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昨日の記事は不十分な点が多かったので、少し書き加えたいと思います。脳に取り込まれた知覚データに基づき、生命調節機能(ホメオスタシス調節機能)として「情動」が働き、体が自動的に反応します。これは、情動的行動であり、無意識的な部分です。そして、この情動的行動が、体が硬直したり、心拍数が上がったり、といったものであれば否定的な感情を抱き、また、体がリラックスするような反応であれば肯定的な感情を抱きます。そして、「自ら動く」ことへとつながっていきます。ここで難しい点は、人間が動くための段階は、「情動的行動(無意識的)」→「感情(無意識的)」→「感情(意識的)」→「論理(意識的)」→「意識的行動」であるという点です。そして、大切なことは、自分の情動に気づくことです。続く。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修人気ブログランキングに参加しています。
2006.08.01
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人間は理屈だけでは動かないと言うお話をしました。では、何によって人間は動かされているのでしょうか?最近の脳科学では、「情動」によって動いている、と言う説があります。身近なことを例に挙げて考えてみると、思い当たる節はたくさんあると思います。瞬時に拒否反応、防衛反応が働くことは多いですよね。この例が正しいか分かりませんが、ゴキブリを見たときに、なぜゴキブリが嫌いか、ということを瞬時に考えることはないでしょう。むしろ、過去に親が拒否反応を示しているのを見た、動きが気持ち悪いと聞いた、ぬるぬるしていて気持ち悪かった、などと過去の経験に基づいて反応しています。こうして過去の経験に基づき、個人個人の「情動」は築きあげられます。そしてその反応は、瞬時に行動として表れます。ビクッとしてしまう、遠ざかる、冷や汗が出る、しかめっ面になる、心臓が早くなる、呼吸が浅くなる、など。自分の行動を分析してみると、自分の思わぬ感情、考え方に気付くかもしれません。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修人気ブログランキングに参加しています。
2006.07.31
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我々は、まず考えてから行動を起こしていると思いがちです。しかし、最新の脳科学では、人間は考えるよりも先に行動しているというのです。つまり、人間は考え方を変えて行動変容を起こそうとしますが、考え方を変える前に行動を変える必要があるのではないでしょうか?行動が変わることによって、自分の知覚情報も変わります。そして、その知覚情報を、過去の経験に基づいて人間は意味づけします。そして、意味づけされた知覚情報は脳にプログラムされ、言動のパターン化が起こります。自分にとって肯定的な反応を得たいのであれば、行動を変える事が大切なのです。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修人気ブログランキングに参加しています。
2006.07.29
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先日テレビで、仏像を作る職人の方が取り上げられていました。そこで職人の方は、「作品には作った人の心が反映される」といったことをおっしゃっていました。そして今日は100円ショップで粘土を購入してきて、人の上半身を作ってみました。完成した時には、ずっと何分もの間作品を見つめてしまいました。あまりの完成度の高さに・・・(?)しかし、自分のどのような心情が反映しているのか分かりませんでした。強いて言うならば、作品の顔が細長いので、自分の顔も細長くなってほしいのかな、というぐらいです。しかし、ものづくりに対する姿勢、普段周りの人がしている表情など、手をとめて考えてしまいました。普段しないことをして、普段考えないようなことを考えて、普段と違う自分と向き合うことは、新しい発見が多くて楽しく、これからも同じような機会を設けたいと思いました。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修人気ブログランキングに参加しています。
2006.07.28
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今日は、ある企業の面接に行ってきました。一生懸命お話したんですが、あまり興味を持ってくれなかったみたいです。恐らく落ちたとは思いますが、面接官の方の表情や空気で不合格を察知できてしまったことが悲しかったです。ところで、面接の順番を待つ間隣の青年と話していました。みんな緊張して黙って待っているところで、ちょっと話しただけですが、とても親しみをもてました。同じような環境で、同じような信念の下、同じような行動をとっているということに共感したからでしょうか?また、彼の話はとても刺激的でした。自分の好きなことに打ち込んでいる彼は、いい意味で自信がみなぎっていてかっこよかったです。ほんの少しの時間で人をこれだけ魅了した彼は、たくさんの魅力的な要素を身につけているんだろうな、と思ったと同時に、私もこんな魅力的な人間になりたいと思いました。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修人気ブログランキングに参加しています。
2006.07.27
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ようやく試験が終わりました。ほとんど寝れない日が続き、昨日はこれでもかというぐらい寝てしまいました。さて、しばらく試験に集中していたわけですが、その試験が上手くいったかというと・・・とても上手くいきました。試験中にもかかわらず勉強に集中できないことが今までは多かったのですが、今回は本当に試験に集中することができました。その集中力を手助けしてくれていたのは、試験前に書いたちょっとしたビジョンだと思います。時間の都合上、あまり長くは書かなかったのですが、試験終了後の私がどのような状態になっていたいか想像してビジョンを書き、それを机の前に張っていました。集中力が途切れた時は読み直してモチベーションを上げていました。机の前に格言などを張ることは昔からやっていたのですが、まったく効果が違うことに驚きました。昔の自分は、張ることに満足していたのかもしれません。しかし今回は、時間を割いてビジョンを書いて本当によかったと感じています。ここまで効果が違うとは・・・。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修人気ブログランキングに参加しています。
2006.07.26
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「日本の欧米化」といった時、この“欧米”とは一般的に米国とヨーロッパのことを同時に指す時に使います。しかし、アメリカとヨーロッパを同時に指す割には、資本主義のシステムには大きな違いがあります。アメリカの資本主義は、成長や効率を最優先する成長至上主義であり、また、市場原理主義的です。市場原理とは本来、競争重視のため、弱肉強食の論理を内包しており、貧富の差をますます拡大していくものだといえます。対してヨーロッパ型の資本主義は、福祉重視、社会性重視といった特徴を持っています。ゆとりや思いやりのある社会を作り、貧富の差を締め、治安のよい状態を維持しようというのがヨーロッパ型資本主義だといえます。日本は現在、福祉重視にシフトしているものの、極めてアメリカ型資本主義に近いといえます。しかし、果たしてこのままでいいのかという疑問が今投げかけられています。アメリカを参考にしているばかりではなく、もっと欧州を参考にするべきなのではないか。また、欧州のように、国情・歴史にあった独自の資本主義を構築すべきではないか、といった意見も出てきています。果たして日本の資本主義システムは如何に変化していくのでしょうか。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修人気ブログランキングに参加しています。
2006.07.15
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とうとう学校の試験が本格的に始まります。1,2年と履修の登録で手違いがあったり、大丈夫だろうと余裕をかましていたがために単位を落としてしまった講義が多数ありました。そのため、友人と単位数で大きく差をあけられてしまい、予定では自分のやりたいことに集中できる3年であったはずなのに、学校だけで忙しい毎日でした。3年の後期には就職活動が待っています。だから、後期にはすべての単位を取ることは難しいと考えています。そのため、前期でできるだけ多くの単位を取っておかなければなりません。そしてその前期のテストが始まります。1,2年で失敗してしまった分、今年の前期は完全に学校に集中してきました。授業に臨む姿勢も大きく変わり、講義を楽しむことができました。そして、その結果が問われようとしています。いくら授業を楽しめたからといっても、単位が取れるわけではありません。単位を取るかとらないかという試験の世界では、結果がすべてです。今まで頑張ってきたことを試験にぶつけ、残り少ない大学生活で少しでも自分がやりたいことができるように努力しようと思います。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修人気ブログランキングに参加しています。
