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Esprit*

Esprit*

2007.09.01
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テーマ: 愛しき人へ(899)
カテゴリ: カテゴリ未分類



 お前も相手もメチャクチャにしてやる!!!」

聞いたことのないような彼氏の声に私は言葉を飲んだ。
友達は同じ土俵の上に立たせて男2人で話し合いをさせたら
いいと言った。
彼氏と先輩の間でフラフラしている優柔不断な私。
どちらにもいい顔をして、2人が直接顔を合わせて
バケの皮がはがれるのを恐れてるの・・??

「・・ちょ、ちょっと待って。」


神経が図太いというか。

「・・何のこと?ああ、あの初恋の人?
 あの人はもう違う営業所に行っちゃったし、全然関係ない。
 うん、関係ない。
 私自身が結婚に対して自信がなくなっちゃった、っていうのが本音。」

さらりと嘘がつけた。
私は全然動じてない。冷静に言ったつもり。
でも彼氏はまだまだ食い下がる。

「お前、この場に及んでまだそんなこと言うの?
 正直に言えよ。もうこっちはわかってるんだから。」

「じゃあ、一体、私の何を分かってるの?」


 だから、お前の心変わりも俺にはわかるんだって。」

「わかったところで、どうするの?
 本当にごめんなさい。あなたの元には戻れません。」

・・言ってる自分が情けなかった。
彼氏は本当に何も悪くない。

本当に惜しみなく愛情を与えてくれた。
そんな何も非がない彼氏に対して、本当によくも
こんな態度が取れるものだ・・。

でも私の中のこたえはひとつだった。
世界中を敵に回しても、私は先輩と生きて行きたい。
それはたとえ神様を敵に回しても・・だ。
先輩は私が守る。
どんなことがあっても先輩の人生に傷をつけちゃいけない。

この頃の私はひとりよがりだったのかもしれない。
それでも愛する人と愛してくれる人の間で
まだ私はさまようしかなかった。










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Last updated  2007.09.02 00:48:30


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