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12/31(土)おはようございます。大晦日。今年最後の日は天気も良くすがすがしい1日になりそうです。今年は皆様には大変お世話になり感謝しております。ブログに訪れて頂き、温かいコメントをお寄せ下さったことが、継続の最大のモチベーションとなりました。年末にはオフ会も開くことが出来て、終わり良ければ全て良しという感じで、1年を終えられそうです。今日、波乱が無ければだけど(笑)。今年1年色々な事がありましたが、明日から心機一転新たな気持ちで、前向きに良い1年になるよう日々頑張っていきたいと思います。もちろん、皆様にとっても良い1年になることを願っております。来年は思うところあって、資格取得に注力するつもりです。この年齢でどれだけ資格取得が出来るかチャレンジしてみます。1次試験合格してそれっきりの資格とかがあるもので・・・。時間的制約があるので、より集中力を高めて勉強していかないといけません、そうでなくても集中力ないのに(笑)。ブログも継続していきますが、お休みを頂く事が増えると思います。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。最後に独断と偏見を交えた今年ブログで紹介した本のベスト20を。甲乙つけがたいので、順位は20冊の順位はつけていません。ブログで紹介した本ということで、新旧入り混じっていますのでご了承をね。石持浅海『彼女が追ってくる』祥伝社新書カーメン・M・ラインハート 『国家は破綻する 金融危機の800年』日経BP社冲方丁 『天地明察』角川書店安藤祐介『被取締役(とりしまれやく)新人社員』講談社中山七里『おやすみラフマニノフ』宝島社文庫 ジェフリー・ディーヴァー『ソウル・コレクター』文藝春秋社ジェイソン・ツヴァイク『あなたのお金と投資脳の秘密』日本経済新聞社坂木司『和菓子のアン』光文社有川浩『県庁おもてなし課』角川書店高殿円『トッカンVS勤労商工会』早川書房伊東計劃『虐殺器官』ハヤカワ文庫ショーン・タン『アライバル』河出書房新社クレア・キップス『ある小さなスズメの記録』文藝春秋社大沢在昌『新宿鮫X 絆回廊』光文社永守重信『人を動かす人になれ!』三笠書房貴志祐介『新世界より(上)(中)(下)』講談社文庫平山夢明『DINNER』ポプラ社東野圭吾『マスカレード・ホテル』講談社伊集院静『いねむり先生』集英社北林一光『ファントム・ピークス』角川文庫偏りがあるかも知れませんがご勘弁!ご参考になれば幸いです。研究に怠りなし!眼は口ほどに・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月31日
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12/30(金)おはようございます。いよいよ今年も残すところ、あと2日。思いつくまま羅列しても、NZ大地震、3.11東日本大震災、タイの大洪水など、世界的に大変なことが多く、人生観が変わられた方もいらっしゃったのではないでしょうか。経済的にもギリシャを始めとする欧州財政危機に世界中が震撼し、日本においてはオリンパスの飛ばし、大王製紙元会長への不正融資なども相まって、株式市場は今年の安値圏で終わりそうな感じです。ただ、来年は辰年。『子は繁栄、丑はつまづき、寅は千里を走り、卯は跳ねる、辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌笑い、亥固まる』という相場格言があって、辰年の株式市場平均上昇率は29%とダントツ、景気も多少は良くなるのではないかと期待出来そうです。長岡弘樹『傍聞き(かたえぎき)』双葉社文庫。「迷走」垣沼市消防本部の救急隊員である蓮川は、同じ隊の隊長である室伏の娘・佳奈との結婚を間近に控えていたが、その佳奈は交通事故に遭い、車椅子で生活を余儀なくされていた。加害事故による出動要請があり現場に向かうと、脇腹を刺された被害者は葛井という検事だった。葛井は佳奈が交通事故に遭った際に、事故の加害者を不起訴にしたという因縁があった。そんな葛井を搬送しようしていた蓮川だったが、受け入れ先が見つからず、可能性があるのは済生会病院か県立病院だけという状態だった。ところが、葛井が思いがけないことを口にした。増原に連絡すれば受け入れてくれると言うのだ。増原は外科の開業医で、増原こそが佳奈を事故に遭わせた張本人だった。蓮川は増原に電話をするが、予想通りそっけない返事であり、そんな蓮川に業を煮やした室伏が代わったものの、通話は途絶えてしまったらしかった。室伏は済生会へ向かうよう指示をした。向かう途中で、蓮川は葛井に裁判で何故増原を不起訴にしたのかを問い質した。心臓発作が持病と言う医者としては致命的な欠陥がある増原と裏取引があったようだった。済生会に着くと、案の定まだ受け入れ体制が整っておらず、室伏は済生会の周辺を周回するように改めて指示をした。そんな中、蓮川はあることに気付いた。室伏が携帯電話から耳を離さないのだ。しかも話している様子はない。済生会から受け入れ準備が整ったとの連絡が入ったが、室伏はサイレンを鳴らして周回を続けることを命令した。蓮川は反発するが耳を貸す様子はなく、蓮川に携帯を渡し、どんな些細な音でも聞こえたら知らせる様に言うのだった。消防本部からも何故済生会に入らないのかとの連絡が入るが、室伏の指示に変化はない。そんな時、携帯から音が入ってきた。それはサイレンの音だった。それを室伏に伝えると、室伏はサイレンが一番聞こえる場所へと救急車を移動させ、AEDを用意させた。降りたそこは駐車場で、車と車の間を調べていくと、人が倒れていた。増原だった。通話が途切れたのは切られたからでは無く、発作を起こし倒れたからだった。そのことを察知した室伏は、場所を特定しようとして、サイレンを鳴らし周回を続けさせていたのだった。蓮川同様、増原に対し恨みがあってしかるべきなのに、人命を尊ぶその真摯な姿勢に蓮川は感動を禁じ得なかったのだった。他3編収録。08年に日本推理作家協会賞短編部門受賞作の「傍聞き」も面白いのですが、こちらの方が僕にはインパクトが強かったので、あえてこちらを紹介致しました。思わぬ掘り出し物でした。短編でこれだけ切れ味のある作品は久々です。これが読書の醍醐味ですね。他の作品も読んで見たくなりました。【送料無...価格:550円(税込、送料別)ホラーだ・・・ユニークだね・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月30日
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12/29(木)おはようございます。午前中出掛けて、午後は本三昧の予定。多分、途中昼寝かなり幸せかも。溜まっていた疲れを癒しながら、すっきりと新年を迎えたいと思います。皆様も良い年末を!深町秋生『デッドクルージング』宝島文庫。2015年の日本は関西の芸人が首相で、市場開放を政策としたせいもあって街は外国人で溢れ、外国人狩りが行われるようになっていた。貧富の格差も広がり、インフレも相まって、首都東京はスラム化し、夜ごと自警団や暴走族が抗争を続けていた。CIAと繋がっている極右の民族主義者・磯辺隆晴から指令を受けた倉田晃はゲリラ精鋭部隊を伴って、池袋のクラブを襲撃した。偽ドル札作りの名手と言われる劉雲明を拉致が目的だった。中国人が多く集まるそのクラブで、晃たちは銃をぶっ放し多くの中国人を殺害し、劉雲明を拉致することに成功した。その犠牲者の中にヒギョンがいた。それ知った姉・ファランは復讐を決意した。ヒギョンとファランは脱北者で、今は大手パチンコチェーンの会長であるイ・サムボンの世話になっているが、姉のファランは北のエリート工作員という過去があった。一方、襲撃を受けた中国人もそのまま黙っているはずもなく諜報機関を始めとして、晃たちを血眼になって捜していた。ファランもヒギョンを殺されたことで、封印していたはずの殺人マシーンに戻ってしまっていた。CIAに劉を引き渡し、任務を終えた後で、隊を抜けることを決意していた晃だったが、その任務の結末は晃さえ予想出来なかった。晃率いる精鋭部隊、中国人組織、ファランが三つ巴となって、血を血で洗う激しい闘いが繰り広げられることとなった。その結末には何が待っているのか。かなりバイオレンス。激しい分、ストーリー展開も早く、ノンストップで読んでしまいました。第3回「このミス」大賞を受賞した「果てしなき渇き」もそうですが、バイオレンスを前面に出した文章は迫力十分です。こういうのに抵抗が無い方には間違いなく面白いと思います。【送料無料】デ...価格:630円(税込、送料別)ここにも愛が・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月29日
