全932件 (932件中 251-300件目)
< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 ... 19 >
紙箱入りになったベントレーを続けて吸っています。今は「バージニアルビー」を吸っているのですが、これの旧称は「バージニアハニー」でした。この銘柄でも、食べ物や味を表す「ハニー」が、非食物である「ルビー」に変更になっています。ベントレーの他の銘柄での変更と全く同じ変え方です。やっぱり何処かからの圧力で変えさせられたとしか思えない変え方です。煙草は味と香りを楽しむ嗜好品であるという事が分かっていない・・・。 この煙草の旧称時代の2017年11月に最初のレポートを書きましたが、今回の喫煙でも当時と同じ感想を持ちました。当時「洋酒と蜂蜜の非常にまとまりの良い落ち着いた喫味を最後まで楽しめる良い煙草でした。強い主張がなく、馴染みやすい味で、常喫や『ながら』喫煙に適しています。」と書いた通り、今回もそういう感想です。 こういう落ち着いた味わいの着香煙草を吸うと、何故かホッとします。私が着香煙草好きという事でもあるのですが、ラタキア物だと周囲の反応に対して過敏に身構えてしまいますし、非着香バージニア物だと妙に喫煙に意識が集中し過ぎてしまいます。また、過剰に派手な着香でも、完全にはリラックス出来ていない事が多いように思います。ですから、ある意味ちょっと地味なくらいの着香煙草が一番リラックス出来ます。「バージニアルビー」はそういう煙草だと思います。 地味な事は悪い事ではなく、もっと評価されるべき特質だと改めて感じます。[評価されるべき煙草ブログは此方 Click!]
2021.05.19
コメント(6)
新パッケージになったベントレーの三つ目「ロイヤルゴールド」を吸い始めました。旧称は「ロイヤルバニラ」で、私はその旧称時代の2014年1月と2018年1月に吸って記事にしています。ただし、2014年に吸った缶と2018年に吸った缶では、中身が変わっていたと思われ、恐らくその最初のリニューアルの際に製造元が替わったのではないかと推測しています。 この「ロイヤルゴールド」でも、旧称の「ロイヤルバニラ」の味や香りを示す「バニラ」の部分が、色や非食品である「ゴールド」に変更されています。前に吸った「オリエンタルアンバー」や「プランターズパープル」と同じ変え方です。・・・やはり何処かからの圧力を感じます。 さて、今回の「ロイヤルゴールド」ではミルク的な喫味は感じないので、2018年に吸ったリニューアル後の「ロイヤルバニラ」と同じであり、2014年に吸った「ロイヤルバニラ」とは別物ではないかと思います。果物的な喫味があるので、私としてはこっちの方が好きで、元に戻ってなくて良かったです。 果物系の喫味によって少しシャープな味わいになり、ベタベタ or まったりしない仕上がりの着香煙草です。シャキッとしたい昼間の時間帯に吸うのが良さそうです。[シャキッとした煙草ブログは此方 Click!]
2021.05.16
コメント(0)
復活したベントレーのパイプ煙草を引き続き吸っています。今回取り上げるのは「プランターズパープル」です。これは以前は「プランターズスイート」という名前で、旧称時代の2016年10月にレポートしています。味等については旧称時代と同じと思われ、チェリーに近い果物系の着香が美味しい煙草です。 因みに、2016年10月の記事では製造元をシェスター社としていますが、少なくとも現在はダン・タバコ社(DTM)になっているようです。2016年当時のラインアップは、既に一度リニューアルされた後のものなので、もしかしたら当時のリニューアル前の銘柄がシェスター社製で、リニューアル後はDTM製になっていたのかも知れません。 でも、製造元が前回から変わっていないとして、今回どうして名称変更をしたのでしょう。例えば、ロバート・マッコーネルのダンヒル・レプリカのように、レプリカ元からクレームがあったとか、或いは「マイルド」とかの強弱を表すような単語が煙草で使えなくなっての変更とか、そういう事なら分かるのですが、今回のベントレーの名称変更は理由が今一つ分かりません。前回吸った「オリエンタルアンバー」では「スパイス」が「アンバー」になっていて、今回の「プランターズパープル」では「スイート」が「パープル」になっています。何れも味を示す単語が色や非食品の単語に替わっています。もしかして、「マイルド」のような強弱を示す単語と同様に、味を連想させる単語も使用してはならない事になったのでしょうか。味と香りを楽しむ趣味である煙草の名前であるのに・・・。 名前を変更する事によって新製品と誤認させて売り上げを伸ばすという販売戦略を疑ったりもしたのですが、今回は未だ吸っていない「クラシックワン」は名称変更していないので、そうではなさそうです。「クラシックワン」には味を表現する単語が含まれていませんから、やはり味を想起させる単語を使用しないようにしたという線が濃そうです。 味の表現をも使えなくしたのは、供給者側の自主的な判断なのでしょうか。それとも第三者による圧力なのでしょうか。煙草の良し悪しを決める最も重要な要素である「味」についての表現を名前で使わないようにするとか、煙草の事を良く知っている人の仕業とは到底思えません。 ・・・何だか今回の記事は面白くない話になってしまいましたが、今回の「プランターズパープル」については、なかなか良く出来た美味しい着香煙草だと思っています。名前なんていう外面的な部分に気を取られる事なく、我々は淡々と煙草を楽しんで行きたいものです。[煙草の事を良く知っている煙草ブログは此方 Click!]
2021.05.12
コメント(0)
私は気付いていなかったのですが、暫く日本市場から姿を消していた「ベントレー」ブランドのパイプ煙草が、パッケージと名前を変更して復活したようです。姿を消していたと言っても、そんなに売れているイメージはありませんでしたから、国内流通在庫はずっと残っていたと思われます。ですから、あまり「復活!」の有難味は感じられないというのが正直な所です。 今回取り上げる「オリエンタルアンバー」は旧称を「オリエンタルスパイス」と言い、私は2017年9月にレポートしています。軽いラタキア銘柄で、製造はダン・タバコ社(DTM)です。 今回のロットで、前の50g丸缶から四角い紙箱50g入りに変更になったのですが、その箱は二枚目の写真の通り、割りと凝った作りの高級そうな物です。いやぁ、でも消費者のこっちとしては、高級そうな紙箱より、乾燥し難い丸缶の方が良いのですが・・・。それに、紙箱の中の銀色のビニール袋は手では非常に開けにくく、無理に手で開封するとビリビリに不規則に破れ、保管の際の密閉度が悪くなります。ビニール物のパッケージが手で開けにくいというのは、DTM製パイプ煙草に共通して見られる欠点で、DTMのパウチ物も手では綺麗に開きません。この辺は、丸缶よりはコストを抑えたいけど、パウチにして安物感は出したくない、或いは「ベントレー」という高級車ブランドに相応しい個性を出したい等といった供給者サイドの思惑なのでしょうが、どうなんでしょうねぇ・・・。少なくともユーザーフレンドリーではないです。 喫味の方は、以前レポートした時と変わっていないように思います。ラタキアに支配されないラタキア物、或いはスパイス程度に抑えたラタキアを加えたバージニア・ブレンドといった風な煙草です。ラタキア至上主義の方には物足りないとは思うのですが、私はこれくらいのラタキアの使い方が好みです。 まぁ、パッケージは別として、流石DTM製のパイプ煙草です。味については間違いはないと思います。[間違いない煙草ブログは此方 Click!]
2021.05.09
コメント(2)
今月分の煙草の買出しに行って来ました。購入したのは上の写真の通りです。 私は全く気付いていなかったのですが、暫く日本市場から姿を消していたベントレーのパイプ煙草が復活したとの事で、その全6銘柄だけを購入しています。それらはどうやら名前も変わっているようで、旧称でどれが新名称のどれになるのか、今の所調べていません。でも、多分どれも一度は吸っていると思うんですよねぇ。まぁ、旧称との擦り合わせは、レポートを書く際に確認します。 という事で、各レポートをお楽しみに![名前も変わっている煙草ブログは此方 Click!]
2021.05.05
コメント(2)
ピーターソンに三つ追加された旧ダンヒル銘柄ですが、最後にレポートするのは「スタンダードミクスチャー」です。ダンヒル版当時のレポートは2014年3月にアップしています。また、ロバート・マッコーネルのレプリカ版である「ノッティンヒル」については2019年12月にレポートしています。 ブランドがダンヒルからピーターソンになったとは言え、ダンヒル撤退時の製造元(スカンジナビアン・タバコ・グループ(STG))はピーターソン版になった今も製造元として変わっていません。ですから、レシピは当然として、原料も製造工場も変わっていないでしょうから、ピーターソン版になった旧ダンヒル銘柄は、旧ダンヒル時代と全く同じ煙草であると思われます。実際に吸ってみても、私には喫味の変化が認識出来ません。今回吸っている「スタンダードミクスチャー」も同様です。 このラタキアが入っているのかどうか良く分からない熟成オリエントがメインの「スタンダードミクスチャー」の喫味は、2014年にレポートした時と同じに感じます。ピーターソン版になった今の缶にも「A BLEND OF VIRGINIA AND TURKISH TOBACCOS」と書いてあり、ラタキアの文字は見当たりません。勿論、ラタキアはターキッシュ(オリエント)葉の燻製ですから、ターキッシュと記載されていれば、それがラタキアを示している可能性はあります。また、実際の喫味でも、ラタキアっぽい部分があるにはあります。ですから私は、この煙草をラタキア用に使っているパイプで吸っています。 でもやっぱりラタキアっぽさは非常に希薄で、ラタキアに慣れていない人でも普通に吸えそうな煙草です。ラタキアっぽさが希薄なだけに、むしろラタキア入門には適さないかも知れないと思われるくらいです。例え、この煙草を吸い慣れたとしても、一般的なラタキア銘柄には立ち向かえないのではないでしょうか。 ま、そんなこんなで。とにかく旧ダンヒル銘柄の復活は喜ばしい事です。[喜ばしい煙草ブログは此方 Click!]
2021.05.02
コメント(0)
ピーターソン銘で復活した旧ダンヒル銘柄に三つの銘柄が追加されましたが、今回はその内の二つ目として「エリザベシアンミクスチャー」を吸ってみます。これはダンヒル時代の終盤で日本にも輸入されていた銘柄ですし、当時と製造元は同じですから、中身は全く変わっていないだろうと思われます。バージニア&ペリク(Va&Pe)のブレンドで、私の好きなタイプです。 因みに、ダンヒル時代に吸ったレポートは2015年4月にアップしています。喫味の細かい話はそちらをご覧頂くとして、今回は本当に同じ中身なのかどうか、ダンヒル時代のレポートを読みながら吸ってみたいと思います。 まず開封してみますと、ダンヒル時代と同じ香りとカット、湿り具合のように感じます。以前のレポートの通りです。で、吸い始めてみますと、以前よりちょっと辛みが出ているような気がします。ただ、この違いは、乾燥の進み具合、或いはパイプの違い等による喫味の変化の範疇にあるように思われ、同じ缶の煙草でも何回か吸っていると、これくらいの喫味の差は出そうです。 で、当時は「いきなり『ダンヒルらしい纏まりです』などと纏めてしまいたくなるような纏まり具合なんです。」なんて書いてますが、今回の喫煙でも同じ感想です。また「今まで吸ってきたダンヒルの煙草の中では最も好きかも知れません。」とも書いていますが、それも同じです。実は前回吸った同じくVa&Peのコインカット煙草「デラックスネイビーロールズ」に期待していたのですが、あれが予想外にもやや手応えに欠ける喫味だっただけに、「俺的ダンヒルNo.1銘柄」の地位は依然として「エリザベシアンミクスチャー」という事になりそうです。(笑) ま、そういう風で、やっぱりダンヒル銘末期時代と同じ煙草であるようです。私の好きなVa&Peカテゴリーの煙草ですし、纏まり過ぎてて面白味に欠けるなんていう思いは置いといて、取り敢えずこの煙草が復活した事を喜びたいと思います。[喜びたい煙草ブログは此方 Click!]
