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ポートレート『ロランド・ヴィラゾン』Roland Villazon a Mexican dreamおもしろい!ロランド~テンション高(たか)!!!ほとんどインタビューは大興奮状態でしゃべるしゃべる。いや~ウンターデンリンデンでのバレンボイムとの競演の「カルメン」幕切れの演出が変わってますね。2005年伝説のザルツブルク音楽祭椿姫、アンナとのリハーサルシーン。スペイン語~ドミンゴともバレンボイムともスペイン語でしゃべってる。インタビューは全部超早口の英語。バルセロナリセウ劇場。愛の妙薬 ネモリーノのアリアメトのリゴレット、降板(キャンセル)したその言い訳を語ってる。ExcerptMedici TV
2008年09月28日
+++Waltraud Meier ließ sich bei ihrer intensiven Deutung zweier Wesendonck-Lieder und Schumanns Talismanen“ バレンボイム&WEDO『モーツァルテウム2007』Vol.1モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K297bシューマン:歌曲集『ミルテの花』~第8曲「護符」ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5つの詩~第3曲「温室で」/第5曲「夢」ヴェーベルン:9つの独奏楽器のための協奏曲ヴィラ=ロボス:ブラジル風のバッハ第5番~第1楽章「アリア」ストラヴィンスキー:兵士の物語[指揮]ダニエル・バレンボイム[演奏]ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラのメンバー、ワルトラウト・マイヤー(メゾ・ソプラノ)ハナン・アラッター(ソプラノ)パトリス・シェロー(語り)映像監督]アニエス・メト2007年8月モーツァルテウム大ホール「ザルツブルク音楽祭」ワーグナー「ヴェーゼンドンクの5つの詩」、ピアノ伴奏がトリスタンとイゾルデのメロディなのです。いや~感動的。切なく狂おしいメロディ。これはピアノ譜が欲しくなる。ストラヴィンスキー「兵士の物語」なのだが、ヴァイオリンがベルリンフィルの首席、ギー・ブラウンシュタインです。ベースは同じくベルリンフィルのナビル・シャハタ。ナレーターがパトリス・シェロー!+++A DAY WITH THE WEST-EASTERN DIVAN ORCHESTRAThe two concerts feature young musicians and Daniel Barenboim together wih well-known artists and in many different formations in a varied program. For Stravinsky’s “L’Histoire du Soldat”, Patrice Chéreau is the narrator; and Waltraud Meier, Dorothea Röschmann and Thomas Hampson.die Cellisten mit der jungen charismatischen Sopranistin Hannan Alattar für eine klanggesättigte Wiedergabe der von Bach berühmter Air“ inspirierten Aria“ aus den Bachiana Brasileira Nr. 5“ von Heitor Villa-Lobos.Strawinskys L'Histoire du Soldat“, wofür man sich zusätzlicher Prominenz versicherte:Konzertmeister der Berliner Philharmoniker, Guy Braunsteinin den Sprechrollen niemand Geringerer als Patrice Chéreau.バレンボイム&WEDO『モーツァルテウム2007』Vol.2ブルッフ:コル・ニドライメンデルスゾーン:ズライカ「西風 - ああ、おまえの湿った翼のために」メンデルスゾーン:ズライカ「東風 - なにを意味するのか、このそよぎは」シューベルト:ズライカ、第1「東風 ? なにを意味するのか、このそよぎは」シューベルト:ズライカ、第2「西風 - ああ、おまえの湿った翼のために」R・シュトラウス:『西東詩集の不満の書より』~世界を求める者はヴォルフ:『ゲーテ詩集』~現象ブーレーズ:メモリアル(・・・固定した爆発・・・)アズメ-:祈り - エドワード・サイードに捧ぐシューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調『ます』[指揮&ピアノ]ダニエル・バレンボイム[演奏]ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラのメンバードロテア・レシュマン(ソプラノ)トーマス・ハンプソン(バリトン)[映像監督]アニエス・メト[収録]2007年8月モーツァルテウム大ホール「ザルツブルク音楽祭」すごくサロン音楽会ぽくって、ある意味、おもしろい。大御所の芸披露&息子自慢… それも超一流のメンバーと… 若手とベテランが混在。バレンボイムの若手育成はほんとにすばらしい!+++Ralated LinksDie Presse+++DANIEL BARENBOIM CONDUCTS THE WEST-EASTERN DIVAN ORCHESTRAAt the 2007 Salzburg Festival, Daniel Barenboim conducted this sold-out concert of the West-Eastern Divan Orchestra. Ludwig van Beethoven's 3. "Leonore Overture", Arnold Schoenberg's "Variations for Orchestra" of 1928Tchaikovsky's Symphony No. 6, the "Pathétique"+++以下既出BENVENUTO CELLINI Berlioz monumental opera has been staged with great effort by Philipp Stölzl for the Salzburg Festival 2007. Valery Gergiev conducts the Wiener Philharmoniker. Burkhard Fritz performs a credible Cellini, Maija Kovalevska a compelling Teresa, Kate Aldrich a daring AscanioMikhail Petrenko is probably the most unusual Pope Clemens VII. +++以上クラシカジャパンで放送中