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12/28(水)おはようございます。帰ってきました。山梨は寒かった~。かなり激しい忘年会でした。しばらく酒見たくない感じ(笑)。年明けるまではゆっくり出来そうな感じです。買い物などはあるけれど。良い年を迎えましょうね。平山夢明『或るろくでなしの死』角川書店。「或るはぐれ者の死」67歳になるJJは、この歳になるまでずっと路上暮らしをしてきた。心優しいJJは人畜無害ではあったが、その身体に染み付く臭いもあって、JJが近付くと逃げるように離れるのが常だった。そんなJJが道の真ん中に汚らしい服の塊を見つけた。夥しい数の車に踏み潰されたと思われるその服は、ぺしゃんこになっていて、元の姿が全くわからず、自分の有様に似ているとJJは感じた。気になったJJがそれを間近で見てみると、分かりにくいながらも子供に胴体の一部だとJJは確信した。しかし、誰もそのことを取り合ってくれず、警察でさえJJの訴えを戯言と退けてしまうのだった。JJは供養をするため、道路からそれを懸命に剥がし、墓に向かったのだが、ホームレス襲撃に出くわしてしまったのだった。そして、ニュースで一体の絞殺死体と、その傍らに別の人間のものと思われる人体の一部が発見されたと報じられた。「或る愛情の死」芙美は精神を病み、狂う寸前だった。それは1年前の交通事故が原因だった。余命半年と宣告されたユーイチと弟のユージ、そして私と芙美という家族でのドライブの時に、トレーラーに追突されるという事故だった。ガソリンの臭いが充満し、炎上するのも時間の問題という中で、私が助けたのは近くにいたユーイチではなく、ユージだったのだ。その日以降、芙美は情緒不安定になり、挙動不審となった。ユージは怖がり、部屋から滅多に出なくなり、私は毎晩のように芙美から恨みつらみを言われた。家族崩壊間近と思われたその時、警察が突然訪問してきた。ユーイチの担当医だった野見医師が脳腫瘍に罹っていて、そのせいで虚偽診断を連発していたというのだった。ユーイチの診断もそれに該当していた。そして芙美は完全に狂ってしまった。他5篇収録。こういう不条理というか、まともでない小説を書ける数少ない作家の一人ですね。面白いという表現は決して使えないです。気持ち悪いとか、不愉快になるとかいう方が近いと思います。それでも読ませてしますところがすごい。僕も何やかんやで著書全て読んでますもん。怖いものみたさで読むのはアリかもしれません。【送料無料】或...価格:1,575円(税込、送料別)哀愁漂うね・・・欲しいかも・・・世の中難しい・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月28日
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12/26(月)おはようございます。泊まりの忘年会で明日昼過ぎまで帰ってこないので、明日のブログはお休みさせて頂く可能性が大です。石和温泉で酔っ払いを見たら、僕かもしれません(笑)。皆さんも仕事納めの週ですね。もうひと頑張り!高野和明+阪上仁志『夢のカルテ』角川文庫。来生夢衣は他人の夢の中に入り込むことが出来るという特異な能力を持つカウンセラーで、それを活かして悩める患者の心を必死に救おうとしている。県警本部の刑事である麻生健介は、ある事件において目の前で何の罪もない一般人を犯人に射殺されてしまい、しかも犯人は未だ特定されておらず、そのことがトラウマになり殆ど眠ることが出来ない状態に陥り、身も心も崩壊寸前であった。救いを求めるべく、扉を叩いたのが「REMカウンセリングルーム」で、そこで健介は夢衣と運命的な出会いをするのだった。夢衣は健介の夢の中に入って、健介の正義感、使命感を感じ、何とか救ってあげたいと強く思った。人は夢の中では嘘をつかず、心の強い葛藤があるにもかかわらず、そのうえで責任を全うしようとする健介に夢衣は惹かれていたのだった。夢衣のカウンセリングのもと、健介は立ち直り、また、その夢の中に犯人特定のきっかけがあり、犯人逮捕に至った。そして、健介と夢衣は強く結びついていくのだった。事件が上記含めて4つあって、連作短編の形式になっています。夢衣は健介の事が好きであるという気持ちを自覚しながらも、カウンセリングでいう恋愛転移ではないかとの悩みを捨てきれず、あることがきっかけで健介と疎遠になりかけるのですが・・・。最後は夢衣自身が事件に巻き込まれ、そしてそのことで改めて健介の気持ちに偽りがないこと、そして夢衣自身のトラウマが消えていって、ちゃんちゃんという感じです。今まさに旬の著者によるファンタジーの色合いが強いミステリーですね。あっという間に読んでしまいました。【送料無料...価格:620円(税込、送料別)いくらキティ好きでもねぇ~・・・結構ありかも・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月26日
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12/25(日)おはようございます。Merry Christmas!お好みはどれでしょうか?何はともあれ、良いクリスマスをお過ごし下さいね。富樫倫太郎『SRO4 黒い羊』中公文庫。太刀川遼一は、7年前、14歳の時に家族4人を殺し、その異常性から精神鑑定を受けた後、法務省矯正局観察課のもとで矯正教育と治療が施され、稀有な成功例として一般社会に戻っての生活が許されていた。その太刀川遼一が失踪した。富良野のペンションで働いていたのだが、そのペンションに宿泊していた安政学院大学のスポーツ系サークル「スティープルチェイス」のメンバーの一人である元橋康平もまた連絡が取れなくなっていた。法務局からの捜索要請を受けたSROは早速捜査を開始するが、遼一が蛾の飼育に執着していたことを精神分析医の清家から聞き出した。それは顔に醜い痣のある遼一にとって、醜い毛虫が美しい蛾になるのだから、自分もそうなれると自らを重ね合わせているようだった。恐らく2人は共に行動しているように思われたが、足取りは一向に掴めなかった。新九郎は遼一が働いていたペンションに出向き、遼一の部屋を見せてもらうが、生活感というものが希薄で違和感を覚えた。あたかも擬態しているような感じだった。そんな中、元橋の幼馴染で同じく「スティープルチェイス」に所属している上原絢子から、ひょんなことから二人が喧嘩をしたことを聞くことが出来た。元橋がツーリングの日程を立てていたこともあって、新九郎はその足取りを追うことにした。新九郎には遼一のプロファイリングからある推論が立てられていた。そして、元橋が泊まったと思われるペンションの宿泊台帳の筆跡は、紛れもなく遼一のものだった。プロファイリングが有効であったことを認識した新九郎は、もはや元橋は生存していないことをも確信し、次なる犠牲者が出るのを防ごうとするのだが・・・。シリーズ最新作ですが、このシリーズは面白い。それぞれのキャラが抱える葛藤なんかも読みどころの一つですね。ブログでも1~3まで紹介しているのでご参考下さい。巻末には、未だ逃げているシリアルキラーの近藤房子が出くるので、まだまだシリーズは続いていきそうです。【送料無料】...価格:760円(税込、送料別)コマネチ!悲しくなるね・・・お触りは素材だけで・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月25日
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12/23(土)おはようございます。昨日もメチャクチャ寒かったけれど、今日も寒いようですね。昨日のオフ会にご参加頂いた方々、お疲れ様でした。ひねくれくうみんさんは、気さくなブログそのまんまの明るいお人柄で盛り上げて頂きました。shogyokuさんは、何とも言えない雰囲気のある方で、興味深いお話を聞かせて頂きました。キャロリンさんは、聞き上手で、話が途切れることないようお気遣い頂きました。O.Loisさんは、ブログから想像していた以上に控えめかつ優しさが滲み出ていて、和服姿が綺麗でした。Tさんは、寒い寒いと言いながらご足労頂いたばかりか、終始お快くお話し頂き感謝の気持ちで一杯です。あまり本の話はしなかったような気がしますが、それはそれでアリですね(笑)。お陰様で、頭痛とお付き合いさせて頂いている現在です。また、機会があれば、こういう場を増やしていきたいですね。そういえば、次の幹事は、くうみんさんで決まったような気がする。よろしくね。恒川光太郎『草祭』新潮文庫。「けものはら」春が失踪したことは教室で噂になりつつあった。雄也はある決心をした。「けものはら」に足を踏み入れようというのだ。それは4年振りのことで、まだ存在するのかどうか分からなかったが、人目が無いことを確認して水路を下りていった。すると、周囲を崖に囲まれ、雑草が生い茂り、注連縄がされた石がある野原は、4年前と変わらなかった。雄也がが4年前の黒い化け物のことを思い出していると、背後から雄也の名前を呼ぶ声がした。春だった。そして、彼の傍らには、彼を捨てた母親の死体が横たわっていたのだった。他4編収録。著者独特の幻想的な世界に引き込まれます。そもそも読書という行為自体、読む人によって感想は違って当たり前なんだろうけれど、この著者の作品はそれが色濃く出るような気がします。好き嫌いとかあると思うし。僕自身は、その何とも言えない後味が好きだったりします。【送料無...価格:540円(税込、送料別)こういうユニークさが欲しい・・・標識に偽りあり・・・気合い入ってます・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月24日