2021.04.28
コメント(2)
ピーターソンで復活している旧ダンヒル銘柄に、この度三つの銘柄が加わり、いよいよ日本に入って来ました。その三つの銘柄の内、最も注目されているであろう銘柄が、今回吸ってみる「デラックスネイビーロールズ」です。この煙草はダンヒルが撤退する以前も日本には輸入されておらず、吸った事のある人は少ないと思われます。 因みに、この煙草のレプリカであるロバート・マッコーネル「ハイゲート」については、昨年3月にレポートしていますので、それと比較してみるのも面白いと思います。 それでは開けてみましょう。 開封時の香りは、基本的に発酵した干草系ですが、何かの酸っぱい果物のような香りと、牧場の牛っぽい糞尿系の匂いも微妙に感じます。成程、バージニア&ペリク(Va&Pe)の煙草らしい美味しそうな匂いです。カットはコインカットで、直径が40mm、厚さ1mm程です。缶の中には、これが27枚半ほど入っていました。湿気は、この手の煙草としては普通だと思います。 火皿内径20mmのパイプに、このコインカットの煙草を2枚半ほど適当に折りたたんで詰めます。そうして着火しますと、割りと線の細い酸味が最初に来ました。果物系と漬物系の中間くらいの酸味なのですが、ガツンとは来ません。そしてその酸味の後ろからコクと微かな甘味が来ますが、これも意外に線が細く、強くは主張して来ません。つまり全体的に線が細く、良く言えば繊細、悪く言えば弱々しい喫味に感じます。香りの方は、やはり基本的に発酵した干草系で、これも開封時よりも主張して来ない感じです。 火付きと火持ちは意外に良いです。もうちょっと気を遣うかなと思ったのですが、何だか普通に吸えています。 喫煙中盤でも喫味の変化はありません。意外に主張して来ない喫味なので、少し押し固めて、煙草の密度を高めにした方が良いかも知れません。詰める量も2枚半と言わず、3枚でもいいかも。 で、過去に吸ったコインカットの銘柄を思い出しながら比較すると、これのレプリカであるロバート・マッコーネル「ハイゲート」の方が味わいが深かったように思います。実際、あっちの方が価格が高く、その分だけ美味しかった・・・。レプリカの方が高くて美味しいとは。(笑) ま、好みの問題かも。 ブランドも製造会社(STG)も同じであるピーターソン「スペシャルリザーブ2018」というコインカットの限定銘柄と比較すると、やはりあっちの方が太い味で美味しかっと思います。ま、でもあれは過去の限定銘柄ですし・・・。 ブランドは違いますが、製造元が同じであるコモイ「カスクNo.7」(既に廃止銘柄)と比較すると、喫味も価格も一番近いと思いますが、・・・う~ん、それでもあっちの方が好きかなぁ。あっちの方がペリク強めで、その分だけコクが太かったように思います。 後は、ダビドフ「フレイクメダリオンズ」との比較ですが・・・、価格が違い過ぎます。そりゃ、あっちの方が旨いわなぁ。 という事で、コインカットのVa&Pe銘柄の中で比較すると、今回の「デラックスネイビーロールズ」が一番低い評価となってしまいました。でも、価格的にもこれが一番安いので、価格なりとも言えます。そういう意味で、コモイ「カスクNo.7」が廃止になった現状では、コインカットのVa&Pe銘柄を最初に試す銘柄として、最もお勧めしやすい銘柄であるとは言えると思います。 結論が先になってしまいましたが、喫煙は続いています。ただ、喫煙終盤でも基本的に喫味の変化はないので、特に書くべき事はありません。 という事で喫煙終了。後味は細い酸味とコク、残り香は薄い干草系でした。 全体的に見て、コインカットのVa&Pe銘柄として喫味の線の細さに物足りなさはありますが、美味しくない訳でもありませんし、これならこれで気楽に吸える常喫系銘柄だと思います。・・・コインカットの煙草を気楽に吸うという景色に多少の違和感は感じますが。(笑) 現状では、日本国内で買えるコインカットの銘柄として、一番手を出しやすい煙草です。コインカット入門用、或いは常喫用として、お勧め出来る煙草だと思います。[気楽な煙草ブログは此方 Click!]
2021.04.25
コメント(2)
ドイツのプランタ社がパイプ煙草事業をデンマークのマックバレン社に移管してから1年以上が経ちましたが、ここに来てやっと移管後の製造品が日本に入って来ました。マックバレン製の「ダニッシュブラックバニラ」です。 上の写真がそのパッケージなのですが、何故かプランタのロゴが上の方に残っています。けれども、パウチの裏には小さく「A former PLANTA brand made in Denmark by Mac Baren Tobacco Company」と記載されていますので、マックバレン製である事が分かります。もしかしたら、「プランタ」というブランドもマックバレンで引き継いでいるのかも知れません。 さて、今回の移管では製造会社が替わった訳ですから、当然工場も替わったと思われます。煙草の場合、ブレンドレシピが同じでも、工場が異なると味も違って来るという事が当然のように起こります。ただ、「ダニッシュブラックバニラ」のように強い着香が施された煙草で、工場が替わった事による味の変化を感じ取る事が出来るかどうか。今回の喫煙では、その辺に注意を払いたいと思います。とは言え、プランタ製の時の味を明確に覚えている訳でもないので、過去の自分のレポート記事を読みながら吸ってみる事にします。 では、開けてみましょう。 開封時の香りは、かなり重い感じのバニラで、ちょっとレーズンを思わせる香りです。このレーズンを想起させる部分というのは、プランタ製の時もありました。カットはラフカットとリボンカットの混合で、湿気はやや強めに感じます。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、ややソフトになったバニラの中に、何かの花が混ざっているような香りが来ました。やや薬品的な部分もあります。この辺まではプランタ製も同じだったと思うのですが、薬品的な部分にマックバレン特有の癖を微妙に感じます。マックバレンの強い着香物に時折感じる薬品的な匂いを、この煙草にも微妙に感じるのです。 一方、味の方は意外に軽い甘さに仕上がっていて、この辺もプランタ製と同じように感じます。 火付きと火持ちに問題はありません。燃え過ぎて困るという事もありませんし、吸いやすい煙草だと思います。 喫煙中盤になってくると、着香分の香りと甘味が抜けて来て、ベースの煙草の味わいが表に出て来ますが、・・・う~ん、どうも何だか物足りません。ちょっとスカスカしてて、奥深さがありません。プランタ製ではもう少し手応えがあったように思うのですが・・・。でも、まぁ、元が強い着香だっただけに、それでもまだパイプ煙草として楽しめる範疇ではあります。 喫煙終盤で更にスカスカ感が増して来ます。香りや甘味が完全になくなった訳ではありませんし、不味いという事でもないのですが、序盤と比較するとちょっと厳しい状態です。ただ、渋味は出て来ませんから、まぁ悪くはありません。 という事で喫煙終了。後味は薄いミルク系の甘味、残り香は強めのバニラでした。 全体的に見て、バニラ着香の煙草としては及第点といった所だと思いますが、プランタ製と比べると、やや弱い感じがします。 マックバレンも下手なメーカーではありませんし、レシピ的には同じなのでしょうが、やはりプランタ製ほどの完成度には至っていないように私には感じられます。ただ、プランタ製の喫味をはっきり覚えている訳ではありませんし、その曖昧な記憶の中でも微妙な差しか感じ取れませんから、再現度としては十分かも知れません。この辺は、プランタ製を愛飲なさっていた方の感想を聞いてみたい所です。 また、プランタの他の銘柄、特に「ダニッシュブラックバニラ・フレイク」の復活も楽しみに待ちたいと思います。[楽しみな煙草ブログは此方 Click!]
2021.04.21
コメント(0)
ダビドフの今年の限定煙草を入手する事が出来ました。とは言え、一缶100gの内の半分くらいの中身と、紙製の外箱だけを譲ってもらっただけですから、懐は痛んでいません。何せ、100g缶で12,200円という超高額な煙草なので、まともに買わなくて済んでホッとしています。(笑) 今年の限定物には「イヤーオブザオックス」という名前が付けられています。これは「YEAR OF THE OX」、つまり「丑年」という意味です。明らかに中国を中心とした東アジア向けの名前です。もちろん、東アジアからの移民が多い南米とかでも干支が通じる国はあるそうですが、まぁ、市場規模から考えても殆ど中国向けでしょう。同じように干支に因んだ名前といえば、ダンヒルのパイプ本体にもそういう限定シリーズがありました。何を隠そう、ダンヒルの干支パイプは私も実は2本も持ってたりします。メーカーの思う壺です。(笑) それでは早速吸ってみましょう。 頂いた袋から出した煙草の香りは、果物と花・・・、と言うか殆ど強烈な芳香剤のような香りです。オーキッドとアニスの香りなのだそうですが、ほぼ「お部屋の芳香剤」です。このまま布の袋に詰めて匂い袋にすると女子受けしそうです。(笑) カットは、リボンカットとラフカット、それにブロークンフレイクが少し混ざっています。湿気は普通からやや強めの感じですが、頂いた袋には湿度72%固定の調湿剤が同梱されていたので、オリジナルの湿度状態ではないかも知れません。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、果物系の抑えた甘味と、果物&花の香りが来ました。甘味は予想よりありますが、香りに関しては着火前の延長線上にあります。甘味が意外とあるのは、ブロークンフレイクがブレンドされているからでしょう。ブロークンフレイク混じりの着香煙草は、大抵は甘味が強めに出ます。とにかく味も香りも非常に上品で、良く纏まった喫味だと感じます。 火付きと火持ちは普通からやや悪めですが、オリジナルの湿度状態ではないかも知れないので、何とも言えません。 喫煙中盤も序盤と同じ喫味が継続します。果物系の甘味と芳香剤のような強い香りです。果物系の甘味は好きなのですが、この強い香りは少しやり過ぎのように私は感じます。ちょっと食べ物の香りとは違っていて、口に入れるような類の物ではないような気がするからです。でも、この辺は好みの問題なので、人によって評価は違って来るでしょう。また、甘い香りの強い煙草は、味としては意外に甘くない事が多いですが、この煙草は香りが強い割りには甘味が良く出ており、そういう意味では良く出来た上質の煙草であるとは言えます。 喫煙終盤で味の方は変わってないのですが、鼻が慣れて来たのか、少し香りが弱まったように感じます。この流れは一般的な着香煙草と同じではありますが、それでも元々強い香りなので、この段階でもガッツリ着香っぽい喫味です。 という事で喫煙終了。後味は果物系で、残り香は強い芳香剤でした。 全体的に見て、非常に強い香りに好みが分かれそうではありますが、甘味も良く出ていて、非常に上質な着香煙草だったと思います。 ただ、やはりこれが50g換算で6,000円超の内容がある煙草なのかと聞かれると、ちょっと苦しい所ではあります。良く出来た上質の煙草なのは間違いないですが、普通の缶入りパイプ煙草の2倍以上の価格、或いはダビドフのレギュラー品の1.5倍の価格ほどの内容がある煙草だとは、自信を持って言えない気がします。 行きつけの煙草屋さんの話では、この煙草も意外と売れるそうです。高い分だけ入荷量も少なく、売れ残って困る事はないとの事。限定品というプレミアム性も効いているのかも知れませんし、ダビドフという名前の神通力もあるのでしょう。或いは、「話のネタに」という需要だけで十分に捌ける量しか売っていないって事かも知れません。 ま、経済的に余裕のある方は吸ってみて下さい。[余裕のある煙草ブログは此方 Click!]