2008年09月28日
ダンス・マガジン11月号 本日発売ハンブルク・バレエの大特集であります~私は初見を楽しみたいので内容を細かくは読みませんが…とにかく写真だけでもけっこう来てしまうので…困ってます!ロイドリギンズのまなざしに…
2008年09月27日
Ludwig van BEETHOVEN (1770-1827)Symphony No. 9 in D minor, op. 125, Choral (1824)Angela Denoke (soprano)Waltraud Meier (mezzo)Burkhard Fritz (tenor)René Pape (bass)Chor der Deutschen Staatsoper BerlinWest-Eastern Divan Orchestra/Daniel Barenboimrec. live Philharmonie, Berlin, 27 August 2006クラシカ・ジャパンで放送中ソリストがすっごい!パーぺ、ブルクハルト・フリッツ、デノケ、マイヤーブルクハルト・フリッツはザルツブルク音楽祭の話題作「ベンベヌート・チェルリーニ」の題名役を務めた人。パーぺが実にすばらしい。以前の作品のレコーディングでバレンボイムはバスがパーぺでテノールがギャンビルという配役でやっていたので期待したのだが、テナーはフリッツだった。さすが売り出し中で良かった。デノケはともかくやっぱマイヤーとパーぺはもう「天上の世界」的オーラを放ちますね~神だ。番組の方は前後におまけがついています。レオノーレ序曲第3番トリスタンとイゾルデ 前奏曲と愛の死これで愛の死をマイヤーが歌ったのだ!いや~びっくり、感動! ぜいたくな… ベルリンフィルの日本公演ではそれやらないだろうからね(多分)。バレンボイムならでは。日本公演でのバレンボイム&マイヤーコンビなので感動がよみがえる。泣けた~すばらしかった、マイヤー。+++simonkeenlyside.info さんのおかげでSimonのパールフィッシャーを聞くことが出来ました。英語ですけど…BBC Radio3BIZET: The Pearl FishersDuet “Then from the holy shrine”(sung in English)Barry Banks (Nadir)Simon Keenlyside (Zurga)London Philharmonic OrchestraBrad Cohen (conductor)(CD)+++
2008年09月27日
クラシカジャパンネタばかりで恐縮ですがザルツブルク音楽祭のドキュメンタリー、興味深く見ました。ザルツブルク音楽祭の成り立ちから今日まで1時間ずつ3回のシリーズで第1回が成立からナチの時代、第2回がカラヤン時代、第3回が音楽祭の現在という構成になっていてほとんどテーマがそれぞれそのテーマに傾いちゃってるので。実に興味深いですよ~出てくる人が半端なくすごいす。大統領王女大使総裁フルトヴェングラートスカニーニカラヤンゲッペルスベームショルティ小澤ドミンゴカレーラスフレーニランランラトルレヴァインムーティバレンボイムトマス・ハンプスン往年の名歌手の方々ブレンデルポリーニバレンボイムの秘話とかおもしろい。ブレンデルとサーサイモンラトルのリハとか。数々はさまれているザルツブルク音楽祭のオペラのシーン、これを見るだけでも貴重だ!ザルツじゃないのも中には入ってた気がするが…例えばラトルの「ピーター・グライムズ」とか。ジャンキーのドンジョヴァンニとか、娼婦の館?の薔薇の騎士なんてのもあったりして衝撃的。ジェラール・モルティエさんって実はすごい人だったのだな~というのが一番の感想。相変わらずサーサイモンの英語は美しくフォンカラヤンはだみ声だ。グローセスフェストシュピールハウスはカラヤンが作ったんですね~今はオーストリアの文化観光の収入源になっている。
2008年09月23日
Don Giovanni, Free on the Web September 18, 2008The New York Times+++The Royal Opera Don Giovanni8 September 2008CASTDon Giovanni: Simon KeenlysideLeporello: Kyle KetelsenDonna Anna: Marina PoplavskayaCommendatore: Eric HalfvarsonDon Ottavio: Ramon VargasDonna Elvira: Joyce DiDonatoZerlina: Miah PerssonMasetto: Robert GleadowConducted by Sir Charles MackerrasDirector Francesca ZambelloDesigns Maria BjörnsonLighting Paul PyantChoreography Stephen Mear+++ロイヤルオペラハウスが10月5日から、オペラやバレエを全幕、同ウェブサイトで見られるようにします。宣伝のために最初の作品「ドン・ジョヴァンニ」は無料です。これは9月8日に収録されたものです。フランチェスカ・ザンベッロのプロダクションで、サイモンがドン・ジョヴァンニです~NYTに載ってるということは対象は全世界なんでしょうね? だといいんですけど。BBCだとビデオサイトにUPされていてもUKでしか見られないものばかりなんでね~Don Giovanni Trailerサイモンも出てます~
2008年09月23日