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12/23(金)おはようございます。いい天気です。良い3連休初日になりそうです。今日はこのブログのオフ会です。ご参加頂く方のブログは拝見しているものの、どんなお人柄なのか、お会いしてお話しするのが楽しみです。恐らく街はかなりの人出なんでしょうね。良い3連休初日を過ごしましょう!加藤実秋『チャンネルファンタズモ』角川文庫。深見百太郎(ももたろう)は先輩の紹介もあって、零細CS放送局「チャンネルファンタズモ」に腰掛けのつもりで再就職した。帝都テレビ在籍16年、報道部のディレクターとして数々のスクープをものにしてきたが、トラブルに巻き込まれ、退職を余儀なくされたのだった。同業での再就職は帝都テレビからの圧力がかかっているのか、体よく断られ続け、先輩の紹介もあって断るわけも行かず、腰掛けのつもりで「チャンネルファンタズモ」に入社したのだ。「チャンネルファンタズモ」は、オカルト専門放送局で、超常現象、都市伝説、心霊スポット紹介などを24時間放送している。百太郎は、社長の新倉から「突撃!隣の超常現象」という番組を担当するよう言われた。相棒は、美女で、元暴走族のレディースヘッドながら、今はオカルト構成作家の萩原ミサと、天才霊能猫のヤマト。百太郎は、ミサ、ヤマトと共に、胡散臭いオカルト・スポットへ出向き、ぶつかり合いながらも取材をし、そこで生じた謎の解明をしていくのだった。「FOAF」近所のアパートの大家さんで、よく会社に差し入れをしてくれる千鶴子おばあさんから、コミュニティセンターのトイレにコミュニティセンターのトイレにお化けが出るとい話を聞いたミサは早速取材に渋る百太郎を同行させた。トイレのナナコさんと呼ばれるそのお化けは、ドアをノックして、「ナナコさん遊びましょ」と声を掛けると、「はーい。何か面白いこと言って」と返事があり、寒いことしか言えないと舌を引きずり出されて、はさみで切ってしまうらしかった。ミサがその通りに呼び出してみたところ、お気に召さなかったようで、後から急に飛びかかられたと言う。オカルト構成作家ながら実体験ゼロだったミサは、汚名返上とばかりに喜び勇んで百太郎に報告するが、百太郎はまったく取り合わない。百太郎は、3ヵ月前からその現象が急に始まったこと、ちょうどその頃からカルチャースクールで人気のフラワーアレンジメント教室が開講されたことなどから、真相を追求していった。そして、その断片が繋がった時、ナナコさんの謎も解明されたのだった。他3編収録。軽いタッチで読み易くて、面白かった。くだなら面白い。プチ・ミステリーですが、この著者の作品はどちらかというと、登場人物たちの会話を楽しむといった方がピッタリくると思います。このブログでも、「クラブインディゴ」シリーズなど紹介していますので、ご参考下さい。【送料無料】チャ...価格:620円(税込、送料別)いちゃいちゃしてんじゃねーよって感じ・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月23日
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12/22(木)おはようございます。今日は早い更新です。というのは、一陽来福で穴八幡宮まで参拝に行くんです。4時から並んで、5時から参拝開始。睡眠時間削って行ってきます!東野圭吾『天空の蜂』講談社文庫。掃海ヘリ「ビッグB」が奪取された。それは、錦重工業が防衛庁に納入予定だったもので、最終チェック飛行の直前に、遠隔操作によって飛び立ったものだった。そして、天空の蜂を名乗った脅迫状が届き、それには「日本にある稼働・点検中含めた全ての原発を即刻停止し、使用不能にせよ。さもないと高速増殖原型炉『新陽』に「ビッグB」を墜落させる。」との内容がしたためてあった。そして、『新陽』の上空ではそのヘリが爆弾を積んでホバリングしていた。また、そのヘリには、ヘリの開発責任者・湯原の同僚である山下の子供・恵太が乗っていた。好奇心の旺盛さが招いたことだった。燃料切れによるヘリの墜落を防ぐ必要、万が一のための原発周辺の安全確保、そして恵太の救出等、難題が山積みの中、犯人を捕らえ、その動機を解明することが出来るのか?簡単ですみません。1995年の作品ですが、今の日本が置かれている状況を暗示しているかのようですね。この著者の作品には時代を先取りしたようなものが結構多いので、後で読み返してみるとまた違う感想が湧いてきます。当時にしてはボリュームがある作品で、京極本並みの厚さです(笑)。面白いので苦にはならないけれど。【送料無料...価格:880円(税込、送料別)3連休は映画で決まり・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月21日
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12/21(水)おはようございます。このブログで紹介を殆どしていないけれど、その作品の殆どを読んでいる作家に、西村京太郎さんや清水一行さん、笹沢佐保さんがいます。西村京太郎さんだったらストックは沢山あるのだけれど、さすがに作品が似過ぎですね(笑)まあ、何とか皆さんのコメントを励みとして続けられています。改めて御礼を申し上げます。3連休&クリスマスが良い日々でありますように!誉田哲也『ガール・ミーツ・ガール』光文社文庫。「ペルソナ・パラノイア」のギタリスト・柏木夏美は、真っ赤なギブソンのレスポール・ジュニアをトレードマークにライブで活躍していた。彼女のギターに衝撃を受けた宮原祐司は、すぐさまアプローチしたがけんもほろろの状態だった。しかし、何とか契約に至り、夏美は「フェイス・プロモーション」に所属している。メジャー・デビューが決まった夏美だったが、プロデュサーと音楽観の相違から対立してしまう。その間に入って祐司は振り回される日々が続いた。そんな中、失踪していた父親から夏美に連絡が入った。久しぶりに会った父親は着ているものはアルマーニのスーツでも、実は借金まみれで夏美を失望させた。そして、トップシンガーながら、所属事務所社長と破局した島崎ルイが、夏美の前に現れた。破局により、音楽活動に著しく制限がかかったルイからコラボの申し出があったのだった。ルイは世界的な映画監督を父に、現役の大女優を母に持ち、才能にも恵まれたお嬢様シンガーであったが、再出発を図りたく夏美に接触してきたのだった。夏美はそのコラボには気が進まなかったが、父の借金のことを考えると断る事が出来なかった。そして、メンバーを探しに奔走し、ボロクソに言われながらも、自分達の音楽を追求し、時にはぶつかりながらも、やがて二人は心を通わせ、お互いに影響し合って、一回り大きく成長をしていくのだった。「疾風ガール」の続編。この作品も疾風のごとくスピード感あっていいです。直情径行型の夏美のキャラと、少し天然が入っているルイのキャラが対照的で面白いです。いいねぇ~、誉田哲也。今後も目が離せない存在になりそうです。 ガール・ミーツ・ガール (光文社...価格:660円(税込、送料別)上手い!美味そう・・・沢山あっても意味ないね・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月21日
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12/20(火)おはようございます。今週は早そうな予感。楽しみがあるからでしょうか。そういえばクリスマスでもあるのですね。皆様にとって、Happy Christmas でありますように。伊集院静『続 大人の流儀』講談社。12日に出版された続編。相変わらずの毒舌振りですが、妙に説得力があると思うのは、それ相応に僕も年を取りつつある証拠か、それとも似たような頑固爺いになりつつあるのか、どちらなんでしょう?(笑)著者の父が言った「一度、言葉を噛んでから口にするものだ」や、広告制作会社社長が大和和紀さんの漫画の登場人物から取って著者のペンネームはつけられたエピソード、アニサキスで病院へ行った時の会話など、ジンと来る話から笑える話まで盛り沢山です。また、つい先日亡くなられた立川談志さんは、著者が唯一高座に出向く噺家で、艶気があってお洒落で、まさに生粋の芸人だったと書かれています。前作同様、最後には3.11を仙台で体験した著者が独自の視点で、震災後の様々なことへの思いを綴った「被災者から見たこの国」は絶品です。こういう渋い作家が売れると言うのは、本好きとしてうれしいことです。この作品に限らず、この著者の本を一度お手に取って見て頂ければ幸いです。【送料無料】 続 大人の流儀 週刊現代ピース...価格:980円(税込、送料込)魂を売っているようです・・・胎教中・・・ブレイクダンス中・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月20日
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12/19(月)おはようございます。昨日のブログの曜日を月曜日としてまして、”暑がり屋さん”から指摘されるまで気づきませんでした。ぼ~っとしている証拠ですね。事実上、今週で仕事は終わりのようなものですから、もうひと頑張りですね。金融業界は別だけれど。23日はイベントがあるので、体調崩さないように頑張ります。誉田哲也『武士道エイティーン』文藝春秋。全国大会で必ず戦おうと誓い合った磯山香織と甲本早苗もともに3年生となり、それぞれ切磋琢磨しながら己を高めようと精進している毎日。東松学園で大将を務める香織は後輩の指導、そして桐谷道場の手伝いをしながらも着々とその実力を上げてきていた。一方、早苗は九州の名門・福岡南の勝つためには手段を厭わないその姿勢に共感出来ずにいたものの、その象徴的な部員だった黒岩怜那と決闘をして以来、レナの勝利至上的な態度も少しではあるが治まって、良い関係を築きつつあった。そんな早苗だったが、練習中靭帯を痛めると言う怪我を負ってしまう。顧問の一人である福田貴子先生は、早苗をメンバーから外すよう吉野先生に進言するが、早苗の思いを知る吉野先生はそれを退け、東松学園の小柴先生に電話までして団体戦で香織との対決を実現させてやろうとしてくれたのだった。そして、ついに二人の対決が実現した。しかし、負傷した早苗の膝は限界に達しており、勝負は香織に軍配が上がった。香織はその結果に満足しなかったが、早苗は満足していた。香織は個人戦決勝でもレナを退け2冠を達成した。やがて引退の時期が迫り、それぞれの今後を決め無ければいけない状況下、早々と違う形で武士道を極めようとする早苗に対して、香織は自分の今後を決め兼ねていた。しかし、香織は気付いたのだった。どんな形であれ今後も早苗とともに武士道を極めるために戦い続けるのだと・・・。ついに終わっちゃうのか。かなり好きだったんだけどな、このシリーズ。爽やかな読後感を味あわせてくれる良い作品でした。シリーズを通じて、香織の考え方の変化が最大の読みどころだったと思います。他にも、早苗の姉でモデルの緑子と岡巧のエピソード、吉野先生の30人病院送りの武勇伝など、サイドストーリー的な話も収録されていてお得感ばっちりです。誉田作品の中でもおススメの一つです。【送料無料】武...価格:1,550円(税込、送料別)未来のアル中だね・・・何故か動いてる・・・教皇パワーだね・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月19日
