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久しぶりに、希望に燃えて自らの選んだ道を進む男に会った。27歳。あるシンクタンクでSEから人事・教育を経験した彼は、親会社からの出向で埋められた上位ポストに将来を感じられず、その会社を飛び出すのだという。何もないところからひとまず制度を作り上げ、軌道に乗せてきたその男の目は、自信に満ちていた。今後は人事コンサルタントとして、広くさまざまな業界を人事という切り口で見ていくのだという。初めての転職だが、彼にとっては絶好のタイミングであり、正しい判断だったと私は思う。力をもてあました若い力は、発散するフィールドを求めていたのだ。恐らく近い将来、彼は、思っていたほど自分には力がなく、視野が如何に狭かったかを思い知るときがあろう。しかし、彼はそれを乗り越えていけると私は思った。冬が近づいた深夜の街で彼と別れた。彼の目に、自信と、熱い情熱を見た。希望に燃えて自らの道を行く彼の後姿に、エールを送った。
2003.11.28
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大勢の人に推され、ミッションを与えられたメンバーがいる。彼らは、現業以外のところでそのミッションを遂行すべく、自ら立ち上がり、多くの人々に推され、選ばれた。数ヶ月前だ。ところがいま、彼らは自信を失ったのか、見通しが暗くなったからか、はたまた自らの実力(無力さ)を思い知ったのか、黙って表舞台から姿を消そうとしている。あるものは幼稚な子供のような理由で隠れようとしている。それがプロのすることか?それがお客様からフィーをもらっているプロの手口か?言ったからにはやれよ!出来ないなら、出来ないと言ってから去れ!誤る勇気も、非難を受ける覚悟もない腰抜けよ。責任感もプライドも勇気もない男たちとはもう仕事をしたくないぞ!俺はもうお前たちを認めない。
2003.11.26
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30分ちょっとの社長とのミーティングが終わり、ほっと一息。結局いつものように、用意した資料を全部しゃべらせてはくれなかったが、一言ひとことの突込みが鋭い。的を射ている。「確かにそのとおりだ。」納得してしまう。途中から、いつも聞き役に徹している私が質問をした。うまくツボを押さえたらしく、めずらしく私にいろいろしゃべってくれた。っと、おいおい、社長。それって俺が提案しているこれとおんなじジャン。意見がシンクロした。こちらからではなく、向こうからシンクロしてきた。よしよし。ちょっとギャップがなくなった気がした。今日、はじめて、社長と話して満たされた気持ちになった。
2003.11.25
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明日、社長向けにちょっとしたプレゼンするんです。もう今年に入って何度目か。毎度、はっきり言って玉砕してます。そのたびに腹が立ちます。何に腹が立つって、人の話を最後まで聞かない社長にです。私の腹の中では「このタコ社長っ!」と叫んでます。でも冷静になって考えると、やっぱり自分のプレゼンがしょぼいんですね。一段も二段も上のレベルから眺めてみると、いかに自分の提案内容が甘いか、論理が脆弱か、実現可能性が弱いか、実行計画として固め切れていないかに気づかされます。資料を作っているときには「すばらしい、これはいい!」と自画自賛してしまうほどなんですが。気づかされたときに、自分と社長との器の違いを感じます。社長には見えて自分には見えないこと。私はまだまだ山の下のほうにいて、社長は上のほうにいるから遠くまで見通せるんですね。私も近い将来、あなたと同じところから見通して見せますよ。社長。ただ、あなたを目標にはしませんけどね。
2003.11.24
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仕事は増えても、サラリーマンやってる間は儲かりません。サラリーマンを楽しくやる秘訣は、がんばり過ぎない程度で評価されること、でしょうか。死ぬほどがんばっても収入が変わらなければ、サラリーマンがんばり損じゃないでしょうか。でも、使えないと切られるのも最近のサラリーマン。だから、がんばり過ぎない程度で結果を出すしたたかさが必要なのかもしれません。私? 私はそんなに上手じゃありませんよ。がんばって成果を挙げたら、それだけの報酬が手に入る。既存の会社でそれを実現するのはなかなかむずかしそうなので、そういうフェアな会社を自分でやりたいと思ってます。
2003.11.22
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寄ってくるんです、仕事が。押し寄せてくるというほうがいいかも。私は「教育担当」だったんです。あ、いや、いまもそうなんですけど。それがいまや、イントラサイト、ナレッジマネジメントの担当も兼任し、採用(新卒、中途)にも手を染め、人事評価検討チーム、や社内イベントの実行委員も。社内研修の講師を24日(祝日なのに...)に控え、22日(土曜日なのに)はその準備に費やされる予定。さらには、新規ビジネス企画の話が3件と、来期の研修計画もね。なんかすっごく大変そうな気がしますが、気持ちにはまだ余裕がある。時間的にも。まじめな人だと責任感に押しつぶされちゃうんでしょうけど、うまく手を抜いたり、タスクによって強弱をつけたりすると、以外にストレスはたまらないものです。度重なる会議でも、自分以外に雄弁に意見するひとがいるならば、その人たちにしゃべらせておいて、自分は要所だけ突っ込む。的を射ているのでみんなも納得する。会議が収束に向かう。最小限の努力で効果を発揮し、自らのバリューも上げられてる、かな。