゃんの自由!それは愛する人と添い遂げることでした。そして僕達がここで生きています。大いなる流浪の旅人達よ!そして、我が同志達よ!すべてをこの詩に込めて私は詠います。苦難の中に光る希望を信じながら。BGMつき「流浪の旅人」です。クリックすると北海道の極限の大雪原にたたずむ事ができます。【カムイ】詩に出てくる「カムイ」とは、先住のアイヌの人々が信仰した神々。動物も自然現象も、すべてに神が宿るとされます。しまフクロウは村の神。コタンクルカムイ。「流 浪 の 旅 人」 言葉が凍えて消える道マイナスの空に弾けて君の顔が壊れてゆくよ不凍の森のカムイ達よ我をいま見おろし給へ雪原を歩む流離い人を大きな凍裂を響かせてうつろなひとに覚醒を北の空へいま導き給へ帰る場所を失った者よ北を目指して歩けよと幻想を求めんがためと白銀に征服された世界よここにも命は生きている遥かな春を待っているよ涙が凍てつくほどに身体が火照いる幻よ吐く息をも轟かせよ生きることのすべてを人の悲しみのまことを再生の時に託す如くに不凍の森のカムイ達よ凍てついた心を暖めよ流浪の孤独なるものを亡きおじいちゃんへ 松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.10.28
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日本の女性は辛い!だってさ、未だに嫁に行ったら限られた環境で幸福を求めるしか無いもの。日本の国はね、まだまだ男尊女卑の風潮が残っているんだね。私のような「ぐうたら詩人」でも感じるんです。それは、若者達がそのように思っていなくともシュウトさんがしっかり思っているものね。「私はねこんな風に生きてきたからね!」って。そんな舅さんたち!嫌いだよね。そか!では、そんな舅様たちに心の「シュート」をくらわせましょうね!!舅がえばるのは亭主のせい!だって狭い社会だもね。そして不幸があります。不幸???まってね。私のおかあちゃんの話を聞いてくださいね。それでも遅くはないよ。私が小さい時、家電を使うと良くヒューズが飛びました。今は「ブレーカーが上がる」っていいますね。大きな電流が流れると安全装置が稼動するのです。「お父さん!ヒューズが飛んで停電しました!」おかあちゃんは、おとうちゃんへ訴えます。するとおとうちゃんは。「しょうがないなぁ。ドライバーを持ってきなさい!」って微笑んで、亜鉛合金のヒューズを取り替えたものです。おかあちゃんはいいます。「やっぱり男よねぇ。」------------これは私の家庭でした。私は、、、このあと、ひどいことを目撃するのです。------------おとうちゃんがいない時にヒューズが飛んだんです!おかあちゃんは、あわてず騒がずヒューズに向かいました。そして、ヒューズを台に乗ってドライバーを悠長に駆使しながら取り替えているではありませんか!!五歳のわたしは、僕は聞きました!「おかあちゃん!だって男しかさわれないんでしょ?」おかあちゃんはいいました。「いいかい、多聞。こんなこと、大人になれば誰でも出来るのよ。でも、おとおちゃんには言わないでね。」。。。。。五歳の私は「とてつもない」秘密に悩みました。。。だって、私のだいすきな母親は「おおウソつき!」悩んだ上げくに、聞いていました。おかあさんはどうしておとうちゃんにウソをつくの?母答えました。「男だよね。貴方も男です。男の人は誉めないと働かないの」私はいま、思います。その通り!そこでね、もう一つの物語を。「素敵でバカな教師がいました。」彼の悩みは、クラスのバカ大将の3年生。どうしてもクラスをメチャクチャにします。怒っても諭してもだめ!彼は考えました。「よっしゃ!もう、怒ることやめた!」彼は、何があってもガキ大将のこと、少しでも誉めてあげることにしました。これは、教師としては失格です。でも、彼にとってはおおいなる実験でもあったのです。教師は頭を悩ませました。だってこの三年生。人の嫌がることしかしないし、勉強も皆無。でも教師は「走るのが速いなぁ」と誉めだします。(こんなことしたら、父兄が黙ってないけど、上手くやったみたいなの)誉めて誉めているうち、そのコは勉強に興味をもった。「教えて先生」先生は忙しいけど教えたの。そのコは北海道大学を卒業したの。その教師は。。。時効だから言っていいかな?「多聞のオヤジ」です。人はね、自己実現の為に生きています。誉められるコトが一番の幸福。でもね、女性は個人的ではなく、普遍的に考える技を覚えているようですね。国連でも、政治の世界でも。女性の進出は世界を平和にする足がかり。そう真剣に思うんだ。男なんて簡単なバカなんです。ドライバー一本で浮かれているのです。女性の方。知っておいてね。我慢した貴方の一言。「誉める」ことで、男はなんぼでも稼ぎます。それはね、誉めてくれた人を幸福にするために。男はバカ!でも、本当は(つかいかた)とても律儀で素敵なんだよ。コスモスが笑う季節ですね。とっても癒される華。今日はね、大人にも子供達にも私の作品「コスモス」でお別れです。コスモスの葉は手を結ぶために伸びています。その意味を「詩」にしましたよ。植物だって生きています。一生懸命に生きているよ。BGMつき「コスモス」です。←クリックコ ス モ ス 空があんなに高いからしだれる首を持ち上げた電車トンボを見つけたらゆらゆら揺れてご挨拶独りじゃ花を結べないか細い指をからめてる私はコスモス陽だまりのちいさな恋をうたう花 松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。
2006.10.27
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私達の周りには、言葉で説明のつかないものがなんと多いことでしょう。言い表すことは出来ないけれど、感じること。私は、そのようなものがとても大切だと思います。その一つに「生命・命」があります。私は、この命題について何度もここで説明してきましたが、今日は私のイメージをもっと解りやすく書こうと思います。**************************ひと時の快楽に傾倒すること。人への怒りを抱き続けること。帰らぬ悲しみに埋没すること。復讐に躍起となり生きること。自分のことしか見つめぬこと。目に見えぬ不安を恐れること。命とは、本当はそんなに小さなものではありません。私は、いつも考え続けて、ある結論を(ほんの一端)を見つけました。「命とは常に変化を遂げるもの。」その実態をわかりやすく説明させてください。人は昔から人工で作られたものを「林」とし、自生する古代からの自然を「森」として区別してきました。そう、生まれてきた人間の「命」は林のように見えます。最初は更地のような土地ですが、親や社会や自然からいただいた「種」がたくさん植えられている土地です。その土地には、やがてたくさんの苗が芽生えることでしょう。そして、たくさんの若木が育ちます。その木々の名前は未だわかりませんが、貴方の成長と共に理解できるようになります。貴方はやがて木々の名前を知るのです。木々の名は「やる木」、「根木」、「勇木」、「負けん木」等なのかもしれません。木々は生長しやっと林を構成します。しかし、やっと形成された林でさえも、とても危ういものです。そこには四苦八苦の風が吹き、貴方は寒さに耐えかねて、一時しのぎに木を犠牲にしながら焚き火をして、大切な木を失ってしまうこともあるからです。忍耐を続ける人の林は、やがて大きくなり、最後には森に繋がることでしょう。それを知った貴方は、森へと足を運び、見上げるような大木に囲まれた本当の命を知ります。そして、その森はたくさんの林とも繋がっていることを発見するのです。その森にも四苦八苦の風が吹き込みますが、森はその生命力で、その風を四季に代えて、木々を彩ることを知っています。森を知った貴方の林は、それからますます繁栄し、たくさんの木の実を落とすことでしょう。その種は木を倒してしまった他の林の人々の下へ。生まれてきた林の更地へ。きっと運ばれるのです。ついには、貴方の林は森と一体となり、区別がつかなくなることでしょう。私は思います。目に見える命とは「林」に見えますが、それは本来のふるさとである「森」があるから出来上がったもの。そして、森を知った人々は他の「林」までも繁栄させる力を内在することになるでしょう。身近に感じる「命」とは林のようなものでも、「森」という繋がりに満ちたふるさとによって成り立っています。やはり私は「人は生かされている」ことを知るべきだと感じます。私達の命とは自分が思う何千、何万、何億倍も大きく素晴らしいものだと思うのです。みなさん!元気ですか?そして苦労の中、孤独ではありませんか?寂しくないかな?がんばってますか?がんばれてますか?今日は「君の詩(うた)」をうたってあげるよ。そんなことしか出来ないけれど、詩を君へ。素敵な音楽を「君の詩(うた)」で聴いてね。←クリック君の詩(うた) その か細く白い腕に投げ出される液体のダイヤ少しだけ震えていた君の肩君の吐息がこうして広がって夜空を覆う星座になったよう僕の言葉は風のよう通りすぎては消えていくもうすぐ新しい朝が来るね遠く丸い水平線に太陽が昇るよ今ぼくの胸は君でいっぱいで壊れそうなんだ だからその肩を抱くため気持ちを温もりに託して君の詩をうたってあげるそんなことしか出来ないけれどなにも出来ない僕なのだけど松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.27
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岩波書店は有名な出版社です。皆さんもここの文庫本を読んだ経験があるとおもいます。さて、過去から現在まで、この歴史ある出版社が出版した本の中で何が一番売れたでしょうか?答えはジャンジャック・ルソーの「エミール上巻」でした。ルソー(1712-1778) フランス啓蒙期の思想家。独自の人民主権思想を説いてフランス革命の先駆となった人です。現代に至るヒューマニズムを説いたのですね。当時のヨーロッパでは子供達は労働力の一つと考えられていたようです。しかしルソーは教育の重要性を説き、子供の人権にまでも言及しています。これは当時としては考えられないことでした。その著作「エミール」では架空の子供を作り、幼児服の着せ方から、マナーのしつけ方、そして大人になるための心構えを著者が教え、育てる物語。一生独身だった彼が書いた「世界で初めての育児書」であり、「世界初の教育指針」でもありました。ですから、現代でも教育関係者や親達に根強く読まれているのでしょう。でも、上下巻からなる著作の下巻がベストテンに入っていないことが少し残念な私です。それでは岩波書店売り上げのベスト2位は何でしょうか?ゲーテ(1749-1832) 著作の戯曲「ファウスト」ですね!ゲーテはドイツの詩人・作家。「若きウェルテルの悩み」などでも有名な思想家でもあります。同じ時代に生きた二人が上位を独占していることに、私はルネッサンスの息吹を感じずにはいられません。そして、ゲーテはすごい人でした。と、私が想うのは、その戯曲「ファウスト」の中で、幸福になる方法を簡単に解き明かしてしまったことです。教師と弟子がいました。弟子が尋ねます。「先生!どうすれば幸福になれることでしょう?」教師が窓の外に広がるバラ園を指差し逆に質問します。「窓の外の薔薇たちを御覧なさい、どの薔薇が一番うつくしいだろう。」弟子は悩みあぐねて答えました。「先生、どの薔薇もそれぞれに美しく咲き誇り、私には選ぶことは出来ません。」教師は諭すように、やっと答えてくれます。「そう。薔薇は他の薔薇を参考にしないのです。」そして続けます。「薔薇は与えられた命を、ただ一生懸命に生きているのです。他を気にすることなく、自分の命を花開かせているのです。」わたくし、多聞はここで感動してしまいました。仏教の思想でも人を苦しめ、四苦八苦を生み出す根源を「煩悩」であると説くそうです。煩悩とはゲーテが語る「こだわり」であると私は想うのです。憎しみ、妬み、失恋の闇、、、そこから離れられないのが人であり、苦労の原因であるとすれば、ゲーテの薔薇はなんと幸福なことでしょう。ありのままを生きて自分の生命の使命を知り、そして花開く美しさに人々は甲乙をつけることは出来ないのです。幸福の島は、私たちの心にちゃんとあるのです。それを霞ませ、見えなくしているのも、また自分です。この物語「ファウスト」も上下巻ですが、やはり下巻がベストテンに入っていないのは難しいからかしら。やっぱり残念なわたしです。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ぐうたらな私がこんなにブログ続けるなんて驚異です!これも来ていただける皆様の感想や励ましの賜物です。本当に、心からありがとうございます。私は夏の間は書斎トレーラーハウス「抱雪庵」で書いていますが、最近の寒さで、離れで書いています。固定式の書斎(部屋?)「抱雪庵」!ここで今日も書いています。疲れたら、上のロフトベットでコロリン。とっても静かな離れです。最近は毎日30分。日記を書くのが日課になりました。やはり努力は習慣に変わってくるものだとつくずく感じています。人は辛い事もあります。でも人生には無駄はないのです。万事が未来を切り開く鍵でもあるのです。そう、「つながり」とは別れと出会い。その両方を包含する愛の力なのです。愛とは想像!愛とは創造!絶対につかめるのです。今日は皆さんを癒してあげるね。「愛しい人」でお別れです。ピアノの音があなたを眠りに誘ってくれますよ。おやすみなさい。ばいばい。愛しい人へ 君よ愛しき人よ魂を取り戻し給へ深き暗黒に紡がれる想い出の糸を断ち切り給へあの人が貴方を愛したように違う誰かを愛しているならば君は速やかに救われるよ星よ瞬く星たちよ貴方の輝きを君に与え給へその透き通る悠久なる命一瞬の生命を君が心に注ぎ給へその両手からこぼれ失ったいくつかの夢という宝石達僕が拾い集めていくよ炎よ潔い父性よ君が魂を照らし給へその温厚なかげろう温もりをもって君を包み給へ貴方が落とした雨のような涙僕が織り成す希望の綿布でいつかきっと吸い取るよ海よ広大な母性よ君が未来を語り給へ閉ざされし夕夜を受け入れ希望の朝に微笑み給へくじけた心を抱きあげてあげよう一緒に少し前を指して見よう君の顔が輝くようになるよ明日も逢えるね迎えにいくよ扉を少しだけ開けておいて僕は何度でもノックするから松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.26
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わざわい転じて芋となる世の中はリサイクル時代です。残念ながら廃品になってしまった(わっちゃった)「陶器のかけら」を集めて、男爵やさつま芋をプロが作る石焼いもよりも美味しくやいてみまよう!■作り方■ 1、きかん坊を家の中で放し飼いにします。 2、すると、どうでしょう!陶器をたくさん割ります。 3、またやったぁー!と叫んで欠片を集める 4、コイン大以上の大きさのものを集め大きな破片はさらにかなづちで砕いてコイン大 5、深鍋を用意して、破片を敷き詰める(破片は一度ザルで洗う) 6、いもを入れて中火で30分くらい。 ■鍋をまったく痛めずに何度でも使えます。洗いもいりません! ※イモは切らないでくださいね。蒸気が逃げてカラカラになります。プロの焼き芋屋も裸足で逃げ出す高級焼き芋の完成!石を使うよりも高温で焼かれた陶器のほうが遠赤外線を大量に放って、美味しく甘い芋ができるとかんがえていたそのとき!あせった私が、、、こともあろうに、ラーメンどんぶりを5個壊・・・わざわい転じて福きたる!美味しい料理が完成しました! 是非、試してくださいね。北海道の秋も終盤。ここ札幌も初雪が舞い、マイナスに近い朝が訪れています。今日は舞い散る雪にささげる詩「冬の人」でお別れです。あなたの心にも純白でさやかな北海道の雪が舞い降ります。BGMつきで読んでくださいね。←クリック冬 の 人 想い出詰まった綿帽子春待つぼたん雪が降る大好きだった貴方を想う終わることなき囁きで心の中に広がった白く綺麗な綿帽子いつも夢見るぼたん雪僕は貴方を追っていたふわふわ輝くぼたん雪ホタルのような綿帽子貴方をそっと触れてみた知らなかったよ冷たいよにわかにそれは溶け消えた松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.26
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「ぐうたらモンゴル鍋」味付けのジンギスカンやカルビ、サガリなどを使って野菜タップリのスタミナ鍋を超簡単!手抜き!で作ってしまいましょ。適当でもうまい!そしてジンギスカンはダイエット食材!試してね。♪材料:4人分材料 分量 味付けジンギスカンか焼肉など 500g 冷蔵庫に眠る野菜 適量(なんでもいいよ) あればモヤシと玉ねぎはいれてね。 適当 作り方:1 鍋に味付け肉を入れて水をコップ1杯弱入れる。(袋に余った付けこみのタレも全部入れるのがコツ)これは呼び水。野菜から甘みを引き出すのよ。2 野菜を全部入れて中火で煮る。もやしは少しあとで。 3 玉ねぎが半透明になる少し手前で火を止めてアツアツを食す。煮るだけ。味付け肉のタレもいれるので味付けなし!5分で完成!コツ:味付けはしないで下さいね。これがポイントとは、嬉しい限り!好みで赤ワインのビンの底に少し残った液体少々入れてもおいしいよ!僕がアウトドアーで手早く作る簡単料理!でも、一番美味しいかもしれないね。秋から冬にかけて、ご家庭でもどうぞ!これね!ご飯が進みます!そして!受験生に!甘みが脳を活性化します。まだまだ!おとうさん!元気になります。ミネラルたっぷり!大丈夫だぞ!おっちゃんまだまだいける!っていいだします!試してね!すごいですよ!秋に思うことがあるんだ。想う秋にね。いつも敗れた恋。でも大好きな人。今日はね私の「午後の散歩道」でお別れです。オオケストラの音楽が秋をあなたに伝えますよ。午 後 の 散 歩 道 いつか来た道なのに何故か景色が新しい君と二人歩んでいた午後の急な坂を独り階段をかぞえながら落葉を踏んで忘れた弾む息を見つめあい一緒に笑っていたねもう戻らない光を編みまたなぞってみる階段木々達が私に優しくてもう数えられないんだいつか来た道なのにいまは季節が美しい君と二人歩んでいた午後の落葉の散歩道松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.23
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テレビ出演!イケメン「札幌豪雪救援隊」再び!今年の冬は、各地で豪雪が観測されました。生活するお年寄りや障がい者は大変!そこで私は救助隊を結成しました。その活動はテレビで紹介されましたよ。今年は、もっとたくさんの参加者で、もっとたくさんの人々のお手伝いをします。今日はね、決意を込めて!テレビで私達の活動が紹介されました模様を!今年もがんばりますよーーー!とっても細かく取材してくれたので、その模様をテレビ画像でね。さあ!はじめるぞ!その日の一件目は85歳の独居のおばあちゃんの家。通路の確保とおうちの保全が目的だ。写真はインタビューを受ける隊長(わたし)。緊張するね。でも、みなのがんばりを言わずにいられなかったよ。「全部ボランティア。ありがとうもいりません!」ってね。はいはい!おまたせ!イケメンたち!今日も揃っていますよ。中途半端はやらない!絶対にっ徹底的にしないと隊長がしかられる!素晴らしい野郎達です!取材がきたのは1今年の二月。屋根の雪を下ろすので脚立の用意だ!音楽かも参加してくれていますよ。「おーい!一服しよう!」って言っても、誰も休んでくれないの。「次の人が待っているからね!」って、みんな燃えています!隊長。。。シンミリ・・・・感動。。。涙。屋根から落ちた氷との格闘!つるはしを持つ手に感覚が無くなってくる。手をマメだらけにしても、誰もやめない。もくもくと汗をかいている。私もつるはしを振るう。土を起こすよりも大変な作業だ。よし!もうすこしだ!おばあちゃんが出てきてくれた。「綺麗になったなぁ。」「早いなぁ」「歩きやすくなったよ。」私達が力をいただく瞬間だ!おばあちゃん。よかったなぁ。よーーーし!次の現場へいくぞぉ! おっす!人が人に行う援助とは、なま優しいものではありません。それは命を削るような重たいもの。覚悟の上で、多大な労力と時間が必要です。それでも、真剣に取り組んでくれる隊員たち!君たちは輝いているよ。ありがとう。ありがとう。STVの取材班の皆様。寒い中震えていたね。3時間も付き合ってくれてありがとうございました。僕はね人の心へ愛を伝えたいと思うんだ。それが生きている証。今日は「冬の木立を抜けて」でお別れします。是非読んでくださいね。BGMつき「冬の木立を抜けて」でお楽しみください。もういちど!もういちど、あの夢を思い出してくださいね。冬の木立を抜けて 静かなときの中にだけ見つけることができる遥か未来のわたしの姿明日を待っている人は顔を上げ歩けはしない遠くを見つめていようあの森の木立を駈けて時間を切り裂いてゆくいつか恋人と夢をみた熱き空間を取りかえすあの少年が望んでいたそのままであるようにいつか再びたどりつく人の心に愛をつたえる松尾多聞夢は努力となり、努力は習慣になる。そしてやがて習慣は本質へと昇華される。信じてください。人の祈りも必ず行動へと移行される時がくるのです。 松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.23