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12/18(月)おはようございます。昨日は結局、読書&DVD三昧と久々に家でゆっくりした日を過ごせたような気がします。観たDVDは、「復讐捜査線」、「ザ・バッド」、「フェーム」。読んだ本はブログにも書くので内緒と言う事で。今日は午前中、ちょっと外出。勧められたコンタクトが合わないので、交換してもらってきます。今日も良い1日を!越谷オサム『陽だまりの彼女』新潮文庫。日本レイルアド社の営業マン・奥田浩介は、女性下着メーカー「ララ・オロール」へ先輩とともに営業に出向いて、仰天した。先方の担当者が、中学時代の同級生・渡来真緒だったのだ。中学時代の真緒は、学年有数のバカと呼ばれ、可愛らしいことが逆に反感を買い、イジメの対象となっていた。その日も真緒は同じクラスの潮田が真緒の髪の毛にマーガリンを塗りこんでいるのをされるがままにしていて、それにブチ切れた浩介は潮田からマーガリンを取り上げ、髪と言わず顔にも塗りたくってやったのだ。その「マーガリン事件」以降、真緒は浩介に懐くようになってしまったのだった。浩介の姿を見つけると駆け寄ってきて纏わりつく日々が続いた。しかし、その日々も浩介の転校によって終わりを告げた。それ以来、10年振りに会った真緒は驚くほど綺麗になっていて、更に付け加えると、バカどころか切れ者になっていた。そんな浩介と真緒は、10年振りという年月を取り戻すかのように、急速にその仲を親密なものへと変化させていった。そして、真緒の父親から結婚に反対された二人は強引に駆け落ち、籍を入れ、一緒に暮らすことにしたのだった。結婚生活は思った以上に快適で、時折気ままな真緒に振り回されつつも、結局はそれを許してしまう浩介は、真緒がなくてはならない存在であることを認識していた。ある日、真緒の大学時代の親友である山井から、真緒の執念深さを示すエピソードを聞いた浩介だったが、その後、真緒の口から浩介と会社で会ったことは偶然ではなく、合コンを始めとして様々な事をして会うことが出来たということを聞いた時、浩介はその執念に驚くことを忘れ、愛おしさを募らせてしまうのだった。秋から冬へと季節が移り変わろうとする時から、真緒に覇気が無くなってきた。心なしか顔色も悪く、心配する浩介に、真緒は大丈夫と言い続けるが、枕元に大量の抜け毛を発見するに至って、浩介は真緒を病院へと連れて行った。結果は問題無しとのことだったが、一抹の不安が消えない浩介に、真緒は「13年生きて来たけどもう限界」と意味深な言葉を投げかけ、浩介を一層不安にさせるのだった。そして、ある朝、真緒はご機嫌な様子で朝食を作り、朝刊を取りに行くと言って、そのまま戻らなかった。浩介は真緒を必死に探すのだが、真緒の存在を覚えているのは浩介だけで、他には誰も真緒なる女性はいなかったと、浩介を不思議そうな顔で見るのが常だった。浩介は6年間一人で暮らして来て、一人は慣れているつもりだったが、真緒と暮した10ヵ月間でそれをすっかり忘れてしまったかのように、寂しさは増すばかりだった。浩介は真緒ともう一度会いたかった。これまでの様々な真緒の言動を反芻していると、浩介はあることに思い当ったのだった・・・。啓文堂書店2011-2012おすすめ文庫大賞第1位の作品です。女子が男子に読んで欲しい恋愛小説No.1とあります。かなりベタな恋愛小説なのは確かで、読み易くもあるのだけれどNo.1とするにはちと物足りないかな。ただ、浩介の真緒を失った時の喪失感には素直に感情移入が出来たから、それなりに楽しめたのも確か。個人的には装丁に工夫が欲しかったなぁ。【送料無料】...価格:540円(税込、送料別)多分無理・・・気合い・・・意味不明・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月18日
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12/17(土)おはようございます。寒いですね。今日が休みで良かったです。少し体調がおかしかったので、ゆっくり休みます。来週はなんたってオフ会あるしね。一陽来福も早起きしていかなければならないので、来週に備えて体力温存。皆様も良い休日とゆっくり休養を!山田詠美『ジェントルマン』講談社。ハンサムで頭も切れる青年・漱太郎。人の眼を惹かずにはおられない容姿とその優しさを持った漱太郎を、どこか冷やかに見つめていた同級生の夢生。ところが、ある嵐の日、漱太郎の残酷な本性を見ることとなった。女教師を相手にしたその行為を見て、夢生は性倒錯的な愛情を掻き立てられ、その背徳的行為を弾劾するどころか、それを胸に秘めて守り抜くことを誓ったのだった。その関係は高校を卒業しても続いた。漱太郎は、夢生の部屋を訪れては、あたかも武勇伝のように自分が行って来た性行動を夢生の話し、夢生はその話を聞いては愛の火が燃え上がっていくといった隠微な関係が続いていたのだった。そんな夢生を見守っていたのは、その想いを伝えられずに友人関係を続けていた圭子だった。しかし、そんな日々も長くは続かなかった。夢生が実の弟のごとく可愛がっていたゲイのシゲが、漱太郎の妹・貴恵子と恋に落ちてしまったことがきっかけだった。漱太郎は貴恵子を偏愛し、貴恵子の行動を拘束し、異性との満足な交際も出来ない状況を作り出していた。そんな状況下での貴恵子の恋を知った漱太郎の怒りの矛先は当然のごとくシゲに向かった。貴恵子の匂いを身体にまとうシゲに欲情をしてしまった漱太郎は、シゲを絞め殺してしまったのだ。そして、漱太郎が犯した事に対して、夢生が取った行動は、過去から今に至る愛情などもろもろ全てを断ち切るものであった。ピカレスク風な小説です。久々に山田詠美の初期の作品群を思い出しました。最近は「風味絶佳」や「payday!」などどちらかというと軽めの作品が多かったので、悪が前面に押し出されたこの作品は何か新鮮でした。重いといっちゃあ重いんだけれどね。でも、なかなかいいと思います。【送料無料】...価格:1,470円(税込、送料別)ちなみにケーキです・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月17日
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12/16(金)おはようございます。ようやく金曜日。今週は長く感じました。昨日のOB訪問はとりあえず滞りなく終わりましたが、役立ったのかな?初々しくて真面目な学生でした。就活頑張って欲しいものです。今日も頑張っていきましょう!井上夢人『魔法使いの弟子たち』山梨県にある竜王大学医学科付属病院で院内感染が発生した。「竜王炎」と名付けられたその感染症は猛威を振るい、罹患した殆どの患者が無くなる中、フリーライターの仲屋京介、婚約者と連絡が取れなくなった落合めぐみ、93歳の興津繁だけが奇跡的に意識を取り戻し、助かったのだった。発端は、どうやら興津らしかった。老人ホームの入所者である興津を見舞っていためぐみとその婚約者がそこで感染症をうつされたようだった。院内隔離が続く3人であったが、彼らは回復するに連れて、不思議な能力を身に付けていることに気付き始めた。京介は対象物の過去や未来を透視する千里眼、めぐみは手を触れずに物を動かせたり浮かせたりする念動力。興津はあらゆる細胞が活発に新陳代謝を繰り返す若返りの能力をそれぞれ得ていた。彼らは隔離された環境を良しとせず、まるで見世物のようなTV出演までしてゆくことになった。しかし、彼らにはまだ自分でも気付かないとんでもない能力が隠されていたのだった。そんな彼らに未来はあるのだろうか・・・。どこぞの映画の題名とそっくり。勿論内容は違います。魔法を使えるところは似ているけれど。展開が早く、次に何が起きるのかが全く読めなくて、ハラハラドキドキ、かなり面白かった。相変わらず読ませてくれる作家だと言う事を再認識した作品でした。【送料無料】魔...価格:1,995円(税込、送料別)これぞおっぱい星人・・・下ネタでごめん公衆の面前で・・・図書館で何を・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月16日
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12/15(木)おはようございます。今日は夜、大学の後輩からOB訪問を受けます。きっかけはfacebookで、長年連絡が取れなかったゼミの同級生と連絡がとれたこと。実名と言うのはこういう時威力を発揮しますね。ところで、僕なんかに訪問して得るところあるのでしょうか(笑)今日も頑張っていきましょう!雫井脩介『殺気』徳間書店。大学生の佐々木ましろは、大学生活をエンジョイしていた。健康食品を販売する店でバイトをし、店長とバカ話をしたり、ファッションコンテストに友達の仁美と参加をしたりして、日々を過ごしていた。ある日、バイト先に強盗が入った。客を装っていたのだが、ましろのお手柄で逮捕されたのだった。ましろが、その客が醸し出していた「殺気」を感じたからだった。ましろには、12歳の時、何者かに拉致・監禁された経験があった。何事もなく無事保護されたが、極度のPTSDに陥り、催眠療法によりその記憶を閉じ込められてしまった。その出来事があってから、ましろには周囲の「殺気」を感じる能力が身についたのだ。そんなましろの能力に気付き、興味を持ったバイト先の店長の彼女・丸山次美は、その原因を突きとめるべく、ましろの過去を調べ始めた。ましろは、成人式の日に野辺理美子と会って、旧交を温めた。小学6年生の時以来の事だった。ましろが小学4年生の時、多摩が丘へ引っ越してきた時に最初に友達となったのが理美子だったが、理美子はその後6年生になって父親を事故で亡くしてから変わってしまった。中学に入り、不良グループと付き合い、いつも荒んだ雰囲気を匂わせていた。そして、いつしかましろも理美子と距離を置くようになり、疎遠となっていたのだった。その理美子も今は著名なデザイナーと付き合っていて、幸せそうであった。そんな理美子を見て、ましろはある事を思い出した。ましろが拉致・監禁され、無事保護された日と理美子の父親が事故で亡くなったのも、まったく同じ日であったことに気付いたのだった。ましろの過去を調べていた次美もあることに気付いたようだった。そして、過去の事件の真相が明らかになる時、ましろは再び「殺気」を感じてしまうのだった。なかなかユニークな設定で、面白く読めました。この著者は色々なジャンルにチャレンジしてますね。作品ごとに作風がガラッと変わるので新鮮で何かいい感じです。【送料無...価格:1,680円(税込、送料別)シュールな広告・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月15日
