カイバーマンのお仕事2

カイバーマンのお仕事2

2008年01月23日
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カテゴリ: 時代劇
全てを失い、やけになった俊平が暴れまわったため、幕府は「こいつをどうにかしなければ廃藩」と申し付ける。
藩士は青くなり、いたいけな子供を人質にするが、奥方様も殿様も目先の楽しみにどっぷり。
人質を命がけで守れよ、と言われたヒロインの異母弟は、家督相続の邪魔になる甥なんかのために何で命を捨てなきゃならないんだよ、と(言葉のあやじゃないかとおもうのだが……)激昂して子供に暴力をふるおうとし、世話役の腰元に止められる。
殿の命に従い父すら切った冷血漢だが、それもこれも死んだ母のため、日の当たる場所に出るためだった。

家老が自刃。
阿呆殿を死して諭そうとしたのだが、相棒に「一人で藩を支えろってのか。俺は死にたくても死ねねえよ」と愚痴られる。
そんな中、人質に無事を確かめた主役一行は、「子供をつれて来い。でなきゃ街中に火をつけるぞ」を脅迫文を貼りまくる。
異母弟は母のことを知った腰元に優しくされるが、素直に受け取ることができない、でも心は揺れる。
色々色々あって早いとこ問題を処理したい家老、家督存続に全てを賭ける男に、「甥を守れ、それが出来ないときは甥を斬れ」と申し付ける。


妾腹の子の惨めな運命から抜け出すためなら、なんでもするという男に、甥っ子を助けてくれと食い下がる女。
女はせめて決戦の場まで子供と同行しようとするが止められる。
それでも男の本心の優しさを信じる女の前で、異母弟は倒れる。
「しのさん、ありがとう。やっと、母上に会える」
悪い男には違いないが、憎く思えないのは、幸せにも幸せを掴み掛けているようには見えないからだな。

親友と愛する女の忘れ形見である子供を取り返し、一応殿と命がけで戦う必要がなくなった主人公。
だが彼は子供にこれまでの顛末を掻い摘んで説明、小父さんが戻ってこなくても強く生きろよ、と言って殿を斬りに行く。

俊平は見事殿を討ち果たし、藩は潰れ、主人公一行はどこかに消えていく。





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最終更新日  2008年01月23日 18時27分39秒
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