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「おっ、バースやんけ。やっぱ8時半の来週来たほうがよかったかな?」 昔はよく座っていた一番前の真ん中へ座りました。結局、最前列なのに、いや、なのでか、ぼくの右側だけが空き席で、後ろは、どうも満員ポイ様子でした。最近の映画館では、あまり感じないムードが漂っていました。
「今日はまだ少ないですよ。」
「えー、そういう評判なんや。シネ・リーブルもやってるやろ。」
「そうですね、人気ありますよ。」
「10分前くらいからか?ちょっと、ぶらついてくるね。」
「はい。」
・・・・・・・・
「おっ、ならんどる、ならんどる。」
「きっと、映画ファンが増えるタイプの映画なんやろうな 。」 そう思いました。それは、やっぱりいいことかな、と思いました。でも、こういう雰囲気の映画がもてはやされて、こういう雰囲気を賞賛するムードが広がるのもどうかなと思いました。
「でも、まあ、これは、ぼくが見たがっている映画とは違うということに過ぎないかもしれなあ。 『アメリカの夜』 はもう一回見てもええんやけどなあ。そこのところがよくわからんなあ。」 そんなことを考えながら、 三宮 まで歩きました。
「いいなあ。」 と思う反面、
「ちょっとちゃうんちゃうかなあ。」 と思ったりもしました。もちろん口には出しませんが(笑)。
「ブームから一年半経つとこういうところに出るようになるんや。」 新しい映画の宣伝でもしているのでしょうか。なんか不思議な気がしましたが、チャンネルは、すぐに変えました。
是枝裕和「怪物」109シネマズ・ハットno28 2023.06.18
市川準「トニー滝谷」パルシネマ 2023.05.29
伊丹十三「静かな生活」こたつシネマ 2023.04.23