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札幌は手稲山に初雪が舞いましたね。昨年より一週間早く、例年より二週間遅れだそうです。札幌の秋もついに深まり、冬の足音が聞こえてきました。今日の手稲山は「樹氷」の華が満開!「さぶいぃーー」一日になりました。でも、朗報があるのです!これはあくまでも私の推計ではありますが、、、今年の「ななかまど」の実は「不作」傾向です。ですから、今年は雪が少ない北海道になりそうです。←当たりますよぉーー!季節は私たちにきっちりと時の流れを伝達してくれます。あいまいな日本人もこれくらいハッキリと物事を伝達出来ないものでしょうか?今日は「伝達」やコミュニケーションの難しさについて、その根底を研究してみました。私のエッセイ「伝達」をどうぞ。読んでおいて損はさせませんよ! 子供の頃、よく「伝言ゲーム」をしませんでしたか?一列に並んで伝言を次々に隣へと伝えて行くと、情報の要旨がまったく違ってきて皆で大笑いしましたね。思い出すとクスクス笑ってしまいます。 情報の伝達は動物たちにも、もちろんあります。特に群れで生活している動物には顕著ですね。 鹿の白いお尻は危険が迫ると尻尾を上げて走り出し、跳ねながら仲間に伝達するための視覚効果を持っていますし、狼の遠吠えは30キロメートルの平原にこだまします。イルカも超音波を使ってお喋りしているようですし、雪解けに鳥達は恋の歌を奏でます。 原始の頃、私達の祖先も音声を使った情報の伝達を行なってきた事でしょう。それが言葉となり秩序を形成して行きました。 次には火や煙を使って、より伝達速度の向上を求めたのです。インディアンの狼煙(のろし)などが有名ですね。 文字の発明は驚異的な革命だった事でしょう。 情報の密度と正確さが格段に向上したはずです。戦国の時代は早馬を駅伝しながら戦況の分析が行なわれ、第一時世界大戦の頃は伝書バトが活躍して情報戦を作り出しました。私達は情報の伝達を速やかに行ない、より有利に暮らすために道具を作り出しきたのです。インターネットも私達が使用する利便性の極めて高い道具です。今、私が書いている文章はもう少しすると、私の知らない誰かの元へと送られていきます。しかし、伝達とは深く難しいものでもあります。 話上手の人でも、自分の心に思うことを相手に伝えることは難しく二分の一を伝達できれば上々だそうです。また、聞き上手の人でも相手の話の二分の一を理解する事は難しいとされています。さて、二人の達人が交わした情報はどのくらい伝わっている事でしょうか?1/2×1/2=1/4・・・とても難しいのです。3番目の人に伝わる頃には1/16にまで情報の価値が低下してしまう計算になりますね。私達が手にした情報伝達の「道具」のありがたみが身にしみてくるではありませんか。 機関車が発明され、飛行機が飛んで私達の生活は豊かになりました。生活の革命でした。自動車ももちろんそうでしょう。しかし、無くても生活はできます。またしかし、慣れてしまえば無いと不便です。いま、起こっているITによる情報革命もこのようなものだと私は考えています。まだまだ私達の生活を便利に豊かに変えてくれる素敵な「道具」なのだと思います。電波では携帯電話が台頭し、有線ではインターネットが主なマテリアとなっています。 反対に、あうんの呼吸とか以心伝心といった言葉もありますね。いくら「道具」が発達しようとも私達には忘れてはならないこともあります。それは情報を発信する側が良識を持ち、受信する側も選択権を充分に駆使しなければならないということです。より詳細に高度化された溢れるばかりの情報の中、メディアを個人が選択する義務が生まれました。最低限の手法を私は提案したいのです。親が子供の目を見て状況を把握するように、先生が生徒を態度をもって促すように。心に響く情報は達人が行なう何倍にもなってコミュニティを広げていくのです。知識は重要ですが、現在は人間としての付加価値を情報に添加しなければならないときであると感じています。その土台に立った知識は必ず知恵となって広がっていくと考えるからです。知識と知恵の間には血の通った心があって、それを忘れなければ、これからの社会を繁栄させていくことでしょう。さてっと。今日はここまでです。雪は清かに冷たく、そして私たちを洗い流すかのように純白です。「後悔」と「希望」の狭間に生きる私たちは、季節の中で生かされていますね。「雪」。雪は今年も私たちに再生の歌を聞かせてくれるようです。この夜にも。今日は私の雪の作品でお別れいたします。「寂 夜 白 雪」でお楽しみください。あなたの心にも清く優しい初雪が降り積もります。じゃね。暖かくしてお休みくださいね。バイバイ。多聞でした。寂 夜 白 雪 雪が降ってきた音もたてずに降ってきた白く白く舞い降りる喧騒ゆがむ街中を君の中の悲しみを振り出しに戻すため雪が降ってきた夜の光りと降ってきた白く白くかえるため夕べの出来事を悲しいわかれを飾ってしまうように雪は舞い降りるあまたのことを染め上げる白く白く降り積もる愚かな愚かな僕を汚れてしまった人達をもう一度を知らしめて雪はやむことだろうかりそめの世界を作った後に白く白く残ることだろう歩き出す人達がいるから踏みしめられるためにいつかとけゆくまで詩・松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.23
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(温泉で飲んでますわい。)失敗の繰り返し!そんなものが人生なのかもしれません。でも、その過程には喜びや繋がりが、とても多く含まれていることを忘れないでいてください。どんなに失敗してもいいじゃないか!バカにされても信じることを諦めないで!一生懸命に生きて、何も悪いことはないんだ!人生はシーソーゲーム!いいときも悪いときも!でもね、愛情が最後には勝ちます!絶対に勝つんだ!どうしてかというとね、愛情が豊かな人は、自分が幸福を感じることが出来るのです。「情けは人のためならず。」だな。その愛情とは、相手や周りを「想像する力」そう、自分を信じて、失敗を繰り返し、泣いて泣いて、それでも諦めない。何よりも勇気を持った人には、そんな力が備わります。諦めないで!諦めないで!勇気で生きて!一生懸命を続けてくださいね。そんな人には素晴らしい想像力が備わります。「優気」お子様に見せてあげてください。「 優 気 」大きいと思うことよりささいなことが大切だちっちゃくたって弱虫だって一生懸命が一番いいよ強くなれるよ大きくなるよとても優しくなれるんだ 松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.22
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こんばんは!北海道の秋は「錦秋」想い出の「エルム高原」でポーズしてしまった多聞です。テンガロンがいいでしょ!いつも、いつも、僕は自然を追いかけては、書斎の「抱雪庵」とともにワガママしてる詩人です。秋はいいねぇ。光はね、秋のためにあるのでしょうか。命のことわりを人に教えるために秋は来るのでしょうか。(栗みっけ!ご飯たきます!)楽しいです。そしてね、いつも生きていて、私は、、、、「今が!一番楽しく!大切である!」本当に、心から。そう思える自分の生き方がすきです。でもね、はじめからではなかった。借金!離散!戸惑い!不信!諦め!地獄!僕は、死のうと思ったことがありました。今日はその物語を書きます。生きていて良かった。友達がいてよかった。でも、そんな経験も出来てよかった。私のエッセイ「失業」を是非、読んでくださいね。若き人たちのために恥をさらします。(描画・松尾多聞)「 失 業 」 私は20代の頃、意に反して失業してしまいました。務めていた会社が倒産したのです。既に社長は姿を消していました。残された社員達は、ただ、轟然と立ち尽くしているだけです。 仕事を探しました。歩き続けましたが、なかなか見つけることが出来ずに悶々とした長い時間が流れていきました。はじめは社長に対する怒りもあったのですが、そのうちにどうでもよくなり、投げやりな自分に変わって行ったような気がします。そして長い夜、「俺はダメな人間だ」「社会に必要のない、余され者」、、絶望の崖に向け自身の肩を押しているような日々が辛かった。男性にとって、仕事とは非常に重要なものなのだとわかりました。マイナスに変化する自分を分かっていても、押さえることが出来る生命力を失っているのです。部屋に閉じこもり、社会と自分に距離を置くようになってしまったことを思い出します。 そんなときです。学生時代にお世話になった先輩がひょっこり遊びにきました。殴られて叱られて、「おまえはそんなヤツじゃない!とにかく俺の現場でスコップをもて!」、穴掘りの仕事・・・寒くてつらかったけど、、、勇気が湧いて来たのです。現場で働きながら勉強して今の仕事に就きました。 50年前のアメリカ、繊維会社に勤める20代の若者が「ストッキング」を発明しました。もちろん世界的大ヒット!シルクに取って代わる画期的で安価なスーパー繊維の誕生です。彼の会社は、彼に選択権を与えました。このまま会社にとどまって、好きなだけ小切手を使う生活か、それとも、膨大な資産を手にして会社を辞めるか。彼は前者を選択したのですが、3年後、人間不信に陥り自身の命を絶ってしまいます。人生の失業でした。 日本は資本主義で、意に反して失業してしまう人もいるでしょう。しかし、地に倒れた者は倒れた地に手を突っ張って必ず立ちあがることが出来ます。冬来りなば春遠からじ、命まで取られることはありません。 長い人生のうちに、髪の毛を振り乱しながら「助けてくれー!」叫びたくなることは何度かあるのかもしれません。しかし、その度に私達は逆境を乗り越えて、人間性を豊かに出来るものだと信じます。東洋の哲学にこんな言葉を見つけました「煩悩即菩提」「色即是空」「変毒為薬」いずれも苦難は人生を開く最高のチャンスであると説かれます。 大丈夫!なんとかなります。わたしも、そんな気持ちになれたときにチャンスがめぐってきました。まだまだ、世の中は捨てたものではないのです。今は、なにも見えなくとも、手探りでもかまいません。何かを探す努力が貴方の生命を輝かせているのです。人生の同志にエールを送ります。松尾多聞体と心を鍛えること。それは「志」から生まれ、「繋がり」という社会性を招きます。その設計図が生まれたならば、人には「磁石が鉄を吸うが如く」に幸福が引き寄るのです。本当に「志」ひとつで世界は変わってしまいますよ。人生は情熱!生きることは情熱にほかなりません!私の作品。「情熱」でおわかれします。BGMのピアノに酔ってくださいね。では!多聞でした。また明日!バイバイ!「情 熱」 私って幸福になれないよそんな弱音を口にする人追えば追うほど恋の女神は逃げていく手を伸ばすとそこには誰も数えきれない昔のこと遠い世界の息吹に吹かれ熱と熱がぶつかり合った君はそこで生まれたそして忘れているんだね君は時さえ操れる君は大地を見とおせる思い出してごらん忘れかけた情熱を備わった本当の力を明日になったらね君は倒れた場所に立ち上がる松尾多聞僕のエッセイを若い人たちに読んでいただきたいです。ランキングでクリックしてくださいね。お願いね。ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.22
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ある日、土曜日に海が見たいと思った。早速、酒飲みの友人をメールで呼び出して、海で待ち合わせをすることにした。私の大好きな海は「望み来る浜辺」。そう、石狩市「望来(もうらい)海岸だ。店も無し、人も居ない。ただ潮騒がこだまする楽園。早春の北海道では一番の穴場だと思う。さぁ。国道231号を札幌から北へ北上する。日本海オロロンラインだ。寂しげな風景には雪が残る。私は空と海の「青」を体に吸い込みながらハンドルを握る。ここオロロンラインには、小規模な漁港が点在し、そのそれぞれに名産がある。明日は、そんな漁港に立ち寄ってみようか。母なる河。石狩川の河口近くに位置する「石狩大橋」を渡ると、広大な自然が現われてくる。ああ、素的な一日が私に訪れるんだ。車で30分。丘を下ると目的のマイビーチ。「望来海岸」が見えてきた!大きな深呼吸をひとつ。ワクワクした気持ちを抑えるように呼吸を整えている自分を感じる。海へ出た。陽も陰ってくる時刻に到着だ。 分厚い哲学書にウイスキー。くつろぎの準備は万端だ。誰も居ない。なにも無い。大自然の風景だけが私を迎えてくれる。今日はここに泊まっていこう。あるものは風と海と流木のみ。ここが私の今日の宿となる。友人の千○君が到着する。さて、一緒に少し早い夕食。出来るだけ簡単で美味しい物を。キャンプ生活の基本中の基本だ。時間を楽しむ。そのタメの工夫のひとつだ。早速!友人とウイスキーで乾杯!窓の外には素晴らしい景色。思わず目を細めて見とれてしまう。銀色に染まる日本海。もうすぐ落陽の時刻。最高の贅沢を楽しむ私。外はさすがに摂氏3度。しかし、抱雪庵の中は25度。快適に過ごすことが可能だ。そろそろほろ酔い。さてっと!焚き火の材料を拾おう!っと。ほんの数分で山のような流木を集める。最高のオブジェ達だ。暗くなった。ダンボールをちぎって着火!思い切り火吹きをして暖を取る。ああ、なんていやされることだろう。人は火を見ると安心する。とても不思議だと思いながら見つめた。ああ、陽が沈む。太陽よ!明日も天気をくださいね。ありがとう!JAZZを聞きながらのリラックスタイム。友人と飲み明かす。最高の夜だ。さて、次の日は(今日)晴れ。空のカモメに深呼吸だ!それでは行ってまいりましょうか!厚田漁港名物の「朝市」だ!いらっしゃい!元気のいい漁師のおじさんがいきなりピースサイン。ここ厚田は「味のいいタコ」で全国的に有名でもある。でっかくて柔らかで、そして安い!おっと!天然のヒラメが3枚で1000円だ!このヒラメ!身が絞まって最高の味がする。お買い得ですよ。八百屋さんも出店していて大盛況の厚田漁港!さてっと。買い物した。おっと!これは!?手を挟まれないように!痛いから。これもお買い得だな。いいなぁ。 --------------こんな感じの一泊二日でした。いかがでしたか?望来海岸。私のトレーラーを見かけたら、一声かけてくださいね。ご馳走しちゃいますよ。♪今日は私の作品「青 い 雨」でお別れです。石狩川の河口。そこにいて、そこで描きました。BGMつきで読んでくださいね。←クリック早春の北海道が目前に広がりますよ。お休みなさい。いい夢を見て、そして明日からまたがんばろうね。青 い 雨 春の雨は海からやってくる木々を濡らしては雫となる想い出も海から押し寄せる風が運んでは涙を霧にして差し伸べた気持ちは静かに遠く源を追いかけているよ私は大きな川となりたいよ滝となり雷の急流となっていつの時にか海へ帰りたい涙を集めては大河となるよ貴方の心を潤していける人そんな大きな海となりたい青い雨は海からやってくる冬雪を溶かしては雫となる想い出も海から押し寄せる再び帰る場所を探すためにランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.20
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ここ札幌にも、もうすぐ初雪が舞い、とうとう遅い冬がやってくることでしょう。今日は、私の朗読を。来る季節を楽しんでくださいね。音量には十分注意して聞いてくださいね。「朗読スタート」で声が流れてきます。詩を見ながら聞いてくださいね。初雪の恋 朗読スタート!多聞 朗読初 雪 の 恋 いつか溶ける雪降り出した初雪紅い頬を弾ませたあの人のまたたきこの庭に苺ジャムを撒いて二人でずっと食べていたい冷える身体は温めあって甘く紅い想い出になるから何度も溶けては流れそんなはずなのに私の肩にまたたいて雪は今年も降り出した----------------------------mp3で構成されていますので、メディアプレーヤで聞きます。あらかじめ音量を下げて、後に調整してくださいね。聴けない人はメディアプレーヤをダンロードしてください。-----------------------------そういえば、雪が降ると思い出すのが「雪中デモ行進」のこと。雪の北海道でも障がいを持つ人たちがバリアフリーな当たり前の生活をおくりたい。そんな願いを行政の人たちに届けるため、車椅子で雪の中を行進するんです。NPO「ライフ」のみなさん!今年もがんばろうね。寒いけどさぁ。NPO「ライフ」は、障害をもつ人々の基本的人権を守り、障害をもつ人々があたりまえに地域で生活し活動することのできる環境をつくったり、ノーマライゼーション社会の創出に向けた制度・政策の提言と、その実現に向けた活動を進めることを目的にして、ハンデキャップを克服しながら仲間達ががんばっている非営利団体なんです。私もいつも応援しています。ライフが運営する知的ハンデをもつ仲間でがんばるのが自然食品と手づくり品のお店「ひだまり」もそのひとつなのです。ここの豆腐やアゲを食べまくって、私はダイエットに成功しました。年末の物販などもがんばっていますので、みなさん。応援してあげてくださいね。ああ、今日はちょっと、ライフの宣伝になっちゃったね。今日はここまで、またお会いしましょう!さようなら。ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.20