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12/14(水)おはようございます。今月ももう半分が過ぎようとしています。いつも月日が過ぎるのは早いと言っている気がします。こんなことでは、何もしないうちに人生が終わりそう(笑)。1日1日大切に、今日も頑張っていきましょう!ラース・トゥヴェーデ『信用恐慌の謎』ダイヤモンド社。資本主義発祥から現在まで経済事象・経済理論を、それに携わった人たちのエピソードを交えて簡潔な記述で説明しています。ペーパーマネーを考案した大賭博師ジョン・ローの話やアダム・スミスが寝間着姿で考え事をしていて、気がついたら隣町まで歩いていたという話、そして近年ではソロス氏とドッケンミラー氏が企てたポンド投機の話など、過去の様々な景気循環と金融との関係が解り易く読める本となっています。直近100年に1度の暴落と言われた下げを経験して、改めて読んでみるとやはり歴史は繰り返すということがよく解ります。目次で見て頂くと内容が想像しやすいと思うので、参考までに。第1部 初期の信用恐慌第1章 悪魔の誘い-ペーパーマネーの誕生第2章 宴のあと-天才ギャンブラーの末路第3章 経済学の創始者たち-「見えない手」は2本あった第4章 資本主義経済の内在的不安定性-J・スチュアート・ミルと1873年の恐慌第5章 景気循環の発見―2人の先駆者第2部 景気循環理論の展開第6章 景気の考古学者たち-実証分析事始め第7章 資産形成の導師-フィッシャー、バブソンおよび貨幣数量説第8章 破局への予感―ケインズとF・ミーゼス第9章 オンリー・イエスタディ-世界恐慌と『一般理論』第10章 技術革新と景気循環-シュンペーターの総合第3部 秘められた世界第11章 府蜜のベールを剥ぐ―模擬実験装置の登場第12章 電子の頭脳-ビール・ゲームと景気循環第13章 蝶の羽ばたき-決定論的カオスの発見第14章 暗黒列島探検とブラック・ボックス-安定化政策の限界第15章 マスター:スペキュレーターの直観-資金運用の錬金術第16章 戦争ゲーム-鉄火場と人間心理第17章 資産市場のトレンドと転換点-システム・ダイナミクス・モデルによる検証第18章 フリードマン・トリレンマ-負け戦が運命づけられた通貨防衛第19章 千年紀末の恐慌-金融バブルの果てに18・19章なんてまさに今起きていることですよね。1998年発行の本ですが、今でもおススメ出来る良著です。【送料無料】...価格:2,520円(税込、送料別)ナイスシュートスイカね、食べものね・・・このトイレは・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月14日
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12/13(火)おはようございます。オフ会の件ですが、23日(金)18:00~で開催させて頂くことに致しました(開催と言うほど大げさなものではないけれど)。人数は6名です。読書日記ブログのオフ会なので、色々お話しするには良い人数ですね。そもそも出来るかどうか不安だったので、ご参加頂く方には感謝しています。楽しい会にしましょう!もし、ご参加されたい方がいらっしゃったら、ご連絡下さいね。今日も良い1日でありますように!平山夢明『怪談実話 顳?(こめかみ)草紙』メディア・ファクトリー。ホラー・怪談好きが高じて、作家となった著者が数々の取材を通じて、集めた実話怪談集。デビューからずっと読んでいる作家の一人ですが、結構というかかなり怖い。著者には憑き物落しが必要なんじゃないかな(笑)。「超」怖い話シリーズや東京伝説シリーズに勝るとも劣らない怖さ。冬に紹介するのもどうかと思うけれど、勘弁して下さい。「傘」忘年会に参加し、帰りが遅くなった川井さんがマンションに着いて、住む12階で降りて、玄関のカギを開けようとしていると、真っ赤な傘が開いたまま、川井さんのもとへ向かって来た。雨も降っておらず、風も強くはなかったが、その傘は川井さんの足元に迫ると、ふわっと舞い上がって遠くへ消えていった。その傘の内側には生首があり、川井さんを睨んでいた。その夜、玄関のドアが2度ほど叩かれたが、川井さんはベッドから出ることはなかった。ただ、それ1度きりのことであった。「携帯」友達とドライブに行く予定の前日に、ベッドサイドで藤村さんが鳴った携帯に出たところ、「明日はダメだから」という女性の声が聞こえた。相手を確認していないことに気付いた藤村さんは、切れた携帯をみて愕然とした。その携帯は解約したもので、アドレスが残っていたため持っていたのだが、ベッドサイドに置いた記憶など全くなく、かけ直してみても繋がることはなかった。その女性の声が頭にこびりついて離れなかった藤村さんは、翌日ドライブには行かなかった。ドライブに行った友人は、帰る途中に大型トラックと正面衝突をして、4人死傷という惨事となったのだった。しばらく経って藤村さんが女性の声が誰だったのかに確信を持つことが出来た。それは自分の声であるということだった。その携帯を藤村さんは今も持っているらしい。寒さ増しそう。実際、これだけの怪談とかあって、周りにそういう目に遭った人がいないのはどうしてなんでしょうね。単なる持ってないだけ?怖いもの好きの方にはおススメの作品です。【送料無料】 顳〔カミ〕草紙 串刺し 幽BOO...価格:1,365円(税込、送料込)3Dアートの数々・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月13日
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12/12(月)おはようございます。年内は今週がヤマ場ですね。来週は3連休もあったりするので、徐々に休みモードになっていくのでしょうね。もうひと踏ん張り!忘年会等もピークかと思いますが、体調に留意して乗り切りましょう!垣根涼介『ゆりかごで眠れ(上)(下)』中公文庫。日系コロンビア二世のリキ・コバヤシ・ガルシアは、元浮浪児だった少女・カーサとともに来日した。リキは、地元コロンビアでは「エル・ハポネス」と呼ばれ、裏社会で知らぬ者はいないコカイン密売組織の共同運営体であるネオ・カルテルの中で大きな存在感を示していた。リキが来日した理由は、部下のパパリトが密告によって日本の警察に逮捕されたからであった。密告したのは、ゴンザロの組織だと思われた。リキはパパリトの救出と同時に、ゴンザロの組織に徹底的に仕返しをすることを決めたいた。パパリトを逮捕したのは、刑事の武田であったが、武田は暴力団への潜入捜査をきっかけに、逆に組織に取り込まれ、コカイン中毒になっていた。警察を辞めた若槻妙子は、自分はどこにいて、何をしたらよいのかが分からなかった。話したいと思う相手もいず、世の中にも、自分の将来にも期待を出来ずにいた。そんな妙子が、迷子になったカーサをホテルへと送り届けた時、初めて会ったリキに自分と同じ匂いを感じたのだった。妙子はリキから頼まれ、カーサのお守りを引き受けることになった。自分にはどこにも行きたいところがない。自分から話をしたいと思う相手もいない。世界に、厭いている。将来にも世の中にも何一つ期待することなく、淡々と生きていられる。その少女は道に迷っていた。迷子になったカーサをホテルに送り届けた妙子は、そこで自分と同じ匂いのするリキと出会う。そして妙子はカーサのお守り役を仕事として引き受けることになった。そして、いつしかリキに惹かれていく自分に気付くのだった。リキは「愛は十倍に、憎悪は百倍にして返せ」のもと、パパリトを救出し、そしてゴンザロに復讐をするべく疾走する。スピード感があって面白いです。著者の魅力の一つですね。「ワイルド・ソウル」を始めとする初期の作品群は出来が良いものが多くておススメです。「借金取りの王子」シリーズも面白いけれどね。【送料無料】ゆり...価格:620円(税込、送料別)【送料無料】ゆり...価格:600円(税込、送料別)やる気が出るティー・・・巧い!・・・訳分かりません・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村おまけ・・・すげぇ~
2011年12月12日