2021.04.18
コメント(2)
また過去の100g缶限定銘柄を吸っています。今回は既にパイプ業界から撤退したプランタが2015年にリリースした「アノMMXVエディション」です。 「MMXV」はローマ数字で「2015」を意味します。また「アノ(ANNO)」はドイツ語で「~年の」という意味だそうですから、名前の意味は単純に「2015年版」という事になります。プランタのイヤー煙草という位置付けになるでしょうか。私もこれは2015年3月に吸っています。 缶の中は密封された袋で、それに煙草が入っているのですが、開封してみますと意外に煙草の乾燥が進んでいるように感じます。で、最初に吸った時のレポートを見返してみますと、当時も比較的乾燥した状態であったようです。これがデフォなのでしょう。 少し乾燥した煙草なので、舌への刺激がやや強めに出ます。味としては、やや酸味のある果物系で、舌への刺激と相まって、かなりシャキッとした味わいです。寝覚めの一服目には丁度良さそうです。 それにしても、撤退して1年以上が経過していますが、プランタ製パイプ煙草の流通在庫は未だかなり残っているように感じます。OEM供給も含めて、プランタはかなりの数の銘柄を出していましたが、ダンヒルとかマクレーランドのようなマニアックなファンの多いブランドではなかったのでしょう。撤退時に流通在庫の争奪戦は殆ど発生しなかったようです。 それと、プランタの事業はマックバレンが引き継いだはずなのですが、マックバレンから旧プランタ銘柄が出てきたような話を聞きません。今どうなってるんでしょう? まさか引き継いだマックバレンがそのまま握り潰してしまっているとかではないでしょうね。 ちょっと気になる今日この頃・・・。[気になる煙草ブログは此方 Click!]
2021.04.11
コメント(2)
輸入が止まって二度と国内では買えないだろうと思っていたジャーマイン「スペシャルラタキアフレイク」が入荷していたので、思わず買ってしまいました。 私がパイプ煙草を始めて以来、国内販売されているパイプ煙草のすべてを吸ってしまうまで数年かかってしまったのですが、その間に輸入終了もしくは廃止になってしまって、結局吸えなかった銘柄が幾つもあります。ジャーマイン(J. F. Germain & Son)の殆どの銘柄も、私が辿り着く前に日本から姿を消してしまいました。辛うじて吸えたのが、この「スペシャルラタキアフレイク」とパウチの「ミクスチャーNo.7」、それとライセンス生産品の「バルカンソブラニー」だけです。 しかも悪い事に、そもそもジャーマイン社の生産量が少ないのか、米国の某ネットショップとかでもなかなかジャーマイン社各銘柄は在庫に入らず、入っても直ぐに完売してしまうような状況のようです。これでは、そう簡単には吸えません。見つけたら即買いです。 この「スペシャルラタキアフレイク」は、ファンが多くて輸入量も多かったからなのか、前に輸入がストップした際に最後まで売られていて、私も2017年6月にレポートしています。その時は角缶でしたが、今回購入できたのは丸缶になっています。また、今回購入した際に「バルカンソブラニー」もお店に入荷していて、どうやらこの二つだけは少量ずつでも輸入が継続されるようです。・・・う~ん、でもどちらも今後の生産量に不安の残るラタキアのブレンドなので、次に国内で買えるのは何時になる事やら。 ラタキア物のフレイクは非常に稀有な存在ですし、味も完成度が高くて吸いやすく美味しい煙草なので、ラタキアに抵抗のない方なら非常に楽しめると思います。ある時に買っといて下さい。[継続される煙草ブログは此方 Click!]
2021.04.07
コメント(2)
ソラーニの一気吸いの最後は「633」です。缶には「VIRGINIA FLAKE」とありますが、バージニア・ストレートではなく、ペリク入りのVa&Peブレンドのフレイクのようです。また、前に吸った時は角缶でしたが、最近は他と同様に丸缶に変わったようです。 フレイクの縦横の大きさは標準的だと思いますが、厚みがやや薄手で、しかもフレイクにしては乾き気味なので、テクニック的に吸いやすい煙草です。また、煙草の糖度もたっぷりあって、とても美味しいと感じまず。ただ、糖度が高過ぎるのか、ややアルカリの刺激が出がちではあります。 これも製造はコールハス社が行っている訳ですが、コールハス製のフレイク物は、この銘柄のように比較的吸いやすい物が多いように感じます。まぁ、一つ一つ調べた訳でもありませんし、単純にサミュエル・ガーウィズの難しいフレイクと無意識に比べてしまっているからかも知れませんが、同じくコールハス製のロバート・マッコーネルのフレイクとかでも吸うのに苦労した記憶がありませんし、私としては良いイメージです。 いつかコールハス製のフレイク物を集めて比較してみるのも面白いかも知れません。[良いイメージの煙草ブログは此方 Click!]
2021.04.04
コメント(0)
ソラーニの集中喫煙が続いていますが、今回は「369」です。所謂「ブルー369」です。 今回のソラーニ・シリーズの喫煙では度々ラベルのブレンド内容表記を話題にして来ましたが、この「369」のラベルでは「VIRGINIA, BURLEY, PERIQUE」となっています。実物を見ると明らかにブラックキャベンディッシュが入っていますので、ここでもブラックキャベンディッシュのベースになっているのであろうバーレーだけの表記になっています。 けれども米国某情報サイトによると、この煙草のブレンド内容は「Black Cavendish, Burley, Perique, Virginia」となっており、バーレーとブラックキャベンディッシュが併記されています。ですから、実際のブレンド内容は、ブラックキャベンディッシュ加工の施されていないバーレーと、バーレーがベースのブラックキャベンディッシュの両方が入っているのでしょう。これをひっくるめて「バーレー」とだけ表記する日本のラベルも如何なものかと思います。 ・・・それはさて置き。(笑) この「369」では、着香系では少数派のペリクがブレンドされています。確かにそれに起因するのであろうコクや旨味が、この煙草では感じ取れます。まぁ、オリジナルのペリクは某社によって独占されていて、パイプ用には供給されていないというような悲しい事実もありますが、ラタキアの供給に不安な未来しか見えない現在に於いては、パイプ煙草のコクや旨味を高める存在として、ペリクの注目度は今後もっと上がって来るのではないでしょうか。 私も非着香ではバージニア&ペリク(Va&Pe)の銘柄が好きですし、もっとペリク入りの煙草が増えて欲しいと思っている一人です。今後に期待したい所です。[期待の煙草ブログは此方 Click!]
2021.03.31
コメント(0)
ソラーニの「127」を吸っています。所謂「グリーン」というやつです。 最初に吸ってレポートしたのは2015年4月でしたから、約6年前です。その時は、ダン・タバコの傑作人気銘柄「ブルーノート」にも近い良質の着香煙草だと評価したのですが、今回の喫煙では、ちょっとバーレー葉系の舌への刺激が気になって、前回吸った「131」(レッド)の方が好みだったような気がしています。 事程左様に、パイプ煙草の評価というのは不安定なものです。特に吸う間隔が開いていると、正反対の評価にもなり得ます。煙草の葉っぱというのは農作物なので、同じ産地でも毎年作柄が違って来るでしょうから、幾らブレンダーが微調整を加えたとしても最終製品の生産ロットによって仕上がり具合は多少ぶれるでしょう。また、吸う側のパイプスモーカーも数々の経験を積み重ねて感受性は変わって来ますし、パイプ本体の特性、吸う環境の変化=気温とか湿度とかも喫味に影響します。 そう考えると、一度吸って好みに合わなかったとしても、数年後に吸うと違って来る可能性がある訳で、特定の銘柄を「もう二度と吸わない」と決めて付けてしまうのは多少勿体ない気がします。まぁ、勿論逆もあって、あの時あんなに美味しかったのに、今吸うと美味しく感じないというような事も・・・。(笑) 何事も決め付けずに、常に柔軟な気持ちで向き合うのが吉だという事だと思います。[柔軟な煙草ブログは此方 Click!]
2021.03.28
コメント(0)
このソラーニの「131」については、つい先日吸ったばかりなのですが、同じ銘柄のラベル違いが併売されていたので買ってみる事にしました。 前のラベルでは、警告表示の地の色が白なのに対して、今回のラベルでは銘柄のイメージカラーである赤に変わっています。しかも、その赤も少し橙色っぽくなっています。 また、これはもっと重要な違いなのですが、前のラベルには「VIRGINIA,BURLEY」と記載されているのに対して、今回のラベルでは「BRIGHT&RED VIRGINIA,BURLEY,BLACK CAVENDISH」となっています。今回の表記の方が内容的には妥当なのですが、同じ銘柄でブレンド内容の記載にこのような違いが出るのは、如何にも不自然に感じます。因みに、2014年に購入した缶のラベルには「VIRGINIA,BURLEY,SINGLE MALT SCOTCH WHISKEY」とあり、今回のラベルと近い内容です。 これは私の勝手な推測なのですが、前のラベルも今回のラベルも日本語の警告表示がシールではなく最初から印刷されたものなので、 日本の輸入元のスタッフが企画したラベルになっていると考えられます。そこでパイプ煙草に慣れないスタッフが担当してしまったので、ブレンド内容の表記でミス又は誤解をしてしまい、前のラベルで「VIRGINIA,BURLEY」と入れてしまった。ブラックキャベンディッシュがバーレー葉ベースでしょうから、これでも成分表示として完全な間違いとは言えないものの、あたかも非着香煙草であるかのようなイメージになってしまうので、パイプ煙草を良く知る人からすれば妥当な表現とは言い難い。そこで急遽ラベルを変更したのですが、既に前のラベルも生産されてしまっていたので、結果として二つのラベルが混在して売られるようになってしまったと・・・。そんな経緯だったのではないでしょうか。 利益追求、若しくは過度な競争を勝ち抜くため、近年は市場へのデリバリーを急ぐ傾向が強まっています。結果として、一つの製品に対するチェックやテスト・検討の期間が短縮され、未成熟な製品が市場に溢れるようになってきています。近年自動車のリコールが頻発しているのも一つの例でしょう。 またインターネット上に於いても、SNSの流行によって、短い文や写真をいとも簡単に感情的・衝動的に発信する人々が増加しています。こうした発信には、推敲や深い検討が伴っておらず、まるで子供が大声で喧嘩しているかのような炎上騒ぎになる事態が頻発しています。 一つの製品なり言葉や写真なりを世間に出す前に、それが本当に妥当なのかどうかを今一度冷静に深く考える必要があります。そういう理性的な態度は、人間社会にとってとても重要なのだと思います。[重要な煙草ブログは此方 Click!]
2021.03.24
コメント(2)
引き続きソラーニを吸っています。買った順番とは違いますが、暫くフレイク物を吸っていないような気がしたので「656」(エイジドバーレーフレイク)を選んでいます。 この煙草を最初に吸ってレポートしたのは2015年1月でしたから、ほぼ6年振りです。当時の角缶から、最近は丸缶になりました。ネットショップさんによっては未だ角缶の写真が掲載されていたりしますから、角缶になったのは最近のようです。ただ、丸缶と言っても、缶の中の紙包みは四角いままですから、フレイクの形は崩れにくくはなっています。 個人的には、フレイクは角缶に入っている方が好きなのですが、コスト削減に伴う丸缶への統一という流れは止まりそうもありません。外出先への持ち出しを考慮するなら角缶の方が便利ですから、何なら保管してある昔の角缶へ詰め替えるという手もありますが、家の外へ持ち出して吸うという事も最近は殆どありませんし、まぁ、このままでも支障はありません。それよりも、コストを削減して収益力を上げて、長く生き残ってくれた方が嬉しいです。 煙草の味としては、甘味を抑えた硬質さが特徴と言えるでしょうか。バーレーの単葉ブレンドではないようですし、バーレーも深く熟成されているようですから、バーレーキックの類は最小限に抑えてあります。それでも「なるほどバーレーですね」と思える程度にはバーレーっぽい硬質なコクがあって楽しめますし、過度な主張はして来ないので「ながら喫煙」にも向いています。 フレイク物はどうしてもバージニア・ストレートの銘柄が多いので、バージニア以外を前に出したこういう個性は大事にしたいですね。[長く生き残る煙草ブログは此方 Click!]