Eugene Onegin (Barenboim) 2007 Salzburg FestivalRenée Morloc, alt, LarinaAnna Samuil, sopran, TatianaEkaterina Gubanova, Olga, mezzosopranEmma Sarkissián, mezzosopran, FilipyevnaPeter Mattei, baryton, Eugen OneginJoseph Kaiser, tenor, LenskyFerruccio Furlanetto, bass, Fyrst GreminSergei Kovnir, bass, En kommandantGeorg Nigl, baryton, ZaretskyRyland Davies, tenor, TriquetWien Statsoperas korWien Filharmoniske orkesterDaniel Barenboim, dirigentFra Salzburg-festspillene 29. juli 2007 (3 hrs.)Recorded at the 2007 Salzburg Festival出演:ペーター・マッテイ(エフゲニー・オネーギン)アンナ・サムイル (タチヤーナ)エカテリーナ・グバノヴァ(オルガ)ヨゼフ・カイザー (レンスキー)フェルッチョ・フルラネット(グレーミン公爵)エンマ・ サルキッシアン(フィリッピエヴナ)ルネ・モルロック(ラリーナ)ゲオ ルグ・ニグル(ザレツキー)[演出]アンドレア・ブレト[脚色]セルジオ・モラービト[美術]マルティン・ツェートグルーバー [衣裳]シルケ・ヴィルレット&マルク・ヴィーガー[照明]フリードリヒ・ロム[振付]カタリーナ・ルール[指揮]ダニエル・バレンボイム[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団[合唱指揮]トーマス・ラング[映像監督]ブライアン・ラージ[収録]2007年8月25日・26日・29日ザルツブルク祝祭大劇場「ザルツブルク音楽祭」クラシカジャパンで放送。日本初放送とのこと。ペーター・マッティ!すばらしい!!!ジョゼフ・カイザーも期待以上。まずペーター・マッティは今までに見た誰よりも、私の抱いているエフゲニー・オネーギン像に近い。つまりレイフ・ファインズに似ているということなのかもしれないが…。ニヒルで虚無的で厭世的で。背が高くてやせていてハンサム。カイザーも映画俳優が務まるぐらいハンサムなので、2人揃ってラーリン家に現れた時はもう、くらくら~ときてしまうありえないぐらいのかっこよさ。タチヤーナも美人なのですごく映画っぽい。ヨゼフ・カイザーは演技の入り込みも細かさもすごくてまさにそのまま俳優だった。まさにレンスキーだった~ペータ・マッティは最初は若々しくかっこよく、そして放浪の果てには見事に変貌し、よれよれのひどい感じになっていて、もうアカデミー賞ものの演技。このままオペラアカデミー賞が取れそうな壊れた演技。しかも単に壊れてるんじゃなくてちゃんと演じている。グレーミンとのやり取りとか。演出は女性、ということだが、この演出は時代を戦後ぐらいに移してはいるが大筋はそのまま。しかしサイドストーリーが充実している。いらないんじゃない?というぐらいサイドストーリーがくっついている。例えばフィリピエーヴナ。彼女は孫に墓を掘らせ、その中の生きたまま横たわる。ロシア版楢山節考。人間関係がどろどろしていて、ラーリン家の奥様は次女のオルガがお気に入り。タチヤーナがなついている乳母の老婆、フィリピーエヴナを虐待している。彼女のカーラーを頭に巻いた崩れた感じの中年女、すごくリアル。それからグレーミン公爵のパーティに出てくる、掃除係の青年。オネーギンは彼に向かって歌うのだ。独白ではなく。それからレンスキーの頬の傷。これは何なの?何の伏線かわからないものが横溢。ラーリン家は水浸し。これも謎。回り舞台はちょっとうるさい感じ。でも邸内の別室に移動するときは効果的。衣裳にも眼がいく。レンスキーはズボン吊り?を片方だけ斜めにかけていてこれが上着を着ていると下にアクセントのようにラインが見えておしゃれ~エカテリーナ・グバノヴァのオルガはレンスキーを最初のシーンでシャツを脱がせようとする。レンスキーはネクタイでオルガの目隠しをしたりする。しかしオルガがそのネクタイで首を吊るまねをするのがなんか凶兆っぽい。このシーンでフィリピエーヴナが2組のカップルにつきまとっているのもおもしろい。何度も振り返って気にするオネーギン。オネーギンの衣裳もシーンごとに違っておしゃれ!カイザーもマッティもモデルサイズなので実に衣裳が決まってる。なんとなくこの舞台はこのまま1960-70年代に作られた映画みたいなんだよね~ 演技も「舞台向け」ではなく完全に「映像向け」な感じがした。オネーギンのフラッシュバックで全シーン語られるわけだしね。最近オネーギンづいているなあ…Related Links写真 レンスキーとオネーギンジョゼフ・カイザーケネス・ブラナーの魔笛ペーター・マッティベルリン国立歌劇場 日本公演 2007 ドン・ジョヴァンニ
2008年09月21日
Salzburg Festival: Benvenuto Cellini, 15 August 2007 Benvenuto Cellini - Burkhard FritzFieramosca - Laurent NouariGiacomo Balducci - Brindley SherrattPope Clemens VII - Mikhail PetrenkoTeresa - Mija KovalvskaAscanio - Kate AldrichFrancesco - Xavier MasBernardino - Roberto TagliaviniPompeo - Adam PlachetkaInnkeeper - Sung-Keun ParkPhillip Stölzl (director)Concert Association of the Vienna State Opera ChorusVienna Philharmonic OrchestraValery Gergiev (conductor)今まさにクラシカジャパンで放送中。めっちゃおもしろい~いや~この後のオネーギンが楽しみなんですがその前のプログラムに驚愕!ローラン・ナウリが喜劇役者!オペラファン以外も楽しめる。主役の女の子がキュートで足がきれい。
2008年09月21日