2006.07.13
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今日は学校の就職説明会に参加してきました。就職活動が本格的に始まるのは10月頃で、忙しくなるまでにどういったことをしておくべきかというお話がありました。職業研究、インターンシップ、単位の修得、といったことが挙げられていましたが、私は特に職業研究が必要だと考えています。本当にやりたい仕事を見つけるには、多くに業種について学べるようアンテナを張っておかなければなりません。新聞やテレビなどでも学ぶことはできますし、さらには身近な小さなことにも目を配りたいと思っています。例えば、私は最近ヘッドホンを購入しました。そのヘッドホンは某有名企業の製品ですが、有名といってもその企業が他にどのような製品を作っているか、どのような方法で販売しているか、といったことはまったくといっていいほど説明できません。そうした小さなことにも気を留め、研究の努力を惜しまないようにしなければならないと感じています。そうした努力を惜しまず、多くの企業について学び、自分のやりたい事を見つけようと、改めて強く感じました。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修人気ブログランキングに参加しています。
2006.07.11
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今日は、ハートネットの石川正樹先生のワークショップに参加してきました。その中で学んだことを1つ。弟子入りして学んだことの多くをこのブログで書いてきましたが、その知識は現実の世界で使わなければ意味がありません。使うとは、身につけることです。身につけるためには、筋肉を使わなければなりません。「脳の機能の出力(生産性)は、筋肉でしか表せない」(養老 孟司)のです。簡単に説明すると、知識を司るのは大脳です。対して、筋肉を司るのは小脳です。大切なことは、大脳と小脳をリンクさせ、さらにパターン化するのです。つまり、知識を得れば、自らの筋肉を利用してその知識を使うということをパターン化させるのです。それには、常日頃から心がけること、思うこと、意識することが大切です。日々訓練することです。プラックティス、プラックティス、プラックティス!!■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修人気ブログランキングに参加しています。
2006.07.09
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前回、インターンシップの説明会に参加したお話をしました。その説明会には多数のベンチャー企業が参加していましたが、長い歴史のある大企業は参加していませんでした。そのためか、説明会の中では、“大企業にこだわるな”ということが強く言われていました。突然ですが、私は愛媛県の私立の中高一貫校に通っていました。中四国では一応有名な進学校として通っていると思います。志望大学を考える時に、「将来絶対に~になりたい」という気持ちを持って大学を選ぶ人は少なかったと思います。むしろ、有名な大学にいっていれば、大学中にやりたい仕事が見つかった時に、就職活動で有利に働くだろうという考えや、ブランドで志望大学を選んでいた人の方が多かったと思います。そして、進学校であるほど大学名にこだわる傾向は強いと思います。学校としても、有名な大学に進学している生徒が多ければ多いほど学校の宣伝にもなります。東京大学合格者数上位ランキングなどで高校の名前が上位に位置すれば、宣伝効果は抜群です。そのため、教師も志望校を決定する面談などにおいて、生徒に有名校を勧めることは多いと思います。また、そのような中高一貫校に子供を入学させる親も、有名校や医学部などにこだわる傾向は少なからず強いと思います。そうした環境の中で育った子供は、自分では意識していないかもしれませんが、名前やブランドにこだわる傾向が強いでしょう。そしてその傾向は、志望大学を選ぶ時だけではなく、就職先を選ぶ時にも現れるでしょう。私は、必ずしもそれらを否定するわけではありません。ブランドがあるというのは、大きなメリットであることに違いありません。しかしその前に、本当に自分がやりたいのは何か、自分と一生懸命向き合ってでる結論を重視することの方が大切だと思っています。私も、もっともっと自分と向き合って、悩める時に思いっきり悩んでおこうと思います。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修人気ブログランキングに参加しています。
2006.07.07
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現在、夏休みに参加したいと思っているインターンシップのエントリーシートを作成しています。エントリーシートなるものを作成するのは初めてで、どのように書けばいいのか分からず四苦八苦しています。このエントリーシートを提出し、振り落とされたあとに一次面接、それからまた振り落とされたあとに二次面接があるようです。試験やレポートの立て込んでいる時期に組み込んでくるのはなかなか大変なものがありますが、それはみんな一緒。何よりも将来にいかすことができるであろう経験を見過ごしたくはない反面、目の前に迫っている試験を落としたくはないという気持ちも存在しています。現在私はコンサルタント系の勉強を進めていますが、果たしてそれが何よりも一番したい仕事か分からない。現在進めているエントリーシートは、コンサルタント系の企業ではありませんが、就職前に多くの仕事について学び、その中でも最も自分のやりたい仕事を見つけたい。大学3年という時間のある時期に視野を広げておくことは、将来的に必ず役に立つと信じています。少し説明会に参加しただけでも大きな心境の変化があったぐらいですから、これから多くの経験を積むことでさらに自分と向かい合い、自分を探っていきたいと思っています。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修人気ブログランキングに参加しています。
2006.07.04
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昨日、両国で開かれたインターンシップの説明会に参加してきました。多くの企業が参加されており、その中で就職に望むにあたっての姿勢、特にビジョンを持つことの重要性などがお話しされました。大企業にいくべきか、それとも、本当に自分がやりたいと思えることができる小さな企業にいくか、そういったお話もよくされていました。大企業のメリットは、社会保障や安定、知名度などが挙げられると思います。対して、小さな企業のメリットは、大企業の中では任せてもらえないような仕事ができる、自分の存在価値が認められやすい、といったことが挙げられると思います。この説明会に参加したことで、大企業のブランド力に踊らされ、その企業が何をやっているかもよくわからないまま就職活動に臨む、といった人の数は大幅に減少したことと思います。結論として、本当に自分がやりたいと思う仕事にできる職場に行け、というメッセージを強く受けました。しかし、何よりもこの説明会で感じることができたことは、私がお世話になっているハートネットの石川正樹先生の偉大さでした。目的を明確にしてから就職活動に望むべきだ、というのが大きなメッセージとして感じましたが、それは何よりも、「ビジョン」を持つことの重要性に他なりません。他にも、無意識を利用すること、ビジョン・ミッション・アプローチ(現在を基準にして目的に向かって戦略を立てていく)など、まさしく石川正樹先生に教えていただいたことに他なりませんでした。昨日の説明会では、ビジョンを持てということを強くお話しする企業の方は多かったですが、ビジョンをどのように創造するかをお話してくれた方は一人もいませんでした。多くの面で昨日は、ハートネットの石川先生の下で勉強させていただいていることのありがたみを実感した一日でした。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修人気ブログランキングに参加しています。
2006.07.03
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長い間お休みしてしまいすみません。試験、レポート、風邪などが続き、毎日は書けない状態だったので、書く事をあきらめている状態でした。また、内容の濃いものを書くには時間がかかり、1つのテーマに関して何日にも分けて書いてきたので、毎日連続して書かなければならないという気負いがあり、毎日書けない時にはあきらめていました。しかし、少しスタンスを変えて、書ける時には少しずつでも書いていこうと思います。
2006.07.02