2021.03.21
コメント(0)
引き続きソラーニを吸っています。今回は「113」です。 黒いラベルの「113」ですが、私が最初に吸ったのは2016年8月で、その時は「スイートミステリー113」と呼ばれていました。今回購入した缶では、頭の「スイート」がなくなり、「Xミステリー」と記載されています。更に、お店にあった在庫の中には、ラベルデザインがもっと変更されたバージョンもあって、訳の分からん状態になっていました。この辺のラベルデザインのバージョン違いに関しては、また別の記事で云々する予定です。 この「113」は、果物&バニラの強めの着香が美味しい煙草なのですが、バーレー葉によるものと思われる刺激があって、それがチクチクと舌を刺すので、人によっては好みが分かれるかも知れません。けれども、こういう刺激は少し気分をシャキッとさせるので、私としてはそんなに嫌いではありません。これも一つの個性でしょう。或いは、こういう単なるマッタリ着香でない所が「ミステリー」という名前の由来なのかも知れず、もしそうであるなら、この刺激は生産者側が故意に仕組んだものという事になります。世間には、舌への刺激を求めるスモーカーもいるのでしょう。 ま、そんなこんなで。(笑)[刺激を求める煙草ブログは此方 Click!]
2021.03.14
コメント(0)
ソラーニの「131」を吸っています。所謂「レッド131」です。最初に吸ってレポートしたのは2014年5月でしたから約7年前ですが、その間に缶のラベルが変更になり、警告表示の面積が増えると伴に、その警告がシールではなく直接印刷された日本向け専用タイプのラベルになっています。時代の流れですね。orz この「131」は、吸ってみると果物系の着香煙草なのですが、缶のラベルには「VIRGINIA,BURLEY」と記載されていますから、非着香煙草と誤解する方もいらっしゃるかも知れません。それ程強い着香ではありませんから、非着香好きの方でもそこそこ行ける煙草だと思うのですが、購入時には気を付けた方が良いと思います。 で、今回7年ぶりの喫煙なのですが、当時のレポートと今回の喫煙では少しイメージが違っています。7年前は微妙に糞尿系の臭みを感じたのですが、今回そういう匂いは殆ど感じません。そういう匂いがあると思って注意深く探せば、その系統の匂いがあるにはあるのですが、意識しなければ気付きません。 例えば「スカトール」という物質は強い糞臭を出しますが、「低濃度では花の香りを呈し、実際にオレンジ、ジャスミンやある種のトロピカルフルーツの花の香気成分に含まれている」そうです。この煙草の香りも、もしかしたらコレで、着香の残り具合によって糞尿の匂いに感じたり、果物系に感じたりするのかも知れません。そう言えば、先日我が家で購入した「ふぐ刺し用醤油」にも、かなり強い柑橘系の果汁が入っていたのですが、これも瓶の口に鼻を近付けて匂いを嗅ぐと、かなりの糞臭を感じます。これはきっと「スカトール」です。 このように、「匂い」のポジティブな表現である「香り」とネガティブな表現である「臭み」との間には明確な境界線はなく、「匂い」の濃度や成分の混ざり方、或いは各個人の感受性によって「香り」にも「臭み」にも感じられます。或いは常に「臭み」と表現されるような匂いでも、例えば納豆やブルーチーズ、煙草で言えばラタキアの匂いのように、その味が好きな人にとっては、むしろその「臭み」こそが好ましいと感じる事さえあります。先日食べた国産ブルーチーズは、熟成が足りていなかったのか、臭みが殆どなく、あまり美味しくありませんでした。 このように、「匂い」というのは非常に曖昧なものなので、それを以って物の価値を決め付けてしまうのは、実は適切ではないというお話でした。ちゃんちゃん。(笑)[好ましい煙草ブログは此方 Click!]
2021.03.07
コメント(4)
新しいパイプの慣らしと並行してソラーニの「779」を吸っています。日本で売られているソラーニの中で唯一のラタキア銘柄です(海外では、もう一つ「763」というラタキア銘柄があります)。 パイプの慣らしではマックバレンの「バージニアNo.1」を使っていますが、パイプを休ませる関係上、一日に何度も吸う事が出来ません。一方、ラタキア銘柄も出勤前とかには吸えません。ですから、この二つを同時並行にこなして行くと、一日分の喫煙量として丁度良い感じになります。 ソラーニの「779」は、日本のショップさんの表記では「ゴールド779」となっている事が多いです。確かに色分けされたソラーニの各銘柄の缶の中で、この「779」は金色のラベルが貼られています。けれども、その缶のラベルには「ENGLISH MIXTURE」という表記が入っており、逆に色に関しての記述はありません(輸入元が貼ったのであろう缶裏の日本向けシールには「Gold」の表記があります)。海外サイトでは、ラベル色で表記するサイトと、「ENGLISH MIXTURE」という表記になっているサイトの両方があります。で、自分としては、もうややこしいので、ブレンドナンバー「779」だけの表記にしようかと思っています。(笑) その「779」ですが、ネバネバ系ではなく、どちらかと言えば軽くて硬質な方のラタキア銘柄です。ですから、ラタキア慣れしていない人でも比較的吸いやすいと思います。私も、ラタキア銘柄の中では、こういう感じの喫味の方が好みです。因みに、製造はドイツのコールハス社です。・・・何か、コールハス製の銘柄って、意外と多いな。STG製の次くらいか? ま、そんなこんなで。(笑)[そんな煙草ブログは此方 Click!]
2021.02.21
コメント(3)
今回購入した三つのオルスボの最後の銘柄「ゴールド」を吸っています。 色んな所で使われていますが、例えばシリーズに三つの銘柄がある場合、それぞれを「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」と命名する事があります。オリンピックとかのメダルもそうですよね。パイプ煙草で言えば、今はもう廃止になりまりましたが、マックバレンのパイプ煙草「キューブ」シリーズが正にそれで、シリーズには「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」という三つの銘柄がありました。 一方、今回のオルスボ・シリーズには、今吸っている「ゴールド」と既に廃止になった「シルバー」はあったものの、「ブロンズ」はなかったように思います。その代わり、色の名称という見方をすれば、「ブラック」というのがあります。これは珍しいパターンです。或いは「ブロンズ」は市場に出る前に消えて行ったのかも知れません。まぁ、「ゴールド」と「シルバー」が純粋な金属の名称であるのに対して、「ブロンズ」は合金(銅と錫)ですから、元々それだけがちょっと違った存在ではあります(純粋な銅は「カッパー」)。 で、その「ゴールド」「シルバー」「(その他)」の三つがあると、当然「ゴールド」が最高若しくは基準となる最初の銘柄という事になりがちで、その他は派生品の位置付けであったりします。でも、それと味の好みは別物で、私も個人的にオルスボについては「ゴールド」が一番好きという訳ではなかったりします。う~ん、この前吸った「ブラック」の方が好みかなぁ。 という事で、名前を見ていると、銘柄開発の背景とかが想像出来て面白いですが、だからと言って味の好みの判断基準にはならないという、至極当たり前なお話でした。ちゃんちゃん。(笑)[基準となる煙草ブログは此方 Click!]
2021.02.10
コメント(2)
オルスボの「ブラック」を吸っています。これも残る銘柄なのかどうか分かりません。 某ネットショップさんのサイトでは、この「ブラック」と「バニラ」「ゴールド」が残り、「シルバー」と「チェリー」が廃止になったという表記になっています。過去に吸った事のあるオルスボ・シリーズでは、「マンゴー」がもう大分前に廃止になっています。まぁ、少なくとも着実に銘柄数が減ってます。orz 今年は廃止・廃業関連の話題は最小限に留まって欲しいという思いがありますが、果たしてどうなる事やら。昨年のプランタの例がありますから、スカンジナビアン・タバコ・グループやコールハス、マックバレン、コーネル&ディールでさえ安全とは言えませんが、やはり危なっかしいのは独立系でしょう。ダン・タバコやサミュエル・ガーウィズはファンが多いので、ちょっとやそっとでは廃業しないと思いたい所ですが、販売量で収益を確保しにくい小さな会社ほど危ないのは確かでしょう。ポッシェル辺りもヤバイかも知れません。 こういう話題をもう書かなくても良い一年を願います。[着実な煙草ブログは此方 Click!]
2021.02.07
コメント(0)
オルスボの「バニラ」を吸い始めました。 昨年末の買出しの際に、お店の人からオルスボが廃止になるという話を聞きました。シリーズ全部がなくなるというニュアンスに聞こえたのですが、もしかしたら残る銘柄もあるかも知れません。実際この記事を書いている段階では、残存する銘柄もあるようになっているネットショップもあります。 オルスボのシリーズはスカンジナビアン・タバコ・グループ(STG)が製造していますから、STGの銘柄整理に引っかかったという事なのでしょう。同じくSTG製のラールセンの煙草もかなり整理されてしまっていますし、ピーターソン銘になったSTG製旧ダンヒル銘柄も、復活していない銘柄の方が多いです。大手であるSTGも時代の流れには逆らえないといった所でしょうか。 オルスボのシリーズは日本では割りと売れている方の銘柄なのに、何故廃止にするのかという声があったとお店の人から聞きました。確かに、私もオルスボ・シリーズは美味しい銘柄ばかりだと思っていました。今吸っている「バニラ」も、ベタベタしたバニラではなく、果物的な味わいがある中でのバニラ香が非常に美味しい煙草です。こういう美味しいパウチ物の煙草は、是非とも残って欲しい所です。 今年も銘柄数的には厳しい年になりそうです。[売れている煙草ブログは此方 Click!]
2021.02.03
コメント(0)
コールハス製の限定100g缶を立て続けに吸っていますが、今回は新製品三つ目となる「カジノエディション2021」を吸います。 この煙草の名前については別のパターンがあって、某ネットショップさんとかでは「リミテッドエディション エディション2021 カジノロワイアル」となっています。一方、缶裏のラベルには「Kohlhase & Kopp Limited Edition Casino Edition 2021」とあり、また中に入っていた口上書きカードには「CASINO EDITION」と書かれています。缶裏のラベルには輸入元(柘製作所)の名前が入っていますから、輸入元が添付した物でしょう。一方、カードはドイツ語(コールハスはドイツのメーカー)と英語の併記になっていますから、製造元が書いたものでしょう。ですから、カードに書かれた名前がオリジナルであろうと思われます。 で、とにかくカジノに因んだ限定煙草という事らしいのですが、このタイミングで何故カジノに因むのか、その理由が良く分かりません。季節とか記念日、或いは何かのイベントとか、とにかく時節に絡む限定煙草なら理解できるのですが、いきなりカジノですか・・・。 前に書きましたが、コールハスの限定物には、幾つかの着香パターンを適当に各限定物に割り振ってリリースしてるような所があるので、もしかしたら試作はしたものの余ってしまった着香パターンを無理くりリリースするために、適当にこじつけただけの名前かも知れません。 ま、美味しければ、どうでもいいです。(笑) という事で、早速開けてみましょう。 開封時の香りは、甘い南国フルーツ系です。前述の口上書きにはマラスキーノチェリー、ココア、ピスタチオ、ピンクペッパーと書かれているのですが、まぁ、合わせると甘い南国フルーツです。(笑) カットは、ラフカット、リボンカット、ブロークンフレイクの混合で、やや湿気の強さが感じられます。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、砂糖漬けフルーツっぽい甘味が来ました。酸味もあって、唾液がどんどん湧いて来ます。この甘味の強さは、着香による物だけでなく、糖度の高いバージニア葉がベースであろうブロークンフレイクに起因している部分が大きいと思われます。過去、ブロークンフレイク交じりのブレンドには、こういう甘味が良く出た物が多くありました。一方、香りはほぼ開封時と同じ方向性です。 酸味もあってベタベタし過ぎない、美味しい着香煙草だと思います。 葉にやや強めの湿気を感じたので、気持ち緩めの詰め方をしたのですが、それが功を奏したのか、火付きと火持ちについては問題がありません。燃え過ぎる感じもないので、吸いやすい煙草です。 喫煙中盤、やや着香が薄まりながらも、フルーツ系の甘さは継続します。こりゃ結構イイですねぇ。食後のデザート的な吸い方も合うでしょうし、昼間に単独で吸っても楽しめそうです。ただ、割りと主張してくる系統の味なので、ながら喫煙向きではないかな。 喫煙最終盤で流石に喫味がスカッて来ますが、着香物としては普通ですし、それまで十分楽しめるので、これはこれで悪くないです。甘味も最後まで感じられます。 という事で喫煙終了。後味は南国フルーツ、残り香も同じ系統でした。 全体的に見て、南国フルーツ系の酸味交じりの甘味がたっぷり楽しめる美味しい着香煙草だったと思います。着香煙草としての完成度は、かなり高いと感じます。 上で「もしかしたら試作はしたものの余ってしまった着香パターンを無理くりリリース」したのではないかと書きましたが、成程これほど高い完成度の着香煙草であれば、お蔵入りさせるのは勿体ないです。こじつけでも何でもいいからリリースしたのは英断だと思います。そう思わせる美味しい煙草です。 着香好きの方は、ぜひどうぞ。[完成度の高い煙草ブログは此方 Click!]