あと、とにかくボールを早く手放すのも大事。いつまでも案件を抱えていないで、自分のタスクをさっさと済ませて次に回しちゃう。なので、そうやって次に回せる仕事からけりをつけていく。そうすると自分のところからやるべきタスクが早く減っていく。結果、ストレスもたまらない。コミュニケーションも面倒くさがらない。最近はeメールが発達しているから、みんなメールで済ませたがる。でもメールって伝えたいことが伝わりきらないケースや誤解する/されるケースもよくあるもの。そんなとき、そのメールに振り回されて悶々としていないで、とにかく本人に会いに行く。あるいは電話して直接話す。そうすると堰を切ったようにことがうまく運び始める。普段からコミュニケーションをとっていると、いざというときにもお願いがしやすくなる。自分のタスクを他の人に任せられる(お願いできる)機会が増えてくる。結果、仕事がうまく進むのです。大したタスクでもないのに「いっぱいいっぱいです」とか「もうパツパツですよ」なんていってる人がいるが、そういう人は往々にして、ひとりでタスクを抱え込んで、つまらない問題に悶々として立ち往生している。何やってんだろうね、まったく。ま、私はそんなふうにお気楽に仕事をしてるわけです。
2003.11.19
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十年以上も会社員をやっていれば、それなりに何かしら専門領域というものがありそうだが、ときにはその専門領域が既存の組織に当てはまらない人もいる。そもそも既存の組織になかった業務をこなしてくれるので、困ったときには引っ張り出されて重宝される。しかし、徐々に自分の役割や居場所がわからなくなる。自分の今後が見えなくなる。キャリアパスが描けない。ここで問題の原因を会社にぶつける。「会社は自分をどういう方向に進めようとしているのか」「会社がキャリアパスを用意していない」「会社は自分に何を求めているのか見えない」「経営戦略が明確でないから、人材戦略も見えない」「社員にどうなってもらいたいのかわからない」若くて、とにかくまだまだいろいろな知識と経験を積む時期であればともかく、中堅社員がこれでは、少々あきれる。こういう社員は、上司や他部署の先輩などを捕まえて酒の席などで管を巻く。それなりに会社での知識と経験もあるので、立派な文句を並べられる。会社が・・・、組織は・・・、人事評価が・・・。立派な評論家だ。しかし、会社が求めているのは評論家ではない。行動を起こし実現する力のある実践者だ。道なき道を切り開き、新しい世界を作ることができる開拓者だ。用意された道しか歩けない人材は、必要とされないのだ。あなたは評論家? 開拓者?
2003.11.16
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総選挙だ。野党は一歩進化し、現政権や与党の揚げ足取りや批判をすることから卒業した。マニフェストだ。自分たちがやることを約束した。しかし、本当に評価されるべきは、言ったことをやれるかどうかだ。言うだけなら簡単。立派な文句を並べ立て、みんながハッピーになりそうな理想を掲げて人気を集めることはそう難しいことではないだろう。では、そんな野党は、いままでの実績として何を残してきたのだろうか。実績もないのに、理想論や期待だけで選ぶことができるだろうか。高速道路について何かしら実現し貢献したこともない人が、「高速道路を無料にします」と言って、どれだけ信用されるだろうか。企業の中途採用面接で考えてみたい。たとえばシステム開発とちょっとプロモーションじみた仕事をしたような入社候補者が、「広報をやりたい」とか「マーケティングの領域で幅を広げたい」などと、未経験/無実績領域の業務を希望したところで、その理由がただ「やりたい」という本人の希望(わがまま?)だったり、その人の理想論であるだけならば、採用には結びつかない。それで通るのは新卒採用のときくらいだろう。判断基準となる視点は、やはり「実績」だ。入社候補者が訴える「入社してやりたいこと」が、「この人なら本当にやってくれそうだ」と思わせる納得感のある実績が必要なのである。それをどう見せるか。そこに戦略が必要となる。中途採用ではポテンシャル採用の可能性は低い。即戦力採用であることは言うまでもないはずである。では、面接に当たってどう自らをアピールしたらいいのか。そこに、自分をマーケティングするという戦略があってしかるべきだと思う。面接は一回勝負だからといって言いたいことを全て伝えるのは失敗につながる。これは経験上正しいと自信をもって言える。何を言って、何を言わないでおくか。どこを切り口にして、入社後それをどう展開していくか。採用面接にあたっては、自分戦略を考えるいい機会であると思う。
2003.11.09
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教育から始まったいまの会社での仕事ですが、採用業務にもかかわるようになってきました。新卒採用の面接官、キャリア採用の一次面接などを担当します。すっかり人事のひとです。あの話、本当なんですね。「人は第一印象で決まる」って。そりゃ、じっくり付き合ってみれば、その人の思わぬ一面が発見できたりすることもあるでしょうが、やはり第一印象は大きく人をみる目に影響します。その後、3~5分話をしてみれば、頭のいい人か、経験と実績のある人か、信頼される人かどうかなどが見えてきます。長く見積もっても、10分もすれば合否の方向性はほとんど決まってきます。「信用」と同じで、一度落ちた印象を良くすることはなかなか難しいもの。ですから、第一印象はいいに限ります。表情、所作、声。面接に限らず、他者との円滑なコミュニケーションの第一歩です。
2003.11.05
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