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長い間お休みしてしまい申し訳ありません。私がブログをお休みしている間にワールドカップが始まりましたね。私は今まで、どちらかというとあまりサッカーには興味がない部類でした。日本代表の試合ぐらいは見るが、外国の有名な選手などはあまり知りませんでした。しかし、今回は4年に1度のワールドカップがせっかく開催されるのだから、外国の選手なども覚えて、また新聞の記事なども熟読して楽しんでいます。また、2002年のワールドカップが日本でも開催され大いに盛り上がりましたが、私は浪人中で寮で生活していたため、試合はほとんど見ることができず、また、浪人していなければ会場に直接足を運びたかったのですがそれも不可能でした。その鬱憤を晴らすかのように、現在はワールドカップを楽しんでいます。日本はオーストラリアに勝つことが1次リーグ突破の鍵だといわれてきましたが、その試合に1-3で敗れ、多くの批判を集めました。ジーコ監督の采配がだめだ、DFが守っていれば、決定力がない、などの文字が新聞には並びました。私も試合中の小野の投入には疑問を持ちましたが、試合が終わり、時間がたって冷静に考えてみると、ジーコ監督も選手時代から日本に尽くし、この4年間が日本代表のために一生懸命頑張ってくれた。日本代表選手も、暑さでばてたかもしれないが、サボったわけではないし、ましてや負けようとして負けたわけでもない。中田選手がよくインタビューで述べていたことではありますが、「結果がすべて」だということです。結果が満足のいくものであれば、ここまで批判されることもなかったでしょう。あくまでも、内容は2の次であって、結果が求められる世界です。受験も同様でした。1年間の勉強の過程は問われず、本番での結果のみが問われる。日本対オーストラリア戦を見て、改めて勝負の世界の厳しさを学びました。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.06.20
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人間の特徴としてよく挙げられることは、コトバを使うということです。他の生き物とは異なり、人間はコトバを使って伝達、コミュニケーションを行います。人間以外の動物は、本能的に音声記号といった伝達手段を用いますが、コトバはこれとは大きく異なっています。それゆえ、昨日述べたように、コトバを使うことによって相手を受け止め、理解し、営業という場においては効果的に商談を進めることが可能となるのです。つまり、人間的であるとは、言語を持っているということなのです。さらに、思考、創造といった人間的な活動を支えているものはコトバです。こうした文化活動を支え、かつ継続し、発展させていくためには、言語を学び続けていくことです。そういった意味では、人間は生涯言語を学び続けていかなければなりません。また、人間的であるということを重視し、大切にすることは、言語を大切にすることと同義です。それゆえ、対話、コミュニケーションを行うことによって相互を理解し合い、関係を深めていくことができます。また、こうしたコミュニケーションを行い、相手のコトバを聞きながら自分自身の言語を用いることによって、自らの思考を確認し、自分自身を再認識することが可能となります。参照東京大学名誉教授 今道友信「人間会議」2003年夏号■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.06.08
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今日は、営業という場において、「お客様の使った言葉を使う」事に関してお話したいと思います。上では「営業」に限定して言っていますが、実際にはこれは対人コミュニケーションにおいては、常に大切になってくる事柄です。まず、効果的に商談を進めたいと思った時に、お客様の言葉を使うことが重要です。では、なぜお客様が使った言葉を使うことが重要になってくるのでしょう?というのも、人間は自分の言葉に自分自身を投影しているのです。自分の発する言葉の中には、自分自身が大いに反映されているのです。つまり言ってしまえば、言葉が自分自身を表している、とも言えます。したがって、お客様の言葉を使う(相手の言葉を使う)ということは、相手を受け入れているということを表現する手段となります。簡単に言うと、「この人は私の話を聞いてくれているな」「私の話をよく理解してくれているな」と相手は思うのです。「自分は受け入れられているんだ」と思うことにより親近感が湧き、商談という場においては、セールスパーソンに有利に働きます。つまり、肯定的な反応を得られやすくなるのです。普段の生活においても、相手に親近感を抱いてほしいのであれば、積極的に相手の言葉を使うことです。セールスパーソンの方は特に、普段から取り組んでみてください。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.06.07
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プレゼンテーションにおいては、論理的な表現力が求められます。論理的に話さなければ、聞いている人に納得してもらうことは難しくなります。具体的に、論理的でない話の展開を例に挙げてみたいと思います。例えば、「~~をすることが必要です」「~~をしなければなりません」と主張してばかりだとしたら、その論拠を説明せずに主張ばかり話していても、それは説得力に欠け、納得してもらえません。つまり、主張を裏付ける根拠が大切なのです。根拠を提示することによって相手は理解しやすくなり、納得しやすくなるのです。こうした根拠を提示する場合において、論理的な話題の展開が必要となります。言い換えれば、言葉と言葉の関連性を重視した話し方が重要となってくるのです。単語そのものも重要ですが、その前後を結びつける、関連させる言葉というのも重要な働きをします。コトバとコトバを結びつけるコトバにも注目してみてはどうでしょう。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.06.06
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では今日からプレゼンテーションについてお話していきたいと思います。まずプレゼンテーションにおいてポイントとなるのは、「ワンセンテンス=ワンミーニング」です。一つ一つの文章に意味を持たせること。一見それた話題について話していたとしても、それが本題につながる布石になったりするのであれば、それは意味を持った文章だったといえるでしょう。逆に、まったく話す必要のないことを話す必要はありません。これはプレゼンテーションにおけるポイントですから、相手に伝えたいことを明確に伝える必要があります。そして、センテンスを短くすることも大切です。センテンスを極端に長くしてしまって、相手に伝えたいことが伝わりにくくなってしまうよりも、短いセンテンスにして、伝えたいことをはっきりと伝えた方がいいです。次のポイントとして、「接続詞を使って話す」ことが挙げられます。接続詞を使わなければ、前後の文章のつながりが分かりにくくなってしまいます。適した接続詞を使うことによって、論理的な文章に聞こえます。プレゼンテーションという相手に自分の伝えたいことを明確に伝える場においては、論理的である必要があります。具体的には、「なぜならば」と言えば、次に理由がくることが分かるので、聞いている側も理由を伝えられるのだと心構えができてから聞くので聞きやすくなり、伝わりやすくなります。「例えば」「したがって」といった接続詞も同様です。また、交渉や営業などの対面コミュニケーションにおいては、「相手の言葉を使って話す」ことが重要となってきます。というのも、相手の言葉には感情やニーズなどが隠されています。こうした言葉をよく聴き使うことが大切です。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.06.05
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現在大学3年生の私は、ゼミナールに参加しています。私が参加しているゼミナールは簡単に言うと、ある特定の分野に関してグループで研究し、プレゼンテーションして議論をしています。パワーポイントを使ってプレゼンテーションを行うのですが、そのパワーポイントの使い方も人それぞれ違いますし、また発表の仕方も人によって大きく違います。話したいことのほとんどをパワーポイントに書いていて、長々と文章を書いていてまとまっていないものもあれば、要点のみを書いているもの。プリントに書かれた文章を音読してばかりの人もいれば、プリントを持たずにすべて頭に入っていることを発表している人もいます。どのようなプレゼンテーションが相手に伝わりやすいのか。聞く側の立場に立ったプレゼンテーションを行う必要があります。次回からは、そのプレゼンテーション・スキルについてお話していきたいと思います。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.06.02
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これまで「当事者意識」についてお話して来ましたが、この「当事者意識」、つまり「自分のこととして捉える」ことによって、どのようなメリットが得られるのでしょうか。簡単に言ってしまうと、“ほっとする”のです。軸がぶれず、他人に影響されにくくなり、自分のことを明確に把握できているため、安心できるのです。自分のことと捉えながらも他人事のように捉えていると、「自分は~~するべきなんだろうか、しかし他人のことだから自分は~~する必要はないかな?」といった具合に、自分のやるべきこと、方向性を見失い、不安に駆られてしまうのです。不安に駆られることもなく、安心して仕事をすることができると、さらにメリットが発生します。というのも、楽に、楽しく仕事に取り組むことができるのです。常に不安に駆られながらビジネスに取り組むことを考えると、楽に、楽しくビジネスに取り組めることによって得られるメリットというのは大きいですよね。やる気が湧きますし、モチベーションが高まります。また、生産性も向上して、ビジネスの結果もついてくるでしょう。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.06.01
