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今週月曜日から金曜で、障害者福祉施設(デイサービス)に実習生としていってきました。 私の入ったクラスは、中途障害の方のクラスでした。 以前は、健常者として普通に生活されてた人達がなんらかの棒気や事故で障害を負ってしまったケースです。 障害の程度、種類には個人差が大きく、全く話も出来ず、動けず物も点滴で食べるような人もいれば、下半身の麻痺はあるけれど、脳には全く障害のない人もいました。 また、一見なんの問題もないようなのに、しばらく話をしていくと噛み合わないという高次機能障害の方もいました。 私は、指導員の方に凄くめぐまれたお陰でかなり自然にクラスの中に入っていくことが出来たように思います。 彼女は同い年だというのに、明るく、気持ちのよい態度で、しっかりとしているのにそれでなく押し付けがましくない気配りを常に全体にしていました。 積極的に利用者と話をすることは出来たのですが、このようなことを言っては失礼にならないか?何をはなしたらいいのか。特に障害の程度の重い人とのかかわり方は反応がきちんと返ってはこないので、これでいいのか?という不安でいっぱいでした。 一人一人、人は違う。その人に合わせたコミュニケーションをとる必要がある。けれどどうすれば、うまくコミュニケーションできるのか。どうすれば少しでもこの人たちの心に届くことが出来るのかその方法を5日間ずっと考えました。 印象深いのは4日目に、かなり障害の重い人と雑誌を読んでいた時のことです。彼はかなり脳の深い所まで障害を負っており、話している途中で突然寝てしまたり、周りの人がどういう人なのかという認識は出来ないような方でした。この景色きれいですね。行ってみたいですね。Mさんは○○は好きですか?という話しかけを私はしていました。彼は時折相槌を打ったり、笑ったりしていながら聞いていたのですが、突然真顔で「それで・・あなたは僕になにをさせたいのですか?」と聞いたのです。 ものすごくどきっとしました。 私はこの人に何かを求めているんだろうか?それを見透かされているんだろうか?と。 「来週もきてくれたらいいのに残念」とか、「ありがとうね」とか笑顔で行ってくれた人達もいれば、最後までこっちの一方通行だった人もいました。 結局、介護にこのようにすれば絶対間違いはないという型みたいなものはないのだという当たり前のことに気づいたように思います。相手をすこしでも理解したいと思い、失敗してもかかわり続けることでしか、その方法は見つからないのだと。 行く前までは、面倒だな・・と思っていたんですが、体験を終えてみると、本当に行ってよかったと思います。 人間何事も経験してみるもんですね。
2007年01月28日
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新年になってはや半月。 いまだ、なんとなくお正月気分を引きずりだらだらした生活を送っていたせいか日曜に激しい嘔吐アンド悪寒アンド熱にやられました。次の日病院にいくとノロでしょうとの診断。 忘れた頃に・・・。 で、バイトもかわってもらい月曜は寝てて、昨日は来週から始まる介護実習のオリエンテーションがあったので、無理やり行ってきました。ほんとはこんな状態で行っちゃ駄目なんだろうけど、この機会を逃すと来年、秋までに単位が出揃わない恐れが・・。 ということで強行。 で、帰ってからまた寝てました。 今日はだいぶよくなったけど、あと一日はゆっくりしてる予定。ほんと、保育園があってよかった。 子供預けてなかったら母は病気にもなれません。 今日で、阪神大震災から12年目。 もう、そんなにたったんだな。 あの時、自分の周りにあるものは当たり前にずっと続いていくとは限らないんだということをリアルに体感したんだけれど、月日がたつと、やっぱり今持っている平凡な日常を当然のもの、失うはずが無いゼロの状態として、そこからどれぼどのプラスを持っているかで不幸だ、幸せだって言ってる気がする。 変わらない日常に感謝しようと思う。 特に、自分が持っていないものに目がいってしまいそうになったら。
2007年01月17日
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