新党日本の所属国会議員は2名で荒井広幸幹事長と滝実総務
会長の2人である。 その2人が田中代表に反旗を翻した。
小さな党なのだからお互い話し合いをしていれば問題はないのに
どうやら田中代表が勝手に独走したみたいだ。
田中康夫氏は長野県知事の時、脱ダム宣言をし長野県政に土建
借金漬けであったものを方向転換し一定の実績を上げた人である。
ただこの人ワンマン過ぎて取り巻きの重要スタッフが次々と離反して
いくという今回と同じ状況を露呈した。
この人の政治の考え方、とりわけ予算に対する考えは素晴らしいと
思っていた。 ”ゼロベース予算” である。 この考え方でなければ
日本のこの800兆円を越える借金は返すことができないだろうと私
は大いに評価していた。
惜しいかな、この人は組織を運営できないように見える。 人と仲良
く一緒にやっていけない独善的なものが政治運営を阻害するようだ。
大変残念なことである。
今回の解党問題でこの荒井・滝の両氏が自民党・民主党のどちらに
つくかによって微妙な均衡にならざるを得ないようだ。
石原慎太郎東京都知事も同じ文筆家であるが彼は腹心の部下の
使い方が大変上手である。 今度もあの猪瀬氏を副知事に任命し
国とのパイプ役を任せるという多分特筆すべき人事をやった。
さすがである。
人との係わり合いは大事ですよ~と言う話です!

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