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普段何気なく過ごしている時には、無意識的に当事者意識を強く持っていると思います。「早くご飯を食べたい」「明日のサッカー親善試合 日本対ドイツは録画してみるべきか、それとも生で見るべきか」といった具合に、すべて自分中心で、言ってしまえば自己中心的です。しかし、ビジネスの現場において、強く当事者意識を持つことができているでしょうか。例えば、中途半端なマニュアル中心のサービスをしている時はどうでしょう。恐らくマニュアルの多くは、「お客様を大切にすること」を挙げていることと思います。これが徹底されており、自らがお客様に貢献したいという意思を強く持っていれば問題はありません。しかし、中途半端にマニュアルを強制され、自分の中に落としこめていなければ、自分のポジションは不明確になってしまいます。というのは、お客様を中心に考えなければならないのならば、お客様の立場になったサービスを提供しなければならない。しかし、これが中途半端に強制されているため、自分中心的な考え方も多く共存してしまう。お客様にメリットを実感していただくことを最優先すべきなのに、自分のメリットを最優先してしまう。こういったときに、サービスを提供する側としてのポジションは不明確になってしまいます。また、大学生である私もよくわかるのですが、中途半端なとき、迷っている時などは、自分の中に“自分A”と“自分B”が存在していることもしばしばです。人間である以上迷うことは仕方のないことだと思います。しかし、ビジョンがはっきりしていれば迷うことも少なくなるはずです。自分のポジションを明確にすること、このことが生産性を向上させ、成果を極大化するのに必要なことだと私は考えます。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.05.30
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ビジネスに限らず何に関してもいえますが、主体性、当事者意識を持って行動することによってやりがいや達成感を得ることができます。そしてそのやりがいや達成感を得られると、さらにそれらを得たいと考え、自らが動き出します。主体性、当事者意識を持つとは、「今取り組んでいるビジネスをしているのは、自分自身なんだ」という意識を持つことだといえます。当事者意識を持つことは、業績成果を極大化するために非常に重要なポイントとなります。というのは、当事者意識をもてないことによって、ビジネスを他人事と考え、自分から分離(デソシエート)してしまいます。つまり、自分とは関係がない、第三者的な感覚で捉えてしまうのです。自分と関係がないと考えてしまうことによって、自らが動き出そうとしなくなります。そして、自らが動かないために、やりがいや達成感を得ることができません。また、自らが動かなければ望ましい業績成果が得られるはずありません。「自分は何のために存在しているのか」「自分の使命は何か」これがはっきりすると、自ら動き出すようになるのです。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.05.29
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セールスパーソンが営業の現場で発揮する営業力とはどのようなものでしょうか?それは、お客様にセールスパーソン自身、つまり人間を売る力であるといえます。お客様には、セールスパーソンを通じて、そのセールスパーソンが所属している組織の商品を購入していただく。組織の信頼性とセールスパーソン自身によって、「この組織は信頼できる」「このセールスパーソンから商品を購入したい」「この人になら任せられる」というようにお客様に思っていただく必要があります。それによってお客様に商品、サービス、アイディア、提案事項、ソリューションを買っていただくことができるのです。“営業力を向上させる”というときに把握しておかなければならない本質は、セールスパーソン自身が自分を磨かなければならないということです。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.05.25
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今日は、学習障害を引き起こす原因として、「階段の飛び越し」を取り上げます。「階段の飛び越し」というと、急いでいる時に階段を一段飛ばして上ったりしますよね!?実際の「階段の飛び越し」は、少々こける確率が高くなるぐらいかもしれませんが、勉強における「階段の飛び越し」は致命的です。勉強における「階段の飛び越し」について、例を挙げて考えてみたいと思います。小さな子供が一桁の足し算を勉強したとします。習い終えたばかりの子供に、今度は図形の面積を求めるよう要求したとするとどうでしょう?引き算、掛け算、割り算、図形の面積の公式などを習っていないので図形の面積を求めることは不可能です。このように、一歩一歩着実にステップを踏んでいかなければ、効果的な勉強は望めません。勉強をする時には、急に難しいことに手をつけるのではなく、少しずつ高度なことを学んでいくことが大切です。では、一歩一歩ステップを登ろうとしているときに、次のステップが上れない時を考えて見ましょう。勉強をしていて、難しくて先に進めなくなることはよくあることだと思います。このときは、一つステップを踏み外しているに違いありません。ここで一つ覚えておいてほしいことは、難しいと感じたところが実際に難しいのではなく、その前のステップを踏んでいないから難しいと感じるのです。後ろを振り返り、踏み外していたステップを着実に登ることで、その次のステップは簡単になるはずです。完全に理解するまで、飛ばしてしまったステップを学習すること、これが学習障害を乗り越えるポイントです。「階段の飛び越し」という障害を打破する一番良い方法は、難しいと感じ始める前の段階に立ち戻り、そこをもう一度学習しなおすことです。参考文献 学び方がわかる本 L.ロン・ハーバード■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.05.24
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今日は、学習障害を引き起こす原因として“「実体」がない”ことを取り上げます。「実体」がないとは、自分が今学ぼうとしている対象に関して、その対象とするもの自体、あるいはその対象の代わりが務まる物がないことを指します。例えば、猫に関して研究していると仮定します。猫について研究するのであれば、身近に猫が存在している方が研究が進むのが当然です。しかし、猫を身近におかず文字やコトバだけで研究を進めようとしても、何を研究しているのか対象がはっきりせず、退屈した気分になってしまいます。勉強の対象となるもの自体、あるいはその対象の代わりが務まる物が在れば、退屈することもなく、勉強することが楽しくなります。小学校の数学の授業では、鉛筆やボールの個数を実際に数えたり、画用紙に絵を描いてそれらを代用したりしていました。また、中学、高校の化学の授業などで実際に実験などがあると、退屈させられず、楽しく授業を受けることができたと思います。実際に「実体」を持つこと、または「実体」の代わりになるものを持つことが、学習障害を乗り越える一つの鍵です。「実体」を実際に見る事が一番の解決方法であることはいうまでもありません。しかし、そうもいかないこともあります。そのような場合には、絵や写真で代用したり、小物を集めてきて代用したり、さらには粘土でデモンストレーションする方法などもあります。デモンストレーションする時のポイントは、ラベルなどを貼り、いつでも対象をはっきり表しておくことです。勉強している対象について、常に「実態」をはっきりさせておくことが学習障害を乗り越えるポイントなのです。参考文献 学び方がわかる本 L.ロン・ハーバード■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.05.23
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では今日は、昨日お話ししていた続きで、「誤解語」の障害を乗り越えるために必要なことについて述べて生きたいと思います。当然のことといえますが、単語の意味を調べることが重要です。「誤解語」を見過ごしたあとは気分が悪くなるものです。「誤解語」がすぐにどれだか分かればいいですが、分からない場合はその「誤解語」を見つけなければなりません。「誤解語」を見つけるためには、難しいと感じ始める前、つまりまったく問題ないと感じていた箇所まで戻る必要があります。そして、難しいと感じ始めた箇所を見つけなければなりません。「誤解語」は、分からなくなった直前の箇所にあることがほとんどです。そしてこの「誤解語」は、難しい単語とは限りません。自分が正しいと思っている単語の意味、つまり簡単だと思っている単語の意味も調べる必要があります。単語の意味を辞書で調べるのはもちろんですが、さらに理解を深めるためには、その単語を使って例文を作ることです。また、単語を調べる時には、まず初めに勉強している箇所に合う意味を調べ、その後違う意味についても調べなければなりません。こうして多くの意味を知っておくことが重要です。また、辞書にその単語の由来や成り立ちが乗っている場合には、それを学ぶことが重要です。そうすることによってその単語の意味は関連付けられ忘れにくくなります。単語の意味を理解したら再び勉強し始めることができます。誤解語があった箇所、つまり自分が難しいと感じ始める直前に戻って勉強を再開します。そうすることによって勉強は進み、すべてが理解できるようになるはずです。参考文献 学び方がわかる本 L.ロン・ハーバード■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.05.22
