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2022.12.27
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​​ ​井上雄彦「THE FIRST SLAM DUNK」109ハット​ ​​​​ 我が家で暮らした ゆかいな仲間たち が、もし、今、集まって人気投票をすると、おそらくダントツトップ間違いなしのマンガ家は 井上雄彦 で、作品は ​スラムダンク​ が僅差で バカボンドー を制するだろう シマクマ君 は考えるのですが、その スラムダンク が20年ぶりに映画館に帰ってくる、その上、監督を 井上雄彦 自身がつとめると知って
​「これは見なあかんやつやな。」​
​  とか思っていると、封切り直後、さっそく
​「見たで!ワールドカップの決勝と同じくらいハラハラドキドキで疲れるで。」​
ピーチ姫 から報告が入りました。​
​「もちろん行くで!」
「ハンカチいるで!」​
 まあ、こういうのやり取りがあって、​​​​やってきたのが 109シネマズハット です。冬休みに入ってしまったので、混みあっていることを覚悟してきましたが杞憂でした。ほんと、ここはいい映画館です(笑)。
​​​​​​​​​  原作 「SLAM DUNK」 ジャンプ・コミックス で繰り返し読みましたが、もう、10数年昔のことです。 桜木花道 流川楓 という二人の天才のビルドゥングス・ロマンといっていいと思いますが、不良少年だった(まあ、 桜木くん も超弩級の不良少年だったのですが) 三井くん が、コートに戻ってきて、 安西先生 に言う、
​「バスケがやりたいんです。」​
​​ こんなことばシーンや、 バスケットボールはド素人の 花道くん ​​
​「左手はソエルだけ。」​
​  と、ぶつぶつ念じながら誰もいないコートでシュート練習をするシーンは(ああ、もちろんマンガのですよ)、今でもありありと思い浮かんでくる傑作マンガです。​​​​​​​​​
​​​​​​​​​​​ 当然、今回も、そういう名場面、 名(?)、迷(?)セリフ を期待して座ったわけですが、なんと主役は 宮城リョータくん でした。そういえば、 湘北高校 のコートにやってくる以前の彼については、原作マンガには描かれていません。
 ちなみにこの方が 「リョウチン」 こと、 宮城リョータくん です。 高校2年生 です。​ こちらが彼の回想に出てくる 中1 の頃の リョータくん です。沖縄の少年でした。

 映画は奇跡的にインターハイ出場を果たした 神奈川県立湘北高校 が、2回戦で不敗の名門、 山王工業 と対戦する原作マンガのクライマックスを描いています。違うのは、試合展開を ポイント・ガード リョータくん の目で見せて描いているところです。同じ物語を別の角度のカメラで撮ればどうなるかというアイデアに唸りました。さすがですね。​​​​​​​​​

​​​​​​​​ 最初のシーンが終わって、タイトルが出てくるシーンに、まず、涙でした。 五人の主役たち が、一人、一人、黒ペンの作画ラインで描き出されていく過程が画面にあらわれていって、最後に 湘北高校の赤いユニフォーム で色付けされるのですが、​
​「元気やったかね、君たち!」​
​ 懐かしさが、画面の中で出来上がっていく絵とともにこみあげてきて、 68歳の老人 の涙腺はダダ洩れ状態でしたが、そこから約2時間、知ってはいるものの、圧倒的な苦闘の連続の中で、ぽつりぽつりとファンならだれでもが知っている名セリフがあって、挙句、あと ​5秒​ という最後の最後、敵のゴール下でボールを持った 流川楓 の眼差しがチラッと花道を見て、すごい パス を受け取った 桜木花道 のボールを構えた瞬間の ​つぶやき​ に息をするのを忘れて目を瞠りました。​​マンガを知らない人には全く分からないことを書いていますが、ファンなら誰でもわかる話なのです。どうせ繰り返し読んでいるに違いないのですから。(笑)​​​​​​
​ 映画の中では,この決定的なシーンの 花道くん のつぶやきは声にはなりませんが、ぼくは知っています。​
​「左手はソエルだけ!」​

​​  リョータくん の重い過去と現在の葛藤が挿入された結果、 宮城リョータくん にとっての 山王戦 という新しい スラムダンク が出来上がっていて、これだけ、スポーツの中の身体の動きの描写に、卓越したリアルな描画力をもつ 井上雄彦 が、やはり、作品全体としては人間が描きたいのだということが、素直に伝わって来て、感動でした。何はともあれ 拍手!拍手! でしたね。​​​​​
監督 井上雄彦
原作 井上雄彦
脚本 井上雄彦
作画監督 江原康之
美術監督 小倉一男
撮影監督 中村俊介
編集 瀧田隆一
オープニング主題歌 The Birthday
エンディング主題歌 10-FEET
キャスト
仲村宗悟(宮城リョータ)
笠間淳(三井寿)
神尾晋一郎(流川楓)
木村昴(桜木花道)
三宅健太(赤木剛憲)
2022年・124分・G・日本
2022・12・26-no143・109ハットno20
​追記2022・12・26
​  ゆかいな仲間 カガクくん から訂正が入りました。 山王戦 2回戦 で、 1回戦 は大阪の 豊玉高校 でした(笑)。マア、本人も バスケばか だった、今でもか(?)​​​​​​というわけで、よく覚えていらっしゃいますね(笑)。1回戦を2回戦に訂正しました。​

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最終更新日  2024.01.08 22:13:38
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