2021.01.31
コメント(3)
前回はラットレーの冬季限定銘柄「ウィンターエディション2020」を吸いました。これはコールハス社によって製造された煙草ですが、今回はそのコールハス社が自ブランドで販売している冬季限定銘柄「ウィンタータイム2020」を吸います。コールハスがOEM向けに作った煙草と自ブランド向けに作った煙草とをどのように色分けしているのか。そこが非常に興味深い所です。 では、開けてみましょう。 開封時の香りは、南国のフルーツと言うより、もっと何かの花の香りに近い、非常に華やかな香りです。前のラットレー「ウィンターエディション2020」がアーモンドとかナッツ系の香りでしたから、非常に対照的ではありますが、基本的にどちらも強めの着香煙草である事は変わりません。カットはラフカットで、湿気は普通だと思います。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、やはり南国フルーツっぽい花の香りが来ました。開封時と同じ香りです。一方、味の方は植物系の苦みが僅かに混ざった薄いフルーツ系のようです。昨年、ラットレー「サマーエディション2020」という夏季限定銘柄を吸いましたが、これには青い花弁がブレンドされていて、独特の植物系の生臭い匂いがありましたが、今回のコールハス「ウィンタータイム2020」にもそれに近い植物系の匂いがあります。製造会社が同じですし、同じような方向性で作られた煙草なのだと思います。でも、この植物系の生臭い部分というのは、好みが分かれそうです。慣れれば、それなりに楽しめますが。 火付きと火持ちは普通だと思います。特に工夫を要するような燃え方はしません。 喫煙中盤になってくると、ブレンドされているブラックキャベンディッシュのベースであろうバーレー葉の刺激が舌を刺してくるようになりました。元々甘味が殆どない喫味なので、この刺激は結構目立ちます。香りの方は変わらず継続しているので、どうも味よりも香りを楽しむ煙草のようです。ですから味の面での楽しみは余りありません。この方向性も、前述のラットレー「サマーエディション2020」と同じです。 喫煙終盤も基本的には中盤と同じ感じです。花っぽい香りに、味は薄いフルーツと植物系の苦み、それとバーレーの刺激です。個人的には、もう少し香りを抑えてでも味の方に資源を割いて欲しかった所です。バージニアの割合をもう少し上げれば、甘味が増して、味の方でも楽しめる喫味になったように思います。 という事で喫煙終了。後味は薄いフルーツとバーレーの刺激、残り香は花の香りでした。 全体的に見て、味よりも華やかな香りを楽しむ煙草だったと思います。 前述のように、ラットレー「サマーエディション2020」と良く似た煙草で、その方向性をこの冬はコールハスの自ブランドでリリースしたという感じです。・・・という事は、この冬のラットレーの限定はナッツ系でしたから、今年の夏に出るコールハスの限定物はナッツ系の煙草のなったりするんでしょうか。(笑) 何か、コールハス製造の限定煙草用ブレンドパターンを、幾つかのブランドの限定物にテキトーの割り振ってるだけというような感じもしないでもない・・・。この辺は、製造しているブランドの個性が残っているように見えるスカジナビアン・タバコ・ブループの限定物と違う所なのではないでしょうか。 大手OEM供給元にも、煙草の作り方にそれぞれ個性があるとも言えます。面白いですよね。[個性のある煙草ブログは此方 Click!]
2021.01.27
コメント(2)
本来は年末年始向けの煙草だと思うのですが、入荷が遅かったので入手が遅れ、今になってやっと吸います。ラットレーの「ウィンターエディション2020」です。ラットレーと言えば、レギュラー品に通好みの渋い銘柄が多いので、こういう限定品でもそういう煙草を想像しがちですが、過去に吸った季節限定物は割りと普通の着香煙草であった事が多いです。今回はどうでしょう。早速開けてみます。 開封時の香りは、完全にアーモンド&ミルクです。これにチョコレートの香りが加われば、良く売られているアーモンドミルクチョコレートになっちゃいそうです。カットは基本的にラフカットで、湿気はやや強めに感じます。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、少しの砂糖を混ぜたホットミルクにナッツ系の風味を加えたような味が来ました。香りは、ナッツ系 or アーモンドが前にあります。アーモンドとミルクの組み合わせは、チョコレート菓子で馴染み深いですが、パイプ煙草の喫味としては珍しいように思います。ふむ、こういう喫味も悪くないですねぇ。 火付きと火持ちは問題ありません。湿気が強めにあるような気がしたので、やや緩めに詰めましたが、普通に詰めても良かったかも知れません。イージーに吸えます。 喫煙中盤で舌が喫味に慣れて来ると、如何にも糖分が高そうなアルカリの刺激が目立って来ました。ブレンドされているであろうブラックキャベンディッシュのベースであるバーレー葉の刺激かも知れませんが、それが甘いだけじゃない喫味を演出しています。アーモンド&ミルクと言うとマッタリ系の味を想像すると思いますが、意外にそんな緩い感じではなく、ちょっとシャキッとする部分があります。 更に吸い進んで喫煙終盤に入ってくると、喫味の中に明らかにバーレー葉のコクが見つかるようになり、煙草らしさが出て来ます。着香とブレンドの構成が意外と複雑で、安いパウチ物とは一線を隔する着香煙草である事が分かります。価格なりの着香煙草だと思います。 という事で喫煙終了。後味には、意外に太いバーレー系のコクが残り、残り香はアーモンド&ミルクでした。 全体的に見て、序盤のお菓子っぽい喫味から、後半の本格的煙草らしい喫味への変化が非常に興味深い美味しい煙草だったと思います。こういう煙草なら、着香好きは勿論、非着香派の方でも楽しめるのではないでしょうか。 今回の煙草も、ラットレー銘の煙草にしては着香感が強い銘柄でした。この辺は過去の同様の限定銘柄と同じです。一方、ラットレーのパイプ煙草はコールハス社が製造しており、そのコールハス銘の年末年始向け限定煙草も買ってありますから、両者の比較が興味深い所です。製造元のコールハスが二つ同時にリリースした限定銘柄をどのように色分けしているのか。その辺を意識して次回のコールハス銘限定煙草を吸ってみたいと思います。[本格的な煙草ブログは此方 Click!]
2021.01.24
コメント(0)
今月分の煙草の買出しに行って来ました。購入したのは上の写真の通りです。 入荷が遅くて入手が遅れた各社の年末向け限定銘柄を三つ購入しています。後は久し振りのソラーニを二つ。それと、割引券があったので購入してみたガス缶が一つあります。 パイプ用ライターの王者「オールドボーイ」で有名なイム・コロナの純正ガス缶を買ってみたのですが、最も売れているであろう「共用ガスボンベ」とどれほど違うのか気になる所です。使い始めて違いが体感できればレポートしたいのですが、その記事を上げるのは随分と先の話になりそうです。何しろガス缶のストックが未だ2本もあるからです。(笑) とういう事で、各レポートをお楽しみに![違いがある煙草ブログは此方 Click!]
2021.01.20
コメント(2)
コールハスの「リミテッドエディション2014」を吸っています。もう7年も前の限定銘柄です。 今回吸っている缶は、製造されて7年も経つというのに、保存状態が良いです。完全に加湿なしで、そのまま美味しく吸えます。缶の中のビニール袋の開いた口をテープで留めているだけの封入方式であるにも関わらず、これだけ良い状態を保っていられたのは不思議です。 確かに、この封入方式でこれだけの状態が7年も保てるのであれば、短期間で消費されてしまう事が予想される限定銘柄で、この封入方式が時折見られるのも納得が出来ます。でも、これから消費が落ち込んでいく煙草業界では、もうそろそろこの方式も限界なんでしょう。同じ方式だったピーターソンの限定銘柄は、ここ1~2年で完全に袋の口を密閉する方式に変わりました。今後は限定銘柄であっても数年レベルで在庫が残る可能性が高くなっているとの判断が働いていると考えられます。 もしかしたら、100g缶限定銘柄そのものの数も減って、50g丸缶の限定銘柄に切り替わって行くかも知れません。ピーターソンには50g丸缶の限定銘柄「セントパトリックスデイ」なんていう煙草もありましたから、可能性としては有り得ます。いや、50g丸缶の方が買いやすいですし、むしろその方が良いような気がします。 まぁ、次の限定銘柄が出やすいように、とりあえず過去の限定銘柄の在庫分は、さっさと消費し尽くしてしまわないとね。(笑)[有り得る煙草ブログは此方 Click!]
2021.01.17
コメント(0)
前回に引き続きガレリアを吸っています。今回は「チョコレート」です。 この「チョコレート」は本当にそのものズバリのアメリカン着香煙草で、ブレンドも半分以上が真っ黒なブラックキャベンディッシュで構成されているように見えます。アメリカン・ブレンドらしく、このブラックキャベンディッシュはベースにバーレー葉を使っているでしょうから、着香の香りは強いけれども、糖度が高くなく、実は味はそんなに甘くないという煙草に仕上がっています。 日本のパイプ界は米英の影響を強く受けていて、特にアメリカのパイプ界の後を常に追いかけているようなイメージを私は持っています。それはドイツやデンマーク等では広く普及しているパイプ用フィルターの捉え方に於いて特に顕著で、アメリカと同様に日本でもフィルター入りパイプの人気は高くありません。中にはフィルター入りのパイプなんて邪道だというような意見も散見されます。 ところが、着香煙草に関して言えば、日本に於けるアメリカン着香煙草の人気は低く、ドイツやデンマークのメーカーが作る欧州系着香煙草の方が良く売れているように見受けられます。ちょっと不思議な現象です。 ・・・え? 私ですか? 私はパイプはドイツ&デンマークで大きく普及している9mmフィルター派ですし、煙草はデンマークのスカンジナビアン・タバコ・グループ(STG)製の物と相性が良いですから、完全に欧州本土系・ドイツ&デンマーク系パイプスモーカーです。(笑)[影響のある煙草ブログは此方 Click!]