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■ 援 助 ■ 平成7年1月17日 午前5時46分 阪神淡路大震災が発生してしまいました。マグニチュード7.2 震度7の直下型地震、何の前触れも無いまま6,308名の尊い人命が奪われ23万棟を超える建物が崩壊したのです。いったい何が出来るでしょう。炎につつまれた我が子の絶叫を目前になすすべが見つからなかった父、両親を失い、放心で涙を忘れた遺児達、矢継ぎ早に発信されるニュースに私達は出来る限りのことをしたいと考えました。 世界から、また、全国の自治体や企業,そして個人が神戸へと向かいました。その数述べ数百万人、みんなが涙をこらえながら必死に働きました。しかし、そこには大きな問題が生じていたのです。 人間の行動に最低限必要なものは「水と食料」、これがありません。他に移動手段とトイレの問題、いっきに集まった人達の統制の問題と情報の伝達管理。応援に駆けつけた人々は戸惑い右往左往していました。これを「ボランティア難民」と呼んだ人もいるほどなのです。そのなかにあって大変な活躍をしていた民間ボランティア組織がありました。家庭のペットを救済する非営利団体でした。彼らは活動の目的と目標を定めて食料をたずさえ瓦礫の街を縦横無尽に走り回り、大きな成果をあげていました。彼らの行動には、はっきりとした目的があり組織自体が自己完結性を持っていたのです。「他の誰にも頼らない。自分たちが勝手にやる」 バブル経済がはじけて、少子高齢化が目前に迫った1990年代、ボランティア活動が脚光を浴びるようになってきました。浮かれた生活と経済を省みる時代が訪れたのです。しかし、受け入れ団体に訪れる中高年のなかにはメンタルヘルスを必要とする方々も多くいたとの話を伺ったことがあります。日本人のボランティアに対する意識は低く「気分転換」程度に考えている人もいたようです。人が人に行なう援助とは、いったいどんなものでしょうか?どんなことからはじめることが重要でしょう?(写真は、私が隊長を勤める「札幌豪雪救援隊」のボランティア活動) 近所に独居のご老人がいて、豪雪のために除雪が出来ないとします。ひと声かけて除雪を行なうことは大変な目的感であり、その効果は絶大ですね。ボランティアとは確たる目的と「私の心を実現するために勝手にやる」心意気が重要なのです。集まってから「何をしましょうか?」では、将来の効果が期待薄です。心からの援助活動は「思い入れ」からスタートしなければならないのです。神戸のペット救助隊のように。 6年前の春、NPO法が施行されました。nonprofit organization(非営利団体)の略で、正式には「特定非営利活動促進法」です。議員立法として国会に提出された時の名称は「特定市民活動促進法」だったのですが、自民党の長老達が「法案に市民がつくのはまかりならぬ!」と言うことで名称の変更を余儀なくされてしまいましたが、環境・福祉・教育・文化・等、12項目の許可内容に合致して、理事会を発足すれば誰でも法人申請が出来るようになりました。費用は数千円。各都道府県で受付をし、審査の上、60日あまりで許可が下ります。 例えば私が「石狩川をキレイにしたい」と強い思い込みがあったとしましょう。仲間を集めて定款や目的を決めて北海道庁に法人申請を行ないます。数ヶ月で「特定非営利法人・石狩川救済同盟・理事長 松尾多聞」の誕生です。NPOは目的感を共有する個人・団体の会費や寄付、あるいは、その団体が行なう事業(Tシャツ販売や講演、出版)などの収益で成り立ちます。営利法人(株式会社等)との違いは、得た収益をポケットに入れるか、次の非営利事業に運用するかの違いです。いま、NPO先進国アメリカではNPO団体の職員として正当なサラリーを受給して働く人達が800万人いると推計されています。 私達の社会は複雑化が加速し、情報速度の急進とともに益々高度化が進んでいます。しかし、この時代だからこそ、より細分化された援助の需要が増加しています。どんな形でもかまいません。貴方も気持ちや思い入れを形に出来る時代が到来しました。方法はいくらでもありますが、ただ、心の発露としての援助であり、自身の気もちの中にも「自己完結性」をもち続けることを忘れないでください。近くにある将来に貴方の援助を心待ちにしている人達が必ずいるのですから。日本には何らかの障害を持つ(痴呆老人を除く)方々が人口の10%に迫っています。他の先進国の数字はこれを上回っているのです。こんばんは!多聞です。クルクル回る猫の眼のよう!障がい者における法制は変化を続けています。一番の迷惑をこうむるのは当事者とサポートする仲間です。困っています。とっても困ります。談合や天下りをして、たくさんのお金を無駄に使う国。それなら「本当に必要な」援助を優先して行ってほしいものです。心から願っている私です。僕は、札幌障害者活動支援センター「ライフ」さんの手伝いなんかもしています。今日はその仲間に贈った作品でお別れします。僕は泣きながら書いた作品です。「TOMODATI」です。BGMで閲覧してくださいね。←クリック 「TOMODATI」手が動いているよ自由にしなやかに美しく動かしたい君の手は動かない固まって動かない僕の心は動いてる 君の心も動いているねぇ不便なんだね僕の手は自由だねねぇいいじゃないかそんな形なんだもの動かない君の手はね人の心を動かすんだねぇいいじゃないか喋れない君の声はね人を止まらせるんだ自分しか見えない僕を確かに止まらせたんだ何を思われてもいいよ辛いことがあってもね君は僕の友達なんだよ僕は友達を探していた尊敬できる本当の友をいつかきっと輝くまで僕達が自由に輝くまでずっと歩んでいこうよ自由にしなやかに生きようよ横目で見られたっていい邪魔にされたっていいよ涙にくれても生きられる夢が壊れたっていいんだもっともっとしなやかに僕達は生きられるんだね僕と僕達と同じ悩みだねでも少しだけ違うことはほんの少しだけ違うこと君は本当に美しいよ君は本当に優しいよ君の涙は偽りがない君は君は正直でいる生きることは芸術だね君も僕も生きているよねぇ死ぬまで生きてやろうなぁ僕も同じく生きていくありがとう!君達!ありがとう!友達!僕もくじけないでいくね松尾多聞生きることは芸術。そして歩む道は心が満ちる日をまっています。きっとそんなふうな時代がくるのです。がんばっているお父様。お母様。笑顔にあふれた人たち。大丈夫よ!大丈夫!たくさんの人たちが理解して、わかってくれる日がきます。もう少しだよ。がんばらなくていいよ。思いっきり明るくいてください!応援しています。皆さんも素敵な輝く「つながり」の道を歩んでいただけることを心から願っています。それではまた。バイバイ!ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.20
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【「なみだ」で学ぶ多聞の詩作入門】と題して、私なりに詩を説明させていただきます。難しいですが、これを読んで、ご苦労をされたら、きっと、ご自分なりの詩は描けるようになると想います。ではでは、はじまります。***********************思いを人に伝える場合、いろんな表現がありますね。詩は想いを伝えた言葉に心と情景がこもっているともっと素敵に輝くと想うな。文例:秋の夜空に満月に少し欠けた月が浮かんでいます。傍らには渡り鳥。とても美しい名月を見上げていると、あなたへの想いが溢れて、もの悲しい気持ちになりました。月が涙で霞んでいます。詩例:人恋し故郷恋しと渡り鳥月は霞んで十三夜人恋し貴方を想う十三夜月はおぼろに神無月光りが滲む神無月いずこに見ても悲恋月いま、書いてみた駄作ですが、、、詩の方が情景が浮かび作者の気持ちをより強調しているのがわかりますね。(?)詩は味わいを深めて感動を促すものです。その技法の種類は問えませんが、私なりに基本的分類をして、わかりやすい例をあげて説明しますね。(分類の名称は私が勝手に作ったものです。)私は散文は詩ではないと想っています。ここでは詩の種類を私なりに説明しますね。-----------------------1・【積み上げ技法】--------------------------まず私の「なみだ1」をご覧ください。話ことば(いつも使う言葉)で、単語と単語の積み重なる効果を考えて書いてあります。これが一番簡単な技法なんですね。書いている見栄えと内容に生きる「意味(考え方)」で勝負する作品です。この書き方が大多数の人たちが使う(簡単)方法ではありますが、内容が伴っていないと失敗に終わります。そして、「にぎやかな町」がいいのか「喧騒の町」なのか、「華やいだ町」なのかといった組み立ての積み重ねで出来ていますので、選択が重要になりますね。くわえて説明文になりやすい側面があるので注意しましょうね。-----------------------------2・【比喩(直喩)の技法】---------------------------------まず私の「なみだ2」をご覧ください。修辞法っていう国語の中に「比喩表現」があります。その中で「直喩」を使った文例です。「なになにのような」「みたいな」「そうそう、彼ってどんな?」「キムタクみたいな髪型でぇ、カバのような口よ」これです。直接の例えで表現しますが、これだけで説明には見えなくなります。ここがいいとこ。読者に想像と省みるココロを促して、相手の主体的感情を揺さぶることが出来ますね。しかし、組み立てがうまくいかないと、とてもくどい作品になりますので注意しましょうね。---------------------------3・【比喩(隠喩)の技法】-----------------------------まず私の「なみだ3」をご覧ください。これは比喩表現の「隠喩」です。隠してあるんですね。「何が隠されてるの?」って想いますよね。例えばね、実るほど頭(こうべ)を下げる稲穂かな有名な俳句(詩)ですが、意味を考えてみると「聡明な人々は、その立ち振る舞いにいやみはなくて、聡明なほど腰が低く、やわらかく優しく見えるのです」みたいな感じかな。作品のどこにも書いていませんね。でも、わかるんです。これが詩の真髄!!「書かずに読ませる!」見つけてもらう!隠しているからこそ読み見つけた人の感動は大きく広がります。ここで、私の隠喩作「ひとしずく」をご覧ください。-----------------------4・【詩の書き方】--------------------------自信のない方は最初は俳句や短歌などで勉強することが望ましいですね。詩人は俳句や短歌も書くことができるからです。私もNHKや読売新聞や伊藤園などが主催する俳句や短歌の賞をたくさんいただいています。どうしてか?そう、隠喩を知っているからなんですね。しかし、詩は自由なもの。こんなことを知らなくてもいいのです。感動があればいいのです。でも、知っていたほうが早く上達する人もいますので、書きましたよ。説明した技法は画一的なものではありません。どんどん混合して使ってくださいね。自由なんです。ご自分がココロから感動できれば「作品」なのですから。----------------------------------------------いかがでしたか?いつか、もっと踏み込んだ詩作論も掲載いたしますね。最後まで読んでいただきありがとうございました。では、さようなら。ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.19
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真っ白き絵の具をかすらせ秋が来た!(俳句)秋ですなぁ。秋といえばキノコのシーズン!見逃してはなりませんね!キノコはガン予防の妙薬。内臓を強くして抵抗力を高めてくれる!アウトドアラーの私。秋には必ずこの料理をキャンプ仲間に振る舞います。材料も料理も、いたってシンプル。キャンピングトレーラーで10分!ご家庭でも試してくださいね。おいしいよ!「キノコの森(盛り)パスタ」です。ほんとに美味しいから。では、写真を見ながら【材料】を。・キノコ(いっぱい用意しましょ。ぬめり系のも美味しいよ今日は北海道産の舞茸(半分しか食べられません!前たけ!・・・)とシイタケ(ダジャレの私をシイタケないで)それとブナシメジ(これを入れないとシメジがつきません!)・海苔と三つ葉香りの品々。とってもパスタに合います。・マヨネーズ(これがきめて!)・パスタ(明日も食べよう!またパスタ・・・)さてっと、キノコはソテーするとちぢんで1/4以下の体積になります。「えっ!?こんなに入れていいの??」ってぐらい用意してください。足りなくって、寂しくなります。手でちぎったり、切って、大柄にします。大きなほうが美味しい!ああ、たまらない。森の香りがただよってきました。マネヨーズ。もとい!マヨネーズで炒めます。いっぱい入れてください。一人分で大さじ二つ弱くらいで。キノコって、結構油分を吸いますから、計算してくださいね。でも、いい加減でもうまくいきます。バターを使うと子供さんに受けるかもね。今日はたくさん作るから、私は中華鍋で。がんがんに鍋が温まったらキノコを入れてなじませます。だんだんマヨが透明になりますよ。素晴らしい香りがたったら、一分くらいで火を止めます。歯ごたえを残してこその料理なんですよ。さて、パスタはお湯を沸かして、平行して茹でていましょう!塩を多めにしてアルデンテ(中芯を残す)が基本。それでは難しいアルデンテのために。。。【アルデンテ講座】パスタは茹で時間が書いてありますが、これを信用してはなりません。アルデンテになりません。お湯の量や、気温や湿度。そして塩の塩梅で変わってくるからです。茹で時間が10分とすると、6分ぐらいで火を止めます!(蓋をして熟成させるんです)そして、一分おきくらいで、自分の舌で確かめます。「えっ!?硬いよね。まだよね??」ってくらいで上げます。(とっても勇気がいります)でも大丈夫。パスタは自分の力で熟成してクネクネして、「いいわよ♪」っていいますから!硬い!って怒られる覚悟で茹でる!これがアルデンテの基本です。茹であがったパスタを鍋に混ぜて、香りの醤油を少々。醤油の香りがたったら出来上がり!手早く火を止めます。三つ葉と海苔をタップリかけて出来上がり。最高のパスタです!アウトドアでも大好評!「お願いです。アレやって!」って頼まれるくらい。おいしいよ!太鼓判!最初はマネヨーズ少な目からためしてね。*******************札幌!僕の街!美しくきれいで、大自然に囲まれた200万都市ですね。僕はね、一生!この街で生きていくと思うんだ。大好き。私の札幌慕情「思い出が積もる街」でお別れします。いつもね。いつもありがとう。想い出が積もる街 ふるさと札幌は遠い街風が行き交う白い街人が落とした想い出がとても優しく積もる街一人きりでもかまわない心が悲しく痛んだらいってご覧よあの街へ涙が小さく消える街風に心をなびかせて暮れゆく街を覗いてごらんふるさと札幌は僕の街夢が行き交う光りの街心を覆う寂しさをとても優しく包む街思い出してもかまわない貴方は貴方でいるように歩いて生きたいあの街をたたずむ人を照らす街いまマフラーをなびかせて自分を見つけてみてごらん通りすぎたもののなか笑顔は再びよみがえるふるさと札幌は遠い街風が行き交う白い街人が落とした想い出がとても優しく積もる街松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.19
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以前、大学の講師を務める友人に招かれて女子大の授業風景を見せてもらった後に、みなさんと懇談したことがあります。私は女子大生に聞いてみました。「就職は決まったの?」「ぜんぜんだよ♪」「じゃ、探してる?なにしたいの?」「探したって無いじゃん!」なるほど、就職難である。特に女子大生は大変らしい。「何か目標はあるんでしょ?」「ウーン。別にないよ。平凡でいいよね。」えっ?最高学府の大学生が口にする言葉であろうか。私はさらに聞くことにした。「就職が決まらなくって、目標も無いんじゃ、平凡に生活できないでしょ。」「彼と結婚しちゃうもん。」「そうそう、最高ジャン!専業主婦」そこで高飛車に講釈をしてしまっては、私の友人の立場がなくなってしまう。私は黙って帰ってきたが、ここでは言わせていただきたい。青年には夢がある。そしてまだまだ勉強し、自分を磨きながらさらに高みを目指して奮闘する義務があるのだ。そこにこんなお荷物がぶら下がったのでは、共倒れである。いかに責任が無く、面白おかしく生きているのかがわかるではないか。彼女達全部がこんな考えだとは言わないが、とても危惧を感じてしまう。平凡であることは戦いである。親を見ても、周りの社会を見ても、いかにして苦難を克服しながら、人は生きているか。見るとたやすく発見できるにもかかわらず、見てきていないのである。それは自分中心であり、傲慢な証拠。何が優れていて傲慢になれたのか?想っていることが実現しそうな勘違いと、自分の仲間以外をバカにし、過度の自己評価をしているからではないだろうか。平凡に生きること。それは絶え間ない戦いだ。ここにプロペラ飛行機がある。飛行機の「平凡な状態」とは、空を飛んでいることである。しかし、空を飛ぶためには目に見えない速さでプロペラを回転し続けなければ転落してしまう。飛行機の飛行しか見ることが出来なければ「平凡の意味」を理解することは難しい。どうやって、飛行機が空を舞うか?そこまでも考えられないのだ。また、ここにコマがある。コマの「平凡な状態」とは、高速で回転し静止して見えることにある。とても穏やかで楽しいコマも大変な物理運動が生み出した平穏なのだ。平穏の毎日とは、血が滲む土台に建つ社である。世の大人たちが言う「私は平凡な生活をしています。」この本旨は「私はそこそこ幸福に生きていられます。」の感謝の言葉でもある。私は、控えめで奥ゆかしいその言葉を聴くにつけ、「ああ、貴方も戦っているのですね。」素晴らしいと感動する。「平凡!さいこうじゃん!」嗚呼、君よ!君たちよ!まさに見るべし!親を、周りを。そして考え、羨望しなさい。平凡に生きる人々の勇士を。**************************友達がいます。大切な友人です。私と年齢がさして変わらないひと。とっても大変な想いをして、再就職に挑んでいる。とっても尊敬しています。そして、その「夢」は「平凡」を乗り越えて、「社会性」という大きな華を結実することでしょう。夢や希望は人々の糧であり、本源の力。私は応援せずにはいられません。「がんば!」そしてみんな!大きな夢を!志を!年齢には関係ありません!どうぞ、もって生きてください。そして、「一生懸命」に生きて悪いことはね!ひとつもありません!そんなあなたには必ず「白い風」が吹いて、あなたを助けてくれるよ!今日はここまで。私の作品「白い風に乗って」でお別れします。BGMのピアノが最高です!ではでは、多聞でした。バイバイ!白い風に乗って いま白い風が駆抜けていく大きなその瞳を細めながら君は背を押されるように朝陽に目覚めた空を飛ぶつかむことの出来ないもの柔らかな雲を見送りながら笑顔で手を振れるんだねこの空間にはなにもなかったただ貴方がそこに生まれたからこの空はどこまでも続いてるただ貴方の夢がとても大きいから苦しみにあっても困難にあってもただもらった羽毛を繋ぎ合わせ君はいつまでも信じていたね心から弾け出て生まれた世界いま風をうけた翼は舞い上がる愛という名の雲を目指し飛ぶよ幼いときかなえられなかったこと手を伸ばしても届かなかったもの両手がいっぱいになっていくただ貴方が白い風に乗れたからいま白い風が駆抜けていく大きなその瞳を細めながら君はしなやかに羽ばたいて希望に目覚めたこの空をゆく松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.19
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トレーラー生活(キャンプ)で巡る北海道!様々な楽しみが私を待ってくれている。その中でも素晴らしい景観を誇る「夜景」は最高のエンターテイメントを私に与えてくれる。ある時は温泉に浸かりながら、またある時は山の頂から海を見つめながら、私は「夜」の虜(とりこ)となる。さぁ、今日は素晴らしい風景を楽しんでいただこう!「多聞が選んだ!北海道の夜景ベスト4」(←ベスト4がミソなの。)を紹介します!!さて!注目の第一位は!ご存知!100万ドルの夜景!函館山からの絶景だ!海産物も人情も豊かに溢れた街。この夜景には、誰でもが言葉を失ってしまう!魅惑の夜景だ!それでは第二位は!洗練された美しい都市!札幌の夜景だ!うっとりしてしまう近未来感覚のテイスト!大人の夜を演出するにふさわしい「恋」が似合う幻想的な「夜景」。この夜景を見ながら「恋」を語ると、誰でもが王子様!さぁ、札幌に遊びに来てくださいね。勢いが乗ったところで第3位だ!お待たせしました!ノスタルジア「小樽」。現在と過去とが交差する街。坂と海に満ちた夜景は、みなさんをタイムマシーンに乗せて慕情をかきたててくれるはず。海産物の宝庫。安い!うまい!そして、住民の心が花開く芸術と文化の街。さぁ!なんでベスト4なのか!?ここを見逃してはならない!積丹半島!いにしえの伝説を彩る素晴らしい眺め!そう!積丹の中心の街「岩内」(いわない)だ!岩内のスキー場から積丹半島を一望する。夕日が燃え、静かに漁火へと移行する静寂の時間。私はこの芸術を楽しむんだ。この岩内には最高の温泉がついた別荘地「アリスの里」がある。坪4万円台から。素晴らしい温泉と夜景がついてくるからたまらない!わたしも、いつかここに住むことになる気がする。食べ物最高!景色もアウトドアも一年中がスローラーフ。値段も格安だ!土地つき温泉つきのログハウスはそうとうに癒しをあたえてくれることだろう。いつか、かならず!私はこの丘に住みたいと思う。いかがでしたか?夜景と自然と。美しいでしょう。北海道への移住を計画されている方方のサポートをしたく、北海道移住サポートセンター構想を進めている私。北海道には産業が乏しく、仕事がないことが一番のネックになっている。そこで私はメッセ(村)構想を考えている。そう、産業別、仕事別に人々と技術を募集して、まったく新しい「メッセ」を構築して「ワーカーズコレクティブ」形式の地元産業的な移住を考えている。住む場所は自由。生活も自由。ただ、仕事や産業は自分達で持ってくる。これは完成すると、仕事きますよ!さて、もう少し考えてみますね。今日も来てくれてありがとうございます。今日は夜景だったので私の作品。「流星旅行」でお別れします。BGMつきで聞くと、貴方も空へ舞いあがります。←クリック流 星 旅 行 窓に薄明かりが滲む夜にはかけがえのない時が訪れるこの凍てつく空に船を出し過ぎ去った人達を探しゆく雪よ貴方に心があるならば星の光りで照らし出してよ星よ貴方が命を司るならば遠き別離を返してください灯りが 消えてしまう前に窓に薄明かりが見えた夜は流星の船は高く舞い上がる見つけた人達をつれづれにただ逢わんが為に旅をする松尾 多聞ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.18