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12/11(日)おはようございます。飲み過ぎた。頭痛い。あっという間に日が変ってました。楽しい飲みは時間が過ぎるのも早いです。良い休日を過ごしましょう!東野圭吾『予知夢』文春文庫。ガリレオシリーズ第2作。短編5編を収録。「夢視る」深夜、世田谷の女子高生の部屋に忍び込んだ男が、その母親に見咎められ逃げた際にひき逃げ事故を起こして逮捕された。男は坂木信彦といい、侵入した理由はその部屋に住むモリサキレミと17年前から結ばれる運命にあったのだと供述した。捜査を進めていくと、確かに小学生時代の文集などから、その名前が記されていることが分かったのだが、17年前にはモリサキレミは生まれておらず、また接点も無かったのだった。予知夢ではないか、そう傾きつつある捜査陣であったが、釈然としない警視庁捜査一課の刑事・草薙俊介は帝都大学理工学部物理学科准教授・湯川学のもとへと向かっていた。そして、事情を話したところ、湯川は侵入当日に男が受け取ったという招待状に興味を示し、捜査に協力することになった。湯川は娘の母親が何かを隠していることを確信していた・・・。「絞殺る」ホテルの一室で発見されたのは、ヤジマ工業社長の矢島忠昭だった。遺体には細い紐で絞められたような痕があり、殺人事件として捜査が開始されたが、やがて遺体に絞殺にしては不自然な点が出て来た事、また、矢島が多額の借金を抱えているのみならず、ここ数か月でいくつもの生命保険をかけていたことが判明したことから、当日のアリバイが無い被害者の妻に疑いが向けられた。草薙は湯川に協力を仰いでいたが何の音沙汰もなく、1週間が経って、突然、被害者の妻がアリバイを主張、それが証明されてしまったのだった。湯川は被害者の工場である物を見つけていたのだが、その後、被害者の娘が「事件発生当日に火の玉を見た」ことを草薙から聞いて、「じつに面白い」と話し、自分の研究室に草薙を呼び、驚くべきトリックを披露するのだった。 ガリレオシリーズは短編でも面白いですね。他3編も含めて、期待を裏切らない良い仕上がりになっていると思います。ハズレが少ない作家は安心感があって買いやすいですね。【送料無...価格:530円(税込、送料別)ギィです・・・今度は顔・・・ジェットエンジン・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月11日
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12/10(土)おはようございます。よくよく考えてみたのですが、楽天のユーザー無視の姿勢はバカにし過ぎですね。これまで頂いたコメントまで消えてしまうのかよって感じです。そもそも楽天ブックスなんかも問い合わせをしてもも回答が遅いのは日常茶飯事だし、完全になめていますね。以下、楽天のコメント。「ブロガー同士のコミュニケーションについては、「楽天プロフィール」との連携をはじめとして、mixi や Twitter 、 Facebook など外部サービスとによる広がりが活発になっている現状を踏まえ、楽天ブログ内だけで機能する両機能はその役割を終えたと考えています。」メジャーなブログならいざ知らず、ブログでのコメントのやりとりをしている人がどれだけTwitterなんかを使っているかを把握したうえで、上記のようなコメントしているのかな。こんなコメントが出ているのを三木谷さんは知らないんだろうな。頂いたコメントとか、足跡はブロガーにとっての財産だとおもうけどね。ブログの引っ越しは面倒だなぁ。結局、文句を言いながらも使い続けそう(泣)。ま、いいや。良い週末を過ごしましょう!米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件(上)(下)』創元推理文庫。小鳩常吾朗は、船戸高校2年生で、どこにでもいる高校生にして、どこにでもいる小市民。その小鳩くんが、ある放課後、名前さえ知らないクラスメイトから告白された。その女の子は仲丸十希子といった。断る理由もないので、二人は付き合うことになったが、小鳩くんは何かと日常の謎解きに熱中してしまうのであった。新聞部の瓜野高彦は、初対面と殆ど変らない小佐内さんに告白し、以外にもOKが出て付き合うことになった。小佐内さんにいいところを見せたい瓜野は、新聞のコラムスペースに連続放火事件を取り上げることを目論んだ。部長の堂島が引退して、晴れて部長の座を手にした瓜野は、次の放火場所の予測だけでは飽き足らず、新入部員を動員して犯人を捕まえようと張り込みをすることにした。そんな中、ある興味があって堂島と話していると、小佐内さんの事が出てきた。瓜野と付き合っていることや、その瓜野が連続放火事件を追っていること、そして彼が主張する犯人像などを聞くことが出来た。やがて、事件解決の道筋が見えた小鳩くんは、堂島を誘って、放火犯をあぶり出そうと罠を仕掛けることにしたのだった。そして、関係を解消してから1年、小鳩くんは小佐内さんと再会をするのだった。このシリーズ、好きです。今回は栗きんとんが仲直りの象徴として、巧く使われています。春、夏、秋と続いてきているのに、なぜか冬が出ないんだよね。結構楽しみにしているのになぁ。何となくだけど、道尾秀介さんと比較してしまいます。トリックとしては道尾さんにやや分がある気がしますが、読み易さと軽快さでは米澤さんかなという感じです。【送料無料】秋期限定...価格:609円(税込、送料別)【送料無料】秋期限定...価格:609円(税込、送料別)ダイエットの敵だね・・・何の集団・・・LOVE注入・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月10日
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おはようございます。先日ブログで交流会、別名オフ会のお話を致しましたが、昨日までのところ4名の方からご参加したい旨のご連絡を頂いております。ありがたいことです。どこぞのメジャーブログでもないので、どんなもんなのかわかりませんが、僕自身は嬉しく思っています。23日夜で調整させて頂く予定です。何故か、僕以外は女性のようです(多分)。もし、ご興味があってご参加の意向があれば、ご連絡頂けると幸いです。より多くの方とお話し出来ればいいなと思っています。よろしくお願い致します。ところで、先ほど気付いたのだけど、ブログの機能が色々削除されるようですね。説明を読んでも釈然としない、相変わらずユーザーを無視する姿勢は、あきませんな。楽天も単純にサーバーの容量上の問題とか言えばいいのに、仕様もない企業だね。楽天ブログから退出する方が増えそうです。トルステン・ハーフェナー『心を上手に透視する方法』サンマーク出版。ドイツで35万部を超えるベストセラーになった本の翻訳です。人が何気なくする仕草や態度で考えていることが推測出来るとする読心術(マインド・リーディング)について書かれたものです。例えば、話している相手の眼の動きで以下の事が推測出来る。何か視覚を思い浮かべているときは、目が上に動く。何かの音や言葉が頭に浮かんだ時は、目は真横に動き、身体に何かを感じた時は、目は左下を向く。相手がまっすぐ見ているときも、たいてい何かを視覚でイメージしている。気を付けなければいけないのは、左利きの人の半数の人が、今述べた動きの逆になることである。「それとも?」という言葉の威力。「フライドポテトだけにしますか? それともケチャップとマヨネーズをつけますか?」「給油だけにしますか? それとも洗車をしていかれますか?」 売上等の増加に繋がるはずである。二つの指示を組み合わせると、相手は言うことを聞く。一つ一つでは断られることでも、二つを組み合わせることで、相手を従わせることが出来る。「どうぞ前に出てきてください。」ではなく、「立ち上がって、どうぞ前に出て来てください」と言う。一度に二つの指示を与えられると、相手はどちらの指示を先に断ればいいのかがわからなくなり、結局は両方の指示に従ってしまうことが多いのである。これで心は透視出来る程、人は単純ではないと思うけれど、、ちょっとしたヒントにはなりますね。なるほどと思える部分が結構ありました。本屋さんに行く機会があったら、立ち読みでもしてみて下さい。この本の広告を電車の中で見たこと、ありませんか?【送料無料】心を...価格:1,575円(税込、送料別) 使い方が・・・肝心なところが・・・ネコはネコってことかな・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月09日
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12/8()おはようございます。飲んでしまった。まっすぐ帰ろうと思っていたのに・・・。頭痛。今日も懇親会やらの出席でまっすぐ帰れないし、ん~体力勝負!とりあえずユンケル飲んで行ってきます。 福井晴敏『亡国のイージス(上)(下)』講談社文庫。東京湾沖で訓練航海中のイージス護衛艦「いそかぜ」に、沖縄の米軍基地から奪われた化学兵器GUSOHが北朝鮮の工作員によって持ちこまれた。艦の副長である宮津が先導したものであった。GUSOHは、アメリカの研究者が偶然開発したもので、その殺傷能力はたった数滴で何万人もの人間を死に至らしめることができる究極の生物兵器であったが、沖縄で起こった「辺野古ディストラクション」と呼ばれる原因不明の爆発事故ですべて消失したと思われていた。「いそかぜ」の先任伍長の仙石がそれを知った時には時すでに遅しで、艦は特殊工作員たちによって乗っ取られていた。「いそかぜ」の異変に伴い、首相を長とする国家安全保障会議が招集された。艦を乗っ取ったテロリストは、ビデオメッセージで日本政府への要求を突き付けていた。そして要求が通らなければ東京に特殊弾道ミサイルを発射すると通告していた。それと時をほぼ同じくして、海幕人事課長の沢口が電車に飛び込んで自殺した。公安がマークしていた矢先のことであった。北朝鮮の工作員の中心人物は、ホ・ヨンファという伝説の工作員であったが、日本政府はその顔さえ確認出来ておらず、またGUSOHを持つ彼らに対応する策などないのが実情であった。仙石は、部下の如月、そして艦を取り戻すため、行動を開始する。如月は自分の親を殺害したという過去を持っていて、ダイス(DICE)に入ってからも自分を責め続け、他人に心を開くことはなった。しかし、仙石の熱い心に触れてから、少しずつではあったが、仙石に心を開きはじめていた。二人は命をも顧みない決死の覚悟で、ホ・ヨンファと対峙する・・・。いまさら感はありますが、何回読んでも面白い良い作品です。映画化もされましたが、やはり原作には敵いません。不器用な仙石にいつしか心を開いていく如月、複雑な背景を抱えながらもあくまで自分の生き方を貫き通そうとするホ・ヨンファなど、描写が素晴らしく、時間を忘れて読んでしまうことと思います。お読みになられていない方は、是非どうぞ。【送料無料】亡国...価格:730円(税込、送料別)【送料無料】亡国...価格:730円(税込、送料別)こんな会議だったら楽しそう・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月08日
