今回のお題は浜田省吾の「愛の世代の前に」。 1981年9/21日にCBSソニーからリリース(初CD化は1985年12/1)。1982年1月12日の初の武道館公演に向けて制作された。 1982年1月に武道館でライブを行うことが決定し、公演に間に合うよう2週間でレコーディングを終了させた。アルバムタイトルには「地球上から核兵器が根絶されない限り、本当のラブ・ジェネレーションは訪れない」という意味が込められている 1981年7月、ディレクターの須藤晃から「9月にアルバムを出したい」とソニーの意向を伝えられていたが、浜田は「そんなに早く出来るわけがない」と拒否していた。しかし、須藤の説得により要請を受け入れ、六本木にワンルーム・マンションを借りて曲作りを始めた。時間的な余裕がない状況ではあったが、見る見るうちに曲が出来上がったという。 ジャケットに書かれている「I Was Born In 1952」(1999年再発盤では「Born in 1952」)という文は浜田の生年を表しており、自分の世代としての意識を示したもの。ジャケットデザインは浜田が敬愛するジャクソン・ブラウンの「Late For The Sky」のオマージュ。
<曲目>
02(A-2). モダンガール(Modern Girl) 03(A-3). 愛という名のもとに(In The Name Of Love) 04(A-4). 独立記念日(Independence Day) 05(A-5). 陽のあたる場所(A Place In The Sun) 06(B-1). 土曜の夜と日曜の朝(Saturday Night and Sunday Morning) 07(B-2). ラストショー(Last Show) 08(B-3). センチメンタルクリスマス(Sentimental Christmas) 09(B-4). 悲しみは雪のように(Sorrow Falling Down Like Snowflakes) 10(B-5). 防波堤の上 (On The Breakwater) *対応サブスク:Apple・Spotify