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2013年02月23日
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床下の構造


多くの皆さんは、外観やインテリアを気にされるでしょうが、
中には見えないところを知りたいという方もいらっしゃいます。

そういうマニアックな方の為に、マニアックなビルダーの私が
床下の環境がどうなっているのかをお見せしましょう。

まず、私たち ホームメイドの輸入住宅は、基礎を耐震性の高い
ベタ基礎という方法で施工しています。普通のビルダーさんより
鉄筋量を増やしたり、コンクリートの厚さを厚くしたりして
いますが、施工済みの状態での見栄えは、普通と変わりません。

やってますと主張しない、そういうさりげない感じがいいですねぇ。


ありません。よく床下が湿気るから炭を撒きたいという人が
いらっしゃいますが、その必要は全然ありません。

ベタ基礎の下にある土は、防湿シートで覆われていますので
土からの湿気が上がってこないようになっています。但し、
長い時間が経過すれば、このシートが劣化しないとも限らない
ので、少しは湿気が上がってくるかも知れませんね。

そこで、私たちは、基礎の立ち上がりとその上に載っている
ヒノキの土台との間に、基礎パッキンなるものを入れて
土台を少し浮かせています。

その通気スペースから、外気が入ってきて床下の乾燥を
促します。もしもの時のそういうバックアップも考えて


こういう仕掛けや虫が嫌う臭いの強いヒノキ材を使うことで
シロアリや腐朽菌が繁殖しにくい環境を実現しているのです。
(あくまで、防蟻の為の薬剤を使わないのがポリシーです)

次に床組みの木材を下から支えるプラ束(プラスチックの束石)
ですが、こんなものじゃ重い構造や家具を支えられないんじゃ


でもこのプラ束、1本で14~15kN(キロニュートン)を支える
力を持っています。単位がよく分からないという方もいる
でしょうから付け加えますが、1t(トン)=9.80665kN
なんですねぇ。つまり、1本で1.5t以上の重さに耐えることが
出来るのです。また、木が将来動いたり、痩せたりしても
このプラ束はアジャスターが付いているので、長さの調整が
出来るスグレモノなんです。

また、電気配線なんかもベタ基礎の上に載っていないでしょ。
床組みの近くを這わせることで、万一床下浸水なんて状況に
なっても、配線がショートしないように出来るだけ上の方に
施工しているのです。

いや~、こんなことまで気遣いしているなんて素敵ですよね。
でも、ここはお客さんには分からない部分です。このように
施工してくれるかどうかは、施工する工務店次第ですね。

そうそう施工後の床下のお掃除も大切な仕事ですよ。






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Last updated  2013年02月23日 17時22分16秒
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