2021.01.13
コメント(0)
今回はガレリアの「ラム&メープル」を吸っています。ブレンドに黒い葉は見当たらないので、ブラックキャベンディッシュは入っていないと思われる着香煙草です。 日本では「タバコ・ガレリア」ブランドでパウチ物として輸入販売されていますが、本国アメリカでは、製造元の「サトリフ(Sutliff)」ブランドからバルク販売される事が多いように見受けられます。そのガレリアも一頃は日本で10銘柄以上あったラインアップが、今では一部の流通在庫を除き、たった3銘柄しかなくなってしまいました。まぁ、その3銘柄以外は日本で売れているイメージがありませんでしたし、本国でバルク販売がメインであるなら、売れないパウチは消えてもしょうがありません。 ガレリアの着香煙草の多くが典型的なアメリカン着香で、アメリカン着香特有の風味があります。この風味は廃業したマクレーランド社の着香煙草にも共通していました。ただ、今吸っている「ラム&メープル」は、その独特な風味が少なく、比較的欧州系着香に近いような喫味です。もっとも、アメリカンである所以のバーレー葉の割合は比較的高いようで、当然、舌を刺すバーレー葉の刺激はあります。 マクレーランドは廃業しましたし、ガレリアも3銘柄を残すのみですから、今や典型的なアメリカン着香煙草は日本で希少な存在となってしまいました。他にアメリカン着香と言えばキャプテンブラックがありますが、既にスカジナビアン・タバコ・グループ傘下ですから、もしかしたらアメリカ国内では製造していないかも知れません。う~む・・・。[典型的な煙草ブログは此方 Click!]
2021.01.10
コメント(4)
今年最初のパイプ煙草レポートは、例年通りラールセンのイヤー煙草「2021エディション」です。今年の缶は、従来よりも更に小柄な缶になり、同じくスカンジナビアン・タバコ・グループ(STG)で製造されているピーターソンとかの限定100g缶と同じ形状になりました。色は紫で、シンプルなデザインです。で、写真に写っている警告表示シールの下に何かあるのかなと期待して、撮影後に剥がしてみたのですが、紫の地の色だけで何も描かれてはいませんでした。orz もう警告表示シールが貼られる事を前提にした缶デザインに最初からなっていた訳です。 では、早速開けてみましょう。 開封時の香りは、バニラ、トロピカルなフルーツ、クリームといった感じで、非常に華やかです。ラールセンの着香煙草らしい良い香りだと思います。カットは、ラフカットで、黒い葉と茶色の葉が半分ずつくらい混ざっています。湿気は普通です。 これを火皿内径22mmのパイプに詰めて着火しますと、華やかなフルーツ&バニラ系の香りと伴に、適度な酸味を伴った果物系の甘味が来ました。ん~、クッキーっぽいニュアンスも少しあるかなぁ。角が取れていながら、軽やかな味わいがあって、着香煙草として非常に美味しいと思います。やっぱりラールセンの着香は外れがありません。 火付きと火持ちには問題がありません。テクニック的にイージーに吸える煙草だと思います。ただ、吸い進むにつれて少し燃え進みが遅くなるような感触はあります。まぁでも、燃え過ぎるよりかはいいです。 喫煙中盤で、少し粉っぽい感触が出て来ました。何かの甘いパウダーが浮遊する空気を口に入れているような感じです。こういう感触の煙草は着香系で時々ありますが、何か特定の着香成分があるのかも知れません。それ以外の喫味に関しては序盤と変わらないと思うのですが、この粉っぽい感触によって、クッキーっぽさが前に出てきたようにも感じます。 喫煙終盤で、粉っぽい感触が強まり、同時に着香分が少し薄れてきたように思います。ただ、渋くなるほど薄くなるという訳ではなく、基本的に最後まで着香煙草らしい香りと味は楽しめます。この辺は、さすがラールセンの限定100g缶といった所でしょうか。 という事で喫煙終了。後味は少し粉っぽいお菓子系で、残り香は果物&バニラでした。 全体的に見て、序盤の華やかさが後半でお菓子っぽい感触に変わって行きますが、年末年始のおめでたい雰囲気に良くマッチした良い着香煙草だったと思います。 缶の形状の統一とか、一部ブランド&銘柄の廃止などを見ると、あのSTGでさえ事業整理が進んで、全体の規模が縮小して行っているのだと思いますが、ラールセンらしい個性は未だ「エディション」のシリーズに生きていると感じます。縮小の流れは今年も続くと思われますが、各ブランドの個性は、このように残って行く事を願ってやみません。また、今年も少しでいいので、新たな銘柄が登場して欲しいものです。 今年も美味しい煙草が楽しめますように。[楽しめる煙草ブログは此方 Click!]
2021.01.06
コメント(4)
今回はアークロイヤルを吸っています。 日本では主に売られている紙巻煙草の同シリーズの方が有名かと思いますが、その紙巻煙草の方はパイプ煙草の風味を楽しめるシリーズとされていますので、本来こっちのパイプ煙草の方がベースなのだろうと思います。 でも、以前にこの煙草を吸った際に手巻でも試してみたのですが、どうもパイプで吸うよりも美味しく感じたのです。もしかしたら、そういう煙草だったので、パイプ用より紙巻の方がメインになって行ったのかも知れません。 現代は紙巻煙草の市場規模の方がパイプ煙草のそれよりも圧倒的に大きいので、紙巻煙草こそが煙草の本来的な姿であって、ほぼ「煙草=紙巻煙草」であると思っている人が世間には多いと思うのですが、パイプや葉巻の愛好家から見れば、紙巻煙草というのは飽くまで煙草の即席簡易的でちょっと邪道な吸い方でしかなく、決して本来の煙草の姿ではないと感じています。少なくとも私個人はそう思っています。紙巻煙草しか知らない喫煙者も、そしてWHOを含む世間一般も、実は煙草本来の良さを全く知らないまま煙草を語っている・・・。 「おまえら何も分かっちゃいねぇな。」と言いたい事が時々あります。以前の私も紙巻煙草しか知らない喫煙者だったのですが・・・。(笑)[本来の煙草ブログは此方 Click!]
2020.12.27
コメント(4)
JTの「ロックンチェア2」を吸い終わろうとしている所です。ここの所、JTのパイプ煙草を割りと集中的に吸って来ましたが、この銘柄が最後になります。 で、改めてJTアイメックスのパイプ煙草ラインアップを見てみると、以前に吸った事のあるパウチ物の「ビッグホーン2」と「ビッグホーン2・テイスティスモーク」がカタログ落ちしている事に気付きました。い、いつの間に・・・。orz 「ビッグホーン2」は一応ラタキア物でしたから、ラタキアの供給不足になっている昨今では、廃盤になるのも頷けます。でも「ビッグホーン2・テイスティスモーク」の方は普通の着香物でしたから、残しても良かったのではないかと感じます。需要の低迷に伴う銘柄数の削減は、例え三大煙草メーカーのグループ企業でも避けられないという事なのでしょう。 同じ事は多くのOEM品やシリーズ物の製造元であるスカンジナビアン・タバコ・グループ(STG)でもあるようで、あの「オルスボ」シリーズが廃止になるという話を聞きました。私も評価していて、日本国内でも比較的売れていると聞いていたシリーズです。(このシリーズについては近々再喫するつもりです。) この流れは何処まで続くのでしょう。 せめて私の目が黒い内は、市場が生き残ってて欲しいものです。[売れている煙草ブログは此方 Click!]
2020.12.23
コメント(2)
JTの「シルクロード」を吸っています。最初に吸ったのは2011年12月でしたから、丁度9年前です。 この煙草については、喫味のイメージはほぼ変わりませんでした。当時の私だったらそう感じるだろうなというレポートを以前は書いています。でも今の私は、同じ喫味でももう少し高い評価にします。バニラ系の着香とは言え、ベースの煙草の味がしっかり感じられ、なかなかイイ感じの喫味です。かなり良い質の葉を使っているように思います。 カットが良く解されたブロークンフレイクであるというのも好きなポイントです。このカットの煙草は何種類か吸って来ましたが、大抵はバージニア葉の甘味がしっかり感じられる良品でした。この「シルクロード」もそうです。 気に入らない点は、40gパウチ入りだという所でしょうか。最近は100g缶を多めに吸っているので、40g入りだとアッという間になくなってしまっているように感じます。やっぱり40g入りだと、ちょっと物足りない気がします。 最近の私だったら、このパウチ二つを続けて吸っても抵抗を感じないかも知れません。それ位、美味しく楽しめる煙草です。[楽しめる煙草ブログは此方 Click!]
2020.12.20
コメント(0)
JTの「プロムナード」を吸っています。最初に吸ってレポートしたのは2012年6月でしたから、もう8年以上前です。 この煙草も、以前吸った時とイメージが異なる物の一つです。最初に吸ってレポートした際には、チョコレートやメープルシロップの味を感じていて、ショップさんの解説でもそういう風な味とされているのですが、今回吸ってみると、ウィスキーとかバーボンでケーシングした煙草のような味がします。ボルクムリーフとかにあるような、あの風味です。・・・う~ん、甘味はもっとあるかなぁ。少なくとも、チョコレートは殆ど感じません。長期在庫で着香が飛んだのかも知れません。 まぁ、でも結構美味しいです。着香感は希薄で、素のバージニアに洋酒が浸み込んでいるような風味なので、もう少し高い価格帯の煙草のようです。それと、ちょっとバーレー葉の刺激があって、良いアクセントになっています。バーレー葉が表に感じられるという意味では、販売元のJTアイメックスの説明にある「ソフトな甘味を生かしたアメリカタイプ」という表現も理解出来ますが、良くあるアメリカン着香の煙草よりもバージニア葉の甘味が感じられます。良いブレンドだと思います。 さて、これを含めてJTのパウチ物パイプ煙草は、現在40g入りで1,170円という価格設定になっています。これは50g換算で1,463円ですから、実際そんなに安い煙草ではなかったりします。マックバレンの「バージニアNo.1」より高いのです。製造元(マックバレン)も輸入・販売元(JTアイメックス)も同じなのに価格が高くなるという事は、「JT」というブランドに価値を持たせているという事になりますが、ことパイプ煙草の分野でプレミアを付けるだけの神通力が「JT」にあるとは思えない・・・。そういう所に疑問は感じるとは言え、悪くない煙草です。[プレミアな煙草ブログは此方 Click!]
2020.12.16
コメント(4)
今年はもう出ないのかなと思っていたピーターソン「スペシャルリザーブ2020」が入荷したので、買って来ました。例年なら、もっと早い時期に入荷していたように思うのですが、去年から今年にかけてのピーターソン或いはスカジナビアン・タバコ・グループ(STG)界隈は何かとゴタゴタしてましたので、少々の遅れは致し方ないのかも知れません。何か、幾つかのSTG製パイプ煙草の廃止話も聞こえて来ましたし・・・。orz 確か去年か一昨年辺りからだと思うのですが、今のピーターソンの限定100g缶は写真のようなコンパクトなタイプの缶になっています。これはラールセンの100g缶と同タイプで、どうやらSTG製はこれで統一されるようになっているみたいです。このタイプの缶は、缶自体は手で開けられる程度の密閉性しかありませんが、中の袋の口はしっかり閉じられていて、以前のピーターソンの限定100g缶に比べると、流通在庫期間中の劣化は少なくて済みそうです。 という事で、早速開けてみましょう。 今年の「スペシャルリザーブ」の開封時の香りは、メインは果物系で、そこにバニラとちょっとミルクか油脂系のクリーミーなニュアンスが混ざっています。角の取れた果物系という感じでしょうか。カットは、ほぼ明るい色の細かいリボンカットがメインで、黒いブラックキャベンディッシュのラフカットの葉は少ししか混ざっていません。湿気は普通です。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、意外や意外、非着香バーレー系のような喫味が最初に来ました。出だしの喫味の味わいが薄く、着香感も希薄です。開封時のあの香りは何処に行ったんだ?ってな感じです。 暫く吸い進むと味わいが見えて来ますが、やはりバーレー葉の硬質なコクと刺激が先に来ていて、バージニアの甘味と着香分は後ろにあります。単発勝負の限定物では珍しい、随分と硬派な喫味です。 火付きと火持ちは普通でしょうか。やや燃え難いニュアンスがありますが、普通に吸える範疇です。 喫煙中盤になると、着香分が更に薄れて来て、バーレー系の硬質な喫味がもっと強まったように感じます。バージニアの甘味は相変わらず薄いです。ですから、硬派な姿はますます明確になっています。こういう喫味は、サッパリしていて、むしろ夏向きだと思いますし、この「スペシャルリザーブ」のデリバリー時期も本当は夏頃だったのだろうと思うのですが、残念ながら年末に吸う事になってしまいました。でも、まぁ、忙しい年末に気持ちを引き締めるような喫味と言えなくはないかな。 喫煙終盤も硬質な喫味のままです。もう非着香バーレーがメインの煙草だとしか感じられません。少し気が引き締まりますし、ながら喫煙用で常喫するにも良いかも知れません、限定煙草ですが。(笑) と言う事で喫煙終了。後味は硬質で甘くなく、残り香は焚火系+少しの果物といった感じです。 全体的に見て、開封時の香りからは想像出来なかった硬派な非着香バーレー系がメインの煙草でした。甘々な煙草が吸いたくなる冬の休日向けではないとは思いますが、渋好みの人には適した煙草だと思います。 毎年恒例の限定煙草では、強めの着香系煙草が多くを占めますが、ことピーターソンの「スペシャルリザーブ」では時々こういう硬派な煙草が出て来ます。Va&Peの珍しいコインカット煙草も過去には「スペシャルリザーブ」で出た事があるくらいです。そういう方向性が、幾多の限定銘柄の中で「スペシャルリザーブ」が際立つ強い個性となっていますし、今後も続いてくれると嬉しいです。[硬派な煙草ブログは此方 Click!]