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人はみな苦しいのです。そんなときもあります。どうしてもヒーローになりたいこともあります。人はね、自分のふがいなさに涙するよ。なにも出来ない自分が悔しいね。愛を知った人々はこの壁に突き当たることでしょう。でもね、でも、一人の人間がね、一人の人間に出来ることなんて限られています。そしてでもね、愛とは「繋がり」です。愛とは相手に対する「想像」です。信じあうことが本当にできたらね。どんなヒーローにも勝てる力が保有されるのです。勇気と愛と想像と。とっても大切な力です。君たちはね。そんなこと。「ダサい」なんておもわないでください。これがね。人間の根本的な「哲学」なのです。人は、挫折します。何度も何度も挫折します。だからこそ人間なのです。そしてだから!人間は再生します。「倒れた地に手を着いて立ち上がる!」わすれないでください。そのプロセスほど人を成長させるものはありません。人生には無駄がないのです。絶対に無駄はありません!人はみな旅人。しかも「流浪の旅人」帰る場所も行き着く先も、本当は知らないのです。でも、人間であるからこそ知っていることがあるのです。それはね、たくさんの「自分以外を感じ取る力」だからこそ、人は生きていけます。だから勇気をもてるのです。大自然は私たちをいざない、そして守ってくれています。今日は私の心の作品でお別れします。北海道の古の神々があなたの本当を引き出して、応援してくれます。「倒れてもいい!つらくってもいい!いつか立ち上がりなさい!その場所から!」「流浪の旅人」BGMつきで大自然に包まれてくださいね。流 浪 の 旅 人 言葉が凍えて消える道マイナスの空に弾けて君の顔が壊れてゆくよ不凍の森のカムイ達よ我をいま見おろし給へ雪原を歩む流離い人を大きな凍裂を響かせてうつろなひとに覚醒を北の空へいま導き給へ帰る場所を失った者よ北を目指して歩けよと幻想を求めんがためと白銀に征服された世界よここにも命は生きている遥かな春を待っているよ涙が凍てつくほどに身体が火照いる幻よ吐く息をも轟かせよ生きることのすべてを人の悲しみのまことを再生の時に託す如くに不凍の森のカムイ達よ凍てついた心を暖めよ流浪の孤独なるものをランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.17
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簡単料理はアウトドアでは必需品。料理に手間をかけると、楽しみが半減してしまうのです。でも、美味しい料理を大自然の中で堪能したいのは誰でもが同じですね。そこで達人は「美味しく簡単!」料理の研究に没頭し、開発するのです。大げさでもなく、ただ美味しく!そして簡単!今日は、その真髄!それをお見せいたしましょうね♪体に優しくカルシュームとDHA!EPA!がたっぷり!お子様にも食べさせてあげてくださいね。アウトドアしながら健康と頭脳が養われますよ。題して!「驚愕のうまさだ!詩人の5分鍋!」北海道には「鍋壊し!」っていう料理がありますが、これは「カジカ汁」のこと。余りのうまさに、皆さんが一斉に鍋をつつくものだから、鍋が壊れてしまう!って意味だそうです。しかし!私は開発いたしました。それに引けを取らない美味しさの鍋を。4人分。たった200円ぐらいで、しかも5分で出来ちゃうんですよ!「おとうさんってすごい!」アウトドアーで皆さんに驚きと尊敬のまなざしで見つめられることを約束いたしましょうね。そして、忙しい日常にご家庭でも試してくださいね。では始めましょうか。料理をご覧クダサイね。【まず材料】(四人分)・イワシかサンマの水煮缶一個-----100円くらいで売っていますね。・冷蔵庫にあまった野菜やキノコ(揚げや豆腐があるとコクが出ます。、また、早く完成したい方は、私のように火の通りが早い野菜で作ります。)・調味料は味噌だけ(他の物は一切使わないのがコツです)【作り方だよ】1、野菜を手でちぎっておく間に、鍋に水をとり熱しておきます。2、野菜の用意ができたら、お湯が沸騰していなくとも水煮缶を汁ごと全部投入だ!←これがポイント3、今日は火の通りが早い部材ばかりなので、お湯が沸くまえに、全部材料をいれちゃいます!4、ここで半分冷蔵庫に残っていた豆腐もいれちゃった。5、3分間沸騰した鍋で煮込みます。アクが出ますのですくい取る!6、火を止めて味噌いれます。はい!完成!とっても美味しいんだ!びっくりしますよ!【ポイント】お酒を加えたり、他の出汁をいれないでね。これが失敗のもと!絶対にこのままだよ。それが一番おいしいのです。とにかくやって見てください!アウトドアの朝。おなかがすいた人々に「汁物」を提供するのは最高の贅沢かもしれません。冷え切った体を温めるだけではなく、家庭の雰囲気を堪能して貰えるおもてなし。そう、この200円鍋は、貴方をヒーローに変身させてくれるはずです。ご家庭でも試してください!魚をたくさん食べて健康になってくださいね。酒飲みの二日酔いには泣いて喜ばれるはずですよ。--------------アウトドアの真髄は「気負はないこと」安らぎを見つけるために旅立つこと。そのためには、練習も必要なんだよ。私の過去の料理ブログを見てくださいね。それだけでもアウトドアラーになれますよ。■そのまんまポテトフライ■一本鮭から作る三平汁■生地からつくる詩人のピザ■詩人の速攻チャーシュー■簡単!「イモピザ野郎」■究極のスローフード■ぐうたらモンゴル鍋僕は、乾いた心に予想もしなかった愛情に触れた経験があります。その感動を詩にしたためました。今日は私のそんな作品でお別れしますね。「ひとしずく」BGMつきの「ひとしずく」でお休みなさい。貴方にも愛の雨が降り注ぎますよ。「ひとしずく」 雨が降ったよ砂漠に降った滲んで染みたとても 痛いよ慣れていないよ 松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.17
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■私を探す旅のはじまり■ご近所の娘が5歳のとき泣きながら幼稚園から帰ってきました。どうやら、いつも仲良く遊んでいるお友達とケンカをしたらしく、大粒の涙を流しています。「おじさん、○○ちゃんとケンカしたの。」かわいそうに、私はその娘を抱き上げなぐさめようとしたときです。「おじさん、心が痛いよぉ、どこにキズバンド貼ればいいの?」これには驚きましたが、彼女は本当に心が痛かった。そしてどうして良いかわからない重圧に押しつぶされそうになっていたに違いありません。大人である私は口ごもったままに、何ひとつ答えることの出来ない自分の不甲斐なさを痛感しながら、話を聞くことしかできませんでした。 「心はどんなものだろう。」私はその日以来考え続けるようになりました。私の青春はスポーツに捧げたものでした。ノルディックスキーの選手です。ある日の日本選手権。期待を負いながら挑んだ試合に惨敗し、応援してくださった仲間や団体に顔向けがならず、トイレに駆け込み声を殺して男泣きに泣きました。するとどうでしょう、隣からも向かい側からも嗚咽に滲む声が聞こえてきました。私は顔の見えない同志に心を馳せながらも、数少ない勝者と多くの敗者を生み出すスポーツや社会の仕組みに無形の暗雲を感じるようになりした。「競い合い、落としあうこと。それは過程であり枝葉にすぎないのではないだろうか。まして私たちの生きる意味は大きな幹(みき)のように年輪を刻みながら高みを目指しているのかも知れない。」 社会人となり、生活に追われている自分を省みることは本当に難しく、忘れかけてさえもいましたが、そんな疑問を持ち続けていた私に、彼女はとても大切なことを語りかけてくれました。「心はどんなものだろう。私には心がある。しかし、どんな色で、どんな形で、どんな構造をしているのかわからない。これを探さなければならない。」 私は私のことを何も知らないような気がしてきました。心が大洋のような大きさならば、今までの私はその風に翻弄されるさざ波しか見つめていないのではと、心安らかでは居られない気分になったのです。 心を探さなければ。そのためには、自分の心を旅してみることしか考えつきません。そこで私は、若いときから大好きだった詩を使って自分自身を探して見ることにしたのです。■繋がりの発見■ ときは春爛漫。ピカピカの一年生はランドセルが歩いているようにヨタヨタと重い教材を背負って学校へむかいます。それを家の角まで見送るお父さんとお母さん。その背後には心配で胸が張り裂けんばかりにおじいちゃんとおばあちゃんが見つめています。きっと通学路やそこに落ちている石のことまでも想像し、心配しているのかも知れません。 ここには紛れもない「無償の愛」が存在しています。このご家族の愛情とはなにかを考えるとき、私は深い絆(きずな)を感じるのです。それではその絆とはなんだろうか。それは相手を想う「想像」であり、その力が「繋(つな)がり」という愛情を作り出しているのだと思います。愛とは心の姿の一部であり、相手を想像する力です。目には見ることはできませんが、心は繋がりを持つ大きなものに形を変えて私に迫ってきました。 ここで心を解明しようとした偉人達の話をさせてください。 今から1500年あまり前に生きた天台(智ぎ 538~597)は中国天台宗の第三祖。現在では天台大師のことですが、天台が心の深層を理論解説している書に「九識論」があります。簡単に解説すると心には5つの層があり、五識とは「感じる感覚」で、私たちが通常体験している五感のようなものでしょうか。次に「第六識・意識」。これは五識に対する認識や感じ方。さらに「第七識・末那(まな)識」は自分自身へのこだわりのようなもの。ここまでは私たちが努力していれば感じることの出来る意識ですが、ここから先に私たちが無意識でいる心の層があると言うのです。「第八識・阿頼耶(あらや)識」。私たちが行ってきた言動が倉庫のように蓄積され、共有される場所。そして一番深い場所が「第九識・阿摩羅(あまら)識」。それは命の営みの原点であると説かれています。無意識には人間を繋ぐ部屋が存在していると言うのです。 今度は20世紀に生きたユング (1875~1961)の登場です。彼はスイスの心理学者で、フロイトに師事して無意識や夢分析(分析心理学)を研究し、近代心理学の基礎を創りましたが、後にフロイトとケンカ別れしてしまいます。その原因が「集合無意識(普遍的無意識)」の発表でした。意識できない心が無意識であり、数々の状況証拠から確立した論理なのですが、無意識構造の違いがフロイトと袂を分かつ結果をもたらしています。彼は天台と知り合いでもなく、状況的に天台の「九識論」を閲覧していたとは考えられないにもかかわらず、「第八識・阿頼耶(あらや)識」や「第九識・阿摩羅(あまら)識」の様に個人がもつ無意識の奥には人間が普遍的(共有して)もっている無意識があると断言しています。 このことを実際に実験したのが、現代に生きるイギリスの生物学者ルパート・シェルドレイクです。彼は世界最高峰の誉れ高いケンブリッジ大学の学生に何度もテストを受けさせて学力が均衡する二つのグループを作りました。いったい何をさせるかといえば、イギリスで人気のある夕刊紙に掲載されている難解なクロスワードパズルを解かせるのです。Aのクラスには、内緒で新聞社から分けてもらったパズルを発行の前日に解かせ、Bのクラスには発行された後、時間を置いて解かせます。もちろん、Bクラスは情報を遮断して問題が漏れないようにしてあることは言うまでもありません。結果はどうでしょう。AとBのクラスが交代しても結果はすべて後に解いたクラスが圧倒的に優秀なのです。 通信やコンタクトの無い状態でも、その社会のみんながやれば解るようになる。彼の出した結論です。人間の心も意識の下でどこかが繋がっている。人間には見えなくとも、確認は出来る不思議な力がこの世界には存在します。磁場を確認するには磁石の周りに砂鉄を振掛ければわかります。量子場は宇宙に広がった星を観測することで明らかになってきました。電子場は核の研究を積み重ねた学者によって確認されました。私達の周りには目に見えない「場」があり見えない設計図や行動表がある。これにシェルドレイクは名前をつけました。「形態場」です。これは人々の強いリアリティーが作り出すもので、例えば流行や噂なども関係が深いのかもしれません。 この形態場についてシェルドレイクは動物の面白い行動についても言及しています。1952年、宮崎県の幸島では海岸線で野生の猿の群れに餌付けをしていました。その猿の好物はサツマイモだったのですが、ある日のこと群れの若い猿がサツマイモを海水で洗い食べることを覚えました。細かい砂は落とされ、程よい塩味が甘みを引き出して美味しく食べたことでしょう。すると他の猿達も若猿に習い、真似をするようになり群れの慣習に変わりました。 じつはその時期、同じような環境で餌付けされた野生の猿は、世界で7箇所確認されていましたが、なんと地理の離れた他の猿も間もなく同じ行動をとるようになったことが確認されているというのです。シェルドレイクは動物や虫の世界にも形態場があることを提唱しているのです。 この天才三者は独自に心を解明しようと論理を展開していますが、突き詰めて考えると同様に心の繋がりを訴えているように私には感じられるのです。私たちは繋がっている。私の心はこの世界のように大きく、私のリアリティーにより限りなく様々な繋がりを創造する力を包含している。受動的に流され続けた私の生活は私の意志により転換できる可能性がある。私は感動の涙をぬぐうことができませんでした。私は私の心を旅していよう。繋がりを求めよう。そして本来の人間性を発見したい。私たちは繋がっている。たくさんの人々に訴えたい。愛が想像する力であるならば、その想像を限りない繋がりにも広げてゆきたい。 私の創作活動は、ここを原点としてはじまりました。■感動の共鳴と孤高の道 ■同じテレビ番組を別々に見た高校生がバスの中で話し合っていました。「ねぇ、昨日ごくせん見た?」 「うん、みた見た!面白いね!」 面白かったという感動が相手に伝わり共鳴すると、さらに感動は広がるものです。芸術も同じではないでしょうか。写真などでは感動の画像を見ていただける。音楽などでも抽象的な感性を共有してもらえる。詩では、私もあなたの心と同じ感動構造が伝えられる。ことごとく自分が感動していなければ相手の心を引き出すことはできません。 自分のことを自分のために表現する人がいます。決して悪いことではありませんが、それを人に見せるのは少し傲慢なことです。例えば、自分の子どもの運動会ビデオを会社の後輩に長々と見せるのにも似ています。創作は魅せるものであり、見ていただくもの。作者の理念に立脚した感動が個性となり人に伝わり、共鳴するものなのです。ただ美しいだけの芸術は多くの感動を呼ぶものではありません。相手の心を取り出し、そして忘れかけた何かを思い起こさせるほどの強要が心地よく相手に伝わってはじめて、本当の感動が生まれます。 創作をはじめる方々。志す方々は、この最初の落とし穴に落ちることなく、「何のために芸術があるのか」をご自分なりに噛み砕いて考えてみることも大切です。また、 人類は芸術と文化の子であると言えるほどたくさんの芸術が存在しています。その最終目的は、あるひとつの世界に向かっているような気がしています。まるで複数の登山道から同じ山を目指すような高みがあるのではないでしょうか。私は芸術文化(創造)こそが心と精神を昇華しうるマテリアであると考えます。私たちは心を昇華できるから人生を謳歌できるのです。難しいことですが、許すことよりも、納得するよりも、いつか昇華できる心の環境をご自分で創造することが大切だと感じます。日本人特有の文化である「生け花」も「茶」も静なる空間をこしらえて初めて芸術の域に達します。今日から私達は芸術という登山道を撰びゆく同志です。苦しみも高みに登るために流す汗です。しかし、ここで最も注意しなければならない重要なことがあります。それは、道の右を歩く決まりを作ったり、歩き方、登りか方のルールを作ってはいけないと言うことです。決まりや、スタイルを固定することは「否定」を招き、それはやがて芸術ではなく「否定し合うことからはじまる」言葉のパズルになってしまうからです。創作とは自由で孤高なものであるからこそ感性を光らせるものです。山には頂上に登らなければ見えない景色が広がっています。その感動を共有し共鳴させていきませんか。長い道のりになるかも知れませんが、きっと新しい指針と深い繋がりを見つけることができると思います。ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.17
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あれはもう昔の話しなんだ。とっても遠い記憶。僕たち家族5人が命をかけて石狩平野の雪原に挑んだ記憶。僕はそのときの光景を今でも思い出す。すさまじい生命への執着だった。。。。そのときまで、僕の両親はいつも喧嘩ばかりしていた。オヤジは当時、学校の先生で過疎地に赴任していた。転勤で僕たち家族もそこに連れていかれたのだけど、、、冬には雪が道路に積もっても除雪が来ない、道が無い、そして食べるものにも不自由する大変な場所だった。お菓子なんて食べたことが無かった。都会育ちで流行のパーマネントをかける美容室を街中で経営していた母は反対したのだけれど、結局はついてきたんだよね。 慣れない不便な村での暮らし。何もない知らない土地。毎日が喧嘩の連続で、母はいつも涙に暮れていたことを思い出すんだ。僕達兄弟は泣きながら「やめ てくれ!」って叫び続けていました。小学校に上がったばかりの僕も、親の目を盗んで泣いていた事を思い出すと今でもつらいな・・・ でもね、母の気持ちが一変する事件が起きたんだ。弟が大きな病気をして石狩「太美」の駅まで歩いていかなければならない厳寒の日、当時は除雪が無くっ て深い雪を足でこいで駅へ、そして札幌へ・・・・僕達も長靴に縄を巻いてオヤジのあとを肩まである雪をこいで立ち向かった。弟は3歳で死にそうだったよ・・・喘いでは嘔吐して・・・母は泣 いていた。「死なないでっ!」て。絶叫していたんだ・・・ずっと・・・ 兄と僕は歯を食いしばって身動きできない雪の中を泣きながら歩いてい た。弟を抱いた母が歩くことが出来るように。おオヤジがつけた体の跡 を追っていたんだ。当時の村は馬橇(ソリ)が交通の手段だったのだけれど、貧しい部落だったので冬になると馬が出稼ぎでいなくなっていた。雪が解けると子供の足で1時間の道 を、死にそうな弟を抱いてオヤジと5時間掛けてもがいて歩いた。弟は 大きな毛布を3重に巻いたなかでいつか寝ていたんだ。 大変な吹雪だったんだ。5メートル前が見えなくって、僕達もみんなが「死 にそうだ」って、子供でもわかったけど、だれも口にしなかった。オヤジが 「もうすこしだ!」って最初から言っていたよ。うそつき・・・ 弟は札幌について逓信病院に入院した。肺炎で危なかった。 でも、弟は生きていてくれた。その年に僕と同じ小学校に通っていた友達が、冬休みに2人。肺炎で死んだ。 それも運ばれる雪ノ中で・・・全校生徒が16人しかいない学校だったのに14人になっていた。お袋は変わった。喧嘩しなくなった。オヤジの家族を想う必死な気持 ちがわかったのかな。後で言っていたけど、オヤジの後ろ姿を愛してしまったって。僕は死んでいった10歳にも満たない友人には申し訳無いけれど・・・いつも遊んでくれた貴方達がスキで貴方達しかいなかったけれど・・・ 村落の貧乏が生んだ結果には恨んでいるけど・・・僕の弟が命を掛けておやじ達を変えてくれたと想う。 そこにはひとつになった家族がいた。********************************この経験を思い出すと、私はなぜか涙が止まらなくなるんです。一緒にがんばって生きていた人々。そして貧しさに死んでいった友達。冬の風が吹くと、私は涙をこらえる。今日は私の思い出の作品でお別れ。「凍笛が鳴る道」をお贈りしますね。BGMつきで閲覧してください。「凍 笛 が 鳴 る 道」雲は流れて空高く凍笛が聞え来る低く遠い音色が木々をも眠らせた背中を丸め暖炉に蒔をくべいれるあの冬に父が踏んで創った雪の道高く冷たい雪壁を辿りもがいてた背中だけを信じながら母と続いた凍笛が襲いかかる寒さを呼び込み大地に響いて家族を一つに導いたくべる炎に映し出す命をかけた道父が拓いた細く長く吹雪に霞む道いま私の目前にもつづいて見える私も踏みしめ私の道を拓いてゆく【 凍 笛 】 シベリア寒気団が南下して北海道に厳寒を運ぶとき、上空高く無数の霧笛が鳴り響くような音が続き、暴風を伴って大地は吹雪に染まります。その不気味で恐ろしい音に私が「凍笛」(とうてき)と命名しました。ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.15