東京バレエ団「ジゼル」PART22008年9月16日五反田ジゼル:小出領子アルブレヒト:マニュエル・ルグリヒラリオン: 木村和夫 バチルド姫: 井脇幸江 公爵: 後藤晴雄 ウィルフリード: 野辺誠治 ジゼルの母: 橘静子 ベザントの踊り(パ・ド・ユイット):西村真由美 - 横内国弘、乾友子 - 宮本祐宜阪井麻美 - 梅澤紘貴、河合眞里 - 小笠原亮 ジゼルの友人(パ・ド・シス):高木綾、奈良春夏、田中結子、吉川留衣、矢島まい、渡辺理恵 ミルタ: 高木綾 ドゥ・ウィリ: 奈良春夏、田中結子 指揮: アレクサンドル・ソトニコフ 演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第1幕おなじみの村の広場。遠くに「シンデレラ城」だか「ノイシュバンシュタイン」だか。巨大な白亜の城。シュヴァルツバルト。深い森。森に迫られながら存在する村。アルブレヒトのおつきが王子を待っている。彼は王子の逢引の手はずを整えている。アルブレヒトは黒いマントに身を包んでやってくる。小屋の中で村人の服装に着替える。ヒラリオンが獲物をかついでくる。彼はどうしてもノックをためらう。一方アルブレヒトは臆せずずんずんジゼルの家をノックしようとする。お付のものがやめさせようとする。アルブレヒトは尊大な貴族の表情に戻ると用事をいいつける。アルブレヒトはノックする。ジゼルは心待ちにしていた。小屋まで行くがいないようなのでしょんぼり下がっていく。振り向くとそこにアルブレヒトが。彼はジゼルの背中を胸でちょこんと押すようにする。「僕をじらさないで」このファーストアクションで悟った。この2人はもう気持ちを確かめ合っている。恋に恋している子供じゃない。もう大人だ。ジゼルは花占いをしだす。不吉な予感に花を投げ出すジゼル。不安を拭い去ろうとするアルブレヒト。コミカルなはずの椅子取りゲームもコミカルに見えない。なんか黒い大きな雲がかかっているのが見えるようだ。二人の運命はもう奈落に向かって走り始めている。ジゼルは踊りを禁じられている。踊りたいのに踊れない!ジゼルはそうして育ってきた。はからずもその願いは死んでからかなえられる。恋人を救うために凄絶な踊りを踊ることになるわけだから。「あなたも踊って!」アルブレヒトをいざなうジゼル。アルブレヒトはジゼルに投げキスをする。3回。次にジゼルのお返しもある。アルブレヒトとジゼルは手を組んで友人たちが一列に並んだ前をジャンプしていく。この時ルグリの右足が信じられないぐらい高く蹴り上げられていてびっくりする。すべてのパに関して気を抜かないルグリさま。なんかおかしい…突然現れてジゼルの心をもてあそんでいる男。ヒラリオンは小屋をチェックする。高級そうな剣を見つける。「この紋章は…!」あのお城の?もしや…貴族たちの一行がやってくる。アルブレヒトは姿を消す。ジゼルはバチルダ姫の衣裳を手に取る。「まあ可愛いわね、あなた」姫は首飾りを与える。「あなたにはいないの?恋人は?」「いますわ。今ご紹介します!」でもアルブレヒトはどこにもいない。姫たちは小屋に入り、人々はいなくなる。ヒラリオンは小屋にかけられた貴族の角笛の紋章を確認する。「間違いない!」ジゼルとアルブレヒトはまた踊りだす。ヒラリオンが二人に割って入る。「この剣は!」騒動にバチルダが出てくる。アルブレヒトは顔に貴族の表情を貼り付けてエスコートする。恭しく手にキスをしたそのとき、ジゼルが乱入する。「何をしてるの!?」意味がわからないジゼル。でもヒラリオンの説明で自分が遊ばれていたことを理解した。でも心は理解していなかった。認めたくない現実、心は壊れてしまった。花占いをしだす。ヒラリオンは自分を責めて、責め続ける。ジゼルは母に抱きつき、アルブレヒトに抱かれ、息絶える。アルブレヒトはヒラリオンを責める。しかしヒラリオンは「お前のせいじゃないか!」アルブレヒトは剣を抜いて追いかける。ヒラリオンは胸を差し出すが、アルブレヒトはとめられる。ジゼルの遺骸を抱こうとするが母が許さない「あっちにいって!」アルブレヒトは人をかき分けて走り去る。第1幕了。第2幕ミルタ。ドゥ・ウィリ。ドゥ・ウィリは2人ともすごく良かったです。ヒラリオンが脅かされるそしてジゼルが亡霊としてよみがえる。突如としてくるくる回り始める。そしていなくなる。アルブレヒトがゆりを抱えて登場する。この時の彼の表情。深い深い悲しみにとらわれている。虚無。何もない。絶望という言葉では足りない、圧倒的な彼の心の闇。何も映していない瞳。しかし彼の眼には見える。いや見たかったのだ。もう一度ジゼルの姿が。ほら!でもつかまえようとしてもつかまえられない。ジゼルは実体じゃない。ところが。だんだん2人は同化してくる。ついにアルブレヒトは空中高くウィリのジゼルを差し上げる。2回。これがほんとにふんわり舞い上がるように上がった。さすがのルグリ。アルブレヒトはジゼルに触れることができた!お互いに左右に飛んで、片足を上げてジャンプ。5番で着地。プリエ。深く上体を折るアルブレヒト。もうこのへんからすごいことになってきた感じ。ぞわぞわと異空間に落ち込む感じ。墓場に自分がいる感じ。体感温度は暑いのに。心は墓場の凍るような冷気に満たされていく。ミルタたちに殺されるヒラリオン。次の獲物が引き出される。アルブレヒト。ジゼルは立ちはだかりかばう。バレエにおいて最も有名なパドドゥの一つであるパドドゥを2人が踊り始める。冷気が濃くなる。身震いがする。ジゼルは踊る。ミルタは言う。「踊りなさい!」ジゼルは踊りによって心を伝えようとする。生きているときはできなかった心からの気持ちをこめたダンスを全身全霊で踊る。そしてアルブレヒトにも命ずる。「踊るのよ!」アルブレヒトはうれしそうにソロを踊りだす。ピルエットから足を後ろにアチチュードにしてそのまま続けて踊るルグリさまお得意のヴィルトオーゾ。トゥールザンレール。アルブレヒトが倒れる。会場中が大喝采に包まれた。この日一番の大喝采。ジゼルを追いかけてアルブレヒトがジャンプする。下手の袖に消える。そしていよいよブリゼのシーンになる。きのう書いたような展開になり、私は現実に引き戻されてしまった。アルブレヒトの断末魔の踊りはすべて右足で繰り返しジャンプしていて痛々しかった。コジョカルの時はアルブレヒトの「救い」「救済」愛の死によってあがなわれた彼の罪(= Redemption)、というものが見えたのだが、もう無理だった。しかし生舞台にアクシデントはつきものだ。ここまですばらしい波長の合うジゼルを見せてくれて実にうれしかった。またこのコンビが見たい。眠りもジゼルも見たんであとはくるみと白鳥しかないですかね…Related Links 東京バレエ団「眠りの森の美女」Day 1 2005年8月16日 東京バレエ団「眠りの森の美女」Day 2 2005年8月18日 ルグリ、コジョカルの「ジゼル」 Part1 2006年8月 ルグリ、コジョカルの「ジゼル」 Part2 2006年8月 ウラジーミル・マラーホフ、吉岡美佳の「ジゼル」 Part1 2004年11月 ウラジーミル・マラーホフ、吉岡美佳の「ジゼル」 Part2 2004年11月
2008年09月17日