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12/7(水)おはようございます。ややバテ気味。週末の飲みまでに疲れ切ってそうな予感。寒い季節は風邪をうつされそうで、毎日体調が変る気がする・・・。良い年末・年始を迎えるためにはまず体調からですね。皆様もお気をつけて頂き、ともに良い年末・年始を迎えましょう!大倉崇裕『福家警部補の再訪』創元クライムノベル。短編4編を収録。「マックス号事件」原田明博と川上直巳はかつてパートナーだった。原田は探偵事務所を開設していたが、思う様に軌道に乗らず苦労していたところに、川上がやってきて浮気現場写真をダシの強請りを一緒に始めたのがきっかけだった。3年が経って稼いだ金を折半し別れ、その金をもとに警備会社を始めた原田は成功を収め、一方川上はやっていたスナックが潰れて借金まみれになっていた。そんな川上が舞い戻り、原田を強請る様になったのだった。始めは幾ばくかの金を与えていたものの、キリがないことを感じた原田は、このクルーズが口を封じる絶好の機会と考え、部屋で川上を警備棍棒で殴り、殺したのだった。そのフェリーに乗っていたのが、警視庁の福家警部補だった。援軍に駆り出され、時間を忘れているうちにフェリーが動いてしまったらしかった。そして福家警部補は殺された川上の捜査にあたることになった。コロンボ並のしつこさで、原田につきまとう福家警部補は、原田を逮捕まで持っていくことが出来るのか?シリーズ2作目ですが、面白いです。{「刑事コロンボ」+「古畑任三郎」}÷ 2 という感じでしょうか?あと、福家警部補が女性であり、どう見ても刑事には見えないという点がユニークです。会話も楽しめて、ミステリーとしてもちゃんと着地していて、今後もこのシリーズが続けばいいなと思います。しばらく間が空いているけれど・・・。【送料無料】福...価格:1,680円(税込、送料別)うぉ、何秒座れるかな・・・何が起こった?早く食わせろ・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月07日
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12/6(火)おはようございます。先日交流会出来たら良い旨をこのブログで書きましたが、ブログを読んで頂いた方から17日・23日であればご都合が良いとのお話を頂戴しました。ありがたいお話です。日頃コメントを頂いている方々とお会いしてお話をしたいのはやまやまなんですが、ネックは日時・場所ですね。なので、万万が一、ご都合がよろしい方がいらっしゃったら、ご連絡を頂ければ幸いです。こういう機会もそうあるものではないし、別に怪しいものではございませんので(笑)。よろしくお願い致します。では、今日も頑張っていきましょう!冲方丁『天地明察』角川書店。徳川家に仕える碁打ち4家の一つ安井家に生まれた安井算哲(後の渋川春海)は、囲碁以外にも、算術・神道などに秀でたものを持っていた。その日、宮益坂にある金王八幡宮へと春海は急いでいた。人々がそれぞれの目的で、算術を記し、神に捧げた絵馬を見に行くためであった。その数の多さに感動しながらも、春海は絵馬の中に答えが記され、「明察」とかいてあるものがあることに気付いた。いわゆる勝負絵馬というものである。その中に春海は興味深い問題を見つけた。すかさず書き写し、地べたに座り、時間を忘れてその問題を解いていると、神社の庭の掃き清めをしていた、えんという娘にその振る舞いを注意された。それは運命の出会いでもあった。帰ろうとしてふと絵馬に目をやると、そこには春海が悪戦苦闘していた問題の解答が記されていた。えんに聞くと、その解答を記した人物は、関と言う武家の者で問題を一目見るなり解いたとのことであった。是非、自分で問題を作り、関にぶつけて力試しをしたい、そう思った春海は磯村塾の主・村瀬に怪問と言われる位、あらゆることを詰め込んで作った問題を絵馬として掲げた。ところがいつまで経っても解答が書かれないことに気付いた春海は、えんにそれとなく聞くと、関は問題を見て何かを書こうとしたが、やめて帰ってしまったとのことだった。そして、春海は自分の問題に致命的な誤謬があることに気付き、愕然とした。腹を切ろうとしたが、結局、えんに止められ雪辱を誓う春海だった。しかし、その雪辱がすぐに果たされることは無かった。指導碁をしている会津藩主・保科正之から、日本全国の北極星の高度を測り、その土地の位置を図る北極出地を命ぜられたのだった。その旅の途上で春海は、それまで使われてきた暦の重大な誤りに気付いた。その誤りを正す改暦には困難が伴うものだった。当時、歴は権力の象徴とされ、そのを正そうとすることは朝廷に逆らうことを意味していた。保科正之もまた改暦に意欲的であり、機運が高まるのを待っていた。やがて、機が熟し、ついに宣明歴と授時歴とを万人のまえで勝負させることになった。春海は水戸光圀を始めとする面々の協力を得て、予測にまい進し、3年分6回の予測において優位に立っていた。ところが最後の最後で予測が外れ、改暦は無いこととなったのだ。傷心のあまり抜け殻同然となった春海に対し、えんが、関から春海名指しで問題を出して行ったとの知らせが入った。関が出した問題とは、まさに改暦の勝負にちなんだ問題で、春海はその意図がわからず、えんに関と合わせてもらうようお願いをして会うこととなった。そして、関に怒鳴られながらも、春海は授時歴自体が間違っていることを教えられ、そして、改暦を果たせるのは春海しかいないとの言葉を受けて、再度改暦への情熱を取り戻したのだった。今回の春海は囲碁さながら用意周到であった。えんを嫁にめとり、水戸光圀、関らの協力を受け、加えて加賀藩主・前田綱紀の協力をも得て、ついに春海たちが提唱する大和歴が採用されたのだ。長かった道のりが終わった。春海とえんは幸せだった。うまく紹介出来たかわかりませんが、自信を持ってお勧めできます。一部史実と違っていたりするらしいですが、面白さを損なうものでは全くないです。小説だし、いいと思うんだけどね。春海の一途さにきっと感じるものがあるはずです。是非、一読あれ~。【送料無料...価格:1,890円(税込、送料別)楽しそう・・・何となく似てる・・・パンの作り方・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月06日
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12/5(月)おはようございます。結局休みにインデックスを完成させようと思っていたのですが出来なかった・・・。年内には完成させようと思っていますので、お許しを。昨日コメントで頂きましたが、交流会なんか出来たら良いですね。日時・場所など問題はありますが、もし企画したら参加して下さる方はいらっしゃいますか?今週も頑張っていきましょう!中山七里『要介護探偵の事件簿』宝島社。香月玄太郎は一代で不動産会社を興し、上場企業にまで育て上げた地元・名古屋の名士であるが、癇癪持ちで言葉遣いは乱暴、頑固で傍若無人、負けず嫌いで、いわゆるタチが悪い老人であった。そんな玄太郎には敵も多かったが、それ以上に世間の常識に捉われず、常に自分の物差しで物事を判断し、軸がブレないその人間性に心酔する者はそれ以上に多かった。下半身が不自由で、車椅子がなければ移動することもままならない要介護認定を受けていたが、本人はそれをごく自然に受け入れていた。「要介護探偵の冒険」玄太郎が保有する土地の一角で殺人事件が起きた。死んでいたのは売出し中の設計士・烏森であった。当然のことながら、売却が決まっていた土地の契約はキャンセルになり、玄太郎はいてもたってもおれずに事件に口を挟むのだった。現場では烏森と過去に組んで分譲を行っていたハルミ建設の社長・春見がおり、どうやらハルミ建設の物件も近くにあるようだった。ハルミ建設はユニット工法で家を新築し分譲していた。玄太郎がその人脈を駆使、半ば恫喝するようにして得た情報によると、烏森は内側からカギが掛った状態で死んでおり、死因は絞殺らしかった。烏森は日本建築家協会賞の候補に選ばれてから一躍売れっ子となったが、依頼主や建築会社などとのトラブルが多発しており恨みを買っているらしいこともわかった。また、妻の仁美の浪費癖に悩まされ、そこそこの収入があるにもかかわらず、生活は楽ではないらしかった。しかも、烏森には8,000万円の生命保険が掛けられており、仁美は税理士の柏木と不倫関係にあることもわかり、仁美に対する疑いが色濃くなったのであった。玄太郎は捜査を続ける警察とはまた違った視点で、事件を見つめていた。玄太郎は、烏森が春見と組んで初めて手掛けたマンションを見に行くことにした。そして、そこで気付いた事件の真相はこれまで警察が考えていたことを根底から覆すものであった・・・。他、4編収録。「さよならラフマニノフ」で出てきた片桐ルチアや岬洋介も出てきます。捻りが効いて面白かった。玄太郎の毒舌を始めとする会話も洒落ていて楽しく読めます。「さよならラフマニノフ」の出来が良かったので、どうかなと思っていましたが、それ以降の作品もそこそこ面白く、化けてきた感じがします。ミステリーとしてもおススメです。【送料無料】要...価格:1,500円(税込、送料別)意味不明・・・ナマモノだったのか・・・ユニークかも・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月05日