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遠い昔、地殻の変動によりアフリカの大地に大きな亀裂が走りました。 ジャングルは二つに分断され、そこに住んでいた樹上のサル達も二つのグループに分かれました。 西の種族は温暖で湿度の高いジャングルで今までの生活をつづけることができましたが、東に分断されたサル達はスッテップ気候の荒野へ投げ出されてしまったのです。 東のサル達は木から下りて食べ物を探すうち二本の足で立ちあがり、やがて人類が誕生したのです。 猿人の一番の敵は豹でした。大地に降り立った人類を息をこらして樹上で待ちうけ、一瞬の殺人を決行していました。化石の発掘を行なううと頭蓋骨に豹の牙の痕がついたものが多数発見されています。 厳しい自然環境、飢餓、病気や怪我、猛獣の脅威の中で半分以上の人間が寿命を全うすることなく死亡していったのは想像にかたくありません。人の苦痛はどんなものだったのでしょうか? 過去に交通事故で重症を負った人に話しを聞いたことがあります。事故の瞬間は「気持ちが良く、安らかであった」といいます。私の兄も幼いときにバイクにはねられ大怪我をしたのですが、「滑り台を気持ち良く遊んでいるようだった」と。 東大の登山隊がエベレスト登頂に挑戦し、失敗の挙句に遭難者の捜索を断念し、2週間後、松田さんはたった一人で下山しました。両手足を切断するほどの凍傷。極限の脱出であったことでしょ。その彼は語りました。「苦しくはなかっった、もうダメだと思うと、空から必死で歩く自分を見ていたから」と。身体の苦痛は無くなっていたのです。有名な冒険家の上村直己氏もグアムヨットレースで遭難したタカ号の生存者も同じような体験をその著書の中で語っています。 人類は長い苦難の歴史の中で苦痛を乗り越える進化を遂げきたように私は感じています。いえ、人間に限らず動物達も同じような能力があることでしょう。 人は苦しみや悲しみを忘却し、喜びを優先して保持する能力を持ち合わせています。 生物学者や心理学者の推定では、悲しみ、苦しみをすべて覚えているとしたら人は発狂するか自殺をしてしまうそうです。人は困難を長い時間の中で昇華して、明日を見つめる原動力にまで変換してしまいます。 人生での一番困難な場面は、やはり死に直面したときでしょう。しかし、我々は先祖が切り開いた自己防衛能力を駆使して、その一瞬に苦しみを昇華できるものと信じます。 悲しみの中に幸福を。憔悴する移ろいのなかに灯火を。 私達の魂は信じられないほど偉大です。そして、人が持つ防衛能力には限界はなく、困難をも人生の踏み台へ昇華させ得る未曾有の能力を内在しているのです。今日はここまで!いかがでしたか?私たちにはとってもすごい能力があるのです。それをいつでも信じて生きていけるといいですね。今日は私の作品「僕が歌う詩(うた)」でお別れです。BGMつきで閲覧してください。ではまた!多聞でした。バイバイ!「僕が歌う詩」 僕の全ては夜を駆け巡っていた焼きつけられた映画のフィルム映像が一瞬で替わって行く想い心の内側で塊たちが叫んでいる力強く繊細な声で呼んでいる「ここから早く出してください」言葉をどうしても作れなかった虹に憧れて海を聞いて空に涙して炎に語って人に触れてそっと感動すべき時の中で大きな呼吸を吐き出した瞬間心は彩られた発露を投げ出す魂の詩を織り成していくんだめくり忘れた暦のよう僕の想い出は魂となって生きていた流れていく時間の中で無垢な純白に忘れない君のこと愛することは生きている証だから想い出は美しく輝くべきもの僕たちはまだ魂が繋がっているんだそして救われる時を望んでいたんだね悲しい時が昇華される僕たちの命なんて素敵なことだろう僕の全体は長い夜に駆け巡る深い夜に魂を吐き出すためにそして今日も詠いつづけている松尾多聞
2006.10.15
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本当にあった話ですが、書くことをためらっていました。誰も信じてくれないと思ったからです。でも、今日は勇気を出して書きましょう。知り合いの「○○銀行副支店長」が今流行の都心マンションを購入!古くからのスキー仲間を呼んで新築記念パーティーをすることになりました。メンバーは詩人の私と、大手建設会社現場監督。そして、市内の大学で電子工学の教鞭をとる先生。昼に集まり宴を始めたのですが、地下鉄ターミナルの真上のこのマンションには彼専用のマージャンルームがあったのです。「ふふふ、ダム現場の飯場で山の男達を相手に磨いた俺のマージャンは、いわば修羅の道。誰も勝てないさ!」と現場監督。「いやいや、私の頭脳で理論的に展開するIT打法におまえらみたいな丼勘定がかなうわけが無い!」と先生「なにおなにお!得意先に頭を下げ、気を使い、修行を積んだ私のマージャンは冥府魔道!貴様達はお呼びではない!」と銀行副支店長。「ふふふ、ほざきなさい!魂の葛藤を重ね、心を形にする詩人にとって、貴様達のたわごとは赤子の夜鳴き!!」「是も非もなし!いざや勝負!!」そこへ、銀行の奥方。「ねぇ、片付かないの、貴方が中学校の時に使っていたジャージ、捨てていいでしょう?」アディダスの三本ライン。それも紺色で磨り減り、タップリと毛玉もついている。そして、胸には大きく名札までもが縫いつけてある。「おくさん!ちょっと待って!」と大学の先生。「よっしゃ、名人が揃ったところで、罰ゲームも決めておこうではないか!」「居間に手錠のように大きな知恵の輪があったな。負けた下手糞はこのジャージに着替えてだな、下の地下鉄の改札口に立ち、知恵の輪が解けるまで立ったままがんばる!ってのはどうだ!」「うーっむ・・・やぶさかではない!」嗚呼、ばかな男ばかり。。。。修羅か冥府魔道か、IT理論か魂の叫びか?かくして運命のマージャンは始まった!。すでに宵闇も迫り一人勝ちしている現場監督は楽しくてしょうがない!「うっしっし。。。」と笑いが止まらない。残る三人はどんぐりの背比べ。顔にはもう、死相が漂っていた。そこでオーラス(最後の試合)!「どーーーん!」私、詩人が魂の叫び!第二位で勝ちました!!胸をなでおろしながら見渡すと、頭を卓につけて微動だにしない言いだしっぺが倒れこんでいます。「おい!先生よぉ。いくぞ!」3人に許してもらえるわけは無く、IT理論の大先生は囚人のごとく両脇をかかえられてジャージへの着替え。しかし、190センチの大男。かわいそうにジャージはツンツルテン。スネがあらわになり、妙な場所が「モッコリ」して目立つこと。そのまま無言の彼は屠場に送られるドナドナよろしく、無抵抗で改札口へと運ばれたのであった。夕方の6時だ。改札は混雑を極めていた。覚悟を決めた大先生は「こんな知恵輪!30秒だ!」といきまいた。顔はまるで神鬼のような集中力!しかし、教え子や父兄や、学術仲間に見られてはと、時折情けない視線であたりを見渡している。見ている3人はキオスクの影に隠れて転り笑いだ。混雑しているのに、人が3メートル以上距離をとって、異様な流れが駅構内に発生している。中には奇特なご婦人も現われて「どうしたの?」「一人で帰れないの?」と、優しく声をかけているではないか!!「ぎゃははははは!」(私たちは泣いていた)「大丈夫です!これには深い事情が・・・」と先生。知恵の輪から目を離さず、一生懸命に言い訳している大先生。私たち3人はもう、涙で前が見えないほど笑っていた、そのとき!!「ちょっときてください。大丈夫ですか?」駅員が3人で来た!「違うんです!違うんです!」「うん?何が違うのかなぁ?」(とても優しい)そして彼は事務所に連れて行かれたではありませんか!「違うんです!違うんですぅぅぅーーー!」の声が遠ざかっていった。こりゃまずい!と三人でまたまた大笑い!逃げてひとまずマンションに待機。しかし、30分たっても40分たっても彼は帰ってこない。さすがに心配して迎えにいこうとしたとき、大先生は目の下にクマを作って帰ってきた。目が腫れている。。。半べその彼の話は次のようなもの。駅員に連れられて事務所に入ると、たまたま巡回できていた警察もいた。バツゲームの内容を話してみたものの、大の大人がそんな馬鹿なことを考えるわけがないと信じてくれない。変態疑惑が持ち上がっていた。住所と職業を聞かれても大先生が答えられるはずもなく、押し問答が続いた末、警察も怒り出し、どこの誰かも言えない人間は不審きわまりないので、署でゆっくり話を聞く!と言い出した。さすがの先生も恥をしのび、身分を明かし、事情?を説明したが、そんな状況で誰が信じることだろう。先生は泣きながら自分の奥方に電話をし、状況を詳しく白状して、警察に代わり、身分を認めてもらったと言う。彼は泣いていた。。。家に帰りたくないとだだをこねた。笑いすぎて骨抜きの私たちは、仕方無く、彼の家まで送っていったのだが、家の前には閻魔様が立っていたので、早々に退却してきた。その後の話は、先生も語らないし、私たちも怖くて聞けないでいる。ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.15
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前回は生地から作る本格ピザを紹介しましたが今日は・・・「家にあるもので作ろう!」が今日のテーマだ!生地はイモ。焼くのはフライパン!簡単で物凄く旨い!短時間!作ってみた方は感想を教えてね♪励みになるから。。。。。そんな簡単ピザの作り方を教えちゃいますね。買い物には行かなくても大丈夫です!私はアウトドアでこの料理を作りますが、ご家庭で作るほうが楽ですもの。お子様が泣いて喜びますよ。【材料】●じゃがいも(何でもいいです。一枚2個使います。)●米粉(上新粉。イモの2割くらいの量が目あす)無いときは小麦でもデンプンでもいいよ。●チーズ(何でもいい。とろけるチーズでもいいよ。)●具(ハムでもシーチキンでも何でもいい。冷蔵庫の野菜でね。)(イモが生地だから具を入れなくても美味しいよ)●トマトケッチャップ(イモと愛称抜群!)さぁ!作りますよ!じゃがいもの皮を剥いたら千切りにします。私のようにスライサーでやると早いよ。絶対に水に浸したり洗ったりしないでね。このままで。切り終わったら上新粉を。これを使うとパリっとしますね。もちろん!小麦粉でもデンプンでもいいです。イモの量の20%くらい入れて混ぜ合わせます。(つなぎにもなる)フライパンにサラダ油を入れたら混ぜたイモを丸く広げましょう。強火で焦げ目が付いたらひっくり返して弱火にここでトマトケチャップをたくさん塗ります。熱いので注意だね今日の私の具はハムとビーンズ。シンプルがいいよ。さぁ、チーズをたっぷりのせたら蓋をして5分(弱火)チーズが溶ければ出来上がり。あちちちちぃーーー!完成ですぅー!もちもち!ぱりぱり!ウマウマ!!近所のお子さん達集まってきて取り合いしてます!「こぅうらーーー!やめんかい!」また来週も簡単料理レシピ書きますね。週末をお楽しみに♪今日は私の青春の思い出を綴った作品。「青春の裏表紙」でお別れします。さようなら。BGMつき「青春の裏表紙」でお楽しみください。--------------------------------------------「青春の裏表紙」 細い影が一文字ゆきに浮いてるポケットが薄く両手をつつんだ君の口は一文字なにもいわずにからっぽの瞳は人形みたいだねもう通わない道を想い返すまま冬の背中を見てさよなら言ったとても愛してただからさよなら僕の言葉が四文字そらに浮くよ電信柱に裸の電球が凍りついた愛してるも四文字コートに隠すからっぽの心はウォッカの空瓶たくさんの夢を見たこの通い道憧れの裏表紙をたたむ風が吹くとても愛してるだからさよなら僕はいつもこの憧れを読み返す近所の公園で落ち葉拾いました。ではね、また!バイバイ。多聞でした。ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.15
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「その星のかみさま」その星はひとつしかないのにかみさまがたくさん住んでいるかみさまは土地がすきでひとびとにとりあいをさせているかみさまはひとごろしがすきでひとをころす道具をつくらせているその星はひとつしかないのにかみさまがたくさんいるかみさまはひとりじめがすきでたべるものをたくさんすてさせるかみさまはおもいやりがなくってとおくのたべものがないひとが死ぬその星のかみさまたちはお金がすきでみんな病気になってもきにしていないその星のかみさまはそんなふう信じているひとたちを動かしている松尾 多聞_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/私達は戦争に反対する地球人です! 私達はここに反戦の詩を綴ります。それは人として人類が持っているあたりまえの感性であるからです。生と死に、高低があってはならないのです。そして、犠牲は自らを必ず貶めて行くことを知らねばなりません。 私達はうたい、訴えます。あたりまえのことが、たくさんの人に届くように。涙を詩に変えてうたいつづけます。それが地球に轟くまで・・・・・・ 下のバナーをクリックしてたくさんの詩人たちの「反戦の叫び」に耳を傾けてください。お願いします。↓クリック_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/私の随筆「鬼 面」 昭和20年8月15日太平洋戦争は、日本が連合国に無条件降伏をして終了しました。第一次世界大戦と第二次大戦を含めての日本側犠牲者は軍人民間人を合わせて300万人にのぼります。 しかし、この間に日本軍の侵略により犠牲となった東南アジアの人々は、なんと、2000万人を越え、中でも中国では1000万の犠牲を強いられたのです。 歴史上このような短期間に大量の殺戮を犯した民族はありません。そうして、このような動かしがたい事実を自国民に対して隠し続けている国家はありません。 なんとも情けなく被害を被った近隣の国々が怒りとともに抗議するのは当然の結果といわざるを得ません。 これは、南方資源と領土を追って人間の根本にある欲と修羅が組織的に引き出されてしまった現実だったのです。愚かな指導者と保身に彩られた国家体制が犯した犯罪です。 現在、原子力衛星は武器を携えて成層圏を飛翔し、国家はテロリストを養い、人類を破滅させうる爆弾が照準を各国に合わせています。 戦勝国と言われる米、露、仏、中、等は兵器の製造をやめることなく今でも輸出の中核をなしています。特に米では軍需産業が製造業に関わるものが30%に達し、まさに主要な産業になっています。 人間は武器を持つと使いたくなります。アメリカの銃社会をみれば明らかです。日本は豊臣秀吉の時代に刀狩りが行われて以来、市民が武器を所持したことはありませんが、闇のルートで銃が流通するに至り凶悪犯罪が倍増しています。悲しいかな人間にはもう一つの顔、鬼面が潜んでいるのです。 世界の「死の商人」は今、国家が請け負い南に武器を運びます。 そして、ささやかな援助の陰で大量の殺人が行われています。まさに先進国が犯した過去の過ちを開発途上の国々に繰り返し行うことを国家の支えとしてる現状が浮き彫りになっているではありませんか。 環太平洋に起こった大型地震も、振り返るとその直前に大国の勝手なエゴによる地下核実験が行われていることが明らかなのです。阪神淡路大震災の直前にも某国の地下核実験が行われ、自衛隊は大地震に備えた訓練をしていたといいます。 東洋の思想では人間の心の状態を(姿)十界(10通り)あるとしています。 いわゆる地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天、声聞、縁覚、菩薩、仏の名前が付いた心です。この心は縁によって刹那に変化を続けるといいます。 人間はどこに生きるのか主眼がなければ簡単に三悪道に沈み環境を変えてしまうとも。 私たちは歴史を正確に検証し、未来に生かすことのできる正しい教育を今こそ広めていかなければなりません。 私たちの生活環境を構築するのは私たち自身の心であり、それは正しい歴史を価値としてはぐくまれる知識であり、そこから生まれる知恵に他ならないことを利害を超えて広げていくことでもあります。 この星は、北半球の国々は南半球の飢餓と戦争、病気と離散によって豊かに繁栄しているように感じているのは私だけでしょうか? 私たちの過ちを彼らに転嫁して繰り返すことを強要する生産と消費を最重点におく先進国の社会システムは鬼の所業に他なりません。世界の警察を自負した大国は自らが大量に兵器を売りつけた国を批判し、攻撃して市民を苦しめています。 心はお金に換えることはできません。産業に優先させるべき宝でなければならないと思います。私は私の住む社会を許すことができません。なぜなら。「犯罪があり、行うものがいて容認するものがいれば、紛れもなくその罪の量刑は同じ」なのです。【おねがい】反戦の詩「いまここから」共感をたくさんの方にいただけると幸いです。応援していただける方は「トラバック」してくださいね。ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.15