東京バレエ団「ジゼル」2008年9月16日五反田ジゼル:小出領子アルブレヒト:マニュエル・ルグリきょうの舞台ではショッキングなことが最後の最後に起こった。何が原因だかわからないが、マニュエル・ルグリが第2幕のソロを踊り終え、嵐のような大喝采を浴びた。その直後、再度アルブレヒトが登場し、ブリゼボレをしながら舞台を横切るあのシーン。ルグリさまは走って出てきて、ミルタに懇願した。あれ?嫌な予感。その後の踊らされるシーン、ルグリ様は全部右足軸でジャンプしていた。どうも左足を痛めてしまったらしい。彼はどうにか舞台を終わらせ、えんえんと長いカーテンコールにこたえた。足が何事もないように振舞っていたが、踊りが終わった後の素の歩きの時は違和感があった。カーテンがしまりかけた瞬間、つった足を伸ばすように左足をつま先立てて伸ばしているのが見えた。何度も何度もカーテンコールが繰り返される。彼は多分痛みに耐えながら笑顔で何度もこたえていた、と思われる。あぁルグリ様。2幕のソロが終わった瞬間まで至高の世界があったのに。小出・ルグリコンビの奇蹟の化学反応は今回も起こった。1幕からは考えられない化学反応が2幕の2人におこっていた。だから悔やまれる。神さまはいじわるだ。
2008年09月16日
ベルリン・ドイツ・オペラ『エイズ基金ガラ・コンサート2006』ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』序曲ドヴォルザーク:歌劇『ルサルカ』~月に寄せる歌(イザベル・バイラクダリアン)ヘンデル:歌劇『アグリッピーナ』~女が男を誘ったなら(マレーナ・エルンマン)チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』~レンスキーのアリア「青春は遠く過ぎ去り」(マリウス・ブレンチウ)ヴェルディ:歌劇『運命の力』~神よ、平和を与えたまえ(ヴィオレタ・ウルマーナ)ワーグナー:歌劇『ローエングリン』~はるかな国へ(クラウス・フロリアン・フォークト)ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』~行け、わが思いよ、金色の翼に乗って(ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団)プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』~ムゼッタのワルツ「私が街を歩くと」(マリア・ヴィルジニア・サヴァスターノ&アンサンブル)ロッシーニ:歌劇『湖上の美人』~ああ私の愛する人が歩く街の壁よ(ダニエラ・バルチェッローナ)ヴェルディ:歌劇『リゴレット』~四重唱「愛する美しい乙女よ」(モイカ・エルドマン、マリーナ・プルデンスカヤ、マリウス・ブレンチウ、ロベルト・デ・カンディア)ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』~彼女は私を愛していない(トーマス・クヴァストフ)R・シュトラウス:歌劇『ナクソス島のアリアドネ』~すべてが清らかな国がある(ソイレ・イソコスキ)スメタナ:喜歌劇『売られた花嫁』~ケチャルとハンスの二重唱(トーマス・クヴァストフ&クラウス・フロリアン・フォークト)ロッシーニ:踊り(ラモン・ヴァルガス)ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』~全てこの世は冗談(全員)[指揮]ローレンス・フォスター[演奏]ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団及び同合唱団[映像監督]ミカエル・ディルマン[収録]2006年11月11日ベルリン・ドイツ・オペラ(約1時間35分)クラシカジャパンで放送
2008年09月15日
Prom 76: The Last Night of the PromsSaturday 13 September 2008 (現地時間)8.00pm - c10.35pm Royal Albert Hall Sir Roger Norrington makes his first Last Night appearanceBeethoven The Creatures of Prometheus - overture (6 mins) Wagner Tannhäuser - 'Wie Todesahnung Dämmrun ... O du, mein holder Abendstern' (Act 3) (5 mins) Puccini Tosca - 'Tre sbirri, Una carrozza' (Act 1, Te Deum) (4 mins) Verdi Falstaff - 'Ehi paggio!... L'onore Ladri!' (Act 1) (5 mins) Beethoven Fantasia in C minor for piano, chorus and orchestra, 'Choral Fantasy' (19 mins) Interval Denza, arr. Rimsky-Korsakov Funiculì, funiculà (3 mins) Trad. arr. Chris Hazell Folk Song Medley: The Turtle Dove (England) Loch Lomond (Scotland) Cariad cyntaf (Wales) Molly Malone (Ireland) (12 mins) (BBC commission: world premiere) Anna Meredith froms (BBC commission: world premiere) (c5 mins) Elgar Pomp and Circumstance March No.1 (8 mins) Vaughan Williams Sea Songs (4 mins) Arne arr. Sargent Rule, Britannia! (4 mins) Parry orch. Elgar Jerusalem (2 mins) The National Anthem (2 mins) Bryn Terfel bass-baritoneHélène Grimaud pianoAnna Leese soprano 1Sophie Bevan soprano 2Cora Burggraaf mezzo-sopranoNathan Vale tenor 1Joshua Ellicott tenor 2Jonathan Lemalu bass-baritoneBBC SingersBBC Symphony ChorusBBC Symphony OrchestraSir Roger Norrington conductor日本時間14日朝4時~1週間はオンデマンドで音声が聴けます。今週末はいよいよラスト・ナイトです!ブリンが出演、レマルも。オペラキャストさんいつもありがとうございます!