2020.12.13
コメント(0)
前回に引き続き、またピーターソンの「ホリデーシーズン」を吸っています。今回は2016年版です。 例によってパリパリに乾いてしまっていたのですが、前回の2014年版程ではなかったので、今回は殆ど加湿せずに吸っています。それでも美味しく楽しめているのは、多分この煙草にかなりの量のブロークンフレイクがブレンドされているからだろうと推測しています。 フレイク等の塊状の煙草は、体積の割りに表面積が少ないので、表面は過乾燥しているように見えても、塊の中の芯までは乾燥し切っていない場合があるように思います。ですから結果的に過乾燥になるまでに時間がかかり、長く美味しさを保てるのではないでしょうか。 また、着香煙草にブレンドされるフレイクというのは、多分糖度の高いバージニア・ストレートのフレイクが多いように思われますので、その部分だけでも高い糖度の美味しさが出せそうです。ですから、乾燥が進んで香料が飛んでしまっても、糖分は飛ばずに残り、それで美味しさを保てるという側面もありそうです。 ・・・まぁ、勝手な想像なんですけど。(笑) 真実のメカニズムは分かりませんが、ブロークンフレイクが多くブレンドされている着香煙草というのは、通常でも甘味が強く美味しいですし、少々乾燥が進んでいても意外に美味しく楽しめるというのが、私の個人的経験から導き出された結論です。ただ、そういうブレンドの煙草は、パウチ物にはなく、ちょっとお高い缶物でしか見た覚えがないというのが残念です。そりゃ、美味しい煙草は安くはならんわなぁ。(笑)[美味しい煙草ブログは此方 Click!]
2020.12.06
コメント(0)
年末ですので、そういう煙草を吸っています。ピーターソンの「ホリデーシーズン2014」です。これも行きつけの煙草屋さんで売れ残っていた過去の限定銘柄です。 例によってビニール袋の開いた口を折りたたんでテープで留めてあるだけの梱包なので、中の煙草はパリパリに乾いていました。で、テキトーに加湿したのですが、今回の加湿はなかなか上手く行って、美味しく楽しめています。 いつも湿度計とかを使わずに、触った指の感触だけで加湿具合を見ているので、丁度いい加湿にならない事が良くあります。特にやや過加湿になってしまう事が私の場合は多いです。ですから、今回の加湿では少し控えめの加湿を心掛けました。水を含ませた加湿器を煙草の袋に入れて様子を見て、後で煙草を指で触れた際に、乾いている感触だけど少しひんやりするぐらいにまで放置します。そうなったら、その翌日に加湿器を取り出すというパターンで今回は試しました。これで今回はベストの加湿が出来ました。 煙草の乾燥具合によって調節する必要があるかとは思うのですが、ちょっと足りないかなと思えるくらいの加湿具合が、香り立ちも良いようですし、美味しく楽しめそうです。 ・・・今更加湿具合で試行錯誤するなんて、私はまだまだ未熟です。orz[ベストの煙草ブログは此方 Click!]
2020.12.02
コメント(2)
JTの「桃山」を吸っています。これも今まではパウチだけを吸っていて、100g缶を吸うのは初めてです。とは言え、中身はパウチ版と同じです。 今の「桃山」は、同じくマックバレン社製の前の「桃山II」からのリニューアル版なのですが、レシピとしては国産時代の「桃山」により近い内容になっているそうです。ですから、国産時代をご存知の方からすれば、現行「桃山」の方が懐かしい感じがするのだろうと思います。けれども、国産時代を知らない私にしてみれば、マックバレン社製になってからの「桃山II」の方が「桃山」の原点です。しかも、最初に「桃山II」の香りを嗅いだ時には、遠い昔に何処かで嗅いだ事のある懐かしい香りに思われ、自分の幼い時のパイプ煙草の原点がここにあったのだと確信させるものでした。 冷静に考えて、パイプ煙草としての味や香りの完成度や奥深さは、現行の「桃山」の方が前の「桃山II」より上だと思います。けれども、パイプ煙草の自分の原点は「桃山II」にあるので、あの香りをもう一度味わいたい気持ちが今でもあります。 こういう原点・原体験というのは人それぞれだと思います。皆さんの煙草・パイプ煙草の原点は何処にありますか? 時たまそういう事を思い出してみるのも悪くありません。[原点の煙草ブログは此方 Click!]
2020.11.29
コメント(4)
JTの「カピート2・メローライト」を吸い始めました。以前吸ってレポートしたのが2011年でしたから、もう9年振りという事になります。 この煙草も最初に吸った当時は非常に軽い煙草という感想だったのですが、今回吸ってみると、そこまでの軽さは感じず、割りとオーソドックスなパウチ入り着香煙草だと感じます。勿論、決して重い煙草ではありませんが、こういう感じの喫味なら「ライト」と銘打っていない銘柄でも普通にありそうです。 ところで、今回の「カピート2・メローライト」も含めてJTブランドのパイプ煙草は、分かりやすくするためにJTブランドの煙草としてここでは扱っていますが、実際の輸入販売は、JTの子会社である「日本たばこアイメックス株式会社 」が行っています。この会社では、JT本体が製造・販売している紙巻煙草や無煙煙草、加熱式煙草以外の、いわゆる伝統的な煙草分野の製品と喫煙具を扱っています。パイプ煙草の他に、手巻きやシガー類、そして「小粋」等の刻み煙草がそれです。愛好家が少なく、JT本体の収益の柱にならない煙草分野を子会社に押しやっているという形です。まぁ、利益を追求しなければならない企業の事業戦略としては、こういう形も理解出来ます。 ただ、パイプ煙草愛用者の私としては、パイプやシガー、煙管と比べると飽くまで簡易喫煙法でしかなく、且つ煙草本来の美味しさや良い香りが損なわれている紙巻煙草や加熱式煙草にばかり熱心で、煙草本来の古典的な姿を軽んずるJTの姿勢には、あるべき煙草メーカーの姿勢として大きな疑問を感じます。・・・まぁ、でも、子会社として保持し続けているだけでも評価するべきなのかなぁ。煙草全体から距離を置こうとしている某D社よりはマシか? JTのパイプ煙草を吸っていると、こういう事が頻繁に頭に浮かんで来ます。それがJTパイプ煙草の欠点です。(笑)[評価するべき煙草ブログは此方 Click!]
2020.11.25
コメント(2)
JTの「カピート2・スーパーライト」を吸い始めました。随分と久し振りです。最初に吸ってレポートしたのは2014年でした。 今回久し振りに吸って感じたのは、意外に美味しいなという事でした。多分ブラックキャベンディッシュだけのブレンドの黒に近い焦げ茶色の葉っぱなのですが、その色と言い、味の方向性と言い、ラットレーの「ブラックバージニア」に非常に良く似ています。前に吸った時には、本当にスーパーライトな喫味で、ちょっとスカスカな煙草に感じていたのですが、その感想とは随分と違います。むしろ、かなり楽しめています。 確かに「ブラックバージニア」に比べると薄味ですし、燃え進みも速く、そういう意味では吸い応えに多少の物足りなさはあります。また、舌へのチクチクする刺激も「ブラックバージニア」よりも強めに出ます。でも、ちょっとコーヒー牛乳っぽい喫味が「ブラックバージニア」と良く似ていて、安価版「ブラックバージニア」と言っても良いのではないかと思われるような喫味です。ですから、ちょっと高価な「ブラックバージニア」が買えないような時の代替として、この「カピート2・スーパーライト」を選ぶというのもアリだと思います。 ・・・う~む、やっぱり煙草というのは一回吸っただけでは分からないものですねぇ。特に最初にネガティブな評価をした煙草ほど二回目に吸った時の評価が違って来ます。まぁ、間に数年の隔たりがありますから、その間に煙草の生産ロットも違って来て製造誤差も出るでしょうし、経験を重ねた自分の感受性も変わって来ているでしょうから、二回目の感想が違って来るのは当たり前と言えば当たり前なのですが、やはりメーカーが一所懸命製造した商品の評価を一回だけの体験で決め付けてしまうのは良くないようです。 昔、美味しくないと思った銘柄を、数年後に吸い直してみるのも悪くないです。[一所懸命な煙草ブログは此方 Click!]
2020.11.22
コメント(6)
JTの「飛鳥」を吸い始めました。この煙草については、マックバレン製となってからの45g入り時代のパウチと40g入りになったパウチを吸っていますが、日本製時代の物と缶入りは吸った事がありませんでした。尤も、マックバレン製になって以降の中身は全て同じですから、パウチ入りか缶入りかは大きな問題ではありません。 今の「飛鳥」の缶入りは勿論マックバレン製ですが、100g缶になっていて、パウチ入りはカタログ落ちしています。・・・この辺はどうなんでしょう。いきなり100g缶onlyというのは少しハードルが高いように思います。前に40g入りパウチを吸って記事にした際も、そのパウチ入りを探していらっしゃる方からご質問を頂いたりしましたから、そういう小容量パッケージにもそれなりの需要があると思うのですが・・・。同じくJTの「桃山」の方には40g入りパウチがあるのですから、「飛鳥」の方でも出来そうなものです。 まぁ、とにかく、「飛鳥」はそれほどラタキア感が強くなく、どちらかと言えば非ラタキアの熟成オリエント葉の味わいが前にあるような喫味ですから、ラタキア入門用として悪くない煙草だと思います。それに、100g入りで3,140円という今の価格は、缶入りのラタキア銘柄としてはむしろ安い部類です(パウチ入りもあった事を考慮すると、50g入りパウチに換算すれば普通の価格ではありますが)。 100g缶ラタキア銘柄とは言え、それ程身構えずにチャレンジして頂きたい煙草です。[需要のある煙草ブログは此方 Click!]