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うまいだけにきつい!「ああ、来ちゃった。これ・・・」度肝を抜く迫力。うなだれる自分と闘争心に溢れる自分。葛藤する昼食。南幌名物「キャベツ天丼」の登場だ!(700円)南幌町は農業の町。得にキャベツが有名だ。そしてシャリシャリの歯ごたえと甘みが日本一。その特産品にエビやホタテをコラボした名品だ!しかし、小食の私はいつも半分でギブアップ。残念でならない。。。。江別市の隣町、道内有数のキャベツの生産地で知られる農業のマチ、南幌町唯一の温泉が町営の「南幌温泉ハート&ハート」屋根の尖塔が印象的な一見美術館といった近代的な建物だ。日帰り入浴も宿泊もできる温泉だが、薄めず、ろ過せず、循環させていない源泉一〇〇%の天然です。53度そしてラドン泉が人気!。本格的な放射泉質で、循環器系の疾患に効果があると評判なんです。場所はここ。でも、わっかるかなぁ??がんばって行って見てね。住所(地図) 北海道空知郡南幌町南9線西15 TEL 011-378-1126 交通 JR新札幌駅のバスターミナルより夕鉄バス利用 南幌・栗山行で南幌温泉前で下車 交通(車の場合) 道央自動車道 江別東ICより10分 営業期間・時間 通年 10:00~22:00 休業日 毎月1日(休日の場合は翌日) 料金 日帰り入浴:大人500円 小人(小学生)300円/宿泊可:1泊2食付 8,000円~ 駐車場 280台 泉質は---食塩硫化水素泉 泉温 53度 効能は---効能 神経痛・痛風・高血圧・動脈硬化・婦人病・リウマチ・糖尿病・末梢循環障害・慢性中毒症・皮膚掻痒症・慢性湿疹及び苔癬・脂漏性疾患・凍瘡・慢性膿皮症・運動障害・創傷・月経障害・更年期障害・虚弱児童 この天丼!に再度トライするために私はトレーラーを引き運転だ。最高の天気と景色にタバコをすいながらブルースを歌う。着きました。!温泉の隣には南幌のランドマーク「ふきのとお」がそびえる。誰でも登って最高の田園地帯を見学するコトができるんだ。周りは公園。パークゴルフや釣りでもにぎわっていた。上空から写した「南幌温泉」。なにかお伽話にでてくるお城みたいに素敵なんだよ。「南幌キャベツ天丼」を食べさせてくれるのは、この巨大な建物の中にある「味心」豊富でリーズナブルなメニューが並ぶ。そばも最高に美味しいんだ!そして!ここのキムチ!そうとうにうまい!おためしくださいね。さて、温泉だけど、ここは二箇所もあるんです。普通のかけ流しの湯と「ラドン」だ。一日で二度美味しい温泉!そして、キャンピングトレーラー戻って休む!この時「外出券」っていただけるんです。一度お外に出ても、何度でも入るコトができる!ここがまた魅力ダネ。もちろん!休息所も施設にはたくさんあって!持込のお弁当でたくさんの方方がリラックス!ホノボノしてましたよ。駐車場も広々!トレーラーでも、皆さんに迷惑をかけるコトはありませんでした。今度はここにトレーラーキャンプしましょ。5回くらい温泉に入ろうとおもったよ。いったん外に出かけても「外出券」を渡していただけるのが嬉しい!ここの公園も美しい!トイレもたくさんあって、野菜の直売所や苺の即売も、これからの季節はやる見たいよ。買い物だけでも楽しいかもね。完全なログハウスのトイレ。ああ、気持ちよくできそうだな。珍しいな。そうそう、道を挟んで向かいに「気合の入ったアイス」屋さんが。アイス。ソフト。ジェラート。とっても評判がいいらしいよ。美味しいッテ。いかがでしたか?北海道でも人気の高い「南幌温泉!」機会があれば訪れて見てくださいね。絶対に感動しますから。ふるさとから1000キロ離れた大学、ふるさとに最愛の女性を置き去りにした学生は貧困と挫折の中で、いつも北極星を見上げて泣いていました。今日は私のそんな作品「花いちもんめ」でおわかれします。BGMが素晴らしいですよ。←クリックこの自分の作品。詠む度に泣いてしまう私です。。。--------------花いちもんめ 約束ができなくって返事を書けなかった磨りへるほどに読んだ抱いて過ごした手紙遠いふるさと 花いちもんめあの子がほしい花いちもんめ僕が帰れない時は君はお嫁にゆくだろうそうだよ僕は情けない涙に滲んだペンのいろ遠いふるさと 花いちもんめあの子がほしい花いちもんめそうだね 僕は一人きり幸福ほしい花いちもんめ松尾 多聞ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.14
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夏の終わりに 八月に別れを告げる風夏の終わりに思い出す憧れは丘の上に置いたまま細い坂をゆっくり上りながら語り合った貴方との大切な時野の花は活きているね一生懸命だね素敵だね真っ直ぐにときめいているよ僕達も見渡す生き方をやめよう素直にがんばろうよ貴方の面影は風が来るたび薄れて貴方の臭いも今の僕には届かないなんども何度も風は過ぎていったでも今日は貴方の誕生日だね忘れないで生きることだけは起きあがることの大切さを愛する人の大切さを忘れないでもう触れてはいけない貴方がいるでも僕は憧れを語りたいんだまるで僕は故郷を忘却した伝道師伝える意味も帰る場所も解らない灯台があって港があって迎える人達がいる本当の幸福をそれを大切にいてください君が最後まで君でいてくれるようになにもない僕の夏が過ぎていく松尾 多聞
2006.10.14
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その男に出会ったのは石狩の海、真夜中だった。開祖開眼の夜。私の趣味は「焚き火」である。これは誰がなんと言おうと譲れない事実であり、ストレス解消の癒しの時。それは7月。夏の日の金曜日。私は愛車でトレーラーハウス「抱雪庵」を引いて石狩の海へ到着していた。帰ってゆく人々とすれ違いながら、銀色に染まり行く海と潮騒へ歩みを進める瞬間が私の鼓動を静かに高めてくれる。私は「焚き火道」という流儀を開眼している。それは焚き火の流儀であり、その静かな空間で酒を飲む高尚な「道」なのである。この道の基本は「砂浜」などで燃焼物を現地調達し、海が暗くなり星が出てきて初めて点火するところにある。静かな潮騒に浮ぶ夕日が燃え尽き、残り陽が漁火に移行してゆく静寂の時間を見つめて、私はおもむろにマッッチを取り出して火をつける。タバコをくゆらせては目を細め、火の加減を調節しながら拾ってきた木をくべ、ワインを傾ける。この作業の繰り返しを続けていると、海を見に来た家族連れなどが話しかけてくることもある。焚き火を見ると近づきたい心理が働くのか、皆が両手をかざして近づいてくるのである。人間の基本動作。DNAに組み込まれているのだろう。宵も酔いも深まりつつある真夜中に彼はやってきた。「お独りでなにしてるんですか?」50を優に超えている年配。威厳があり、背が高くナイスガイであった。「焚き火道を少々。。。」「??、たっ焚き火どう??」「いしょにいかがか?手ほどきいたしましょう。」一緒にいた奥方も手をかざして寄ってきた。「まぁ一杯!」持ってきた富良野ワインをすすめる。「焚き火に道があるとは知らなかった。」「そうでしょうとも。私が開祖で、まだ弟子をもうけてはいないのですから。。。」「では、開祖。教えてください。」話を聞くと、ススキノでビルを幾つも持っている人らしく、奥様も美人で如才がない。大富豪であろうとも酔っ払いの開祖は気にとめるはずもない。「山の型、川の型、波の型、谷の型とあるが今日の風は山の型を所望いたしておる。これが山の型だ。」「ほっほぉー、なるほど。」失礼にも、奥方はこの時点で笑い転げているではないか!「くべ型にも流儀はござるのか??」すでに大富豪は昔の言葉になり、ノリノリである。「左様、これが流転の型!」マキをを回転させながら火に投げ込んだ。「なるほど!ではこれは??」今度は大富豪が細い木を数本くべた。「おおっ!おぬし!さざ波の型を会得しておるのか?」「さすがは開祖!拙者もいささか心得がござる!」「おお!これはこれは是も非もなし!」酔った二人は・・・「そうつかまつるかぁ!ではこれは??」「おお!それは秘儀中の秘儀なればぁーー!」。。。 。。。 。。。 。。。3時間。ボトル3本。奥方熟睡。二人の大人は明るくなるまで浜辺で修行を続けていたのだった。後日、大富豪からススキノへの誘いをいただく。今後はこちらが弟子になり、北海グルメ道の開祖と語る富豪からとてつもないご馳走をいただいた。「では、これは??」「おお!それは毛がにの舞にござるかぁ??」そこでも一晩、続けてしまった二人であった。*********************私は石狩に生まれ、石狩に育ち。そして、石狩の海が大好きです。とても美しく優しい海。焚き火をしている私を見つけたら声をかけてくださいね。「焚き火道を拙者が伝授いたそう!」今日はここまで。石狩の海でおわかれします。さようなら。「石狩の海」太陽にあこがれてこの恋を決めたのに砂を照る想い出は私の心を焼き尽くすさよならの夕立が私の心を冷ますけど絡みつく砂のよう私の恋はかわらない打ちつけて打ちつけて石狩の浜に消えようと潮騒はわたしのために生きる意味をくり返す濡れそぼる人たちを陽はきっと照らすから太陽にあこがれた私の願いは叶うからBGMつき「石狩の海」はこちらからランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.14
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ケニーGのJAZZを聞きたかった。私は金曜の夕暮れに、そのJAZZにふさわしい場所へキャンピングトレーラーを引いて行くことにした。私は、日本海が大好きだ。それは夕日が沈むから。加えて荒々しく、人生を思わせてくれるからだろうか。とにかく、時速80キロで遠き大自然に逢いに行きたいと思う。そう、ここから私の週末は始まるわけだ。日本海へ誘う(いざなう)路は、トンネルの道。とってもトンネルが多い。この路を北上したと言われている義経伝説。私はこのトンネルの向こうに、どんな夢を描けるだろう。そう、光の中へ!私は飛び込んで行こうと思う。どうぞ、私が癒される場所へと。北海道の日本海は野鳥の宝庫でもある。海鵜や大背黒カモメが寒風の中、一所懸命に生きている。そのたたずむ姿に感動しながら運転を続けるんだ。さぁ走ろう。もっと自分を感じたい。そうなんだ。もっと走ると自分を見つけられそうな気分になるんだよね。でも、とりあえず温泉かな。北海道には数え切れないほどの温泉が点在する。そのひとつに入ってこよう。大親友の友達と一緒だ。温泉を出て、最初にやらなければならない事は「焚き火」砂浜に打ち寄せられている木を見ると「だめ」なんんです。もう、これでもか!って息を吹きかけては炎を見つめるんだ。そう、焚き火道の開祖としては、このくらいの研究も必要!私のアウトドア専用車は北上する。雪が残っている国道。でも、素晴らしい景色の中!感動と憧れを載せて走るんだ。この日本海は、今年も私を待っていてくれる。さぁ。ここらで一休み。炭火に何度でも突っ込んだ「パーコレーター」でコーヒータイム。深く濃く。それは大人の味。家庭でも試してくださいね。絶対にはまります。そうそう、これで落としたコーヒーを焼酎に注いで見てくださいね。二日酔いは約束出来ますから!笑夜が近くなった。夕食はパンに様々な具をトッピング!さぁ。ここからが私の時間です。トレーラーに明かりを灯し、降るような星に挨拶だ。どうか素敵な夜になりますように。。。私と悪友の間に割り込むような音楽が流れてくる。そう、ケニーGのサックスだ。素晴らしい自然と対話しながら、ただ酒を飲む。私はこんな時間が欲しくって生きているのかもしれないな。最高の週末!誰にでもなく、「ありがとう!」今日はね「海のように君を愛したい」でお別れです。BGMつきで読んでください。素敵な夜を。さようなら。------------海のように君を愛したい 時のとばりが降りてきて逃げるように車を飛ばすたどりつくのは僕の場所静かにざわめく岩のイス光りを探して見えなくて夕闇を一人待っていたよ海になにかを聞いていた歩み寄る神秘に憧れる光りが少し見えてくる波は僕を洗い尽くすよ光りの魔法が疾駆して夜を飾ってしまうとき海のホタルが輝きだす大きさに怖くなるんだ小さな僕をなぐさめて月に願いをかけている僕は君が好きです心から大きな笑顔が大好きです僕も大きくしてください清かな心をくれますか僕に自信をくれますか僕に笑顔をくれますか僕を信じてくれますか僕に資格はありますか僕に力を与えてくださいたどりつけない営みのなか僕は君に歩み寄ろうとしてるいま海のように君を愛したい松尾 多聞ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.14
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昨年、小樽は朝里にスキーしに行った時のお話。私がリーダーを務める(有名無実)「紅スキーチーム」の仲間が集まってくれたのです。全員が国体経験者で青年2部で未だに国体に参加してるやつもいたりするのですが、年に数度しか集まらないサークルみたいな飲み会みたいな変な団体に化しています。あまりに寒さが身にしみるため顔だけ出してビールを飲んで甘酒を飲んで、休んでからすぐに引き返してしまったわたし・・・・何しにいったんだか??腹が減って旧友と二人、回転すしに寄ってみました。混んでいたんでビックリ!今、人気なんですねぇ。ガヤガヤしてます。旧友が一講釈。「多聞よ、寿司ってーヤツは手掴みで、ネタから醤油つけてうまい具合に、ホラ!ひっくり返して舌の上にネタから寝させて、一口でいくんでぇ!上がりを流し込んだらガリを一切れ・・大将!ヤリイカ!・・これが粋ってもんよ!」 多聞も一言「いいから、鼻水拭けなっ!」・・・・隣のボックス席に5人家族が楽しそうにやってきました。若いご夫婦と小学校の4年生ぐらいの男の子を頭に兄弟3人。お母さんが忙しそうに皿を並べる。子供が皿を取ろうとすると、お父さんが諌める。子供達は笑いながらも黙々と食べる。お父さんは、その合間に盗み飲むようにビールに手を掛ける。自然に生まれたであろう、この完璧な流れ作業に私達は言葉を失って吸込まれて行きました。並びました。120円のスカイブルーの皿ばかり、山ほど。おとうさん、おかあさん。貴方達は世界で一番リッパです。そして素敵でした。子供達も立派に親孝行してくれるに違いありません。悪い旧友と多聞は黙ったまま卵を食べ、しばしの沈黙が続いていたけれど、わたしは、祈りました。きっと旧友もそうしたに違いありません。「この家族が平安で、健康で、幸せがいっぱい訪れますように。」日本の特殊出生率(女性が生涯に子供を産む人数)は1.2人を割り込もうとしています。北海道もこの傾向は顕著で1.15人を切りました。若いお母さんとお父さんが安心して子供を育てられる。そんな社会を祈って帰ってきた多聞と旧友でした。********************海を見に行くことがあります。広大に繰り返される波と香り。その情景はいつも変わることはありませんが、私はどうしてこんなに変化してしまったのだろうか。遠い日に胸を膨らませ、あの人に語った夢と志。貧苦の中に、それは埋もれてしまったのかも知れないけれど、その想いをもう一度。。。時として努力が実らないこともある世の中であったとしても、私はあの熱く恋をした自分自身を見つめ、いつまでも変わらずに生きていたいと願う。そんな私の作品「舞夢」maimu でお別れします。さようなら。舞 夢 返す波の香たかくとどけど我身を濡らす想いはいずこ沖を染めゆく客船の灯よ険しき貧苦の夜を照らせよ歯がゆき言葉に破れし夢波のいとまにいま約しけんしるし無き世に我はまた命つくせし恋のあかしにBGMつき「舞夢」です。ランキングに参加しました。クリックしてね。
2006.10.14
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ジョギングも だめよ私は 省燃費こんな川柳を、たしか第一生命の「サラリーマン川柳」で拝見したことがあります。省燃費はいいことばかりでもなさそうですね。しかし!!あなたは(読んでいるあなたです!)省燃費を絵に描いたようなスーパーマンであること、知っていましたか??すごい人なんですよ。貴方は・・・人類の歴史は苦難の歴史。猛獣と戦い、大移動を繰り返し、自然災害にも打ち勝ち、ましてやあの、二度にわたる氷河期を乗り越え、飢饉飢餓を克服し、病魔に苦しみながらも生き残ってきました。でも!みんなが生き残ったわけではありません!数字的な話をさせていただくと、殆どの人たちが死んでいきました。大自然や病気や内乱に、人類は淘汰されてきたのです。っていうことは!そう、あなたは数少ない「選ばれし人類」の子孫!なんですね。DNAから潜在能力までも全部を引き継いだスーパー人間なのです!最低の環境と食料をもってして、最大の体力と活動を可能にする「スーパーマン」だったのです!まさに、省燃費の見本市!すごいぞ!大統領!そんなあなたが!!三度の食事にゲップを漏らし、ケーキやお菓子に幾つもの「別腹」を持って、清涼飲料水をたしなみながらテレビに釘づけとなってしまっては・・・そりゃぁあなた!太りますわなぁ・・・多くの食材を「原人が拾ってきた食材のように」少しだけ食べる!これですよ。「いんえ、わたしなんて!空気を吸っても、水を飲んでもね、太っちゃうのよん♪」っていう人!絶対にケーキだとか昼食のバイキングには行っってないんだ。うーん。コーヒー紅茶に砂糖さんを入れてないんだ。ふーん。ふーーーーーん!うぅ。。(涙)ご自愛くだされ・・・「何を言うの!多聞ちゃん!あなたはどうなのよぉ!」ふふふふふふふふふっ私は最近だいじょうぶ!実は、私がボランティアでかかわっている知的障がいと付き合う仲間だがいるんですが、自然食品のお店で一生懸命に働いています。仲間のお店は「ひだまり」っていいます。その仲間達に最近、私の知り合いの大きな会社を紹介して、お昼どきに「外販」に挑戦しているんです!毎週。売れます!だって、安全でおいしい食材を販売しているんだもの。売れないわけがないのです。仲間もホクホク!しかし、足の速い「豆腐」などは売れ残るとたいへん!!「やさしい多聞ちゃん。買って、かって」と・・・そりゃぁ、やさしい多聞ちゃん!買いますわなぁ。山ほど。で、今日も豆腐、明日も豆腐、ずっと豆腐。「高たんぱく低脂肪!ミネラルタップリ」肌のつやも最高!主食が豆腐と揚げになっている最近の私。痩せますわなぁ。すっかり、ええ男になりました。----------------------------------------------今日はここまで。スリムで素敵な人になってくださいね。最後はいつものように、私の作品でお別れ。さようなら。「初雪」です。----------------------------------------------H A T U Y U K I この街に始めの雪が降るシャキシャキ踏んで水溜りワクワク笑顔のりんごっ子買ったばかりの切花を抱え守って走るひと袖から指先のぞかせて自転車こいだ新聞配達真っ赤になった手をかばい漬物つけてるおかあさんいまさら慌てた学生さんマフラーだけで凍えてるこの街に始めの雪が降るビックリしている渡り鳥愚痴をこぼして空の旅ストーブつけて壊れたら大枚はたいた嘆き人車屋さんはホクホク顔でタイヤの準備に忙しい疲れ果ててるおとうさんケツを叩かれ冬支度街に来ている出稼ぎ父さん石焼芋は名調子この街に始めの雪が降る君はフトンで暴れん坊何度も肩まで掛けなおすストーブ前は大戦争犬も混じって陣取り合戦吐き出し戻した息は白何メートルも白いまま爺さん婆さん生きた街元気に子供がはしゃいでる帰りに小さな手袋を二っつ買ってみようかなBGMつき「HATUYUKI」はここ
2006.10.14
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私が詩を書いているのは「繋がり」を表現したいから。そして、キャンピングトレーラーを連れてアウトドアに出かけるのは、この世界とも「繋がっていること」を自分でいつも実感していたいから。人も人達も空も海も。繋がっている。本当はひとつなんだ。それを、その感動を形にしてみたかった。そして人に伝えたかった。そう、それを行う事こそが新たな自分の発見でもあり、自らの社会性の構築だと感じている。そして私は、人は普遍的な存在であることに気がつき、数々のボランティアを行ううち、反対に繋がりを教えられてきた。だから私は。いつも魂が叫ぶ如くに詩を書く。大自然の中であっても、煩雑なオフィスの中でも、自分の庵(いおり)であろうと、自分の静なる空間を即座に構築して、そこに身を置きながら書く。なにも聴こえはしない。創作する私はいつも、自分の心と感情が一致した瞬間に大量の涙を流してしまう。今日は久しぶりに泣いていました。心から泣いた。とっても気持ちよく泣くことができました。詩作とは自分の発見であり、繋がりを求めること。くわえて繋がりとは全てのことが普遍的になることをいつの日にか知ること。そう。全ては「たったのひとつ」なのです。本当にね、僕達は「たったのひとつ」なんだよ。しってくださいね。新作「たったのひとつ」素晴らしいTAMさんの旋律と共に読んでください。←クリック「たったのひとつ」ただ寂しさに微笑む人よ傾げた首を戻してごらん顔を上げれば世界が見える刹那に君を迎えてくれるよ願いは夢に祈りは時に心の色を変えてくれるあの星も海もこの大地も両手広げて待っているよそれを信じるだけでいいその寂しさに微笑む人よ本当の笑顔が輝く場所へ両手広げて君をいだいて繋がる空へ連れてゆくよこの世界に微笑んだなら君も僕もたったのひとつ松尾多聞
2006.10.13
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「 思 秋 」 光がすべてに跳ね返るのは想いが君にも跳ね返るのは色彩を人へ伝える為のこと秋に光があつまり輝くのは想いが秋に染まり行くのは色彩が光をまっていたから思いを重ねる丘のうえから人と自然の美しさを知った繰り返される時に感謝した2006.10.12 松尾多聞北海道の秋は錦秋!あまりの美しさに、私は秋を想い、秋を描いてみました。感想なんかもよろしくね。北海道は晩秋へと向かっています。残り少ない光の季節を惜しみながら楽しんでいる今夜です。時間は過ぎるもの。過ぎるからこそ尊いもの。皆様も、素敵な秋を大切に!そして有意義に過ごされますことを。ではね!バイバイ!
