TESTAMENTO

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2007.06.24
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カテゴリ: 滅亡への日記
近代現代の歴史は教えないという社会科の先生がいた。

教科書の記述や常識とされている内容に、為政者の意思が多分に反映されていて、決して教える内容ではないと。

沖縄戦での住民の集団自決に軍の関与があったことを教科書の記述から削除するように、国が指導したという。

イラク戦への自衛隊関与は、憲法改定を待たずに拡大解釈の中で行なわれ、その定めである特別措置法も為政者の都合のよい形で期限延長が決まったという。

現在日本の多数決政治は必ずしも本来の民主主義政治では無いだろう。

そしてその多数決の力を利用して今、為政者が進めていることは、果たして日本国の住民が求めている方向なのだろうか。

軍事力を持つことで一人前の国家になることが、日本の戦後処理の決算であるという意思が強く働いているようだ。

彼らは敗戦国日本の最後の戦後処理を、国家の為すなわち国民の為に命懸けで行なっているようだ。

史実を隠し管理を強化し法解釈を拡大し民主主義三原則を達成しないまま、彼らは何処へ行こうというのだろうか。






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最終更新日  2011.03.23 01:28:10
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