2008年09月13日
東京二期会「エフゲニー・オネーギン」 Part2※内容を書いているのでこれから見る方はご注意ください。第2部また休憩中も舞台上で芝居が続いている。シチュエーションは第1部の前の芝居と同じ。掃除する人と指図する人。酔っ払いに編み物、恋人たち、若者。また酔っ払いが叫ぶのも同じなので人々から笑いと拍手が起こる。レンスキーが入ってくる。悲嘆にくれている。白樺に手を置く。彼は詩集を開く。座り込む。メガネをかけてクーダクーダーアリアを歌いだす。どこへいった?これはまるでニールシコフのそっくりさんに変身だ。めがねをかけただけで詩人に見えるから不思議だ。ペイリン候補もめがねで賢く見えるのと同じだ。人々が現れて見ている。高みの見物をしにやってきたのか。哀しげな顔をしているが実は殺し合いが見たかったらしい。またまたオネーギンがぐてんぐでんに酔っ払って登場する。「介添え人はこいつです!」と酔っ払いを指差す。どっかで見た演出に似てるな(笑)。二人の重唱。二人はもう許しあっている。抱き合って和解しようとしている。しかし人々はそれを許さない。人々の輪が縮まり、レンスキーは倒れる。人々はオネーギンを見ている。「お前がやったんだろ?」というように。コンヴィチュニーお得意の、集団が個を抹殺するという図式。この図式は「アイーダ」でも「タンホイザー」でも出てきた。オネーギンは動揺している。人々は亡骸にコートをかけて去っていく。オネーギンは震える手でタバコにライターで火をつける。タバコをふかす。手にはレンスキーの手帳(詩集)をしっかり握っている。ほんとならグレーミン公爵のダンスでかかるはずのポロネーズが演奏される。圧倒的にきらびやかな音楽の中、狂ったようにオネーギンはレンスキーにかぶさった外套を一枚一枚放り投げる。哀しい。彼は最後の彼の顔にかかったコートをそーっとはずす。レンスキーを抱き起こし揺さぶる。「生き返ってくれ!」しかし死んだまま。オネーギンは彼を立たせてホールドしてワルツを踊りだす。そしてレンスキーが力なく倒れると覆いかぶさって嗚咽する。オネーギンがほんとに好きなのは実はレンスキーだったのか?と疑問符が頭をかすめるシーンです。このシーンはコンヴィチュニー演出の白眉でしょう。オネーギンはレンスキーの顔にコートをかける。オネーギンは花道で歌いだす。「亡霊に追われて屋敷を去って放浪した…」グレーミン公爵のパーティ。華やかな客たちが多数舞台上に現れる。しかし!グレーミン公爵とその妻はなんと○○○○○に現れたのだった!ひょえ~これ見えない人もいますよね~?なんとも大胆な演出。さすがコンヴィチュニー。グレーミンは妻を自慢したくてしょうがない。社交界の虚飾を強調するあまり、客たちは鼻白んで帰ってしまう。KYなグレーミンは気づかない。オネーギンに妻を紹介する。「気分が悪いわ」と去っていく彼女にコートをかけ、オネーギンに向かって大きく肩をすくめる。「悪いな…」喜色満面。若く美しい妻が自慢でしょうがないらしい。オネーギンが花道の下手に行くと、舞台上のパーティ客も退出したので誰もいない舞台を見ているかっこうの席の人も多数いた筈だ。一方打ちのめされたオネーギン。タチヤーナが舞台に現れる。タチヤーナはカーテンをずい~と引いていくのだが、このときの眼がすごい!花道にいるオネーギンを食い殺さんばかりの迫力の目線。彼女はオネーギンを死ぬほど憎んでいる。しかし。それは一瞬にして愛に変わる。にらみ合っていた二人はついに激しく抱き合う。タチヤーナ、ここの歌唱もさすがでした!オネーギンをぐうの音も出ないほどこてんぱんにやっつけて。それでも「愛しています」その一言でまた彼をうちのめす。そして最後に彼を拒絶して、手紙を引き裂く、引き裂く、引き裂く…いつまでやってるんだ!終わってもやってたブラヴァ~!オネーギンはさっさとタチヤーナの愛に見切りをつけてずらっと並ぶ歌手たちのカーテンコールの列にすべりこむ。あれっ?いつまでもやっているタチヤーナだけが浮いちゃう。日常と非日常の境目。ここでぐいっと現実に客を押し戻すコンヴィチュニー。タチヤーナが退場し「芝居」が終わる。大拍手。コンヴィチュニーさんが出てきてくれてうれしかった。これは傑作です。オペラの斬新な演出、やっぱカーセンとコンヴィチュニーはほんと知的だわ~Related Linksペーター・コンヴィチュニー新演出「エウゲニー・オネーギン」記事2005年9月 ブラスチラヴァの国立劇場コンヴィチュニー演出「アイーダ」 2008年4月上演コンヴィチュニー演出「タンホイザー」 2007年11月上演コンヴィチュニー演出 二期会「皇帝ティトの慈悲」 2006年4月20~23日 新国立劇場コンヴィチュニー演出「魔笛」 2006年2月上演Konwitschny Index
2008年09月12日
EUGÈNE ONEGIN Music by PYTOR IL’ICH TCHAIKOVSKY12.FRISeptember 2008 At Tokyo Bunkakaikan (Japan)Conductor: Alexander ANISSIMOV Regie: Peter KONWITSCHNY Set Disigner&Costume: Johannes LEIACKER Lighting Designer: KITAMURA, Takashi Chorus Master: MORIGUCHI, Shinji Assistant Stage Directors: Verena GRAUBNER and SAWADA, Yasuko Language coach: YAMASHITA, Kenji Stage Manager: KOIZUMI, Hiroshi Production Director: TATARA, Michio CAST Madame Larina,YODA, ASAKOTatyana TSUYAMA, MegumiOlga, TAMURA, Yukie Flipyevna, MURAMATSU, Keiko Eugène(Yevgeny) Onegin KURODA, HiroshiVladimir Lensky, HIGUCHI, Tatsuya Prince Gremin, SATÔ, Yasuhiro A Captain/Zaretsky HATAKEYAMA, ShigeruMonsieur Triqet IGARASHI, OsamuOrchestra: Tokyo Symphony OrchestraChorus: Nikikai Chorus Group東京二期会「エフゲニー・オネーギン」2008年9月12日(金) 東京・上野 東京文化会館指揮: アレクサンドル・アニシモフ 演出: ペーター・コンヴィチュニー 美術: ヨハネス・ライアカー 照明: 喜多村 貴 合唱指揮: 森口真司 演出助手: ヴェレーナ・グラウブナー澤田康子 原語指導: 山下健二 舞台監督: 幸泉浩司 公演監督: 多田羅迪夫 ラーリナ 与田 朝子 タチアーナ 津山 恵 オルガ 田村由貴絵フィリピエーヴナ 村松 桂子エフゲニー・オネーギン 黒田 博 ウラジーミル・レンスキー 樋口達哉グレーミン公爵 佐藤泰弘 隊長/ザレツキー 畠山 茂 トリケ 五十嵐 修 +++コンヴィチュニーには「良いコンヴィチュニー」と「悪いコンヴィチュニー」がある。