日々おだやかに、心豊かに

驚いたことに、ここ数日で
近隣のスーパーでも
お米の購入は「おひとり様１袋まで」「10キロまで」と
張り紙が出るようになりました。



新聞やテレビでたびたび報道しているので
やはり買いだめが発生し始めているようです。
「あぶない」と思うと、人間の本能にスイッチが入り、
今後の行動は素早いです。



怖いのは
同様のことが起こったマスクのように
「無ければ外出しなければいい」
と済む話ではなく
生命維持に直結してしまう、ということです。


特に小さなお子さんや育ち盛りの中高生、
高齢者がいるおうちは
お米が買えなくなってしまえば実に悲惨です。




あおるようなことは言いたくないし
このブログではそうならないように
お米を静かに淡々と備蓄することを
見知らぬパソコンの向こうのみなさんに
２年前から 呼びかけてきました。


でも、ほとんどは「なに言ってるんだか」と
「そんなこと起こるわけないじゃん。店に山になって積まれてるよ」と
スルーしていたことでしょう。 ​ それが普通よね(笑)。



でも、その妄想のような話が
現実味を帯びてきました。

そろそろ行動に移す時になったと思います。



ところで
注意したいことがあります。



ここで慌てて普通のお米を
大量に買ったらアウトです。



なぜなら、
精米されたお米は、精米直後から 酸化 し始めます。
酸化＝劣化 です。

​高温多湿のいまはなおさらです。​


さらに悪いことに
高温多湿の環境は、コクゾウムシが大好きです。
100％沸きます。


だいたい16℃以上になると虫の活動スイッチが入ります。


いざ食べようと開けてみたら、
小さな虫さんたちがこんにちは、
だけなら追い出せばいいのですが、
虫さんは蜘蛛の巣のようなものを張り、さらにお米が食べ散らかされてしまいます。
（後日書きますが、こういう時には日光に当てれば大丈夫だけどね）



なので、
この時期に白米を大量買いし、
部屋に置きっぱなしにしたら、
ほとんど無駄になります。


お米を保存するための専用保冷庫で
温度を下げなければ米袋は虫だらけ。


絶対にやめたほうがいいです。

保冷庫ってこういうやつね。






ではどうすればよいか。



私なら

＜１＞ 　１か月以内に食べきる量は通常パックで用意
＜２＞ 　それ以上～１年以内に食べきるものは「真空パック」
＜３＞ 　２年以上備蓄しておきたいものは「５年常温保存できる備蓄米」


と買い分けます。


＜１＞ はお好みのものを買えばＯＫですが、


＜２＞ は、
お米を真空パック詰めしているお米のこと。
袋は通常の米袋と同等、もしくは丈夫で高密度、厚めのポリ製。


真空 処理＝ 酸素を遮断

つまり、

●特徴として
・酸化が進みにくくなる＝劣化が穏やか
・虫がわきにくい
・真空状態を保てるのは約１年。長くて２年。
・真空にする手間があるので 通常米よりは 割高。
・でも＜３＞の備蓄米よりは安価。


少々割高になりますが、


こういうやつね

●新潟産のおいしいお米




●特別栽培米もあります



中期的備蓄と捉えて買い分けます。






＜３＞
今後５年ほどを見越した長期備蓄米。
特殊な製法で作られた袋 （京大の教授が開発したの） によって
お米を休眠状態にさせています。


●特徴は
・真空かつ冬眠＝お米が極限まで呼吸しないために
・劣化が非常に遅く、最大５年までそのまま保存できる。
・虫がわかない

なので
・＜２＞と混同しがちなのだけど、通常の真空パック米とはベツモノ。
・上記の理由から＜２＞に比べて割高。
・だけど５年間の冷蔵電気代などを考えると、かえって安いかも


「５年保存」と明記されているものを。
こういうやつね

●特別栽培米



●これが元祖・５年備蓄米

​まとめ。

・慌てて大量に買いだめすると、家が虫の巣窟
・いま買うなら真空パック米、または5年保存の備蓄米。


ということで、
参考になればうれしいです。





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