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正義のために 戦は始められ 愛する者のために 人は戦場に向かい 生きるために 引き金を引く 愛する者の明日のために 今日死んで行く者の命を 美しく飾ってはいけない 殺すことも死ぬことも 今日に感謝 生命に乾杯 喜びに喜び 怒りに怒り 哀しみに哀しみ 楽しみに楽しみ いま生きていること 殺すことを忘れ 飢えることを忘れ 渇くことを忘れ 生きていることを忘れ 社会のオキテの中で 仮想現実の中で 飾る言葉が踊っている 生きることは殺すこと でもそれはあなたではなく あなたの知らない誰かでもない
2007.08.19
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温暖化により海水面が上昇し、海抜の低い所は水没してゆき、そこの住民は難民となる。増税や医療負担増や物価上昇で、生活コストは上昇し、低所得層の国民は難民となる。憲法25条によると国民は『最低限度の文化的生活』を保障されるはずだが、どうも『美しい国・日本』では想定されていないようである。生活保護を受けるのは労働の義務を果たさない非国民であり、財政破綻した地方自治体の住民サービスの質の低下は当然であり、医療費の払えない国民が医療サービスを受けられないのは仕方ないことなのだろうか。首都に大企業の本社を集中させ、地方の生産活動で得た利益の税金を、生産活動を行なわない首都で集中して吸い上げる。明治以降あるいはそれ以前から続いてきた一極集中体制は、バブル経済崩壊後も変わることなく、地方の時代という政策スローガンにも影響されていない。首都メガロポリスを支え、そこに依存する国家管理体制を支えるという中央集権体制は、その中に生まれ育った人々に勘違いを起こさせているのだろう。首都を支えているのは地方であり、首都単独では存在できないのだということを忘れてしまっているのだろう。そして首都における収支レベルでの判断を日本全国に適用できると考えているのだろう。それは経済面だけの判断ではなく、あらゆる面での国家政策にも見ることができる。首都は決して地方が目指すべきモデル都市ではなく、地方からの上納金で成り立つ特別地区であることを認識すべきであろう。そして、その特別地区以外の日本全体を基準として国家的政策判断は為されるべきであろう。上場企業正社員と国家公務員それに準じた地方公務員の収支レベルが、日本国民のそれでは無い。いわゆる平均的サラリーマンや公務員の半分にも満たない収入の人々が、多数生活しているのがこの国の現実ではなかろうか。現在の政府与党や中央官僚の判断基準は、その現実を見ていないとしか思えない。憲法の拡大解釈は政治政策の常套手段となってしまっているが、25条もまた有名無実化されて、多くの難民を生み出すことになって行くのだろうか。うわべだけの修正で誤魔化せる段階ではなくなって来ているはずだと思われる。根本的な体制・システムの見直しから、政策判断を行なうことが必要なはずだ。利益の偏在、分配の不公平、社会コストの増加、…国民のための国家システムが再構築されなければ、この国で生きて行くのは更に難しくなって行くのかも知れない。
2007.08.11
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「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」で、憲法違反となる集団自衛権の行使を容認すべきという、御用有識者による想定どおりの意見がまとめられつつある。「日米軍事情報包括保護協定」が締結され、即日発効した。テロ対策特別措置法の延長問題に関して、『軍事同盟国』の米英政府から敏感にコメントが公表され、日本政府からも就任間もない防衛大臣が同盟国アメリカに飛んで行った。インド洋上やイラクで現在自衛隊の行なっている活動は、世界の目から見れば明らかに後方支援という立派な軍事行動であり、日本国内でいかに誤魔化そうとも、『日米軍事同盟』に基づく日本国軍隊による軍事力の行使であろう。日本国憲法を拡大解釈し、圧倒的多数の政府与党のもとで、『勝手に』同盟国に約束してきた軍事行動を、参議院で少数派になったからといって、いまさら反故にするわけにはいかないのであろう。軍事・経済大国である日本の『軍事行動」は、既に世界の軍事体制の中に織り込まれており、力の支配する国際社会から勝手に抜け出すことは、無責任な信頼できない裏切り行為と見なされることになるのだろう。憲法9条の改正は、これまでの政府与党が約束してしまったそれらの『国際公約』をきちんと果たすためには、どうしても行なわなければならない必須要件なのだろう。拡大解釈や時限立法やさまざまな誤魔化しで行なってきた『嘘』を『本当』にしなければ、日本は軍事同盟国の中で生きて行けなくなってしまっているのだろう。その責任は政府与党にあり、騙され続けている国民には無いはずだ。『高度な』政治的判断のもとで国民に真実を知らせず、騙し続けることを選んだのだから、しっかりとその責任を取ってもらいたいものである。国民に理解を求め、支持を求めるならば、真実を明らかにすることが必要だろう。まだこれからも騙し続けてゆく道を選ぶならば、それなりの覚悟を持って政治を行なって欲しいものである。単に圧倒的多数の力に頼って、強引に進めてきた手法は、少なくともこれからしばらくは使えなくなる。時の総理大臣ひとりをスケープゴートにして済まされる問題では無いだろう。民主党もまた、かつての与党党員を多数抱え、なおかつ今後の政権担当をうたうからには、野党としての政治戦略的には効果的な脅しを行なうだろうが、最終的には『国際公約』を反故にすることは行なわない可能性が高い。2大政党制を目指して、修正案を認めさせるということで、テロ特措法の延長を容認することになるのではなかろうか。さて日本の政治は、どこへ行こうとしているのだろうか。果たして国民は、このまま騙され続けていていいのだろうか。防衛省と防衛大臣は、どう動いて行くのだろうか。ちょっと危険な匂いのする暑い夏である。
2007.08.10
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生きる権利、死ぬ権利生きる義務、死ぬ義務権利があるから生きているわけではなく権利があるからと死ぬわけではなく義務があるから生きているわけではなく義務が無くても死んで行く社会システムの権利と義務を振り回して生きることを忘れてしまった人々にシステムを人々の為に取り戻す能力は期待できないのだろうかシステムの中でしか生きられないからシステムの権利と義務に縛られてシステムと共に滅びて行くシステムが維持できないならば死ぬ権利を認めればいい死ぬ義務を定めればいい人々のためのシステムではなくシステムのための人々ならば生きる場所を求め死ぬ場所を求め漂う人々のそれぞれに命がありそれぞれにドラマがあり喜怒哀楽の毎日があるより良く生きる為により良く死ぬために少し考えてみようか
2007.08.04
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