これは良い方だった!すばらしい演出だった。コンヴィチュニーの「アイーダ」を先日見たときは、もう二度とコンヴィチュニー演出は見るもんかと思ったが、見てよかった~先日のウィーン国立歌劇場との共同製作の東京のオペラの森よりぜんぜん演出は良かった。Simonはこの演出で演じるべきだ。コンヴィチュニーは嫌悪感をもよおさせるほどねじ曲げてしまうことが多いが、これはそこまでいってないのだ。だから納得感がある。影絵のような物語が生き生きと語られる。おもしろかった!ほとんどコメディはいっているのも彼の演出の特徴。笑える~のに誰も笑わない。カーテンコールでお約束のブーはあったけど、ごく少数だった。コンヴィチュニーも満面の笑みで歌手を讃えまくっていた。超ご機嫌だった。彼の演出に見事にこたえた主役のタチヤーナ、津山 恵はすごく良かった。大喝采を浴びていた。レンスキーの樋口達哉も良かった。※ここから内容を書きますのでこれから見る方はご注意ください。コンヴィチュニーの構成では第1幕と2幕が続いて演じられる。もう芝居は始まっている。舞台の上ではえんえんと人々が編み物をしたり、掃除をしたり、泥酔したり、恋を語らったりしている。酔っ払いががああ~と叫ぶとし~んとなりオーケストラが音あわせしだす。この感じがおかしくてもう最初から笑える~!指揮者が入ってくる。人々は酔っ払いを連れ出す。姉妹2人が歌うがまるで子供みたいに見える。奥様とお手伝いさんの歌唱はさすがの貫禄。農民たちの歌に、明るいオルガは反応して喜びまくる。人々が鏡張りの壁を開いて入ってくる。農民ではなく黒い労働者風衣裳。人々は「疲れた」と歌い、まるで女主人を威嚇するように近づいてくる。しかし最後の瞬間に酒をつきだす。緊張が解ける。オルガとラーリナ夫人は踊りだす。人々は大きな白樺を立てる。オネーギンとレンスキーのやってくる気配に大騒ぎになる女たち。このへんの緊張感、音楽がさすがです。大階段の上から現れる2人。帰ろうとするオネーギンを引き止めるレンスキー。オネーギンとレンスキーと姉妹2人は、4人の重唱になる。オネーギンは酒を取り出す。喜ぶオルガ。4人は並んで腰掛け、オネーギンが酒を注ぐ。2人で歌う部分も4人でいっしょにかけているままで歌う。これがうまい!と思った。オルガはレンスキーはもうどうでもよく、金持ちのハンサムなオネーギンに夢中になっている。レンスキーは一方的に燃え上がってオルガに歌いかけるがオルガは上の空。オネーギンがタチヤーナに話しかける。オネーギンとタチヤーナが立ち上がると、レンスキーはオルガの隣に座りなおす。「愛しているんだ!オルガ」美しい歌唱。オルガはまだオニエーギンを見ている。レンスキーはコートで彼女の目線を遮る。(笑)。でもオルガは「お酒お代わり!」とねだる。サービスするレンスキー。最後にレンスキーに覆いかぶさるオルガ。でも彼女はままごとのようにしか思っていない。母とフィリピエーヴナはわざと彼女たちに静かに近づいて驚かす。帰りそうになるオニエーギンを無理やり押しとどめる彼女たち。フィリピエーヴナはぐいっと隠していた酒の小瓶をらっぱ飲み。すぐに次。タチヤーナは興奮している。タチヤーナの部屋は汚く本が積み上げられている。そこが彼女の世界。しかし彼女は今恋に燃え上がっている。ここでのカーテンの使い方が実に印象的。あとの伏線になっている。フィリピエーヴナのスカートの裾をつかむ(笑)。お話をせがむがまったく聞いていない。しまいにはフィリピエーヴナは「聞いてるんですか!」と地声でどなる(笑)。タチヤーナは恋文をしたためる。大きな紙に大きな文字。必要以上にでかい!ポスターみたいだ。この手紙は重要な役割を担っていく。このせいでレンスキーは死ぬのだ。オーケストラの前にしつらえられた花道。そこを歩きながら歌うタチヤーナの歌唱はほんとにすばらしく、アリアが終わると大拍手が起こった。夜明け。光がさしこむ。牧童の笛が聞こえる。タチヤーナはフィリピエーヴナに手紙を託す。すぐに次!なんと農園のシーンは、朝帰りの水商売の女たちの合唱に変わっていた!しかも連れてきたのはあのオニエーギン。ぐてんぐてんに酔っていて、女を両脇に抱えている。大幻滅したタチヤーナは身の置き所がない。そのオネーギンはタチヤーナの部屋にやってきた。タチヤーナは本を読む振りをするが本がぶるぶる震える。「手紙をくれましたね?」ふるふるふるふる(違う違う)タチヤーナは本で顔を隠し、首を振る(笑)。オネーギンは手紙をタチヤーナの読んでいる本にさしこむ。水商売の女たちは振られた彼女に同情の眼を向けながら去っていく。オネーギンは立ち去るわけでなく、白樺の木に寄りかかって自己嫌悪に陥っている。すぐに次!人々が乱入しパーティが始まる。主役は冠をかぶったタチヤーナ。これはコンヴィチュニー演出「タンホイザー」でエリーザベトが被っていた金色の冠に重なる。偽りの王女。道化。讃えられているが実は馬鹿にされている。タチヤーナは翻弄される。手に持った手紙を皆が見ようとする。オネーギンはタチヤーナをかばうように踊りだすがタチヤーナは彼を突き飛ばす。人々は「結婚するのね!」「あんな男と!かわいそうに!」オネーギンに手紙を押し付けて愚弄する。噂に嫌気がさしたオネーギンは立ち去ろうとするが。レンスキーとオルガに押しとどめられる。人々はいっせいに踊りだし、いっせいに倒れる。まるで「こうもり」みたい。すごい迫力。そこにムシュートリケが現れる。これがまたすごい。おかま。いやらしいフランス人。タチヤーナを讃えるようで手紙を読もうとする。トリケはオネーギンも愚弄する。オネーギンはオルガと踊っている。人々は椅子取りゲームをし始めて楽しそうに遊ぶ。これもおもしろい~椅子取りゲームをしていたレンスキーがついに切れる。オネーギンをなじる。レンスキーはラーリナ家で愛を知ったのに…とせつせつと歌う。オルガは子供でまったくわかっていない。オネーギンとレンスキーは口汚い罵りあいになる。怒って出て行くオネーギンの演技がすごい。重なっている椅子を蹴り飛ばし、投げ飛ばし、大暴れして出て行く。かっこい~レンスキーも蹴っ飛ばして出て行くタチヤーナは無残に落ちた手紙を拾う。ここでやっと第一部が終わり、休憩になる。
2008年09月12日