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本を読んだり、人から話を聞いたりして学んだことを、実際自分で利用することができていますか?せっかく学んだことを実際に使うことができないのはよくあることです。このように使えないのにはいくつかの理由がありますが、主な理由は「学習障害」にあります。「学習障害」とは、学びを妨げる壁だと思ってください。今日からは、その「学習障害」が発生する理由と解決方法についてお話していきたいと思います。今日は、「学習障害」の発生理由として「誤解語」を取り上げます。「誤解語」とは、読んだり聞いたりした単語の意味を勘違いして理解しているコトバのことです。学習障害は、単語の意味を知らなかったり、勘違いしていたりして「誤解語」が生じてしまうことによって引き起こされます。このような「誤解語」が生じてしまうと、学んだことを実際に使うことが難しくなってしまいます。ではなぜこのような「誤解語」が生じてしまうのでしょう?それは、言葉の意味の解釈を誤ったり、まったく知らないからです。言葉の意味の解釈にはいろいろあります。まったく違った意味に解釈してしまったり、正しい意味に近いが間違っている意味に解釈したり、文章で使われている用法に合わない解釈をしてしまったり、いくつかの意味を持つ単語にもかかわらず一つの意味しか知らない、などがあります。「誤解語」をほったらかしにしておくとくたびれた感じになってしまい、終いには意味がよくわからなくなってしまって勉強するのも嫌になってきます。こんな状態で勉強を続けても、ただ単に情報を記憶するだけで、勉強したものを実際に使うということは難しくなります。では次回は、その障害を乗り越えるために何をしなければならないか、についてみていきたいと思います。参考文献 学び方がわかる本 L.ロン・ハーバード■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.05.21
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現在月曜日の9時からフジテレビで「トップキャスター」というドラマをしています。ドラマの内容は良く知らないのですが、新聞では主役の天海祐希の台詞が取り上げられていました。その台詞は次のようなものでした。「何を目指しているかも分からない人に未来なんてあるはずないじゃない」要するに、ビジョンを持てっていうことですよね。ビジョンをもち、それに向かって今を生きる。それが自分にとって望ましい状態を作り上げるのに欠かせないことなんですよね。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.05.19
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この間ここで紹介した「ビジョンレポート」を、私も読ませていただきました。まずはじめに思ったことは、「こんなに内容の濃いものを無料レポートとして配ってしまっていいの?」ということでした。私は、ハートネットにお世話になると決まって初日にビジョンを創造し、また、ビジョン創造ワークショップにも参加させていただきました。このときに先生がお話されていたことがとてもきれいにまとめられており、この2回のワークショップでメモを取ったことと、私の頭の中の記憶がきれいに整理されたものを配布していただいた気分です。この無料レポートが永久保存版になることは間違いありません!!「ビジョンとはそもそもなんなのか」ビジョンというと、漠然と「夢」とか、「目標」という風に捉えがちです。しかしこのレポートでは、そうした漠然とした思い込みを解決してくれて、「ビジョンとは何か」が明確に捉えることができます。「ビジョンがなぜ重要なのか」ビジョンがどういったものか分かったところで、なぜそれが重要なのかわからなければビジョンを創造しようとは思いませんよね?“ビジョンを作ったらやる気が出るんでしょ?”という声が聞こえてきそうですが、では何故やる気が出るんでしょう?こうした根本的な問題を解決してくれているので、「目標を立てて、やる気を掻き立てろ!!」とだけ書いているような本とは違って、説得力が違います。今日学校で友人とビジョンについて話す機会がありました。その友人は次のようなことを言っていました。「ビジョンを作ってやる気を出しても、長続きしないからなぁ~」これは、ビジョンとはどういったものなのか理解していない発言です。長続きしないのはなぜか?ではどうやったら長続きさせることができるのか?こうした問題も根本的に解決してくれます。しかし正直なところ、「長続きが~~~」といった次元では収まらない変革を起こしてくれるのが、このビジョンレポートです。自分の生き方そのものを見つめなおすことができるツールであることは間違いありません。無料なのが信じられない・・・。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.05.18
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私は学校で、「メディアと人間社会」という授業をとっています。今日の授業では、ゲストスピーカーの方が講演に来てくださり、インターネットの仕組みから個人情報保護法に関連してお話をしてくれました。現在P2Pソフトによって個人情報がネット上に流出するという事件がたくさん発生しています。起業の顧客名簿が流出したり、警察の捜査資料が流出したりと、起きてはならない事件が次から次へと発生しています。代表的なP2Pソフトとしては、Winny,Shareなどが挙げられます。これらのソフトによって動画や音楽が著作権を無視して出回っていること事態問題ではありますが、そうしたソフトを会社のパソコンで利用したり、重要度の高いファイルが保存されているフォルダを共有したりと、危機管理の欠如によってこのような事件に拍車をかけていることは間違いありません。こうしたソフトを利用するのであれば、最低でも自分しか害を被らないような利用をしてもらいたいものです。しかし、私的な意見ではありますが、こうしたP2Pソフトが普及した背景には、i-podの普及が大きく貢献したことは間違いないと考えています。i-podが普及することによってMP3,AACファイルといった音楽ファイルの需要者が急激に増え、そうしたファイルを無料で手に入れることのできるP2Pソフトの利用者が急激に増えた。こうしたP2Pソフトの情報はネット上に限らず、口込みでも大きく広がったものと思います。授業中の発言や、私の経験上からも、i-podが普及し始めてからP2Pソフトに関連した話題が多く聞かれるようになったことは事実です。こうしてi-podで無料の音楽を聴きたいがために、パソコン初心者がP2Pソフトの原理をよく把握しないまま乱用したことが、個人情報の流出に拍車をかけたことは間違いない、と私は考えます。こうした問題がいつおさまるのかは大きな疑問です。監視やセキュリティを高めても、それを乗り越えるようなソフトがまた誕生するでしょう。こうしたいたちごっこが続き、また、危険性を理解しても使用をやめない利用者も後を絶たない。問題が解決される日は来るのでしょうか・・・。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.05.17
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今日は「経済原論」という授業の中で、“政策によって商品に価格の上限を設けること”によってもたらされる影響について考えました。このことを簡単に説明すると、需要と供給がつりあう均衡価格よりも低いところに価格の上限を設けると、買い手にとっては値段が下がったのがうれしい反面、値段が下がることによって供給量も減少するはずなので、今までその商品を買うことができていたのに買えなくなってしまう人が出てくる。(あくまで理論上の話ですが・・・)私が授業で使っている「マンキュー経済学(1(ミクロ編))第2版」では、価格に上限を設けることによってもたらされる弊害が強調して書かれている。自由な市場競争に任せていれば、理論的には均衡価格が出てくるわけだが、それを政府の政策によって価格に上限を設けることは、需要量と供給量にギャップを生み、買い手の中に買える者と買えない者という差が発生する。しかし実際はどうなのだろうか?上の話はあくまでも理論的な話なので、実際の競争の中では売り手は、政策によって定められた価格上限で今までの供給量を維持しようと奮闘するのではなかろうか?また買い手も、政策によって設けられた価格上限を最初は、価格が低くなったといって喜び、需要も増加するだろうが、そのうちにその価格が当たり前となり、需要量は減少するのではなかろうか?そして最終的には、政策によって設けられた価格上限が均衡価格になるということはないのだろうか。つまり簡単に言ってしまえば、「マンキュー経済学(1(ミクロ編))第2版」で述べているように、価格上限を設けることは弊害を及ぼすので、自由な市場競争に任せるべきだ、とは一概に言えるのだろうか。そんな疑問をマンキューに投げかけてみた一日でした。マンキュー経済学(1(ミクロ編))第2版■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.05.16