2006.10.12
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現代科学の父と呼ばれるニュートン。万有引力の法則をはじめ、運動力学、数学、天文学の権威でもあった。そして人類にとって偉大な業績を残している。しかし、その彼が生涯を通じて異常なほど傾向した神秘がある。それは「錬金術」だ。錬金術とは、いわゆる魔術でもあり、多数の鉱物から金や銀を作り出そうとする活動だ。成功したものなどいない。しかし、副次的に化学物質を取り扱う技術を発見した。科学の父とよばれる偉人が神秘に手を染めていたこと。これはまるで彼が二つの顔を持つヤヌス神のような存在にも見えてくる。そこで、多聞は考える。何故に彼はそうしたのか。科学とは理論的な裏づけが必須とされる学問であり、私達に幸福をもたらすマテリアなのだ。それでは神秘とは何であろうか。それは、人間が知らない真実を見ようとする活動である。感じるが説明できないもの。状況証拠は確かにこの世界に無数に存在するが実証できないこと。しかし、この二元的に見えるものは別のものだろうか?デカルトは言った。「我おもう。ゆえに我あり。」と。彼は「方法序説」で「人間は頭脳や理性で、この世界や宇宙をも説明できる。」とした。「我。。。」のテーゼもしかり。人間の知性そのものが、この世界を明らかにする鍵であると言っているように私には見える。「二元論」の提唱者だったデカルト。しかし彼は神秘と物質をハッキリと分けることにより、新たな精神と科学との統合を目指していたのかもしれない。18世紀のイギリスではガリレオなどが「科学」と「技術」を結びつけ、産業発展の礎を築いていた。この2世紀まえにはルネッサンス運動が精神の統合を勝ち取り、文化発展の基礎を作ったことも要因であろう。二元的に見える物は、実はひとつのものだったのではないだろうか。私は確信している。知恵と理性に科学は追従してきた。科学が先んじることは考えられないことだからだ。そして科学とは無数の「仮説」の実験と立証と実行の為に存在する。先人が行ってきた二元化は必要である。それは神秘と科学を分け隔てなければならない時代であったからだろう。そして私は結論を知ることとなるんだ。現代を作った偉人達。しかし、学問が成熟し、発展すると何故か同じような奇行に走るのだ。エジソン、アインシュタイン、ガリレオ、ダビンチ、そしてニュートン。科学者だけでも数え切れない。文学者しかり、芸術家しかりだ。私はおもう。彼らはこの世界を研究し、ひとつになろうとした。だから二元化したものの再統合をはかり知性を飛躍させようとおもう。すると経験的に見えてくるものがある。それはこの世界を司る法則なのだ。唯一の事実。どうしてもそれが見たくなる。そして沢山の仮説と自己実証に奔走したに違いないのだ。「たったひとつ」そう、自然と心と人間と。彼らは「繋がり」をもとめた。それは錬金術にも似て、先の分からない難行なのしれない。だからこそ挑んだのかもしれない。大きな進化がある。私達はそこで生き、科学がついてくる。先の見えない時代。しかし、時代はマスからパーソナルへ変化を遂げて来た。それは社会と個人の二元化でもあった。そしてそれは社会の熟成のタメには必要なことだと私は考える。そしてITネットの波はいま、人と社会を統合しようと時代を押し上げている。私達は心と社会の二元化を果たし、その上で精神の熟成と統合という「繋がる心の時代」を迎えようとしている。そこには産みの苦しみや弊害という困難が待ち構えている。そしてそれは社会にも個人にも押し寄せてくることだろう。私はワイルダーとして自然の中で問いなおす。私はたくさんの困難な「仮説」を実行しているだろうか?夢のある心の錬金術師になっているのだろうか?私はいま、たくさんの苦悩の中で難に会いながら、それでも自分を信じ続けた先人達に顔向けができるだろうか?「私達は繋がっている。そして、やっと心の時代が黎明期を迎えた!」私は、私が出した結論に生きてゆく!それは生涯変わる事は無く、沢山の仮説と自己実験に生きていたいとおもう。考えること。デカルトがいったこと。だから私達は自分の経験に埋没してはいけないね。その経験や感情を、自分の踏み台にして生きる環境を作ろうね。それが「我おもう。ゆえに我あり!」だとおもうんだ。いつもそうして生きる努力は習慣になり、本質までに昇華される。それが文化の底流になり、必ず幸福な地球を作ります。今日は終わりまで読んでくれてありがとう。感謝。今日は難しい話でごめんね。でも、時代は止まることなく私達を翻弄するよ。でも、時は優しく私達を包んで癒してくれる。自分で選ぶ幸福はここにあるんだ。
2006.10.11
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■病室に訪れた老婆■ それは、忘れもしない十数年前の夏のこと。 ああ、なんたる恐怖! 私は転職をしたばかりで毎日が慣れない仕事との格闘。そして、進まぬノルマ消化のために残業が続き、ついには身体に不調をきたして内科病院に入院することになったのです。 「えーっと、入院してもらいます。あっ!病室が満杯です、おっと!今日、急に空いた個室がありますので、そこに入院してください。」 お医者は、余計なことまで言っていいのでしょうか。軽い十二指腸の潰瘍を患った私。でも、先生の意味深な、そら寒い言葉。健康な胃までもキリキリとしてしまう始末でした。 その入院初夜に、あの忌まわしい事件は起きたのです!!これは、私が人生で味わった恐怖の中でも、群を抜いて、しかも天まで昇るほどの恐怖でした。思い返すと、いまでも背筋が寒くなるのです。 それは、草木も眠る午前1時に起こりました。 初めての入院で不安はあったのですが、なんとか眠りについた私を「ガタガタ、、、ガタガタ、、、」という、病室のドアーを開けようとする、ドアノブの音が目覚めさせました。真夜中、初めての病室。しかも、こともあろうに「今朝、突然空いた個室」。私が目を暗闇でランランと見開き、情けない口元でドアーを見つめたのは言うまでもありません。 「ギィーッ」 切なく、冷たい音で病室のドアーは、無情にも開きだしたではありませんか!そっ、そして、白い髪の毛を胸まで垂らし、白い着物を着た「絵に描いたような」老婆が上目使いに私を一点に見つめながらメトロノームが揺れるるように、ゆっくりと歩きながら近づいて来たのです。 叫ぶことも、逃げることも、なにも出来ない状態とは悲惨な心身硬直を伴うショック状態に他なりません。しかし、私は最後の望みをかけて、ナースコールを小刻みに、しかも力強く「鬼押し」していました。 小柄で、腰の曲がった「絵に描いた」ような老婆は迫り来る! 廊下からは、呼び出しを受けたナースの走り来る足音! 「南無さん!」 老婆がしゃがみ込むように、下から私の顔を凝視した、その時、救いのナースが勢いよく私の病室のドアーを開け、飛び込んできたのです。 「○田のおばあちゃん!どこでオシッコしてるのっ!!」 ......そう、認知の症状が進行している、気の毒な、とても気の毒な、ご老人でした。私の目と、病室の床は、すでにベチョベチョ。身体の震えが止まるまでに、小一時間もかかった私です。
2006.10.10
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愛、愛情、、、誰もが真剣に考えたことのあるテーマですね。ここで私が昔から大好きで、今でも読み返す絵本を紹介させてください。放浪のヒッピー作家、アメリカのシエル・シルヴァスタインさんが書いた絵本。題名は「大きな木」(要約)---------------むかし おおきな おおきな りんごの木がありました。りんごの木は、ひとりのチビッコと大のなかよし。ちびっこも木がすきでした。 チビッコは まいにちやってきて、えだにぶらさがったり、はをあつめたり、りんごをたべてあそびました。チビッコは 木がだいすきです。 だから 木も うれしかった。 じかんがすぎて、チビッコは すこし おとなになりました。しばらくぶりにやってきた チビッコは おかねがほしいと いいました。 木はありっだけのリンゴをチビッコにあげて、チビッコは、それをおかねに かえました。 木は それで うれしかった。 またしばらくして チビッコがやってきました。こんどは おうちがほしいといって、えだをぜんぶ きっていきました。つぎにきたときは、とおくに いくのに ふねがほしいといって 木のみきをきりたおしました。 木は、それで うれしかった。 ながいじかんが すぎて としをとった チビッコがかえってきました。木が そのおとこのひとに あたえられるものといったら、ふるぼけた きりかぶしかありませんでした。おとこのひとは その きりかぶにすわって ためいきをしながら やすみました。 木は、それで うれしかった (要約)(「大きな木」/シエル・シルヴァスタイン作/篠崎書林/訳:本田綿一郎)---------------------------- 私は、今までの人生の中で何人かの女性に「I love you 」を伝えたことがあります。真剣に魂のすべてをかけて告白しました。胸が熱く、その場から逃げ出したくなるような瞬間でした。しかし、今になって振返って見ると、その言葉の奥底には「Love me like I love you 」(僕が愛するように貴方も愛して!)が、少なからずあったように感じています。 もうすぐ新学期、入学シーズンの到来ですね。ピカピカの一年生は、その体と比べてずいぶん大きなランドセルを背負い、希望に胸を膨らませてフラフラしながら登校していくことでしょう。不安と期待のなか、子供を励まし応援する、おとうさん、お母さん。その後ろ、切ないまでの表情で孫を見送る、おじいちゃんとおばあちゃんがいます。近所でも見かけることのできる場面かもしれませんが、「Love me like I love you 」は、そこにはありません。愛情の形とは、どんなものでしょう?愛する心とはどこにあるのでしょう? 私は最近になって、このように感じるようになりました。貴方が心から愛する家族が病気をしたり怪我をしてしまったら、貴方は幸福でいることが出来るでしょうか?また、前出したようなご近所の家族に同じことが起きてしまったら、貴方は心安らかですか?不安と心配を抱いてしまいますね。そこには少なからずあなたの愛情が生きているのです。この方程式をもっと広げてはみませんか?貴方の住む地域社会の子供たちや老人が、不都合に悩み苦しんでいて、自分の確かな幸福を構築することが出来るものでしょうか?世界ではものすごい数の子供たちが病気や飢餓で苦しみ、幼い命を落としていきます。戦争も終わることはありません。いつも苦しむのは老人と子供たちです。 「そんなこと、関係ない」、「勝手にすれば」と言っていた子供たちが成長して、今までに体験したことがないような凶悪事件を起こしています。 ユングは、人類の心の深層は、すべからく繋がっているのだと訴えています。釈迦は「慈悲」を説き、キリストは「隣人愛」を説いています。いずれの偉人達も目指したものは人の行ないによって達成しうる社会の繁栄と、その上に成り立つことの出来る自己の実現ではないでしょうか。私の大好きなジョンレノンも「イマジン」のなかで人類の普遍的関係を語っています。 いったい、身近で素敵な愛の形はどこにあるのでしょうか?私は、思い続けることが大切ではないかと感じています。「思う」という人間のリアリティはいつの日か形を形成して行動という正義に変わると信じているからです。 貴方の出来る範囲の心配をどこかに広げて見ませんか?時間はきっとかかるけれども、家族に、地域に、そして世界に、いつか貴方の愛情が染み渡っていくことでしょう。願いは祈りに。祈りはいつか行動へ。変化を遂げていくものです。多聞は明日、ポケットマネーをユニセフに募金します。今日はここまで。北海道!札幌は紅葉の秋を迎えています。秋は光の中に。光は秋の空に。空はひとみに。素晴らしい季節ですね。今日は私の秋の詩「なみだ」でお別れします。BGMが素晴らしいのです。←クリック貴方もきっと大粒の涙で秋を感じていただけると思います。ではでは、また明日。多聞でした。バイバイ。******「 な み だ 」その胸にそっと力をためて君は笑顔を見せている時雨が窓を叩いて濡らすように心の内側が曇っている君がいるぬぐう窓には秋の雨冷たい時雨に曇る窓涙を流していいのにね偽らなくていいのにね優しい君はいなくても今は泣いてもいいのにね君の季節は涙が迎えて君の季節は涙と別れて人はみな錬金術師みたいだ思い通りにいかないからねそおして自分を見つけるよ泣きながら見つけていくよ泣いた分だけ発見をするよいま月に光り野で鳴く虫達一生をかけて儚い夜に鳴く僕は泣くことはしないけれど心の涙を止めることがないよ涙を流していいのにね偽らなくていいのにね今は泣いてもいいのにね人は孤独に涙して人は見つけるために涙する人は愛することに涙して人は後悔の涙を美しく流す涙を流していいのにね偽らなくていいのにね今は泣いてもいいんだよ涙を流して君を見つめて思いっきり涙をながしてね心から君を愛しているんだよ松尾多聞
2006.10.10
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描画・松尾多聞1、良い詩の存在的力量について 良い詩、悪い詩なんてないかもしれませんが、あえて「ある」と仮定したお話を書きますね。「良い詩」とは、読んでいる者の記憶さえも掘り起こして存在を強いるものです。しかし、読む側が「強いられる」ことすら苦痛にならず、心地よい表現力が生きています。詩を創作するときに必要な詠む側(創作側)の倫理、「創作の普遍性」とは、こんなところにあるのだと、私は感じています。 良い作品と、普通の作品は、創りや並べに大して表現における差はありません。しかし厳しく、明確に感動の落差をつけます。そして、説明を不要にする永遠が息づいているものです。そんな作品は、自ら呼吸を開始して、作者をいつか離れて、永遠に生命を謳歌していくと思うのです。2、詩の定義について 文章とは?まず読んでもらえる、魅力が存在していなければなりません。それは、読む側の気持ちの良さにあります。すんなりと、流れるような文章。その上で、納得や共感を相手に持たせることができたなら、その文章は、成功という結果を収めます。(私も、いま、論文を書いていますが......チョット心配です。) 俳句や短歌、また最近注目を集めている「自由句」などは、総じて詩です。長き文化の申し子として、世界に誇ることができる、日本の崇高な文化なのです。そして、私たちが書いている「自由詩」も、もっとも、詩的な文芸文化です。詩が詩であるためには、文章にはない、卓越した連想と感動を読者から引き出さなくてはなりません。ただ、語句を連で区切ったり、美辞麗句を並べたとしても、「心の共有」がなければ詩ではないのです。私の詩作論の目的と効果について次に述べていこうと思います。見逃しては損をしますよ。3、てんとう虫を知らない人について あなたの友人に、なんと!「てんとう虫」を知らない人がいたとしましょう。その友人は、てんとう虫を見たこともなければ、聞いたこともない。そのようにしましょう。 あなたは、どんな説明をしますか?「王宮の絨毯のような色で」、「ビーチボールに似た丸みで」、「例えば幼児のお出かけルックのいでたちで」、「さながらパソコンマウス」、「星を背負っている如く」、「少女めいた好み」、などなど。 他にも、「ちょうど」、「まるで」、「見るよう」などの言葉を駆使しながら汗だくで、伝えようとするでしょう。これは「まるで」昔のテレビ番組にあった、連想ゲームさながらですね。 これを、技法的にいうと、修辞法と呼びます。そんなこと知らなくても、しっかりと、説明はできるのですが、詩を詩として書いていくには、どうしても知っておかなければならない「ヒント」なのです。--------------------------------------------しゅうじ しう【修辞】 言葉を効果的に使って、適切に表現すること。また、美しく巧みな言葉で飾って表現すること。また、その技術。「―を凝らした文章」三省堂提供「大辞林 第二版」より --------------------------------------------4、基本的修辞法の「比喩(ひゆ)」について 学校で習ったことがあると思います。わたくし、多聞も中学校の国語で、確かに習った覚えがあるのですが、詩を創作する上で、とても重要かつ、便利な表現方法が、「比喩表現」です。てんとう虫で、あなたも無意識に使っていたではありませんか。--------------------------------------------ひゆ 【比喩】 物事を説明するとき、相手のよく知っている物事を借りてきて、それになぞらえて表現すること。その方法により、直喩・隠喩・換喩・提喩・諷喩などがある。三省堂提供「大辞林 第二版」より -------------------------------------------- そう。