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2009年04月09日
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http://www.ntv.co.jp/louvre/


仕事を1時間で切り上げて、ルーブル美術館展@上野に正午から行った。特に気になっている絵を重点的に見ようと思い、レンブラントの自画像の前に30分、クロード・ロランの「クリュセイスを父親のもとに返すオデュッセウスのいる港の風景」の前に40分。フェルメールの「レースを編む女」の前に何度も並びながら20分、あとは体力も続かないので流して見学、再度来訪することを心に誓いました。

有名な女流作家の塩野七海さんが絵画の批評や解説をすることは愚の骨頂みたいなことを記していた(理由はその絵の真の意図は描いた画家にしかわからない。観賞した人はその場で感じることだけでそれで良いということらしい。)ので感想は書かないことにしますが、客観的に事実を述べると、クロ-ド:ロランの港の絵は、船の陰だか薄い霧雲の先にに隠れている日没直前の太陽があると思われる場所に向けて建物の直線を多数描くことで完璧な一点遠近法がとられていると思われます。また、これは物理的にはありえないと思っているのですが、船のマストの先に10枚以上の旗を意図的に配置し、その旗を風になびかせ、そのなびき方を見ると太陽の場所から放射的に風が吹いていて、海の波も放射的に広がっているように描かれている(ように感じました)。遠方のモノを薄ぼんやり描く空気遠近法で太陽との距離を強調すると共に、太陽光線を海面上の船の陰に何本か走らせることで放射線を強調しています。それと人間が100人近く描かれていて、これが物語性を強調しており、一番大きな左端の2人の人物の顔が東洋的というか寓話的表情をしており、そのことが物語性をより強くしています。また、良く見ると背景の柱や船、階段などが透けて見える「透明人間」風の人物が沢山いるので、かなりの人数が後に書き足されたようであります。大きくて素晴らしい叙事詩の様な絵画です。

レンブラント・ファン・レインの自画像。帽子が浮き上がって3Dのように見えます。スゴイです。






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最終更新日  2009年04月11日 10時11分11秒
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