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今日はサッカー日本代表の発表がありましたね。サプライズがあるかどうか話題になっていましたが、サプライズありましたね。なんと言っても巻選手!!これには驚きました。記者会見場の記者たちも驚いていましたね。可能性は低いだろうといわれながらも、猛烈にアピールしていて、私みたいな素人もワールドカップで巻選手を見てみたいと思っていました。その願いがかなってうれしいです。あのパワフルで貪欲なプレーで点を取ってほしいです。しかし、落選したのが久保選手とは・・・。「タカハラ、オオグロ・・・」といった瞬間、もしや久保選手落選かと思いましたが・・・。これまで代表に大きく貢献していた久保選手を落として巻選手をとったというのは、恐らく現在コンディションがいい方という考えだったんでしょうね。久保選手の分も頑張ってほしいですね。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修新しくブログ開設しました。主に映画に関してです。このブログの管理人はどんな人間なのかな、と思った人はどうぞ。たまには映画でも見ようかな、という人もどうぞ。↓↓↓↓『人を動かす~それでいいのか、大学生!?~』人気ブログランキングに参加しています。
2006.05.15
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これまでに、ビジョンに関するお話を何度かしてきました。しかし私の説明は曖昧で、的確なものではありませんでした。しかし数日前、私がお世話になっているハートネットの石川正樹先生、森顕一先生がビジョンについてのレポートを発行されました。私はビジョン創造のワークショップに参加させていただきましたが、そのワークショップで教えていただいたことが濃縮されているレポートになっています。そもそもビジョンとはどういうものなのか?どのようにしてビジョンを作成すればいいのか?ビジョンを作成することによってどのようなことが得られるのか?そうした疑問にお答えしたレポートになっています。ビジョンを創造するなら早い方がいい!!と私は考えています。特にこのブログを見てくれている同年代の方々に言いたいのですが、若いうちからこのような情報、知識を得ることができるというのは幸せなことだと思います。是非このレポートを読んで、自分のビジョンを作ってもらいたい!!そしてその感想とか聞かせてくれたらうれしいです。■売上をあげたいときには・・・営業研修、営業コンサルティング プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにハート・ネット■石川正樹ドットコムNLP、ビジネスNLP、NLPコーチング、営業研修人気ブログランキングに参加しています。
2006.05.14
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サッカーの日本代表選手23人が15日に発表になるようです。しかしこの代表争いというのは熾烈なものですね。毎回代表に選ばれているにもかかわらず、海外組みが入ってくることによって代表入りが難しくなったり、難しいんじゃないかと思われながらも精一杯監督にアピールしたり。巻選手、佐藤選手らのアピールする姿勢は、見ているものの心をひきつけるものだと感じました。しかし、これだけワールドカップに出場する23人を選ぶことが話題になったことはあったのでしょうか?私はサッカーに関してあまり詳しくないのですが、これだけ話題になるというのはそれだけ実力が拮抗してきたということでしょうか?あまりサッカーには興味を持っていなかった私も、今回は誰が代表に選ばれるか楽しみです。また、少々話題が変わってしまうのですが、イチロー選手がWBCの大会で大きな変貌を遂げたことが大きくメディアで取り上げられ話題になりました。ある新聞で、中田選手もイチロー選手のような変貌を遂げるべきだという記事が載っていました。中田選手がそのように変化すると、大きくメディアで取り上げられることは間違いないでしょう。しかし、イチロー選手のときと比べると、賛否両論だと思います。イチロー選手のパクリだといわれかねない。しかし、個人的には見てみたい気もします。
2006.05.13
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私は大学で、「生命倫理とキリスト教」という授業をとっています。今のところ、現代の生命倫理といったものを中心に抗議がされているのですが、これがなかなか考えさせられる問題ばかりです。今日は「体外受精」と「人工受精」を中心とし、それに関連して「精子バンク」の実態などについて話を聞きました。こうした問題は、ニュースや新聞でも取り上げられてはいますが、実状、実態というのはあまり取り上げられていないような気がします。個人の倫理観に判断を委ねられるからかもしれませんが、今日の講義は考えさせられるものがありました。尊厳死に関するニュースも最近ありましたが、こうした「人の生死」に関する倫理観を求められる問題も最近多いですよね。なかなかじっくり考える機会はありませんでしたが、このような講義という機会を与えられ、自分の倫理観に基づいて考えてみると、“どうしてそのように考えるのだろう”“こうした価値観は何に基づいているのだろう”などと、さらに考えさせられました。
2006.05.12
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「反対・反論・お断り」をされたときに、人はそのメッセージを否定的なものと捉えてしまいます。しかし、この「反対・反論・お断り」のメッセージの中には、肯定的な意味が隠されているのです。人は意味のない発言をしません。発言をする時は、何らかの意図、見えない意味が隠れています。つまり、人が発言をする時には、必ず“肯定的な意図・意味”が隠されているのです。人が否定的な言葉を受け取ったときには、その否定的なメッセージばかりに気が向いてしまいます。そして、その言葉に隠されている肯定的なメッセージに気づくことができません。お客様に「反対・反論・お断り」をされると、その否定的な内容にばかり気が向いてしまい、セールスパーソンはその否定的な内容に反応しがちなのです。しかし重要な事は、その「反対・反論・お断り」の中に隠されている肯定的な意図・意味に目を向け、気づき、反応するべきだ、ということです。例えば、お客様が「その商品は高いんじゃないの?」とおっしゃったとします。このお客様の肯定的なメッセージは、“商品を購入することによって、費用に見合うだけのメリットがあればいいよ!”という意味かもしれません。また、違う例として、お客様が「パソコンの操作が難しいんじゃないの?」とおっしゃったとします。このお客様の肯定的なメッセージは、“パソコンの操作が簡単であればいいよ!”という意味に受け取ることができます。このように一般的には、否定的な内容だなぁ、と感じる言葉も、その肯定的なメッセージを意識することが大事なのではないでしょうか。
2006.05.10
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「反対・反論・お断り」が発生する理由は、大きくわけて次の3つだということができます。1.コストに関するもの(支払い負担)2.不安に関するもの3.リスクに関するものつまり、「反対・反論・お断り」は、これら3つに関しての情報不足、理解、納得ができない、といった理由から発生する、ということができます。そして、これら3つとそれぞれ相対するものがあります。1’. 利益、メリット2’. 支持、支援3’. 保証、補償「反対・反論・お断り」を起こさないためには、これら3つに関してしっかりとお伝えすることが大事です。そして、理解、納得していただくために、“なぜ~~がお客様にとって利益、メリットということができるのか”“なぜ~~が支持、支援ということができるのか”“なぜ~~が保証、補償ということができるのか”その根拠を明確に示しておくことが大切です。
2006.05.08
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我々が「反対・反論・お断り」をするときには、どのような心理が働いているのでしょう?実はこのとき人間というのは、「反対・反論・お断り」をした以上、その「反対・反論・お断り」をした理由を述べなければならない、と考えています。これは皆さんの実生活からも分かることだと思います。ここで、それ以上質問されなければ「反対・反論・お断り」をした理由を述べることはないのですが、効果的に質問することによってお客様は、「反対・反論・お断り」をした理由を答えてしまいます。そして、効果的に質問することによって予想されるお客様の反応は次の3つです。1つ目は、最初に述べたような「反対・反論・お断り」を繰り返すような反応。2つ目は、「反対、反論、お断り」をした本当の理由、本心を打ち明けるような反応。3つ目は、自分でその「反対・反論・お断り」に答え、説明するような反応です。「反対・反論・お断り」をする理由は大きく分けて3つあります。次回はその3つに関してお話します。
2006.05.07