REVIEWROH Don GiovanniGuardian-Wednesday September 10 2008 ROH Don GiovanniTimes OnlineSeptember 9, 2008Don Giovanni at Covent Garden +++Telegraph11/09/2008Bryn Terfel: why I nearly fled the Last Night ***Sir Simon Rattle and BPOIndependentProms 64 +++Bourne's Dorian GrayGuardian-Tuesday September 09 2008 Repainting the critical picture of Dorian GrayPicturesWilde at heart: Matthew Bourne's Dorian Gray (7 pictures)Another viewPhotographer Stephen Kearney on Dorian Gray
2008年09月11日
アンナ・ネトレプコ 男児出産。 Soprano Anna Netrebko gives birth to baby boy +++Real Player の設定を変更し、やっとまともに聴けるようになったので、BBCのSimon KeenlysideのIn Tuneを聴いたSardanapalusさまのおかげです。それでねえ、SimonはSimonでもSir Simon のBPO Proms 64 and 65これが…Sep 2-3のコンサートなのでぎりぎり聴けたのだTristan!涙出ます。これは。うちのめされてしまつた。ブラームスもヨーロッパコンサートで1番を聴いていたので今度は3番。2番は生で聴いた。今回のブラームスチクルスもトリスタンも行けないので。BBC Proms 2008Prom 64: Berliner PhilharmonikerProm 65: Berliner Philharmoniker
2008年09月08日
ちゃむさん、ありがとう~~いちおう貼っておきますLivespireLivespire UKオペラ@Cinema「グラインドボーン音楽祭&ロイヤル・オペラ・ハウス」プレミア上映会さてMETのほうは…METライブビューイング(まだ未定)MET LIVE in HD+++BBC Radio3Opera on 3 2008-09こちらはオペラキャストさん、Bravissimiさんからの情報BBCのRealPlayerなぜかうまく録れないんですよね~***大野さん凱旋!!Bunkamura大野和士指揮フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団オペラコンチェルタンテ マスネ:歌劇「ウェルテル」公演日程: 2009年11月 +++フランス国立フィル来日情報についてはデセイのサイトにもフランス国立フィルのサイトにも載っていない。***オペラキャストさんの情報のおかげです!今週ペーザロロッシーニフェスの「マホメット2世」再放送されます。フランチェスコ・メーリです!RTBF Musiq37 Sept 200820:00 現地Opéra : Festival de Pesaro 2008Gioacchino ROSSINI. Cesare della Valle. - Maometto II. Francesco Meli, ténor, Paolo Erisso, Marina Rebeka, soprano, Anna, Daniela Barcellona, mezzo-soprano, Calbo, Enrico Iviglia, ténor, Condulmiero, Michele Pertusi, basse, Maometto II, Cosimo Panozzo, ténor, Selimo, Choeur de chambre de Prague (Directeur : Lubomír Mátl)Orchestre Haydn de Bolzano et TrentoCond.: Gustav Kuhn. **+今晩?これもフランチェスコ・メーリ!(フェントン)、フォードはテジエ。France MusiqueSamedi 06 Septembre 200819:05 現地時間Concert donné le 19 juin 2008 au Théâtre des Champs-Elysées à ParisGiuseppe Verdi FalstaffAlessandro Corbelli : FalstaffAnna-Caterina Antonacci : Alice FordFrancesco Meli : FentonAmel Brahim-Djelloul : NanettaEnrico Facini : Docteur CaïusFederico Sacchi : PistolaMarie-Nicole Lemieux : Mrs QuicklyLudovic Tézier : FordPatrizio Saudelli : BardolfoCaitlin Hulcup : Meg PageChoeur du Théâtre des Champs-ElyséesOrchestre de ParisDirection : Alain Altinoglu+++グリゴーロさんのドン・カルロもあります。Radio Suisse Romande1900-(現地時間)samedi 06 septembre 2008Opéra de Genève Un enregistrement du 26 juin 2008 au Grand Théâtre de GenèveGiuseppe Verdi: Don Carlos, Version italienneOrlin Anastassov, Philippe II, roi d'EspagneVittorio Grigolo, Don CarlosAnthony Michaels-Moore, Rodrigue, marquis de PosaKristinn Sigmundsson, le Grand InquisiteurNicolas Testé, un moineMichele Capalbo, Elisabeth de ValoisSylvie Brunet, la Princesse EboliTeodora Gheorghiu, ThibaultSvetlana Doneva, la Voix du cielOrchestre de la Suisse RomandeChoeur du Grand ThéâtreDirection musicale: Nicola LuisottiDirection: Ching-Lien WuPrésentation: Paul-André Demierre+++同時間帯にビリャゾンのグノーのロミジュリもあるんだよねえ~ザルツ2008年8月 ミハイル・ペトレンコも出てる。ザイフェルトのシスコのタンホイザーもある。いやいや百花繚乱?
2008年09月05日
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