投資逍遥

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2007/07/29
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カテゴリ: 聖書に親しむ
ナホム書を読了したので、感想を書いておきます。
ナホム書は、ミカ書などと同様に、預言書(十二小預言書)に分類されています。

以下は、 【この本からの引用】 【上記の感想】 です。


【この本からの引用】

ニネベは、建てられたときから
水を集める池のようであった。
しかし、水は流れ出して
「止まれ、止まれ」と言っても


【上記の感想】

詩的な表現ゆえに、引用してみました。

ところで、このニネベですが、実は私はニネベを良く知りません。
そこで調べてみると、アッシリアの首都でした。
詳述すると、アッシリアはBC612年に陥落しましたが、その時の首都でした。
引用部は、そのニネベ陥落時の様子を表現されたものです。

ところで、ニネベというと、過去日記でも触れています。
こちらの日記 ですが、その時はニネベというと、大きな異教の地という認識しかありませんでした。
更に、その時のヨナ書の記述によると、ニネベの人々が悔い改めることにより、滅びることを免れたと書かれています。

それが、今回読了したナホム書にはニネベ陥落の様子が、えげつないほどに詳述されています。
この辺りの支離滅裂的な構成が、また聖書の面白さかもしれません。


【この本からの引用】

勇士の盾は赤く

戦の備えをする日に
戦車の鋼鉄は火のように輝き
槍は揺れる。(2章4節)

【上記の感想】

「勇士の盾は赤く 戦士は緋色の服をまとう」というフレーズは、対句というのでしょうか。
学生時代に習ったような気がしますが、とても詩的です。

平和な国、平和な時代を生きる私たちには、想像が難しいことです。

ここではもう一つ、「戦車」が気になりました。
聖書に戦車が登場する箇所を捜すと、古いところでは、出エジプト記の14章6節に発見しました。

引用すると、「ファラオは戦車に馬につなぎ、自ら軍勢を率い、えり抜きの戦車六百をはじめ、エジプトの戦車すべてを動員し、それぞれに士官を乗り込ませた」

意外と古い時代から戦車というのはあったのだなと思いましたが、ちょっと考えれば戦争は昔からあるわけで、全く意外なことではないことに気がつきました。





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Last updated  2007/07/29 06:04:35 AM
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