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ささらさや 加納朋子 幻冬舎 別れはあまりにも突然だった。 5月のよく晴れた日曜日。生後二ヶ月の息子を連れた若夫婦が買い物をしている。そんな幸せのベールにくるまれた買い物帰り。猛然と突っ込んできた車にはねられ、夫は死んだ。残されたのは身寄りのない妻、それに赤ん坊。 気が弱くて頼りない妻サヤが心配で、夫は彼女を支えるために、自分が見える人にとり憑き、サヤの危機を何度も救う。忘れ形見の赤ん坊を引き取りたい夫の両親との軋轢。逃げるように引っ越してきた佐々良の街で起こる奇妙な出来事。 サヤと彼女をめぐる人々の交流が、心を温める。
2014/11/07
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お客さまはぬいぐるみ 東園絵 飛鳥新社 ふと、目に留まった新聞記事に、その旅行社は紹介されていた。 旅の主役はぬいぐるみ。 さまざまな理由で旅に出られないご主人様の代わりに、ぬいぐるみが旅に出る。 事前アンケートでぬいぐるみの性格などを詳しく聞くからこそ、ツアーに参加する時は、それぞれの個性豊かな友情を育むことができる。 奨学金制度によってアメリカから来たぬいぐるみもいる! 旅は、Facebookで見ている人も、託されたぬいぐるみも、心に豊かな実りをもたらすものらしい。 感動の一冊。
2014/11/05
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