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「反対・反論・お断り」をしていただく時にまず重要なのは、お客様の話を最後まで聞く、ということです。途中で口をはさめばお客様は、「自分の話は聞いてもらえない」と思い、心理的距離が遠くなってしまいます。そのため「あいづち」を多用し、「ラポール」を深める必要があります。次の段階として、質問をすること、が挙げられます。お客様は最初から反論を繰り返すでしょう。そこで重要なのは、質問に答えようとするとお客様は、本当の「反対・反論・お断り」の理由を、そっと口に出してしまうことです。というのは、人間というのは正しくありたいと願っており、つい答えてしまうのです。そして次の段階では、答えていただくことです。セールスパーソンが答えるのではなく、お客様自身に答えていただくように仕向けること。というのは、セールスパーソンのコトバではお客様は受け入れにくいのです。自分の言葉ではないため、拒否反応を示します。お客様自身の言葉で答えていただくことで、自らが納得しやすくなるのです。次の段階では、お知らせをすることです。前段階でお客様に「反対・反論・お断り」に対する答えを聞きだしているので、お客様が必要としている情報、内容がはっきりしているはずです。もっと知りたい情報、内容をお客様自身に答えていただき、それらの情報をお伝えすることが重要です。最後の段階では、念を押すことです。「反対・反論・お断り」が発生していた根本的な理由は解決されたということを確かめることが大切です。念を押してお客様の同意が得られるような確認質問をしなければなりません。なぜ念を押さなければならないかというと、またいろいろな反論が出てくる可能性があるからです。というのも、お客様は、「反対・反論・お断り」を処理されたと感じないからです。また、これらの「反対・反論・お断り」を処理するに当たって一番重要なことは、口論をしないことです。口論になれば、お客様には買っていただく事は出来なくなるからです。
2006.05.05
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「反対・反論・お断り」こそが私はビジネスチャンスだと考えます。というのは、まずはじめに、「反対・反論・お断り」が、お客様にとって「条件が合わない」ということとは異なることが前提です。「条件が合わない」とは、金銭的に難しい、購入の決定権がない、年齢が合わない、などの事を指します。つまり、現実的に商品を買うことができない、ということを指します。「反対・反論・お断り」とは、相手の理解不足から生じるものであり、またもっと知りたいという欲望の表出であるとも考えることができます。つまり、お客様は強く興味を抱いてくださっていると考えるべきで、これはビジネスチャンスだと考えるべきです。これをチャンスと思うことができるか、できないかが、優れたセールスパーソンといえるか否かの境界だと、私は考えます。そして、「反対・反論・お断り」は、お客様の理解不足から生じる“買わない理由”であり、また、便益を実感できていない、情報量が少ない、ということから発生します。ここでは、お客様に便益を実感していただくために、お客様が自分自身で、自分の言葉で答えていただけるように仕向ける必要があります。セールスパーソンが自らお客様に生じるメリットを伝えるのではなく、メリットをお客様の口から聞き出す必要があります。このとき重要なのが「アスク・スキル」です。また、お客様がいう言葉が本当かどうか、すぐに鵜呑みにするのではなく、それを本当かどうか確かめることも必要でしょう。そして、条件が合わなかったとしても、新たに合う条件を模索したり、条件が合う可能性を提案したりすることが大切です。それでも条件があることが皆無であるのならば、すっぱりと引き下がることも大切です。買って頂ける見込みもないのに、必要以上の労力、時間を浪費するのは、お互いにとっていいこともありません。■売上をあげたいときには・・・ ハート・ネット 営業研修、営業コンサルティング■プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにチェンジ&トランスフォーメーション 「こころ」と「かたち」の変革■ビジネスNLP、NLPコーチング石川正樹ドットコム
2006.05.04
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あなたは、「NO」と言いにくい場面でも、はっきりと「NO」と言えますか?私は、典型的な“「NO」と言えない日本人”だと思います。人から頼み事をされれば、嫌な事でも大抵引き受けているような気がします。これは、人から嫌われにくく、「頼れる奴だ」、「私は嫌われてないな」と思ってもらえるメリットがあります。しかし、自分の優先事項があるにもかかわらず、嫌われたくないからといって他人を優先するのでは、自分のことは常に後回しとなってしまいます。営業の場において「NO」といえなければ最悪です。セールスパーソンが自宅を訪ねて来て、まったく必要のない商品を売りつけてきたとしても「NO」といえなければ、いらないものが増えるばかりです。しかしこれは極端な例で、大体新聞の勧誘がきても断るものは断ります。こうした「反対・反論・お断り」の処理をセールスパーソンはどのように受け止めるのでしょうか?断られたら、あぁそうですかといってすぐに身を引く、無理やりにでも買ってもらおうとする、などいろいろな対処の仕方があると思います。私は、この「反対・反論・お断り」の対処の仕方が重要だと思います。次回からは、この「反対・反論・お断り」処理をどのようにするか、どのように対応するか、という技術についてお話していきたいと思います。
2006.05.03
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10年ほど前、「知ってるつもり」というテレビ番組がありました。確か、歴史上の人物について詳しく話す番組だったと思います。我々は、歴史の授業や本などからその人物について知っていると思いがちだが、実際はあまり知らない、ということからこの番組名が付けられたんだと思います。そして、昨日の記事と関連して、「分かったつもり」があります。これは、自分がわかっていないにもかかわらず、その状態に気づいていないことを指します。私の場合を例に挙げて説明したいと思います。私は自己啓発の本が昔から好きでした。読んでいてモチベーションが上がるような気がしていました。気に入ったフレーズなどは紙に書いて机にはり、毎日眺められるようにしました。しかし実際は、モチベーションが上がっていたような気がしていただけであって、それに伴なって自分の行動までが変化したかというと、そうではありませんでした。要するに、その本で学んだことを“自分の中に落とし込めていなかった”のです。これが「分かったつもり」の状態です。この状態では、「分かっていない」ことを分かっていないのです。「分かっている」と思い込んで、安心しているのです。つまりこの状態は、自分に満足して、新しい学びを遅らせる危険性をはらんでいるのです。この状態を打破するためには、他人からの指摘・フィードバックを素直に受け入れ、「分かっていない」状態に気づいたり、“本当に分かっているのか、分かっているのならば何が分かっているのか”というような自問自答が大切です。こうして、「分かったつもり」の状態から脱却し、本当に「分かり」、「変わる」事が大切だと思います。
2006.05.01
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先日、中学、高校時代の友人が就職活動で東京に来ていて、夜私の家に泊まりに来ました。彼は、中学、高校を通してあまり成績の良い方ではなく、先生方にも一目置かれているような存在でした。高校3年生の時に勉強はしていたものの第一志望の大学に不合格で、1年浪人していました。そして、京都大学に合格したと連絡がありました。彼は恐らく浪人中にとても勉強したことと思います。そして今回は、電通の最終面接に残ったとのことでした。電通というと、我々学生の多くが憧れを抱いている企業だと思います。不真面目な頃の彼しか知らない私は、彼と会うのを楽しみに待っていました。そして私の家に来て、夜通し語り合いました。彼は、私の知らない知識を大量に持っていました。企業のこと、著名人のこと、最近のニュースなど。知らない単語がごろごろと出てくるので、私はその度にいろいろと説明してもらいました。すると彼は、とてもわかりやすく、自分の言葉で、具体例や自分の体験を通して話してくれました。新聞を読む時には、わからないことはパソコンで調べながら読んでいて、時間があるときには一日かけて新聞を読むといっていましたが、そのおかげでしょうか、最近のニュースに関してもとてもわかりやすく話してくれました。私は彼と話していて、「変わったなぁ~」と思いました。もちろん、すごくいい意味でです。彼は多くのコトバを学び、それを自分の脳内辞書に蓄えていき、価値観、信念、行動などを変えてきたのだと思います。そして、多くを体験し、多くを実感してきた。私にたくさんのことを話してくれて、自分の頭にあることを言語化したというのは、本当に「分かって」いるからだと思いました。イチロー選手の言葉に次のようなものがあります。「必然のヒットとは、どうしてそこに打てるのか説明できるヒットです。 したがって、偶然のヒットではありません。 観客や評論家には偶然と見えるようです。」このようにイチロー選手は、どうやったらそこに打てるか説明できるからこそ、ボールの打ち方というのを「わかって」いるのだと思います。知識を持っているだけでは、自分の行動というのは変わらないと思いますが、彼は多くを学び「わかった」からこそ変わったのだと思います。“「わかる」とは「かわる」ことだ”という言葉を聞いたことがありますが、まさしく彼は多くのことを「わかり」、「かわった」のだと思いました。
2006.04.30