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12/4(日)おはようございます。休みは早い。今日はこれから実家に行くので、それで終わり。今週終わると多分、年末まであっという間ですね。このブログも始めてから、あっという間に1年3ヵ月が過ぎました。コメントを頂戴する方々には本当に感謝しております。お顔を是非拝見し、お話をしたいと思う方も多いのですが、それは望み過ぎというものですね。引き続きよろしくお願い出来ればと存じます。古川日出男『アラビアの夜の種族(上)(中)(下)』角川文庫。1798年、聖遷歴でいえば1213年のエジプトを支配していたのは、マルムーク朝であった。その中でも財力を持つ支配階級はベイ(知事)と呼ばれていた。そのエジプトにナポレオン率いるフランス軍が侵略をしようとしていた。そのことを知ったベイの一人、イスマーイールはマルムーク朝の崩壊を恐れ、有能な奴隷執事のアイユーブにその話をしたところ、アイユーブは読んだ者は必ず、その物語に夢中になり、取り憑かれてしまうという『災厄の書』を作り上げてフランス軍へ献上することを提案した。当時の奴隷は、幼少時から武術と学問のエリート教育を受けた高価な財産で、それ相応の扱いを受け、ひとたび君主が退位すれば、次の君主はその奴隷の中から選ばれる位の者たちであったのだ。そして、その書を作り上げるために、アイユーブは書家と助手を率いて、「アラビアの夜の種族」と呼ばれる女性・ズールムッドのもとを訪れた。彼女だけが『厄災の書』の内容を知り、課たることが出来る唯一の存在であった。彼女は、夜の訪れとともに物語を語り始めた。それは王の息子でありながらも大魔術師となってしまう醜男アーダムと蛇神ジンニーアの話から始まり、拾い子として長きにわたる因縁と宿命に翻弄された魔術師ファラーと悪の剣士サフィアーンの物語であった。ズールムッドが語る物語に翻弄されながらも『厄災の書』の完成を目指していたが、その間にもフランス軍の侵略は進み、エジプトは混乱を極めていく。果たして、アイユーブは『厄災の書』を完成させ、エジプトを救うことが出来るのか?2002年に第55回日本推理作家協会賞・第23回日本SF大賞を受賞した作品ですね。これは長さを感じさせない面白さでした。「アラビアン・ナイト」が下敷きになっているのはタイトルからして間違いないのだけれど、読み進めていくうちに引き込まれる自分を否応なく感じてしまう位面白かった。独特の文体と構成、見事でした。この著者の作品を読んだことが無い方には、この作品から読まれることをおススメ致します。【送料無料】アラビ...価格:660円(税込、送料別)【送料無料】アラビ...価格:540円(税込、送料別)【送料無料】アラビ...価格:660円(税込、送料別)イグアナになる!かなり無理が・・・ついにバナナにも・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月04日
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12/3(土)おはようございます。折角の休みも天気が悪いので、家でじっとしていることになりそうかな。昼位から雨はあがりそうなので、そうしたら考えます。やらなければいけないことは沢山あるのだけれど、遊び心が・・・。こんなことしているから疲れがとれないんだよね(笑)。良い休日をお過ごし下さい。ジャン・バーク『骨(上)(下)』講談社文庫。新聞記者のアイリーンはまだ10代の少女・ジリアンから行方不明になっている母親を探して欲しいとの依頼を受けた。しかし、そのことがきっかけで連続殺人鬼であるニコラス・パリッシュと係わる事になってしまったのだった。パリッシュはそのカリスマ性と過激な大義名分で熱狂的な信者を惹きつけていたが、パリッシュは捕まり、殺した女性達の遺体を発掘するべく現場へと連行されることになった。その発掘に同行したアイリーンはよもやそれが罠だとは知る由もなかった。次々と狡猾なパリッシュの罠に嵌り、犠牲になる捜査班の惨状中、アイリーンは捜索犬ビングルだけを頼りに必死の逃亡を図ったが、パリッシュに捕まってしまう。しかし、パリッシュは捕まえることを楽しむかのように再びアイリーンを逃がすのだった。何とか逃げ延びたアイリーンだったが、それさえも新聞器記者であるアイリーンを利用して自らのカリスマ性を高めようとするパリッシュの策略であった。アイリーンはそのトラウマで精神的安定が失われてしまい、カウンセリングを受けながら生活を続け、社会復帰を目指していた。そんなアイリーンがある日、車の中で異臭を感じ、その元をたどるとそこには人骨があったのだった。それに続いて、玄関にバラの花束が置かれていて、その花束には大腿骨が入っていたのだった。明らかにパリッシュの仕業と思われた。アイリーンはパリッシュの影を強く感じ、心が折れそうになるのを必死にこらえながら、ついにはパリッシュと対決することを決意したのだった・・・。2000年のエドガー賞(MWA最優秀長編賞)受賞作品ですね。翻訳がしっくりこない部分があるけれど、一気に読ませてくれるスリラーです。こういう作品を読んでしまうと、このジャンルは海外の作家に一日の長があるのは否めない気がしてしまいますね。興味がある方は、ブック○フなどで安く手に入ると思うので是非どうぞ。【エントリーで12/2(金)10:00~12/8(木)9...価格:52円(税込、送料別)【中古】 骨 下 講...価格:200円(税込、送料別)ロックは最高だぜ現場検証か・・・今度は足・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月03日
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12/2(金)おはようございます。寒いですね。雨の満員電車は堪りませんが、今日は金曜日。最後の力を振り絞って頑張ります。風邪をうつされないように万全の態勢で出掛けましょう。北林一光『ファントム・ピークス』角川文庫。長野県安曇野で発見された女性の白骨死体は行方不明になったと思われる場所から遠く離れた所で見つかった。その女性は遭難したと見られていた三井周平の妻だった。山に慣れているだけではなく、その怖さをも知っているはずの妻の死に疑問を感じた周平だったが、それは遭難事故と判断された。しかし、そのわずか数日後、若い女性が山で行方不明になった。しかも、一緒にいた女性が写真を撮っていたわずかな隙にいなくなったのだった。それを知った周平は妻の事故と状況が似ていることから、女性の捜索を手伝うことにしたのだが、それは惨劇の序章に過ぎなかったのだ。あざ笑うかのように次々と犠牲者が出る状況に、山村はパニック状態に陥った。明らかに何かがいる、それもとてつもない凶暴なものが。周平は地元住民と連携してその正体を突きとめようとしていた。そして、その正体は本来はこの地方にはいないはずのものであった。周平は人々を恐怖のドン底へと陥れる凶暴なものと対決をする。怖っ!スプラッター入ってます。でもこういうの結構好きだったりする。凶暴なものが何かは、あえて書いてませんがわかりますよね?著者は残念なことに40代半ばにして亡くなられています。この作品と「サイレント・ブラッド」の2作のみ遺されています。ん~、残念。【送料無料】ファ...価格:660円(税込、送料別)スゴいのは認めるけど・・・信用できるのか・・・命がけ・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月02日
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12/1(木)おはようございます。12月初日は雨、しかも寒い。昨日より10度以上寒い予報になっています。こう気温が上下すると体調崩す方が増えるでしょうね、ちょうど1年の疲れが出やすい時期でもありますしね。気を付けて12月を乗り切りましょう!濱嘉之『警視庁情報官 トリックスター』講談社文庫。警視庁総務部企画課情報室室長の黒田純一は、かつてのM資金を彷彿させる大掛かりな詐欺事件を調査していた。その背後には、キリスト教系の世界平和教、日蓮宗系の日本研鑽会なる団体が見え隠れしていた。その一方で、最大の信者数を誇る代々木教は、選挙で惨敗したことで求心力が弱まりつつあり、原理主義を唱える日本研鑽会から猛烈な批判を受けていた。また、世界平和教も同様に代々木教を批判していた。しかし、彼らにとって最大の邪魔者は、オウム事件以来カルト叩きの最強勢力となった警察組織であった。そんな中、黒田が警視総監から至宝とまで言われたその情報力を駆使し、調査を進めていくと、そこには暴力団、そして民政党の大物代議士である大林も関係していることが明らかになった。一見バラバラに見えたものが一つに収斂した時、驚くべき企みが潜んでいることに黒田は気づいたのだった。読んでいて、話をあちこちに広げ過ぎと思っていましたが、結末にかけてきっちり仕上げてくれました。なかなか面白かった。実際には、こんな情報官は今の日本警察の縦割り社会では存在すべくもないけれど、魅力的な人物であることは間違いないです。【送料無料】警視庁...価格:710円(税込、送料別)楽しいのかな・・・広告ですが何か・・・何かいる・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年12月01日
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