この表現は、一番に表現したい対象に、とても類似した「物」や、「事象」など、感覚的発見を探し、見つけて対象を説明する方法ですね。ウーーム。難しいかな?それじゃ、もっと簡単に多聞流で言うとね、「綿アメみたいな雲」なのです。ただ、「雲」といわれるよりもその雲のイメージが、断然!何倍にも広がりますね。 比喩とは、突き詰めていくと、あるいは、より上手に使用すると、心により近い「詩」を描く筆にも利用できるのですが、簡単に考えられるほど、単純ではありません。ここからが、私の真骨頂!心して聞いてくださいませ。5、比喩の種類を知ることの重要性について 比喩とは、詩(短歌・俳句・自由句・自由詩)を描くものに、必要だと、書きました。どのように必要で、どんな風に使えば、上級者の道が開かれるのでしょうか。まず、比喩には種類があります。次の二法は詩を営むものが知っておかなければならない基本です。憶えておいてくださいね。●直喩:一つの事物を直接に他の事物にたとえることだね。てんとう虫 で使ったやつです。●隠喩:私は「暗喩」って言っているけど、言葉の上では、表現されていないのに、伝わってくる比喩を言うんだ。。「…のようだ」とかを使用しないで起こす技法です。あとで、詳しく説明するね。 自由詩に、もちろん決まりなんてありません。何度もいいます。しかし、日本語の基本。創作の基本。それを知らずして、苦悩する人が多いのです。この「ヒント」を知ったならば、あなたは大きくライターとして、成長できます。多聞が約束します。その本質を次に書きますね。6、私の創作における具体例について 花は散る まるで死に行く 美しき蝶のように 多聞 これは、まったくの「直喩」にほかなりません。「まるで」、とかね、「~ように」を直喩を二回も使っています。こんな幼い作品です。幼稚で、私し個人としては、見るに絶えません。 散る花よ 蝶が命を失いて 多聞 読む方の力量にもよりますが、ここでは、春を謳歌して命を燃やした桜と蝶が映像として交差し、「美しき」と表現しなくても、「死」と言う言葉を使わなくても良いのです。また、文章が作者の勇気により縮まるからこそ、心に響いてきます。加えて、鏡のように人生の無常までもが、自分に跳ね返ってきて、読者の心を、初めて引き出す力を有します。 いまだ、理解できない方もいらっしゃると思いますので、もっと簡単に感じてください。前者にも、後者にも文章が続くとしましょう。あなたは、どちらの続きに、心惹かれるでしょう。 比喩の使い方は、これほど重要なのです。そして、直喩が悪く、暗喩が、最高と私が述べているわけではないことを知ってください。俳句の詩の世界では「幼稚」とされる直喩ですが、自由詩は17字の絵画の世界とは異なり、押し寄せる言葉のシネマです。大波を「暗喩」とし、さざ波を「直喩」とした組み立てが、感動を誘います。 私の作品は、そのバリエーションを駆使しながら、もうひとつ高い、人の心を詠い上げることを目標にしています。とても大切な技法ではありますが、すべからく、これは、詩を創作する「足場」であり、心ではないのです。 美辞麗句を並べる文章がうまい「詩人もどき」と、私たちの違いは、知らないでやっていても、知っていてやっていても、たくさんの技法に生きる「ポエム」があるのです。ポエジーでもポエトリーでもいいのですが、そこには、心の空間が表されています。 情景を美しく語る人がいる。心像風景をたんたんと顕すひとも。でも私は「だから、なんですか?」と、聞きたくなります。お願いだから、私が隠して止まない、私の心を、詩の力で取り出してください。そのように叫びたい気持ちでイッパイです。 書かずに読ませる。これが、暗喩。あるいは隠喩の極意です。6、松尾芭蕉に聞いてきたことについて 芭蕉には、たくさんの弟子がいました。日本一有名な詩人ですね。その彼が語り、記録された本。売っています。「三冊子」。これは、古い日本語の文章言葉で書いてありますので、苦手な人も多いと思います。 その中で芭蕉は、このようにのべています。「巧者に病あり」また、「心の作はよし」と、現代語に多聞が訳することを許されるならば、前者は「詩の心を暗喩の難しさに破れ、知らずして、言葉のパズルにはまり、より、高度な言葉や、美しい言葉を使うことが、詩であると錯覚した愚かなオナニスト」、また、後者は、「哲学や、生き方をふまえ、経験を心の発露として伝えたい、愛ある詩人。」 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺 芭蕉 どこにも書いてはいないのに、説明さえも受けていないのに、夕日に染まる法隆寺を丘の上から見つめる、旅に疲れた芭蕉。なんと美しい秋の風情でしょうか。そのように感じるのは、わたしだけでしょうか。ここに、暗喩がきわまっているではありませんか。 しかし、自由詩とは、本来、もっと創作が困難なものかもしれないと感じるのです。だからこそ、挑戦していける素晴らしいものです。連想と、そこから発展する「静か」の空間。詩人はそこに生きています。今日は私の「五月雨(さみだれ)」でお別れします。是非、読んでくださいね。いつもありがとう。今週も頑張っていきましょうね。バイバイ!BGMつき五月雨を聞きながら素敵な思い出を掘り起こしてくださいね。←クリック「五月雨(さみだれ)花よ花よ 清かなる命よ問わず語らぬあるがままよ孤独をさいなむ風に向き他の生き方も求めずにいて五月雨に頭を垂れ目をつぶるやがてを夢見て散ってゆくあの人が残した僕の想い出よ何も言わぬシネマの映像よただ美しくかぐわしく溢れ夢だけを心に焼き付けて君よ君よあるがままの人よ僕を見つめて最後に俯いた人僕はあなたのようにいたいよ信じる夢の花に埋もれるまでああ花よ花よ あの人の姿よ五月雨に見つけた名もなき花よいつも僕は詩を詠っているよ詩作・松尾多聞
2006.10.09
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またまた今日もアウトドア料理の紹介になりますが。ご家庭でも大変重宝されている豪華ディナーなんですよ。絶対に試してください!こんなに簡単にヘルシーなチャーシューができるなんて、、、すごい!ってな料理を(大評判!)。ご家庭でも是非!作ってみてくださいね。10年前に有名な文学家に海で教えていただきました。■用意するもの■・豚肉(バラでもモモでもロースでも)・・・塊500gぐらい・お茶(番茶、ウーロンなど)・・・適量■料理方法■1、鍋に多目の水を採り、お茶の葉をパラパラ入れて煮立たせる2、そこに豚の塊を放り込む!煮ること30分3、肉に竹串が通ればOK!あげる。4、空いた牛乳パックに肉を突っ込み醤油4、ミリン1の割合でパックに流し込む(えっ!しょっぱくならないの?大丈夫!)5、そのまま冷蔵庫などに、お好みで一時間から3時間ぐらい漬け込んで出来上がり!スライスしてレタスなどの上に飾る。■ここがポイント■お茶で煮るので、余分な油がすっきり!美味しいです!また、漬け込むとき、酢やレモンなどを少々加えてもとってもヘルシーですね。冷蔵庫に塊をラップして保存すると5日くらい楽しめるよ!アウトドアでも試してみてくださいね。--------------------今日は「花言葉」でお別れです。別れの記憶。そう、誰にでもありますね。その記憶を大切に出来る人は、きっと幸せになるものです。あの人が、あなたを愛したように、他の人を同じく愛するのなら。きっと、あなたは幸福に導かれるからなのです。とっても悲しい人の性。でも、誰にでも経験があること。忘れることはありません。ご自分の中で「昇華」させるプロセスが大切なのです。そんな作品を秋の夜長にどうぞ。BGMつきの「花言葉」でお楽しみください。ギターがあなたの思い出を慰めてくれることでしょう。花 言 葉 私なんか忘れた男夜の青いグラスに混ぜて面影が浮かぶまで帰れないネオンの街を通りすがる深夜の花屋わたくしにアネモネを買い雪の道を照らして人ごみに貴方を探す帰るベットにこの花を敷き少女の夢を残しましょう落とす化粧をためらって鏡の子守唄に酔いましょう私なんて忘れた男この部屋に面影を招いて独りの夜が終わるまでくり返した花言葉 松尾多聞※アネモネの花言葉「悲しい恋」では、また明日。バイバイ。
2006.10.08
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ある日、アルバムをめくっていると小学校の5年生だった頃の私の写真を見つけました。ボロボロのシャツを着て、真っ黒で首だけ長い痩せた少年。なにか物悲しい表情の君。「どうしたんだい?大丈夫?がんばれるかい?」思わず、声に出してたずねてしまう私がいました。少年は自分で写真を撮ったのです。「あのころは。。。」私は、片手を目に当て暗い表情の少年に滝のような涙を流していたのです。家庭の事情はどこにでもあること。でも、独りいつも明るく振舞い、決して人には語らなかった少年。そんな彼に涙が流れました。母さんに好きになってもらいたくて「山菜採り」に夢中になった少年。悲しくてもガキ大将だった少年。独りで木のうえに上り、夕日の町を見ながら泣いていた少年。お腹がすいて、コーラのビンを拾ってお金にしていた少年。自分を考えるのが苦手で、人のことばかりだった少年。空の雲に名前をつけることが好きだった少年。みんなが幸せになればいいと、心から願っていた少年。早く大人になって辛いひとの手伝いをしたかった少年。そんな少年が、可哀想で可愛くて、私はその写真の絵を描き、詩を添えて少年に贈りました。それがこの画像です。少年は、大人になった私をいつも見つめています。そして、あの夢や希望にたがうことなく「生きて!」と励ましてくれるようです。「ありがとう」君はがんばった。そして「いい子」だったよ。なによりも、私をね、今でもいざなってくれるよ。「少年」です。今日は泣いてしまいました。私は、いつも、いつも自分を省みて生きていたいと思う。あの少年の心を私は大切に、抱きしめて生きていたいと思うのです。いつまでも、いつまでも、人の繋がりを求めていたいのです。人は情熱をどこに置いてきたのでしょうか。人は偽りを偽りと認めないのでしょうか。人は心の姿を探しはしないのでしょうか。人はありのままの人間ではいられないのでしょうか。人は自分に正直になる苦難に勝てるでしょうか。人は愛することを忘れないのなら愛をさがせないのでしょうか。人は生きている意味を思い出せないのでしょうか。人は、人は、少年はそんな風に生きていたと思います。あの少年が大好きでたまりません。今日はたくさんの夢が私を包み込んで舞っています。私の作品。青春の夢よもう一度。「舞 夢」でお別れします。私は、、、自分の作品ではありますが、まいにち必ず詠んでしまう作品です。紅葉が素敵な北海道!その大自然に包まれて読んでくださいね。BGMつき「舞 夢」←クリックたくさんの思い出と希望があなたにもあります。思い出してくださいね。秋の夜長。ゆっくりと爽やかな気持ちですごされますことを。バイバイ。 舞 夢 返す波の香たかくとどけど我身を濡らす想いはいずこ沖を染めゆく客船の灯よ険しき貧苦の夜を照らせよ歯がゆき言葉に破れし夢波のいとまにいま約しけんしるし無き世に我はまた命つくせし恋のあかしに 松尾 多聞
2006.10.08
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今日は「とっても詩人な暮らし方」と題して私の自己紹介をしたいと思います。普通の人なんです、ただ、何かに夢中になることに一生懸命でいたいとギリギリで生きています。写真はテレビ出演の模様。北海道で詩を書く人たちが毎週スッポットで紹介された番組。最近は、雑誌や地方紙、イロイロなメディアに著作を依頼されています。ものを書くってとても大変な作業ですが、生きがいとしてライフワークとして続けていたいと思いますね。特に詩は日本ではあまり認められていないジャンルではないかなぁ。先進国では哲学者として認められますが、日本では、そんな文化がないのです。私は詩文化がたくさんの人の心に生きる。そんな時代がこればいいと願っています。言葉は心を磨いてくれるマテリアののです。北海道ですから!私はキャンピングトレーラーを引っ張っては、毎週って言っていいほどアウトドアを楽しんでいます。特に釣りは趣味と実益を兼ねたセレブな遊びかも!?(お金はかけてませんが。。。)中国のことわざににも、とっておきのがあるんですよ。一時間幸福になりたければ酒を飲め一週間幸福になりたければ結婚しろ一生幸福になりたければ釣り人になれって、のがあります。大自然の海原で今夜の食事を採る!これは私のやめられない生活手段なんです。幸福ですよ。北海道の遊びからはずせないのが、やっぱり「ススキノ」ですね。たくさんの遊び方がありますが、私は生演奏のパブに行っては、仲間と演奏したり、歌ったり!年に1,2度は思いっきりはじけてみます。この街でお酒を飲むと、なんでこんなに美味しいのかと、本当に悩んでしまうくらいだよ。ススキノは毎日がお祭りで、そして愛情あふれる暖かい街です。きっと自分にぴったりのお店があなたを待っていると思いますよ。私の、もうヒトツのライフワーク。それはハンデキャップを持った仲間達と生きること。作業所の皆さんに仕事を作ったり、パソコンの使い方を教えてお金儲けしてもらったり。写真は、駅に車椅子でも利用できるエレベーターをつけて!って訴える「車椅子!雪中デモ行進!」の参加の呼びかけのためにラジオ取材を受けながらオンエアされている様子。街と人と社会と。すべての心と形にバリアフリーの思想が定着する日本であってほしいと心から願っています。写真は北海道は日本海。積丹の夕日。北海道の大自然のなか。私はせっかくのこの資源を堪能し、楽しく生きていきたいな。これからも、そんなブログを心がけてみます。みなさん!よろしくね。今日はここまで。私の作品「青雲」でお別れします。さようなら。私の「青雲」をBGMで読んでくださいね。クリック*******************「青 雲」 遠く懐かしき青雲よ貴方は銀河を秘して銀河を秘して時に鳥を渡らせ白雲の風雅を顕す貴方が抱擁は母の慈悲その厳かな恋愛をもって柔軟な光りを大地に溢し給う清澄なる水面に舞うこと眩きばかり乙女の瞳に映りしは未聞の夢の如く見上げては希望の温もりを与うなり我は貴方が恋愛を供し給う者にあらず享受すべき器にあらざれどかたじけなくも大地に這い生ける者なり嗚呼その恋愛よ我が心に零れ伝わる銀河の雫よ我に大河の希望を語らせ給えあたわざるも青雲をして愛が灯ると誰が庭にもあまねくそこにあると愛は与うるものなれども受くる勇気によりて更に大海を指して広がると
2006.10.08
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昨年の初夏に、北海道は十勝にある鹿追町の秘湯を訪ねた。よく、人には不思議な顔をされるのだが、私の趣味は「焚き火」。十勝の雄大な自然の中で、思い切り炎を舞い上げ、満天の星と話をしてみたかった。ここ鹿追の町は、アウトドアーを愛する者の楽園である。せせらぎに包まれた原生の森。キョトンとした顔で私達を観察するエゾ鹿。また、家族連れで楽しめるイベントが町をあげて行われている。私の一番の場所。それは、「公設・然別峡野営場」だ。市街から然別湖に向かい、七色の湯「菅野温泉」方向へ十五分、利用料金も大人が二百五十円、子どもは百五十円と信じられない値段の上に、共同流し台から、無料の焚き火材までも用意してある。中でも、キャンプ場の一番奥には、「鹿の湯」という天然温泉を完備しているのだからたまらない。「鹿の湯」は、せせらぎの脇に設けられた天然温泉。キャンパーが、湯治を兼ねて訪れるほどの人気である。もちろん混浴で、脱衣場も板子一枚ではあるが、やや熱めの御湯に浸かり、熱った身体を冷やすのはたやすく、岩を一跨ぎで、深さ十五センチほどの清流が待ち受ける。いやはや、最高の秘湯である。酒飲みの悪友と二人、焚き火を挟んでの人生談義。降り注ぐような星空を見上げ、北海道ワインを煽りながら「コールマンの140ワット」燃料ランタンを片手に、ゆるりと温泉に向かうのである。もちろん漆黒の闇に灯りなどあるはずもなく、ランタンの優しき炎は遠くからも確認可能である。「ご一緒してもよろしいでしょうか?」乾電池の照明しか持ち合わせない、俄かキャンパーたちが、これをチャンスと続いてくる。清流で冷やしたビールを、ランタンの照らしにグビッと!見知らぬ同志、夜空の座談会は、いつまでも秘湯の湯気に揺れていた。星と空と愛の物語。私の作品「つながり」でお別れします。バイバイ。つ な が り 野を駈ける馬でさえふるさとをかえりみる立ち止まることを知るあなたの瞳の向こう側そこにある悲しみに辿りつきたいと思う流れる川と満天の光り焚きつける温もりに君よいま立ち止まってなにも欲しがらない人愛と悲しみを背負う肩その身をいとわないで愛はこの川のように流れいまここにある悲しみは遠く未来へ辿りつくあなたの頬をこの胸へ瞳の向こうの悲しみを僕の身体に流しこんで森よ 川よ 炎よここに命を与えて静かにしずかに立ち止まるつながりへ松尾多聞
2006.10.07
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