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今日は、「気づく」ことによって望ましい状態を得るステップについてお話したいと思います。まずはじめに、自分にとって望ましい状態とはどのようなものなのかを考える必要があります。自分は何を欲しているのか、何を成し遂げたいと思っているのか、それをはっきりさせておく必要があります。それがはっきりすると、次のステップとして、「気づく」事が重要です。望ましい状態を達成するために自分には何が足りないのか、何を実践すれば効果的に望ましい状態を得ることができるのか、これらに「気づく」ことが必要です。そして、気づいた内容を意識することが重要です。気づいたことを、自分の言葉で説明することができる、言語化できる、ということが大事です。言葉で解説することができて初めて、内容を意識することができている、ということができます。次に、それを自分のこととして、はっきりと認める必要があります。自分のこととはっきり認知しなければ、他人事として捉え、当事者意識が薄れ、自分の事として受け取れないため、自ら動き出せません。ここでは、気づいた内容から自分は何を受け取ればいいのか、何を受け入れれば効果的なのかを考える必要があります。そして、本質を押さえることです。「気づき」の本質はなんなのか、自分自身ではっきりと認めることができて初めて、自らにとって何が重要なのか、という本質を押さえようとします。そして、最後のステップとして、本質を押さえた行動を起こすことです。何を実践するのが最も効果的で生産性が高いのか、本質を押さえて実践しなければ、生産性は低く、骨折り損となってしまいます。これらのステップを踏む段階におけるポイントは、自問自答することです。こうしたステップを踏み、望ましい状態は効率的に「築く」ことができるのです。
2006.04.29
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機能に引き続き飲み会があり、かなり酔っ払ってはいますが、今日の飲み会に関して少々書きたいと思います。ひとりの友人が、昔の中学時代の話をしていて、私は興味深く聞いていました。「うんうん」「あ~、わかる」「なるほどね」などと、あいづちを多用していました。対して、他の数人の友人は、体を話している友人の方に向け、聞いているものの、あいづちをあまり打っていませんでした。すると、話していた友人は、みんなをそれぞれ均等に見ていたのですが、だんだんと相槌の多さに比例して友人たちを見渡すようになりました。その後話題が変わった時に、先ほど話していた友人は、あいづちを多く打っていた友人たちを中心に笑いかけたり、同調を求めるようになりました。話すということは、イコール聞いて欲しいということだと思います。そして、よく話を聞いてくれていると感じる人に対してよく話しかける。聞く姿勢、相槌の威力を改めて思い知った飲み会でした。
2006.04.28
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今回は「気づく」ということに関して。「気づく」事が重要である、ということはいろいろな本に書かれていることだと思います。「気づく」事によって行動力が出る、といったことは、実生活から、また本などから学んでいることだとは思いますが、今日からは、“なぜ「気づき」が重要なのか”ということを、掘り下げてお話していきたいと思います。まず先に言っておきますと、気づきが重要な理由は、その気づきのレベル(質と深さ)によって、自分が達成したいと思う望ましい状態や成果を得ることに近づくからです。今よりもさらに良い状態、つまり望ましい状態を目指すのであれば、意識、取り組み姿勢、やり方などを改革することが近道だといえます。つまり、簡単に言ってしまえば、意識改革(マインドセット)をすることです。意識改革を実行するにあたって重要なことは、「気づく」ことです。人間は、自分の頭の中にある脳内辞書が基準となっていて、その辞書に対して肯定的なものは受け入れやすいようになっています。対して、否定的なものは受け入れにくいようになっています。また、この脳内辞書は、人間に価値判断を与え、これを基準に行動したり、理解したりしています。この脳内辞書に強いインパクトを与え、書き換えてしまう能力を持っているのが「気づき」です。そして、「気づき」のレベル(質、深さ)が高いほど、脳内辞書に与えるインパクトは大きなものとなります。知識として、観念論的な「気づき」は、レベルの高いものとはいえません。なぜならば、そこに実感が伴なわないからです。現実感や実感が伴なった「気づき」こそが、レベルの高い「気づき」だということができます。こうした「気づき」は、意識変革への大きな材料となります。そして、このような「気づき」を得るためには、多くのことに興味や関心を向けていることが前提となっています。本質に「気づく」事は、人間に大きな影響を与えます。次回は、さらに「気づき」の本質に迫りたいと思います。■売上をあげたいときには・・・ ハート・ネット 営業研修、営業コンサルティング■プロジェクトマネジメント、組織改革、行動変容、意識変革を推進するためにチェンジ&トランスフォーメーション 「こころ」と「かたち」の変革■ビジネスNLP、NLPコーチング石川正樹ドットコム
2006.04.26
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昨日はカウンセリングにおける「聞く」という技術についてお話しました。今日はコーチングにおける「聞く」という技術についてです。昨日述べたように、カウンセリングにおいて「聞く」時に重要なことは、相手の気持ちを受け止めること、言い換えると、相手に寄り添う技術、ということができます。カウンセリングを上のように定義するとするならば、コーチングにおける「聞く」という技術はどのようなものなのでしょうか。それは、問題解決方法を引き出す技術だということができます。つまりコーチングは、対象者が自分の力で解決策を発見し、実行するプロセスを援助するコミュニケーションだということができると思います。コーチングにおいて大切なことは、対象者の“気づき”引き出すことです。自分で思いつくからこそ“気づき”であるし、その時こそ自発的に行動を起こすのです。そういった意味では、コーチングの主な技術は、「アスク・スキル」だということができるでしょう。では次回は、「気づき」に関してお話したいと思います。参照
2006.04.25
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突然ですが、次の詩を読んでみて下さい。「聞いてください」私の話を聞いてくださいと頼むとあなたは助言を始めます。私はそんなことは望んでいないのです。私の話を聞いてくださいと頼むとあなたはその理由について話し始めます。申し訳ないと思いつつ、私は不愉快になってしまいます。私の話を聞いてくださいと頼むとあなたは何とかして私の悩みを解決しなければという気持ちになります。おかしなことに、それは私の気持ちに反するのです。祈ることに慰めを見出す人がいるのはそのためでしょうか。神は無言だからです。助言したり、調整しようとはしません。神は聞くだけで、悩みの解決を私に任せてくれます。だからあなたもどうか黙って私の話を聞いてください。話をしたかったら私が話し終わるまで少しだけ待ってください。そうすれば、私はあなたの話に耳を傾けます。上の詩は、「聞く技術・伝える技術」(菅原裕子)という本から引用してきました。失恋したと友人から電話がかかってくれば、「慰めてあげなければ、元気付けてあげなければ」と思いがちです。相談があるといわれれば、私たちは「何とかしてやりたい」と思いがちです。しかし、痛みを感じている人にとっては、聞いてくれてわかってくれる人がいることと、自分の痛みを話すこと自体が癒しとなるのです。どうすべきかなどの助言は、自分がどう思うかの単なる披露であり、「聞く」という好意に秘められた“あなたに関心がある”というメッセージを断ち切ることになってしまいます。重要なことは、相手の感情を受け止めることで、感情を理解することです。何の評価もされずに「聞いて」もらったという安心感から、人は自ら回復するのです。今回はAさんのことと関連して、カウンセリングにおける「聞く」という技術について説明しましたが、次回はコーチングにおける「聞く」という技術についてお話したいと思います。
2006.04.24
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昨日の友人の失恋に関連して。昨日Aさんから電話がかかってきて話を聞きました。泣いてばかりいてかわいそうでした。簡単に彼のことを忘れることはできない様子でした。恋愛という特別な状況においては、人は物忘れが少ないものです。覚えておきたくないことまではっきりと覚えている。そんな記憶力が勉強においても発揮されればいいのに、と思ったことは数知れません。英単語なんて、何度となく繰り返し覚えてもなかなか覚えられない。覚えたと思っても、ある程度時間が経過してしまったら忘れてしまっている。そこで、人の記憶は時間と共にどのように変化するのでしょうか?ドイツの心理学者、エビングハウスは、無意味なスペルを被験者に覚えてもらい、その記憶が時間とともにどのように変化するのか研究しました。その実験結果は次の通りです。1時間で50%24時間で70%1週間で90%が忘れられてしまう、という結果が出ました。一時間で50%というのは、英単語の勉強しているとなんとなく理解できるのですが、1週間たっても10%も無意味なスペルを覚えている、ということには驚きました。人によっては、「90%も忘れてるの!?」と感じる人、というよりも、そういう方の方が多いかもしれません。覚えておきたくないことはおいといて、覚えておきたいことを覚える、つまり記憶の強化方法をお教えします。1. 記録、メモを取ること(メモ魔になること)2. 1時間以内に繰り返すこと3. 「意味づけ」て記憶すること4. 「興味」を持って取り組むこと、学習は楽しく行うことこの4つです。Aさんの話とはかけ離れてしまいましたが、社会において「記憶」することは大変必要なことです。是非実行して記憶力を向上させたいと思う今日この頃です。
2006.04.23
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