2020.11.15
コメント(0)
ピーターソン「スペシャルリザーブ2014」を吸い始めました。もう6年も前の限定銘柄で、勿論、既にレポート済みです。こんなのも在庫で残ってるなんて・・・。 この形の缶のピーターソン限定銘柄は、缶の中のビニール袋が完全には密閉されておらず、開いた口を折りたたんでテープで留めてあるだけです。しかも6年も前の限定品なので、開封してみると、案の定、煙草はパリパリに乾燥していました。流石に酷い乾燥だったので、直ぐに加湿器を袋に入れて加湿し始めたのですが、我慢し切れずに加湿し終わらない内から吸い始めました。 当然、辛くて美味しくないだろうと予想していたのですが、意外や意外、結構行けます。着香がかなり飛んでしまってはいるのですが、煙草本来の甘味はかなり出て来て、それなりに楽しめます。この煙草のブレンドには、はっきりと形の残っているフレイクの欠片が多く混ざっていて、もしかしたら、それが効いているのかも知れません。フレイクのような塊状の煙草は、ラフカットやリボンカットの煙草に比べると、体積当たりの表面積が少ないですから、過度な乾燥状態になり難いのではないでしょうか。それでそのフレイクの欠片から来る甘味が楽しめているような気がします。 でも、まぁ、やっぱり本来の味ではなさそうなので、加湿しながら消費して行く事にします。半分くらいまで消費する頃には、いい具合に加湿出来ている事でしょう。 ま、こういう喫煙も偶には悪くないです。[効いてる煙草ブログは此方 Click!]
2020.11.11
コメント(3)
本当に久しぶりにラールセンの「シグナチュア」を吸っています。最初に吸って軽くレポートしたのが2011年で、次に吸って真面にレポートしたのが2013年だったのですが、それ以来吸っていませんでした。この煙草は好きな銘柄の一つなのですが、私の行きつけの煙草屋さんで常に在庫があったので、いつでも吸えると思って、ちゃんとレポートしてからは常に「後回しでもいい銘柄」になっていたのです。 で、気が付くと、日本に輸入されるラールセンのパイプ煙草もすっかり種類が少なくなりました。私がパイプ煙草を吸い始めた頃は、100g缶が確か四つ、50g缶が三つ、パウチが五つあって、他に流通在庫のみの銘柄が二つ三つあったのを覚えているのですが、今は100g缶が一つとパウチが三つだけになってしまいました。ラールセン好きの私としては寂しい限りです。 先日、今回の「シグナチュア」を買いに出た際に、いつもの煙草屋さんに廃止になったラールセン「1864」の在庫が残っていたのですが、いつも定期的にそれを買いに来るお客さんがいらっしゃるとかで、その人のために私は購入を遠慮してしまいました。私も良く吸っていたエリンモア「フレイク」が国内廃止になった時には随分と寂しい思いをしたので、特に好きで吸ってらっしゃる方の邪魔は余りしたくありません。定期的に買ってらっしゃるという方も、残り在庫分を買い占めてらっしゃらないという事は、他の愛好家への配慮でしょうから、そういう好意を受けたら好意で返すというのが筋だと思います。最後の缶は、好きでずっと吸って来た人が吸うべきでしょう。 ・・・いかん、いかん。最近どうも湿っぽい話ばかり書いてます。もっと前向きな話題を書くようにしなくちゃね。[前向きな煙草ブログは此方 Click!]
2020.11.08
コメント(3)
ピーターソンの「スペシャルリザーブ2018」を吸っています。一昨年の限定煙草です。いつもの煙草屋さんに、こんなのも残っていました。 この煙草は一回限りの限定煙草としては珍しい、非着香コインカットの煙草です。ですから、これがまた吸えるのは非常に嬉しい事です。実はこの煙草については2019年の昨年にも吸っていて、殆ど見つける度に買ってるような感じです。 葉組はバージニアとケンタッキーだそうで、バージニアの甘味よりもケンタッキーの渋いコクが前に出る味わいになっていて、限定なのに常喫したくなるような煙草です。 ただ、この煙草の未開封の状態には問題があって、缶の中のビニール袋の口が密閉されておらず、口を折りたたんで軽くテープで留められている程度だったりします。ですから、長期保管すると当然の如く乾燥が進んで、味わいが損なわれて行きます。今回の缶でも少し乾燥が進んでいて、一昨年にレポートした時とは少し香りが変化しているように思われます。これを考えると、今ある流通在庫分はさっさと吸ってしまいたいのですが、こればかりを吸うというのも私としては抵抗がありますし・・・。実際、いつもの煙草屋さんには、この煙草がまだ幾つか残っているんですよねぇ・・・。あぁ、勿体ない。(笑) 来年になって、まだ在庫が残っているようなら、また買って吸うかも知れません。(笑)[嬉しい煙草ブログは此方 Click!]
2020.11.04
コメント(3)
ボルクムリーフの「リミテッドエディション」を吸っています。これを初めて吸ったのは2013年でしたから、もう7年も前です。「リミテッド」な煙草が7年も残ってるなんて、どういう事?ってな感じですが、こういう事は日本のパイプ煙草市場、特に地方のお店とかでは珍しくないと最近は感じるようになりました。 例えば、私が通っている煙草屋さんでは、ピーターソンの過去の限定物が意外に多く残っていたりしますし、他のネット上のショップさんとかでも、随分前に廃止になったはずの銘柄が残っていたりするのを見かける事もあります。限定物や廃止商品の在庫を何年も抱え続けるというのは、販売店や輸入元にとって大きな負担になるだろうにと思うのですが、日本の法律上は安売りして在庫を捌くというような事が出来ませんので、仕方がないのでしょう。日本の煙草製品の定価販売という縛りは、安売り競争を防止して販売店の保護に役立つ一方で、別の面では弊害もあるという事だと思います。 煙草市場が縮小して行っている現状では、煙草の流通に携わっている方々は「守り」に入っているでしょうから、現状の法律をどうこうしようとは考えていないのだろうと思いますが、その一方で、そういう流通業界の弱みに付け込んで政府は有無を言わさずドンドン増税をして、煙草農家を含む煙草業界や煙草愛好家を追い詰めて行っています。 願わくば、少なくとも私が生きてる間は、好きな煙草を吸い続けていられますように。[役立つ煙草ブログは此方 Click!]
2020.11.01
コメント(4)
オーリックの「ゴールデンスライスド」を吸い始めました。ちょっと前に日本市場から姿を消しましたが、しばらくして復活した銘柄です。製造はスカンジナビアン・タバコ・グループ(STG)ですから、これから当分の間はなくならない煙草だと思います。 他の銘柄がどんどん値上げされて来た事もあって、フレイク系としては最も価格の安い煙草です。味についてもそこそこ良いので、私も時々無性に吸いたくなります。また、国内で販売されている煙草としては唯一のでっかいフレイク=ペブルカットの煙草ですから、その点でも買って吸う価値があります。 こういう煙草が容易に手に入る状況は大切にして行きたいものですが、でも、どうして一時期輸入販売が中止になったのでしょう。製造元はSTGですから、そこの問題があったとも思えませんし、日本での人気が足りなかったのなら復活する事もなかっただろうにと思います。或いは、人気が当落線上ギリギリで、なくなって初めて有難さに気付いたユーザーが多くいて、そこから需要が急増したという事かも知れません。 何れにしても、この煙草が何時でも買える安心感は有難いです。お勧めしたい銘柄の一つです。[安心の煙草ブログは此方 Click!]
2020.10.28
コメント(0)
柘製作所プロデュースによる「イムコ」ブランドのパイプ煙草「パイプタバコバニラ」を吸い始めました。柘製作所がプランタ社に作らせた煙草なので、これも廃止予定銘柄となります。 素直にストレートなバニラ着香の煙草で、価格も安いですから、悪くないと思います。・・・でも、まぁ、2016年頃の登場以来、結局は「イムコ」ブランドとしてのパイプ煙草の展開は他に全くないまま終わりとなる訳です。こういうのを見ると、つくづく柘製作所というのは一発仕事というのが多いなと感じます。 当たるかどうか分からないけど、とりあえずパッと思い付いた事をやってみるという柘製作所の仕事の仕方も悪くないのだろうとは思うのですが、そういう仕事でも、ある程度以上の深掘りをしないと、ユーザーは付いて来ないのではないかと思います。この「イムコ」ブランドの煙草にしても、もうちょっと本気を出して、シリーズ展開をしてみるとかしないと、単なる一発屋で終わりです。いや、本当に一発屋で終わってます。同じように、あの楕円断面両切り紙巻煙草の「カズベック・オーバル」も単なる一発仕事で終わってますし、ダン・タバコ社に作らせたのであろう「ヘレニズム」なんかも、1ロットだけ作って自然消滅しそうです。 伝統的な喫煙方法であるパイプ喫煙を好んでいるユーザーというのは、少なくともパイプ界隈の事柄については伝統的、若しくは長く継続される仕事というのを好むのではないかと考えます。そうなると、一発仕事というのはそもそもパイプスモーカーの嗜好には合わないという事になりそうです。 日本国内のパイプ煙草業界に於けるトップ企業たる柘製作所が、こんなに一発仕事を頻発するのは如何なものかと、いつも感じています。[素直な煙草ブログは此方 Click!]
2020.10.25
コメント(2)
マックリントックの「ブラックマジック」を吸っています。見た目にもブラックキャベンディッシュが主体の黒いブレンドで、基本的に果物系の着香煙草です。 勿論これもプランタ社製なので、終了予定銘柄です。 ・・・プランタ社の撤退話が広まったのが今年の頭なのですが、まだかなりのプランタ銘柄が日本国内の流通在庫に残っているようです。この辺が以前にあったマクレーランド社やダンヒル社の撤退の時と違う所で、あの二社が撤退した時は買い溜めする人が続出して同社の銘柄が見る見るうちに市場からなくなって行ったのに対して、今回のプランタ社の場合は一部を除いてそれ程急にはなくなって行っていません。ブランドに対するユーザーの忠誠心の差、或いは、ブランドを常喫する固定ユーザーを育て切れなかったメーカーの販売戦略の差という事なのでしょうか。 何れにしても撤退という結果は同じなので、どの販売戦略が正しかったのかという事は言えないと思います。ただ、やっぱり多くの人から愛されていた方が幸せだったとは言えるかも知れません。 プランタ社のパイプ煙草製造を現場で担当していた人達は、今どんな気持ちで市場を見ているのでしょう。[愛される煙草ブログは此方 Click!]
2020.10.21
コメント(6)
マックリントックの「イルカミーノ」を吸っています。これもプランタ社製の煙草なので、当然廃止予定です。酸味は強くありませんが、果物・柑橘系の味と香りで、私としては好きな類の着香煙草です。 いやぁ、でもこうして見ると、プランタ社の撤退によって随分と色んな銘柄が廃止になっています。パウチ物が中心なので、所謂「本格派」のパイプスモーカーさんにはピンと来ないかも知れませんが、パウチ物をメインに吸っている私としては大きな打撃です。ってか、プランタ社製だと気付かずに吸っていた煙草の何と多い事よ。知らない間に随分とお世話になっていました。今回の「イルカミーノ」にしても、「プランタ」の名前はパウチの何処を見ても書かれていません。 この「知らない間に」というのが、プランタ社撤退の一つの要因になっていた可能性があるかも知れません。「プランタ」という名前を前に出さずに、シリーズのブランド名だけで売っていた銘柄が多いので、「プランタ」という名前の知名度が上がらず、それ故ユーザーから重きを置かれるメーカーになれず、結果として寿命を縮めてしまったようにも見えます。その点、例えば同じくブランド名先行で自社名を余り前に出さないスカンジナビアン・タバコ・グループ(STG)だと、もうちょっと自社名を前に出しています。STGの場合、大抵はパウチの端とか封印シールとかの何処かにSTGの名前を見る事が出来ます。 会社自体が大きくなかったり、OEM供給量が少ない内は、自社名を前に出せないのは仕方ないにしても、会社が大きくなってOEM供給量が多くなって来たら、ある程度以上は自社名も前に出して行かないと、ユーザーからの支持や信頼は得られ難いように思います。 まぁ、プランタの件は既に終わった話なので、今更何を言ってもどうにもなりませんが、他のメーカーは同じ道を歩まないように頑張って欲しいものです。[頑張っている煙草ブログは此方 Click!]
2020.10.18
コメント(0)
全932件 (932件中 251-300件目)